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投資信託にだまされるな! 本当に正しい投信の使い方 単行本 – 2007/4/6
購入オプションとあわせ買い
日本の投信は問題だらけです。
金融機関で配布されるきれいなパンフレットや
親切そうな営業トークにだまされてはいけません。
人気の投資信託にはプロの仕掛けた巧妙なワナが
たくさん隠されています。
本書では、オールカラーの広告例と豊富な図版を通じて
「投信のワナ」の見破り方を解説し、その後に数少ない
良質な投信の活用方法をやさしく解説しました。
世代別の投信活用事例もついていますので、シニア層から
若者まですべての世代におすすめの一冊です。
(編集担当:加藤)
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2007/4/6
- ISBN-104478000247
- ISBN-13978-4478000243
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商品の説明
著者からのコメント
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2007/4/6)
- 発売日 : 2007/4/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 160ページ
- ISBN-10 : 4478000247
- ISBN-13 : 978-4478000243
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,074,326位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,620位株式投資・投資信託
- - 98,078位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
初心者が読むなら、同じ著者の書いた“はじめての「投資信託」入門”が読みやすいと思います。
まず「前提」は毎月一定額を数十年の長期に渡って積み立てていくことで取得時の金額を平均化すること。(ドルコスト平均法の採用)
それを踏まえた上での購入投資信託の選び方のポイントは
1.購入時の販売手数料がゼロのものを選ぶ
2.信託報酬(毎年、所有し続ける限り掛かる保有コスト)が可能な限り安いものを選ぶ(年間1%未満のもの)
3.信託財産保留金(投信を売却して利益を確定する際に掛かる売却コスト)も可能な限り安いものを選ぶ
4.給料口座から自動で引き落として毎月決まった日にちに定額が積み立てられること
という「コストを最小に抑える」という視点で選別していくことだ。これは投資信託が基本的には「長期保有の商品」であることを考えれば、
期間が長期に及べば及ぶほどにコストは高くなることを考えれば至極妥当なお話である。
そして投資信託のタイプは大きく分けて2種類。
・アクティブ型(市場の平均以上の収益を目指そうというタイプ)
・インデックス型(市場の平均に連動する成績を上げることを目指すタイプ)
そのうちで「インデックスタイプのファンド」を選ぶこと。
この5つの条件が3,000以上あるという投資信託をスクーニングに掛け、絞込み選別するための「基本条件」である。
それを最低限踏まえた上で残った投資信託の中から
・「日本株インデックスファンド」
・「日本債券インデックスファンド」
・「海外株式インデックスファンド」
・「海外債券インデックスファンド」
の4タイプに毎月の5万円を振り分ける金額の割合を決めていくことで自動化システム構築完了です。
後は自分が20代・30代・40代・50代・60代のどの世代になるかで商品の比率を変えていきます。
勿論、若い人ほど積極的かつ攻撃的なリターンの獲得を目指すわけです。
概要としては以上と言うことですが、記載されている銀行や証券口座、さらには実際の投資信託銘柄については
この本の発行が「2007年当時」の情報であることを鑑みて、最新の情報にアップロードするようにしたほうがいいでしょう。
幸いにして「この本の2010年改訂版」が発売されています。
今、購入するならそちらのほうで大丈夫なはずです。
情報が古いという難点はあるものの、投資信託に関する上記戦略の提示だけでも十二分に評価に値します。
★4つで。
1.投資信託の基本的な仕組みを図解入りでやさしく解説しているところ。
2.購入してはいけない商品例も広告の例を示して解説しているところ。
3.おすすめの商品例を年代別、ネット使用の有無別、同一金融機関で購入する場合など
バリエーションに富んだ説明をしているところ。
○悪い点
1,比較として示した外貨預金の為替手数料例において、ネットバンクを考慮していない
ためやたらに高く、誤解を与える。
2.コストを重視しておすすめの商品を紹介しているが、受託銀行の保管管理手数料、有
価証券取引税、委託手数料などを考慮すると割高となる商品がある。これらの信託報
酬以外の手数料の存在やその調べ方を示していない。
3.説明不足が多いため、例えば以前のレビューにあったような、「毎月決算型でも再投
資すれば一年決算型と同等」との誤解を与えやすい。
○結論
初心者が投資信託の仕組みを理解する場合やネット環境下にいない人が投資信託を始める
ための参考資料とするには良いが、ある程度理解している者たちには「?」な点が多い。
実際に投資信託を始めるには、この本だけでは不十分なので、他の書物やネット上の投資
信託の説明サイトでより専門的な知識を得る必要がある。
単純にコストやインデックスなどのわかりやすい投資信託に投資しましょうという感じです。
とてもわかりやすく書かれていると思いますが、すでに投資経験がありある程度の知識がある方には目新しい情報は無いと思います。
これから始めようと思っている方が最初に読むと良いと思います。
投資信託についてほとんど無知だった者として、いい道しるべとなりました。
タイトルの”だまされるな!”とか、1章の”こんな投信は買ってはいけない”と、少々押しの強い本?!との印象も受けましたが、それらの理由を述べた上で、3章以降ではきちんと投資信託を始めるに当たっての入門的な内容が記されています。しかも、具体的にオススメな投資信託銘柄が記されているのが分かりやすい。
出版から2年経った現在となっては、いわゆるバランスファンドがすでにいくつか出回ってたり、手数料が当時より低くなったファンドが出たりと、その辺は調べる必要があると感じますが、基本的な投資信託への考え方は今でも通用する入門書になると思います。
クールダウンさせてくれる一冊。
ただし、一読すれば手元に置いておく必要は無さそう。
そして、日本におけるアクティブファンドが平均的にはインデックスファンドの成績を下回っている現実を指摘し、良質な投資信託と販売運用会社はどのようなものなのか、それをどう活用すればよいのかという点について論述しています。投資信託を買うとなると、多くの人は簡単に銀行・郵便局・証券会社へ行ってしまうようですが、それをする前に一旦読んでおいたほうがいい内容ではないかと思います。
ダイヤモンド社。以前、2006年12月2日刊行の週刊ダイヤモンドの記事『投信の罠』で見事な投資信託批評をやってくれましたが、今回も素晴らしい書籍を出してくれたものだと正直感じました。気になる点としては、広告を用いた批評というのが「金融広告を読め」(吉本佳生氏著作・2005年)と似ているところ、信託報酬以外にかかる隠れコストを含めた検証がなされていないところなどがありますが、それは大きな問題ではないように思えます。