著者の竹川美奈子氏は2007年4月、昨今の日本において積極的に販売されてきた「毎月分配型」「バランス型」「預金とのセット商品」「元本確保型」などといった投資信託の問題点を鋭く指摘し、「金融機関がお薦めする投資信託は買うべきではない」ということと、「インデックスファンドなどといった保有コストが安い投資信託を活用すべきである」と説いた、「投資信託にだまされるな!」という名の書籍を刊行した方です。
その内容はかなり分かりやすいものであり、更にその刊行時期に前後してインデックスファンド・低コストバランスファンドの拡充の動きが見られるなど、正に時流をつかんだ書籍といえるものでした。それゆえ大きな反響を呼び、その本は資産運用関係のベストセラーとなって、竹川氏は雑誌などにも多く姿を見せる方となったようです。
今回の書籍は、その続編という形で出されたものです。
まず第1章では前作の反響の大きさゆえ、それに対して読者から多く寄せられた質問の手紙に答える形をとり、「投資信託に関してありがちな疑問」に対する答えを多く示しています。続く第2章では昨今出てきたセゾンや海外ETFなどを選択肢に含めたうえで、改めてインデックスファンドやそれらの商品をどう活用すればよいかを説き、そして第3章では投資信託にまつわる様々な情報を、どこで探しどう読み解けば良いかを説いています。
私見では、前作において説明不足と感じられた箇所に関して、今回は詳しく解説をしている箇所もあるなど、前作を読んで強い関心を抱いた方には、こちらについてもやはり良く目を通しておいてほしい内容であると感じられました。
対案を多く示した所など、実用面でなかなか優れている内容だと感じましたので、投信を活用した資産形成をしてみたい方には、特にお薦めできるものだと思います。
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投資信託にだまされるな! Q&A―投信の疑問・解決編 単行本 – 2007/12/7
竹川 美奈子
(著)
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【みんなの投信の疑問、まとめて解決します!】
日本の投資信託は謎だらけ。金融機関の都合でゆがめられた広告や解説のせいで、疑問や誤解があふれています。本書では、誰もが気になる投信の疑問を公平な立場からひとつひとつ丁寧に解説します。また、最新のおすすめ投信や世代別・資産別の投資方法も具体的に説明しています。投信に興味があるすべての人におすすめできる1冊です。
ベストセラーの前作『投資信託にだまされるな!』によせられた質問に答えることで、よくある投信の疑問を解決していきます。前作を読んだひとはもちろん、まだ読んでないひとにもおすすめできる一冊です。(編集担当:加藤貞顕)
- 本の長さ154ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2007/12/7
- ISBN-104478003238
- ISBN-13978-4478003237
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商品の説明
著者からのコメント
この本は、「本で、もっと、世界にいいこと」Chabo!(チャボ)への参加書籍です。印税の20%が世界中の被災民・難民への教育・自立支援にあてられます。
著者について
竹川美奈子(たけかわ・みなこ)
大学卒業後、出版社勤務などを経て独立。99年ファイナンシャルプランナー資格取得。 現在は『ダイヤモンドZAi』『ダイヤモンドマネー』(ダイヤモンド社)や『あるじゃん』(リクルート)などマネー雑誌を中心に執筆活動を行う一方、ライフプランセミナーや確定拠出年金セミナーの講師を務める。著書に『投資信託にだまされるな!』(ダイヤモンド社)がある。
大学卒業後、出版社勤務などを経て独立。99年ファイナンシャルプランナー資格取得。 現在は『ダイヤモンドZAi』『ダイヤモンドマネー』(ダイヤモンド社)や『あるじゃん』(リクルート)などマネー雑誌を中心に執筆活動を行う一方、ライフプランセミナーや確定拠出年金セミナーの講師を務める。著書に『投資信託にだまされるな!』(ダイヤモンド社)がある。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2007/12/7)
- 発売日 : 2007/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 154ページ
- ISBN-10 : 4478003238
- ISBN-13 : 978-4478003237
