住宅購入は人生の中で大きな買い物。
ローン商品も多様化する中で、一番良い商品というものは無く、自分の状況に応じて、自分に一番合った商品を選ぶものだと思います。
しかし、商品が多様化しているにもかかわらず、不動産会社で説明されるのは、提携会社のローンのみです。
そして消費者側も高額な金額を支払うにもかかわらず、リスクを理解していないです。
このような状況でどのようにローンを組めばよいか、消費者側のスンタスで解説してくれている本です。
内容としては、初めて住宅ローンについて学ぶ方にとっては、読むのにちょっと根気がいる本かなと思います。
ある程度の金融用語の基礎知識がないとちょっと疲れてしまうかもしれません。
・ローンの返済額は年収の25%以内の一般論が本当に正しいか。
・返済できなくなれば、売却・賃貸に出せば良いというのは本当に可能か。
・ローンが組めたとしても退職時のローン残高に落とし穴がある。
・元金均等返済は元利均等返済より返済総額は少ないが、取り扱ってる金融機関が少ない。
など、消費者側の視点で解説してくれていて、非常に納得できる内容でわかりやすかったです。
自分に記入できるチェックシートもありがたい内容です。
良書なのですが、税制が関係あるテーマの本なので、毎年改定本を出版して頂きたいです。
・相続時精算課税制度
・住宅ローン控除(認定長期有料住宅の場合など)
・不動産取得税の特例 ・固定資産税
など数年単位での変更となる可能性が高いです。実際のこの本の内容から変更となっている内容もあるので、確認が必要です。
あと、ライフプランの作成についても解説がありますが、年金の計算、物価の変動率など加味すると、個人で作成するのには難しいかと思います。
どう借りれば良いかという観点では非常にわかりやすく説明があるのに対して、実際提携銀行以外の住宅ローンを組む時は抵当権の設定など、自分自身でしなければならない複雑な手続きが出てくる可能性があります。提携ローンと非提携ローンでの手続きの差なども比較して欲しかったので、☆4つの評価にさせて頂きます。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
住宅ローンはこうして借りなさい[改訂3版] 単行本 – 2009/12/11
深田 晶恵
(著)
★大人気の変動金利ローンは借りてはいけない!
『住宅ローンはこうして借りなさい』で、住宅ローン関係FPの第一人者となった深田さんが、収入が上がらない時代に合った、後悔しない住宅ローンの借り方を伝授します!
●自分に合ったローンを自分で組めるようになる!
住宅ローンを組む際に大切なことは? と聞かれると
「安心して返済していけるプランを立てること。その上で、おトクなローンを選ぶこと」と答えています。
「おトクより先に安心」 ここが、ポイントです。
わが家の家計に合った無理のない返済プランを土台とし、それをベースに有利な住宅ローン商品を組み立てていけば、安心かつおトクなローンを組むことができます。
しかし残念なことに、多くの人は金利の低い住宅ローンを選ぶことにだけ注力してしまいがち。金利の低いローンは、変動金利や短期間の固定金利のため、いずれ見直しが必要となります。
ですから、実際に返済がはじまると「どのタイミングでいつ見直しをしようか。無事に返済していけるだろうか」と不安になるようです。自分に合った返済プランという、しっかりした土台を作ることの大切さを知る機会がなかったのですね。
本書は2003年発行の初版以降、読者が「自分に合ったローン」を「自分で組むことができる」ことを目標としてきました。
この6年間にたくさんの読者の方から
「住宅ローンを組むことに漠然とした不安を感じていたけれど、この本を読んで具体的なリスクと対処法が見つかりました」
「たくさんの住宅ローンの落とし穴が書いてあり、少し怖くなったけれど、読み進めていくうちに自分にあったローンを見つけることができました」
などの感想をいただきました。こうした言葉を励みに改訂三版の執筆作業を進めました。最後までお読みいただき、資金計画の参考にしていただけたらと思います。(前書きより)
【本書の内容から】
■「セールストーク」と「世の中の常識」に惑わされてはいけない!
■変動金利で借りるなら、複雑な仕組みとリスクを知らないと危険!
■失敗しない「返済額」と「借入額」教えます!
■月返済額1万円増やすだけで利息が300万円減!
■競争激化の【10年固定】は、魅力的な金利に!
■老後にローンを残すな!60歳までに完済するプラン教えます
■ケーススタディで、おトクなローンの組み方教えます!
