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世界経済危機 日本の罪と罰 単行本 – 2008/12/12
購入オプションとあわせ買い
サブプライム・ローン問題に端を発し、いまや世界中を覆う経済危機。しかし、この事態に対する日本での基本認識は「これはアメリカ発の金融危機」であり「日本は巻き添えを食らっている」というものではないでしょうか。
本書では、そうした被害者的な考えを真っ向から否定し、
●今回の危機を招くうえで日本は極めて大きな役割を担っていた
ことを解き明かします。そのうえで、
●今後、アメリカ以上に厳しい大不況が日本を襲う
と警告を発しています。
大不況の規模は、年間の経済成長率でマイナス数%というこれまでにない未曾有のレベルに達する可能性さえあると著者の野口氏は指摘します。
なぜ、そこまでの危機が予想されるのでしょうか。理由は戦後の日本経済を支えて
きた「輸出立国モデル」が明確に崩壊したと考えられるからです。トヨタ、キヤノン、ソニーなど日本を代表する企業の急激な業績ダウンがそのことを端的に表しています。
一見すると、極端で過激な主張に思えるかもしれませんう。しかし、著者は極めて正統的な経済学の知見を駆使して論を展開します。その正確な分析は過去にも多くの経済情勢を見事に解き明かしてきました。
いま、日本が置かれている危機的状況を正確に理解し、今後に向けて正しい対策を立てることが喫緊の課題となっています。そのためにも、一人でも多くの方に本書をお読みいただきたいと思います。
- ISBN-104478007934
- ISBN-13978-4478007938
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2008/12/12
- 言語日本語
- 本の長さ260ページ
商品の説明
著者について
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
<主要著書>
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『1940年体制(新版)』(東洋経済新報社、2002年)、『現代ファイナンス理論』(藤井眞理子と共著、東洋経済新報社、2005年)、『資本開国論』(ダイヤモンド社、2007年)、『「超」経済脳で考える』(東洋経済新報社、2007年)、『モノづくり幻想が日本経済をダメにする』(ダイヤモンド社、2007年)、『戦後日本経済史』(新潮社、2008年)、『円安バブル崩壊』(ダイヤモンド社、2008年)等多数。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2008/12/12)
- 発売日 : 2008/12/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 260ページ
- ISBN-10 : 4478007934
- ISBN-13 : 978-4478007938
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,541,720位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。
一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
〈主要著書〉
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『1940年体制(新版)』(東洋経済新報社、2002年)、『資本開国論』(ダイヤモンド社、2007年)、『世界経済危機 日本の罪と罰』(ダイヤモンド社、2008年)、『未曾有の経済危機 克服の処方箋』(ダイヤモンド社、2009年)、『経済危機のルーツ』(東洋経済新報社、2010年)、『世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか』(ダイヤモンド社、2010年)等多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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これでもかこれでもかと
日本の未来の悪さを主張しています。
この10年ぐらいの経済の流れは
非常に分かりやすく解説されています。
ただ、過去からのご自身の主張を
絶対として、
金融立国日本に結論を持っていこうとする
部分に若干無理があるようにも感じました。
○金融危機に伴う円高により日本の(虚構の)輸出立国モデルは崩壊。
○米国の金融危機には、我が国も円キャリートレード等を通じた「資本供給」という形で加担。
○我が国が危機を乗り越えるためには、円高下でも収益が得られるような経済構造の転換及び貿易収支依存から所得収支依存への転換等が重要。
これまでの書籍で語ってきたことを、今回の金融危機の発生と整合的に改めて語ることができているということは、著者の経済現象に関する分析や論理構成が正しいことを示しているといえると思います。
1500円を出す価値は十二分にあります。今回の金融危機の本質や日本経済の今後の在り方について考えを巡らせるためのたたき台として、一人でも多くの方に読んでいただきたいと思います。
しかし、円安バブルが崩壊したから、製造業はもう駄目だ、というのは極端ではないですか?
円高になったのであれば、付加価値の高い製品を開発する必要があります。日本の製造業には、その力があります。
これまでも、日本の製造業は円高になるたびに、その苦難を乗り越えてきたではありませんか。
現在の円高にしても、日本が戦後開発してきた技術力が信用の裏づけとして、あるからだと思っています。
日本が新たな道として、金融業に力をいれることには賛成です。今のような金融危機の状況でこそ、むしろ、チャンスと見て、積極的に金融業に力を入れるべきなのかもしれません。
しかし、製造業を軽んじることは、日本経済の空洞化を生み出し、常に世界経済に敏感に左右される、不安定な日本経済を作り上げることになるのではと、危惧しております。
とにかく説明がわかりやすく、主張も明確。
要は、日本は輸出での成長を、経済全体の成長と勘違いしていたんだ、ということ。
中国も同じだと。
多少、見解が強すぎて、本当か?と思ってしまう部分はあるが、概ね、納得できる。
こういうマクロ経済の本は、この変動期には、経営者や、経営者を目指す人は一読すべきであろう。
それに対し、海外のバブル崩壊、世界金融危機で日本にとってそれまで有利に働いていた状況がすべて逆回転しているのが今の日本。そのため、これから日本は大不況になるということを、整理術の権威である著者らしく、わかりやすく整理して、解説してくれている。
今後の見通し等については
●今後もさらなる円高により日本のこれまでの輸出立国モデルは崩壊した。
●我が国がこの危機を乗り越えるためには、円高でも収益が得られるような経済構造の転換と 貿易収支依存から所得収支依存への投資立国への転換等が重要。
と述べている。
昨今のトヨタ、ソニー、パナソニック等の相次ぐ赤字転落の発表を聞くたびに、著者の主張が説得力を増している。
著者には、輸出立国でやっていけなくなる日本が、今後、どう経済構造を転換していけば、良いのか、より具体的な提言を今後期待したい。
としていますが、アメリカに資金供給したのは日本だけではなく、BRICs、産油国等、
多くの国によるものです。
また、サブプライム危機は金融工学の失敗ではなく金融工学の使用方法が適切ではなかった。
とする意見には相当無理があるように感じます。いつもながら美しい野口先生の本ですが、
世界経済危機の本質は金融工学であり、日本の経済政策ではないのは明らかではないでしょうか。