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凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア 単行本 – 2009/3/6

4.4 5つ星のうち4.4 17個の評価

誰もが認める、ものすごく素晴らしいアイデアを生み出すこと。
多くの人が、これは限られた一部の人――天才と呼ばれる――の特権だと考えてはいないだろうか。
アイデアを出そうとして失敗するたびにいつも、
「私は普通の人、凡人だから、そんなこと考えつけるわけがない」
と思ってはいないだろうか。

本書は、そんなアイデアについての「勘違い」「思い込み」を打破してくれる、至高の一冊だ。

本書のポイントは大きく分けて二つある。
●一つ目は、グーグル・アースやeメールといった現代の偉大なイノベーションから、
ライト兄弟の飛行機、ダーウィンの進化論、トールキンの『指輪物語』、ピカソの絵画といった幅広いエピソードを用い、
これらの人々もみな誰かの助けを借りていたという事実を指摘し、
「たった一人で、すごいアイデアを生み出した人なんていないこと」を示すこと。
●もう一つは、心理学の知見を駆使し、
「ものすごいアイデアは、誰にだって生み出せること」を示すこと。

そして、鍵となるのが人と人との相互作用、コラボレーションである。
ただ、協力して生まれるアイデアは、ただ単にすごい、というわけではない。
コラボレーションを通して生まれたアイデアは、たった一人で物事に立ち向かう孤高の天才を上回るのだ。

なお、エジソン、ライト兄弟、ダーウィン、ピカソ、モネといった偉人たちの閃きの真実や、
リナックス、eメール、テレビ、マウンテンバイク、モノポリー、ティッシュといった歴史に残る発明品の誕生秘話は、
「ものすごいアイデアは一人の天才から生まれる」という「神話」が、
いかにして出来上がっていったかを知るうえで非常に興味深い。


●主な目次
第1部 凡才を天才に変えるチームの力
第1章 コラボレーションの力は天才を超える!
第2章 緊急対応がすごい結果を生むのはなぜなのか?
第3章 チームに生まれる一体感の正体をつきとめる
第4章 集団思考の罠に気をつけろ!

第2部 ものすごいアイデアが閃くメカニズムを解明する
第5章 閃きにまつわる誤解を解く
第6章 ものすごいアイデアを支える無数の閃き
第7章 おしゃべりとアイデアの素敵な関係

第3部 凡才のネットワークが天才を凌駕する
第8章 組織の壁をぶち壊せ!
第9章 コラボレーション・ウェブを形成せよ!
第10章 顧客を巻き込んで発想せよ!
第11章 コラボレーション経済圏を創出するために

商品の説明

著者について

本書の著者キース・ソーヤーは、ちょっと変わった経歴の持ち主だ。
コンピューター科学で大学を出た後、ゲームの設計会社に就職。
2年後、コンサルティング会社に転職。そこで6年勤務した後に、
勤務経験の中で感じた人と人とのコラボレーション関係に興味を持ち、
大学に入りなおし、心理学の博士号を取得する。
その後行った研究も変わっていて、コラボレーションの必須要因である「即興性」に関心を持ち、
即興劇団やジャズ楽団に参加(なんと著者も演じ、演奏した!)し、
10年にわたり研究を続け、本書のもととなる研究を完成させる。
一見すると一貫性のない経歴だが、すべてはコラボレーションが創造性を解き放つ瞬間に見せられ、
研究を続け、ついには創造性研究の第一人者にまでなったというのだから、感心させらる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2009/3/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/3/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 384ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4478004099
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478004098
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 17個の評価

著者について

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キース・ソーヤー
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アイディアマンという言葉があるように、優れたアイディアは天才クリエーターの特殊な能力だと思われがちだが、この本ではヒラメキは「天から舞い降りてくる」のではなく、集団の中から生み出されコラボレーションを通じて発展するとしている。つまり、ヒラメキが生まれる瞬間は誰でも遭遇することができるのだ。集団からアイディアを生み出すため手法としてブレーンストーミング(ブレスト)があちらこちらで行われているが、ヒラメキを感じられずモヤモヤしたまま終わってしまったという経験は誰しもあるはず。それはいつも顔を合わせている社員同士で行うなど多様性に欠けている事が原因だ。この本ではヒラメキが出やすいグループの事をジャズのセッションに例えて説明している。一人が演奏し始めたフレーズに対して他のメンバーがシンクロしていく。しかも、それぞれの個性を活かしたままで。つまり、ヒラメキは偶然ではなく必然的に生み出す事ができるのだ。本のタイトル「凡才の集団は孤高の天才に勝る」からは本の内容が想像しづらいが、イノベーションを起こしたいと考えている人にはためになる一冊だ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年11月6日に日本でレビュー済み
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本の内容は良かった。古本であることは承知して購入したがページの角を折ったあとなどが少し気になった。
2010年8月21日に日本でレビュー済み
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 最近、自分ひとりの思考の限界を痛感しています。ひとりで考えても何も浮かばない。でも誰かとコミュニケーションすることによりいろんなアイデアがあふれてくる。そんなひらめきの連鎖がワクワクします。それをうまく表現できる言葉が見つかりませんでした。