■お役立ちシートに書き込むだけでぴったりのローンが見つかる!
■頭金が少ないときの対処法は、この3つ!
■危険なローンで買う人が増えている!目先の損得よりも安心して返せるローンを!!
■大切なのは「自分の生活に合った返済額と借入金を選ぶ」ことと「借りた後のリスクをできるだけ排除する」こと!
■金利タイプは10年固定が割安でお勧め
■「転勤になったら貸せばいい、ローンを返せなかったら売ればいい」の落とし穴
■長期固定金利のフラット35は金融機関によって金利が違うので注意!
『住宅ローンはこうして借りなさい』で、住宅ローン関係FPの第一人者となった深田さんが、収入が上がらない時代に合った、後悔しない住宅ローンの借り方を伝授します!
●自分に合ったローンを自分で組めるようになる!
住宅ローンを組む際に大切なことは? と聞かれると
「安心して返済していけるプランを立てること。その上で、おトクなローンを選ぶこと」と答えています。
「おトクより先に安心」 ここが、ポイントです。
わが家の家計に合った無理のない返済プランを土台とし、それをベースに有利な住宅ローン商品を組み立てていけば、安心かつおトクなローンを組むことができます。
しかし残念なことに、多くの人は金利の低い住宅ローンを選ぶことにだけ注力してしまいがち。金利の低いローンは、変動金利や短期間の固定金利のため、いずれ見直しが必要となります。
ですから、実際に返済がはじまると「どのタイミングでいつ見直しをしようか。無事に返済していけるだろうか」と不安になるようです。自分に合った返済プランという、しっかりした土台を作ることの大切さを知る機会がなかったのですね。
本書は2003年発行の初版以降、読者が「自分に合ったローン」を「自分で組むことができる」ことを目標としてきました。
この6年間にたくさんの読者の方から
「住宅ローンを組むことに漠然とした不安を感じていたけれど、この本を読んで具体的なリスクと対処法が見つかりました」
「たくさんの住宅ローンの落とし穴が書いてあり、少し怖くなったけれど、読み進めていくうちに自分にあったローンを見つけることができました」
などの感想をいただきました。こうした言葉を励みに改訂三版の執筆作業を進めました。最後までお読みいただき、資金計画の参考にしていただけたらと思います。(前書きより)
【本書の内容から】
■「セールストーク」と「世の中の常識」に惑わされてはいけない!
■変動金利で借りるなら、複雑な仕組みとリスクを知らないと危険!
■失敗しない「返済額」と「借入額」教えます!
■月返済額1万円増やすだけで利息が300万円減!
■競争激化の【10年固定】は、魅力的な金利に!
■老後にローンを残すな!60歳までに完済するプラン教えます
■ケーススタディで、おトクなローンの組み方教えます!
■お役立ちシートに書き込むだけでぴったりのローンが見つかる!
■頭金が少ないときの対処法は、この3つ!
■危険なローンで買う人が増えている!目先の損得よりも安心して返せるローンを!!
■大切なのは「自分の生活に合った返済額と借入金を選ぶ」ことと「借りた後のリスクをできるだけ排除する」こと!
■金利タイプは10年固定が割安でお勧め
■「転勤になったら貸せばいい、ローンを返せなかったら売ればいい」の落とし穴
■長期固定金利のフラット35は金融機関によって金利が違うので注意!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2009/12/11
- ISBN-104478011737
- ISBN-13978-4478011737
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2009/12/11)
- 発売日 : 2009/12/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4478011737
- ISBN-13 : 978-4478011737
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
12グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
住宅ローンを組む際に、不動産屋にいくと必ずと言って良いほど「提携してる銀行」で、「短期固定」のローンで見積りを出されます。
住宅ローンについて何も知らない人は、そのまま契約してしまうでしょうが、そこには実は大きな罠があります。
この本を読むことで、ローンのからくりを知ることが出来ます。
他人任せにせず、自分でローンを理解し選ぶことができるようになります。
住宅ローンについて何も知らない人は、そのまま契約してしまうでしょうが、そこには実は大きな罠があります。
この本を読むことで、ローンのからくりを知ることが出来ます。
他人任せにせず、自分でローンを理解し選ぶことができるようになります。
2007年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知らないまま住宅販売営業マンの言いなりでローンを組んでしまったら大変大変。