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,243,403位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,093位株式投資・投資信託
- - 107,239位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年12月9日に日本でレビュー済み
2011年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前著「投資信託にだまされるな!」の読者反響で寄せられた疑問点に1つずつ丁寧に回答していくという構成です。
前著をきちんと読み込んで理解していればそもそも「質問しなくてもいい事項」が大半かと思います。
ですが、重ねて読むことで抑えないければならないポイントを復習できるという長所はあります。
むしろ、先にこの本を読んでも内容は前著と同じかそれ以上の知識が身に付くかと思います。
新規に強調したいポイントがあるとすれば
1.投資信託は再分配がなるべくないものを選ぶ。
→これは分配金といっても所詮は「資産の切り崩し」に過ぎないためです。それならば分配金ゼロで投資し続けてくれるほうがよほどいいということ。
2.過去の運用成績はあくまで参考程度
→過去は過去です。これから買い続けていく人にはあくまで参考資料程度の価値しかない。基本的には長期保有の投資ですから1年・3年・5年の運用成績が良くても当てにはなりません。
3.投資信託は販売会社の口座を移すことは基本的に可能
→次回購入時に手数料の安い会社に移すことで費用の節約が可能になる。
4.海外株式や投資信託で為替ヘッジのある・なしを選ぶ際は「為替ヘッジなし」を選択する
→投資対象を分散させることでリスクヘッジしようとしているのに為替ヘッジありを選択しては意味がなくなってしまう。
5.運用期間が「無期限」のものを選ぶこと
→期限を気にせず投資し続けることが出来る
6.純資産が順調に増えているものを選択する
→純資産が少ないと運用に不安があるし、少な過ぎると投信自体が終了してしまうことも考えられる点。
後は投信購入先としてオススメされているのが
・カブドットコム証券
・マネックス証券
・投信スーパーセンター
・フィデリティ証券
・三菱UFJ証券
・楽天証券
等が候補になりますので取り扱い商品や手数料を比較して選択していくといいです。
基本的には前著読んでいる方向けですが、新規での情報もありますしこの本から先に読んでも全然理解できます。
前著と併せて「投資信託の購入スタイル確立」で問題ないかと思います。
前著をきちんと読み込んで理解していればそもそも「質問しなくてもいい事項」が大半かと思います。
ですが、重ねて読むことで抑えないければならないポイントを復習できるという長所はあります。
むしろ、先にこの本を読んでも内容は前著と同じかそれ以上の知識が身に付くかと思います。
新規に強調したいポイントがあるとすれば
1.投資信託は再分配がなるべくないものを選ぶ。
→これは分配金といっても所詮は「資産の切り崩し」に過ぎないためです。それならば分配金ゼロで投資し続けてくれるほうがよほどいいということ。
2.過去の運用成績はあくまで参考程度
→過去は過去です。これから買い続けていく人にはあくまで参考資料程度の価値しかない。基本的には長期保有の投資ですから1年・3年・5年の運用成績が良くても当てにはなりません。
3.投資信託は販売会社の口座を移すことは基本的に可能
→次回購入時に手数料の安い会社に移すことで費用の節約が可能になる。
4.海外株式や投資信託で為替ヘッジのある・なしを選ぶ際は「為替ヘッジなし」を選択する
→投資対象を分散させることでリスクヘッジしようとしているのに為替ヘッジありを選択しては意味がなくなってしまう。
5.運用期間が「無期限」のものを選ぶこと
→期限を気にせず投資し続けることが出来る
6.純資産が順調に増えているものを選択する
→純資産が少ないと運用に不安があるし、少な過ぎると投信自体が終了してしまうことも考えられる点。
後は投信購入先としてオススメされているのが
・カブドットコム証券
・マネックス証券
・投信スーパーセンター
・フィデリティ証券
・三菱UFJ証券
・楽天証券
等が候補になりますので取り扱い商品や手数料を比較して選択していくといいです。
基本的には前著読んでいる方向けですが、新規での情報もありますしこの本から先に読んでも全然理解できます。
前著と併せて「投資信託の購入スタイル確立」で問題ないかと思います。
2020年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本もまた記者から資産運用業界入りして集中的に読んだ投信関連の一冊。
参考になったね!