 すると、この本に答えが。「グループジーニャス」でした。

 ただし、「グループジーニャス」を起こすためにはある程度条件が揃う必要があります。それはダイアログすること。ダイアログとはお互いの意見を理解し、受け入れてコミュニケートする手法。ポイントとなるセリフはこれ。

「そうですよね。とすると?」

 次のアイデアを誘発させるテクニックです。

 一方、同じようにコミュニケートしても条件が揃わないと一人の能力以下の結果しか出せない場合があります。これが「グループバカ」。そんな言葉は本書に出てきませんが、「誰かがやるからいいや」という責任感の低下が集団思考を生み出します。ダイアログと対称的なディスカッションしかできない場合にこうなりがちです。ポイントとなるセリフはこれ。

「それは違うだろう。なぜなら・・・。」

 相手の意見を否定するだけ。雰囲気は悪くなるだけ。その結果「誰かがやるからいいや」という自動思考が伝染します。

 非常にワクワクする内容でした。私の興味ある疑問を一気に解決してくれました。ありがとうございました。

[...]
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
凡才の集団は孤高の天才に勝るとありますが、読めば読むほど集団の凡才も、かなり天才に近い秀才集団でなければ集団天才になり得ないのが読んだ実感です
集団が知を創造していくプロセスを踏み込み踏み込みしてくれています
そのアプローチ方法はとても参考になります

こんな集団を作り上げる条件をみていくと、それがなかなか難しいということもわかります

確実にいえることは「簡単に集団が知創造することは難しいということ」ですね
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月8日に日本でレビュー済み
心理学の新時代を切り開く考え方が、チクセントミハイ先生のフロー理論。
いかに、人生を、仕事を楽しむかの実証的な理論で、賛同者が増えつつあります。

本書はこれをさらに拡げて、集団でフローになるグループフローが紹介されています。
私の知る限り、グループフローが紹介されている初めての本だとおもいます。
これだけで買いです。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月4日に日本でレビュー済み
この本の要約。

1990年代初頭のスタンフォード大学のキャスリーン・アイゼンハートとベナム・タブリージによる年間売り上げ5000万ドルを超えるアメリカ、ヨーロッパ、アジアのコンピューターメーカー36社の72の製品開発プロジェクトに関する調査。この結果、最もイノベーティブな開発チームは計画段階にかける時間が少なく、実施段階にかける時間が多いことが分かった。つまり、計画を立てる代わりに即興で開発を進めたのである。逆に、事前の計画に時間を費やしたほど、プロジェクトの進展は遅れる傾向にあった。即興型チームは、ぶっつけ本番でプロジェクトに取り掛かったのではなく、最初に一気に全体計画を立て、その場その場で計画を変更していた。その計画変更が頻繁に繰り返されたので、市場の変化にもすばやく対応できた。しかも、予定通りに製品を完成できたのは即興型チームの方が多く、より利益率の高い製品を完成させた。

シカゴ大学の心理学者のミハイ・チクミントミハイ教授によれば、優れた創造力を持つ人々が高い創造性を発揮するのは「ある瞬間から次の瞬間への統一的な流れ」を体験した時で、自分の行動を全て支配しているという感覚があり、その中では自己と環境の差も、刺激と反応の差も、過去、現在、未来の差もほとんどない。

集団によるブレインストーミングの基本ルールは、アイデアを批判しないこと、自由奔放を歓迎すること、アイデアは質より量、異なるアイデアの結合をはかること、である。

デザイン会社のIDEOでは、勤務時間の5−10%をブレインストーミングに費やしていて、上記のルール以外にも独自のルールを加えている。それらは、一つの主題に焦点を絞ること、一つの話題に集中させる、別の話題に移らないこと、視覚化すること、具体的に物理的に示すこと、などである。

カリフルニア大学のデービス校のディーン・サイモントン教授の研究によれば、どの創造分野でも、ごく少数の作品しか生み出していない人々が大部分を占め、ごく少数の人々が極めて多くの作品を生み出していることが分かった。例えば、科学者全体の10%の学者が、科学論文全体の50%を占めている。また、最も創造的な科学者は一つの特別のテーマに関して長く研究していると思われがちだが、実際は最も創造的な科学者はより多くのテーマについて研究している。つまり、その人の作品数とその人物の創造的な優秀性は相関関係があるのである。

