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茶馬古道の旅 中国のティーロードを訪ねて 単行本 – 2010/4/14
竹田 武史
(著)
茶馬古道は、雲南・四川に産するお茶を遙かチベットまで運んだ「茶の道」。茶と馬を中心とした交易の道で、ヒマラヤ山脈が連なり大河に阻まれる悪路を、キャラバンたちが半年近くの時間を費やして行き来してきた。本書は著者が2007年からのべ7ヶ月をかけて現地に入って取材した旅の記録。道のりとともに変化する風景や生き生きとした人々の表情を捉えた写真、熱い思いを秘めながら淡々と語る著者の文章がともに魅力の一冊。
- 本の長さ175ページ
- 言語日本語
- 出版社淡交社
- 発売日2010/4/14
- ISBN-104473036537
- ISBN-13978-4473036537
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登録情報
- 出版社 : 淡交社 (2010/4/14)
- 発売日 : 2010/4/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 175ページ
- ISBN-10 : 4473036537
- ISBN-13 : 978-4473036537
- Amazon 売れ筋ランキング: - 220,290位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,085位旅行ガイド
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一服の茶の中に、とてつもない年月をかけて受け継がれてきた、物語りがあった。読了後、お茶の味わいが変わる本。
2017年11月5日に日本でレビュー済み
『茶馬古道の旅 中国のティーロードを訪ねて』です。
茶馬古道というのは、雲南省南部で採れた茶をチベットのラサへ運び、馬と取引するのが主要ルートで、成都を起点とするルートもあります。
マイナーではありますが、歴史のある交易路です。
その交易路を、著者が実際に旅して取材した記録。
とにかく本書は、写真が豊富です。
見開き2ページに文章による取材記事があったら、次の見開き2ページはカラー写真、といった感じのパターンが多く、ほぼ半分弱くらいは写真といえます。そんな感じなので、文章部分も読みやすいです。コラム、という形で小分けにした説明も良い工夫です。
どこか昔の日本を髣髴とさせる、という著者の感慨と同時に、茶の文化が独特の進化を遂げていったバター茶のチベットへの秘境ルートの風景が融合して、見応えがあります。
名前だけならよく聞くプーアル茶のふるさとはだいたいこの辺りなのかなと思うと、また新たな思いで飲めるかもしれません。★5
茶馬古道というのは、雲南省南部で採れた茶をチベットのラサへ運び、馬と取引するのが主要ルートで、成都を起点とするルートもあります。
マイナーではありますが、歴史のある交易路です。
その交易路を、著者が実際に旅して取材した記録。
とにかく本書は、写真が豊富です。
見開き2ページに文章による取材記事があったら、次の見開き2ページはカラー写真、といった感じのパターンが多く、ほぼ半分弱くらいは写真といえます。そんな感じなので、文章部分も読みやすいです。コラム、という形で小分けにした説明も良い工夫です。
どこか昔の日本を髣髴とさせる、という著者の感慨と同時に、茶の文化が独特の進化を遂げていったバター茶のチベットへの秘境ルートの風景が融合して、見応えがあります。
名前だけならよく聞くプーアル茶のふるさとはだいたいこの辺りなのかなと思うと、また新たな思いで飲めるかもしれません。★5
2010年11月27日に日本でレビュー済み
この写真集は、2006年から2008年まで、足掛け3年延べ7ヶ月に及ぶ「茶馬古道」取材の集大成といえる。
旅の起点である雲南省南部、ベトナム・ラオス・ミャンマーと国境を接する地域は茶の原産地といわれており、今でも原生林には茶の原種が自生している。
中でも哀牢(アイラオ)山脈の密林の奥深くには、「茶樹王」と呼ばれる茶の原種としては最大の樹高25m樹齢2700年の大木があるという。その苔むした大木の写真にみなぎる生命力には圧倒される。
これはまさに茶樹界?の縄文杉である。
茶馬古道は、この雲南省南部からペー族の街大理、玉龍雪山の麓にあるナシ族の街麗江、そして伝説の桃源郷といわれる香格里拉(シャングリラ)や梅里雪山を越え、遥かなるチベット高原を横切り聖都ラサへと通じている。
その道は、アジアを代表する大河でありチベット高原に源を発する、金沙江(長江上流)・メコン川・サルウィン川の源流部を渡り、ヒマラヤへ連なる5〜6千mの山岳地帯を越えて行く長く険しい道のりだ。
チベット人の生活には欠かせないバター茶の茶葉は、ラバの背に揺られて遥か昔からこうしてはるばる運ばれてきたのだ。
雲南省南部で、摘んだ茶葉を持つ少数民族の手のアップに始まり、ラサのセラ寺で僧侶が手にした1杯のバター茶の写真で終わる。その長い旅の過程を、美しい写真を見ながら著者とともに旅した気分に浸れる写真集である。
旅の起点である雲南省南部、ベトナム・ラオス・ミャンマーと国境を接する地域は茶の原産地といわれており、今でも原生林には茶の原種が自生している。
中でも哀牢(アイラオ)山脈の密林の奥深くには、「茶樹王」と呼ばれる茶の原種としては最大の樹高25m樹齢2700年の大木があるという。その苔むした大木の写真にみなぎる生命力には圧倒される。
これはまさに茶樹界?の縄文杉である。
茶馬古道は、この雲南省南部からペー族の街大理、玉龍雪山の麓にあるナシ族の街麗江、そして伝説の桃源郷といわれる香格里拉(シャングリラ)や梅里雪山を越え、遥かなるチベット高原を横切り聖都ラサへと通じている。
その道は、アジアを代表する大河でありチベット高原に源を発する、金沙江(長江上流)・メコン川・サルウィン川の源流部を渡り、ヒマラヤへ連なる5〜6千mの山岳地帯を越えて行く長く険しい道のりだ。
チベット人の生活には欠かせないバター茶の茶葉は、ラバの背に揺られて遥か昔からこうしてはるばる運ばれてきたのだ。
雲南省南部で、摘んだ茶葉を持つ少数民族の手のアップに始まり、ラサのセラ寺で僧侶が手にした1杯のバター茶の写真で終わる。その長い旅の過程を、美しい写真を見ながら著者とともに旅した気分に浸れる写真集である。
2012年11月27日に日本でレビュー済み
最近中国茶に凝っていて、その奥深さに驚嘆しつつ、そのせいで関連の本を色々と読んでいますが、本書は文章はもちろんのこと、特に写真の素晴らしさは他に類を見ないと思った。関連本として19世紀中国がひた隠しにしてきた茶の製法とタネを入手するために、英国人のプラントハンターが中国の奥地に潜入する実話ですが『紅茶スパイ』という本も実に面白いので推薦しておきます。それにしてもお茶のない人生なんて考えられません。
2022年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絶版の書籍を注文当日に手もとにすることができ満足です。
表紙を開けたら著者のサインもあり感激ものでした。
表紙を開けたら著者のサインもあり感激ものでした。