参考になったね!
2008年4月14日に日本でレビュー済み
全くの初心者ですが、分かりやすく書かれてるので、大まかに投資信託を理解する事ができました。
今、若者や女性に投資にチャレンジする人が増えているそうです。
大事なお金ですもの。
しっかり勉強してから始めたいですね。
Q&Aには、自分も同じように疑問に思っていたことが多く書かれていますので、
大変実用的です。
今、若者や女性に投資にチャレンジする人が増えているそうです。
大事なお金ですもの。
しっかり勉強してから始めたいですね。
Q&Aには、自分も同じように疑問に思っていたことが多く書かれていますので、
大変実用的です。
2013年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすいく初心者向け!!
これ学習し、投信から投資始めたいと思いました。
これ学習し、投信から投資始めたいと思いました。
2016年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
がっちりがっちりしてる印象。 悪くはないけど、管理ができる人には意味がない。
ですが、浪費家や所得の少ない人にはとても向いている。
ですが、浪費家や所得の少ない人にはとても向いている。
2008年6月14日に日本でレビュー済み
内容とは関係ないがレイアウトが素晴らしくよい。
カラーがきれいですし、読む意欲が湧く。
内容はみんなからのQ&Aという事もあり、
自分が必要としていない情報もたくさんあることは
覚悟してください。
私自身疑問に思っていないところへの解説が半分くらいあり、
退屈なページも多かった。
例えば、ネットで投信するのに抵抗あるのですが・・など。
前書がかなり入門者向けであったのに対し、
本書はちょっと踏み込んだ内容になっています。
役にたったなぁと思ったのが、
・ETFの解説と具体的な購入の仕方。(結構紙面割いてます。)
・一つの販売会社に絞ってオススメする
日本株式、海外株式、海外債券三つのインデックスファンドのそろえ方がわかる。
カブドットコムに絞ればこの3つという風に。(前書より詳しく説明されてます。)
・今後さらによい投信が出た場合には、どこから情報を得ればよいのか?
そして、その投信を購入すべきか止めておくべきか、どのように判断すればよいのかについて。
即効性のある実践本であり、そのような本をお探しの方にオススメ致します。
カラーがきれいですし、読む意欲が湧く。
内容はみんなからのQ&Aという事もあり、
自分が必要としていない情報もたくさんあることは
覚悟してください。
私自身疑問に思っていないところへの解説が半分くらいあり、
退屈なページも多かった。
例えば、ネットで投信するのに抵抗あるのですが・・など。
前書がかなり入門者向けであったのに対し、
本書はちょっと踏み込んだ内容になっています。
役にたったなぁと思ったのが、
・ETFの解説と具体的な購入の仕方。(結構紙面割いてます。)
・一つの販売会社に絞ってオススメする
日本株式、海外株式、海外債券三つのインデックスファンドのそろえ方がわかる。
カブドットコムに絞ればこの3つという風に。(前書より詳しく説明されてます。)
・今後さらによい投信が出た場合には、どこから情報を得ればよいのか?
そして、その投信を購入すべきか止めておくべきか、どのように判断すればよいのかについて。
即効性のある実践本であり、そのような本をお探しの方にオススメ致します。
2008年1月1日に日本でレビュー済み
本書はネット環境の有無や幅広い年齢層、など多くの人を対象に書かれているので、記述は
やや平易である。が、具体的なおすすめファンドや証券会社の記載がありその点はあいまいにせずよいと思う。手数料が安いインデックスファンドをメインとするパッシブ投資を勧める
著者には賛同したい。全体的に初級者向きの記述であるが、海外ETFやFX、確定拠出年金の解説もあり評価したい。
やや平易である。が、具体的なおすすめファンドや証券会社の記載がありその点はあいまいにせずよいと思う。手数料が安いインデックスファンドをメインとするパッシブ投資を勧める
著者には賛同したい。全体的に初級者向きの記述であるが、海外ETFやFX、確定拠出年金の解説もあり評価したい。