ブラジルの機械製造会社のセムコ社では、従業員の勤務時間の交替制もなく、昼食の合図も時計もなく、3000人の社員が自分たちで勤務時間を決める工場になっている。就業規約もなく、役職の階層もない。組織構造や業務手順は現場で決まる。社員はいつでも会社の帳簿を調べられることができ、貸借対照表の見方が学べる無料のコースも用意されている。また、会社の重要な意思決定が3000人の社員全員の投票によって決められる。リカルド・セムラーが父親のアントニオから1980年に会社を引き継いだときには、従業員は100人程度で売り上げは400万ドル程度だったが、古い経営体質にこだわる役員を解雇し、ピラミッド型の組織と官僚的手順を止め、上記のようなルールを実行した。2003年には売り上げは2億1200万ドルに達する会社に成長した。

1969年、経営学の権威のカール・ワイクは、自身の名著「組織化の社会心理学」のなかで、従来より小さくゆるやかに連結された組織(いつでも結合、分離、再形成ができる組織)は、綿密な計画に基づく組織よりもイノベーションを生み出しやすいと結論づけた。1980年代には、ピーター・ドラッカーやロザベス・カンターなどの学者達は、企業がチームを縮小し、階層を少なくした場合、イノベーションの度合いが高まることを明らかにした。

2005年、コンサルティング会社のブーズ・アレン・ハミルトンは、世界の企業のうち研究開発費が最も高かった1000社を分析した。その結果、研究開発費用とその企業の総利益、営業利益、増収率、株主配当金は何の関係もないことが分かった。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年5月13日に日本でレビュー済み
本著では、一人の天才的発想に頼る事から、
グループ全体による創造的な発想「グループ・ジーニアス」を起こるように
グループ、組織を設計するで高い成果を効率的に出す事が出来る事が書かれている。
ジャズセッションの例や、過去の実例を元にそのポイントは興味深い。

以下に、筆者が記述したいくつかの代表的なフレームワークを示す。
企業の中で、どのようにイノベーションやコラボレーションを起こしていこうかを考える担当者は、
下記のフレームワークを持って自身の取り組みの過不足を今一度振り返る事で
「グループ・ジーニアス」を作りこむうえで、ヒントになるのではないか?

グループフローを生み出す10の条件
1)適切な目標
2)深い傾聴
3)完全な集中
4)自主性
5)エゴの融合
6)全員が同等
7)適度な親密さ
8)不断のコミュニケーション
9)先へ先へと進める
10)失敗のリスク

創造力の核となる4つの頭脳プロセス
1)概念転位(類推思考:アナロジカルシンキング)
2)概念結合
3)概念精緻化
4)概念創造

コラボレーションを促進する組織の10の秘訣
1)常に手を広げよ
2)「サプライズ部門」を作れ
3)創造的な会話が交わせるスペースを設けよ
4)アイディアを思いつく時間的ゆとりを設けよ
5)即興がもつリスクを乗り越えよ
6)混乱に陥る手前ぎりぎりの即興を試せ
7)知識を活用してイノベーションを起こせ
8)緊密なネットワークを築け
9)組織図を捨てよ
10)最適なイノベーションか見極めよ

変革すべき制度上の側面7つ
1)著作権の保護期間を短縮する
2)小さな閃きに報いる
3)モディングの合法化
4)従業員を自由に活動させる
5)特許権の使用許諾を義務化する
6)特許をプールする
7)産業規模の標準化を推進する。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月20日に日本でレビュー済み
人は、どのようにして、創造的なアイデアを閃くのか、という問題について
心理学による最新の研究結果を紹介してくれる本である。

それによると、すばらしいアイデアの発見は、天才が突然、過去や環境との
関係なく突然に閃くものではなくて、多くの人のアイデアを活用したものであったり、
また、自らの間違った多くのアイデアの中から取捨選択され、後になって、
突然のひらめきのように解釈されて作り上げられるもののようなのだ。

これまでの心理学では、「思考や認識は個々の構成部分を分析しても」
理解不能であり、むしろ、過去の経験に「固着」することが解決案への
到達を妨げると考えて来た。しかし、被験者を集めて課題に挑戦させるような
最新の実験結果によると、どうやら、人は、ものごとをひらめくのではなくて、
(意識的には気付かないときでも)他のアイデアを取り込みながら段階的に
思考を進めているらしいのだ。

また、天才と呼ばれる人の発見も、調べてみれば、その本人は実はたくさんの誤った
アイデアを残しており、その中にたまたま正しいものがあっただけのようなのだ。
(例えば、ニュートンは連金術に没頭していたり、ガリレオは惑星の円軌道を信じるあまり、
 彗星の存在を認めなかったりしていたらしい)

創造的なアイデアは、天才でなくとも、コラボレーションによって発見できる、つまり
凡人にもチャンスがあると、希望を持とう。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート