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ブッダは歩むブッダは語る: ほんとうの釈尊の姿そして宗教のあり方を問う 単行本 – 2000/12/1
友岡 雅弥
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社第三文明社
- 発売日2000/12/1
- ISBN-104476032397
- ISBN-13978-4476032390
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ブッダのことばがどのような角度と強度で聴く人や社会に衝撃を与えたかを再現し、ゴータマ・ブッダの出現が果たした歴史的意義・社会的意義をいくつかの視点から見る。『第三文明』連載をまとめる。
登録情報
- 出版社 : 第三文明社 (2000/12/1)
- 発売日 : 2000/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4476032397
- ISBN-13 : 978-4476032390
- Amazon 売れ筋ランキング: - 611,430位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
釈迦は宿業論を説かなかった。宿業で人々を縛りつけるのはよくない事だと著者は書かれている。
2020年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者は知と言葉が振るう権力を批判します。内側からその構造を突破する軽やかさに触れると、いつも浮ついた心が落ち着きます。フーコーが時々、的確なタイミングで出てくるのが大好きです。
2015年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
追随者によって、整理、強化される宗教の一面が、丁寧に示されていく。
「ブッダ『悟り』を捨てる」という章題は、永遠の指導なるものを否定しているようにしか読めないので、
至高の価値を遵奉する第三文明社のちぐはぐぶりは、論語読みの論語知らずと言ったところだろうか。
永遠の指導が成り立つ世界では、言葉は朽ちず、真理が変わることはない。
故に、至高の価値へ肉薄する営みがどれだけ辛いものであったとしても、
いつか辿りつけると信じられる限りは、全てに意味があると自分を納得させられる。
今をすり減らして、いずれ来る時間の前に生きる姿は、ブッダが喝破した執着そのものではないか。
言葉が弁証の作用を終えて、非の打ちどころのない理念になったとき、
人は観念に額ずくのだなと、ここしばらくもやもやとしていた思いが少し晴れた。
冒頭にヴァルター・ベンヤミンの警句が紹介されている。
「夜の中を歩み通すときに助けになるものは、橋でも翼でもなくて、友の足音だ。」
著者の脳裏にこの句が浮かんだ時、いずれ宗教組織の暗闇の中で、友の足音を探すことが予感されたのだろうか。
「ブッダ『悟り』を捨てる」という章題は、永遠の指導なるものを否定しているようにしか読めないので、
至高の価値を遵奉する第三文明社のちぐはぐぶりは、論語読みの論語知らずと言ったところだろうか。
永遠の指導が成り立つ世界では、言葉は朽ちず、真理が変わることはない。
故に、至高の価値へ肉薄する営みがどれだけ辛いものであったとしても、
いつか辿りつけると信じられる限りは、全てに意味があると自分を納得させられる。
今をすり減らして、いずれ来る時間の前に生きる姿は、ブッダが喝破した執着そのものではないか。
言葉が弁証の作用を終えて、非の打ちどころのない理念になったとき、
人は観念に額ずくのだなと、ここしばらくもやもやとしていた思いが少し晴れた。
冒頭にヴァルター・ベンヤミンの警句が紹介されている。
「夜の中を歩み通すときに助けになるものは、橋でも翼でもなくて、友の足音だ。」
著者の脳裏にこの句が浮かんだ時、いずれ宗教組織の暗闇の中で、友の足音を探すことが予感されたのだろうか。
2012年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分かりやすく、釈尊の説いた仏教について書かれてある。友岡氏は学会員なのに、学会が説く輪廻説を釈尊は否定していることを書いているのが興味深い。
2015年4月16日に日本でレビュー済み
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探してた本がみつかって、本当に良かったです。 発送も迅速ですしね。
2014年3月30日に日本でレビュー済み
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いい本なので予備の1冊で購入しました。程度もよくて満足です。
2021年6月4日に日本でレビュー済み
税込み1100円です。スタポ+本の題名でググってみてください
2008年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
<はじめに>にある、“私は仏典を、問題意識としてはフーコーと同じもの、方法としてはデリダの方法を持つものとして、アプローチできるのではないか、と考え始めた(p.3)”という文章に釘付けとなった。フーコーとデリダは「フッサール現象学」を凌駕できないと主張する竹田青嗣に同感だった私は、そのアプローチが気になって読み進んでいた。
本書を読んだ感想は、「問題意識が明確であれば、仏典の読み方がこうも違うのか!」だった。それは、タイでヴィパッサナー瞑想を修行した後、インドで不可触民解放と仏教復興を掲げて40年間戦い続ける佐々井秀麗が“平和でない時に瞑想だけしてたら、闘いに負けてしまいます”と述べる視点を彷彿とさせる。また、山口益が『大乗としての浄土』で述べた“縁起の道理(=悟りの境地)を証得した菩提樹下の仏陀釈尊は小乗の独覚のような段階に過ぎず、四七の三昧(説法すべきかどうかの迷い)及び梵天の勧請を承けて説法を決意してから、縁起の道理を説き始めた鹿野園の仏陀釈尊こそ大乗の如来のような段階である。つまり小乗とか大乗というのは、「独覚⇒勧請⇒如来」と推移した釈尊成道の一ヶ月のある局面を捉えたに過ぎない。”という視点と一致する。
著者が、<7 ブッダ「悟り」を捨てる>で述べる「苦」の真義(p.181)、<8 瞑想の罠>で述べる邪な瞑想(p.188)などは傾聴に値する。
本書を読んだ感想は、「問題意識が明確であれば、仏典の読み方がこうも違うのか!」だった。それは、タイでヴィパッサナー瞑想を修行した後、インドで不可触民解放と仏教復興を掲げて40年間戦い続ける佐々井秀麗が“平和でない時に瞑想だけしてたら、闘いに負けてしまいます”と述べる視点を彷彿とさせる。また、山口益が『大乗としての浄土』で述べた“縁起の道理(=悟りの境地)を証得した菩提樹下の仏陀釈尊は小乗の独覚のような段階に過ぎず、四七の三昧(説法すべきかどうかの迷い)及び梵天の勧請を承けて説法を決意してから、縁起の道理を説き始めた鹿野園の仏陀釈尊こそ大乗の如来のような段階である。つまり小乗とか大乗というのは、「独覚⇒勧請⇒如来」と推移した釈尊成道の一ヶ月のある局面を捉えたに過ぎない。”という視点と一致する。
著者が、<7 ブッダ「悟り」を捨てる>で述べる「苦」の真義(p.181)、<8 瞑想の罠>で述べる邪な瞑想(p.188)などは傾聴に値する。