そんなことにならないようにこういう本を読んでおきましょう。
・・・あやうく そうなるところでした。
結局どこでどうやって借りるかは自分で決めなきゃならんのですが
大まかな仕組みやどういう点が抜けやすいポイントか分かればちょっとした
表を作るだけで何をどうしたらいいのかは簡単に分かります。
オススメローンとかも書いてはくれてますが、決めるのは自分よ、ホント。
自己資金は大いに越したことはないけどタイミングだからねぇ・・・。
という考えのワシとは合わない部分もあるので☆マイナス1です。
そんなことにならないようにこういう本を読んでおきましょう。
・・・あやうく そうなるところでした。
結局どこでどうやって借りるかは自分で決めなきゃならんのですが
大まかな仕組みやどういう点が抜けやすいポイントか分かればちょっとした
表を作るだけで何をどうしたらいいのかは簡単に分かります。
オススメローンとかも書いてはくれてますが、決めるのは自分よ、ホント。
自己資金は大いに越したことはないけどタイミングだからねぇ・・・。
という考えのワシとは合わない部分もあるので☆マイナス1です。
2013年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
値段も安く、内容も参考になりました。次回も本を購入するときなど利用したいです。
2009年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう類は毎年改訂版を出版して欲しいです。
変動金利は危なくてリスクがあるといっても、いまだに金利は上がっていません。
消費者の心理を不安にさせすぎるのはどうかと思います。
現に銀行の方が自ら家を購入するとき、殆どが変動金利を選んでいるようです。
なので、あまりこの本は参考になりませんでした。
変動金利は危なくてリスクがあるといっても、いまだに金利は上がっていません。
消費者の心理を不安にさせすぎるのはどうかと思います。
現に銀行の方が自ら家を購入するとき、殆どが変動金利を選んでいるようです。
なので、あまりこの本は参考になりませんでした。
2013年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よく調べなかったから悪かったです。
中古本で経済ものなどを買うときは、版数を確認しないと情報古くて使えないですねえ。
内容は悪くないと思いますがとりあえず使えませんでした。
中古本で経済ものなどを買うときは、版数を確認しないと情報古くて使えないですねえ。
内容は悪くないと思いますがとりあえず使えませんでした。
2006年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不動産購入を決意したものの、この先のローンを考えると不安ですよね。
私も同じ思いでコレ系の本を数冊読みましたが、この本ほど気が滅入る本はなかったと思います。
「辛ーーーっ><」と思っても最後まで読み続けると、あら不思議!
ローンのからくりを理解してしまえば、未来はおのずと開けてくるものだと実感しました。
私も同じ思いでコレ系の本を数冊読みましたが、この本ほど気が滅入る本はなかったと思います。
「辛ーーーっ><」と思っても最後まで読み続けると、あら不思議!
ローンのからくりを理解してしまえば、未来はおのずと開けてくるものだと実感しました。
2009年5月29日に日本でレビュー済み
「将来変動金利が上昇したら大変」ということですが、今適用金利1%前後の変動金利が、この不景気の中、4%や5%になる理由は何なのでしょうか。よしんば、将来変動金利が急に上がったとしても、その頃には長期固定を選んだ人より「確実に」残高が減ってるから、問題にはならないんじゃないですかね。
3年固定は3年経てば優遇が減る?他銀行で借換をすれば済む話じゃないですか。
借換なんて、簡単に出来ますよ。
将来金利上昇したら未払利息発生?そうなる前に固定に切替えれば済む話です。というか、完済するまで何がなんでも変動金利にしてなきゃいけない理由もありません。
というか、繰返しになるけど、急に変動金利が上昇する理由は何?一切不明です。
最初から3%とかの長期固定を選ぶ方が、間違ってると思うのだけど?1%ローン選んだ人が3年後破綻するというなら、長期固定ローンを選んだ人は最初から破綻していますよ。
ここまでデタラメだらけな本、久しぶりに見ました。
3年固定は3年経てば優遇が減る?他銀行で借換をすれば済む話じゃないですか。
借換なんて、簡単に出来ますよ。
将来金利上昇したら未払利息発生?そうなる前に固定に切替えれば済む話です。というか、完済するまで何がなんでも変動金利にしてなきゃいけない理由もありません。
というか、繰返しになるけど、急に変動金利が上昇する理由は何?一切不明です。
最初から3%とかの長期固定を選ぶ方が、間違ってると思うのだけど?1%ローン選んだ人が3年後破綻するというなら、長期固定ローンを選んだ人は最初から破綻していますよ。
ここまでデタラメだらけな本、久しぶりに見ました。