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強さと脆さ 単行本 – 2010/11/27
ナシーム・ニコラス・タレブ
(著),
望月 衛
(翻訳)
「金融システムは将来起こりうる問題すべての根源だ」
『ブラック・スワン』でその名を世界に轟かせた著者が、
ブラック・スワンが育つ危険な領域を明らかにし、
それに対処するための具体的方法を示す。
経済・金融関係者必読!
『ブラック・スワン』でその名を世界に轟かせた著者が、
ブラック・スワンが育つ危険な領域を明らかにし、
それに対処するための具体的方法を示す。
経済・金融関係者必読!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2010/11/27
- ISBN-104478013845
- ISBN-13978-4478013847
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商品の説明
著者について
ナシーム・ニコラス・タレブ(Nassim Nicholas Taleb)
タレブは生涯を通じて、運、不確実性、確率、そして知識にまつわる問題に熱中してきた。
彼は三つの立場で、そんな自分の思考を駆使し、いずれも際立った仕事をしている。すなわち、作家、トレーダー、そして大学教授である。
ほとんどの時間を遊び人として過ごし、地球上のあちこちのカフェで瞑想しているが、同時に、ニューヨーク大学ポリテクニック研究所の特別教授であり、またユニヴァーサL.P.の幹部も務めている。
著書『まぐれ』と『ブラック・スワン』は31ヵ国語で出版されている。
タレブは生涯を通じて、運、不確実性、確率、そして知識にまつわる問題に熱中してきた。
彼は三つの立場で、そんな自分の思考を駆使し、いずれも際立った仕事をしている。すなわち、作家、トレーダー、そして大学教授である。
ほとんどの時間を遊び人として過ごし、地球上のあちこちのカフェで瞑想しているが、同時に、ニューヨーク大学ポリテクニック研究所の特別教授であり、またユニヴァーサL.P.の幹部も務めている。
著書『まぐれ』と『ブラック・スワン』は31ヵ国語で出版されている。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2010/11/27)
- 発売日 : 2010/11/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4478013845
- ISBN-13 : 978-4478013847
- Amazon 売れ筋ランキング: - 143,117位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 498位金融・ファイナンス (本)
- - 1,069位経済学・経済事情
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすいタレブ節でした。「反脆弱性」「ブラックスワン」の要点も載っていてお勧めです。
2010年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作の「ブラックスワン」の改訂版に新たに追加された長大なあとがき的エッセイを、独立で翻訳新刊としたとのことである。
著者の過去の作品である「まぐれ」や「ブラックスワン」と同様で、読者を楽しませようなどといった意図は本書にも微塵も無い。従って、本文部分はわずかに145ページしか無いにもかかわらず、その内容を理解するのに小生の場合は4度の通読を必要とした。
推測するに、前作同様Amazonでのレビューは相当な数の批判票が来るであろう。しかし、今回はそうしたことを見込んだ言及が、既に本書中になされている。
ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質 のレビューの時にも申し上げたが、本書が難解だからと言って本書を敬遠するのは、実に惜しいことだと思う。
しかし、著者が本文中で述べているように、著者の主張を理解しない者が引き続き大部分(とりわけ、経済や金融の分野において)を占めているようだ。それは、小生も日々実感するところである。従って、いつの日にかまた違う形で、世界に黒鳥は舞い降りるのだろう。
だから、本書を読んでそれを理解できた読者は、幸運なのだろうと思う。
相も変わらず、このエッセイの展開もあっち行ったりこっち行ったりの感があるが、P42あたりの「健康」にまでブラックスワンへの対抗策である「バーベル戦略」を導入するあたりは、著者らしい。一度、医学の専門家にも検証頂きたい、非常に興味深い内容である。
著者の過去の作品である「まぐれ」や「ブラックスワン」と同様で、読者を楽しませようなどといった意図は本書にも微塵も無い。従って、本文部分はわずかに145ページしか無いにもかかわらず、その内容を理解するのに小生の場合は4度の通読を必要とした。
推測するに、前作同様Amazonでのレビューは相当な数の批判票が来るであろう。しかし、今回はそうしたことを見込んだ言及が、既に本書中になされている。
ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質 のレビューの時にも申し上げたが、本書が難解だからと言って本書を敬遠するのは、実に惜しいことだと思う。
しかし、著者が本文中で述べているように、著者の主張を理解しない者が引き続き大部分(とりわけ、経済や金融の分野において)を占めているようだ。それは、小生も日々実感するところである。従って、いつの日にかまた違う形で、世界に黒鳥は舞い降りるのだろう。
だから、本書を読んでそれを理解できた読者は、幸運なのだろうと思う。
相も変わらず、このエッセイの展開もあっち行ったりこっち行ったりの感があるが、P42あたりの「健康」にまでブラックスワンへの対抗策である「バーベル戦略」を導入するあたりは、著者らしい。一度、医学の専門家にも検証頂きたい、非常に興味深い内容である。
2010年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米国でベストセラーとなった前作の「ブラックスワン」の改訂版に新たに追加された長大なあとがき的エッセイを、独立で翻訳新刊としたもの。
今回の「強さと脆さ」にまとめられているのはブラック・スワンが育つ危険な領域を明らかにし、それに対処するための具体的方法を示すという意図で書かれている。ただ読みやすい本とは言えずその意図を理解するのに何回か読む必要がある。経済学者などを華麗に誹謗中傷しようとするあまりぺダンティックに表現しようとしたり、話がいろいろな方向に飛ぶからだろうか。
ただ、そういった部分をのぞいて読むと想像以上にまともなことを言っていることが分かる。縦軸に「月並みの国」か「果ての国」をとり、横軸に「単純なペイオフ」か「複雑なペイオフ」かをとって説明し、「果ての国」の「複雑なペイオフ」の領域を第4象限と呼び、この世界こそが黒い白鳥が舞い降りる領域であり、モデル化や予測が不可能であるだけでなくやってはいけない領域であると説く。
前作を読むとすべてのモデル化や予測がよくないように読める書き方をしており、ちょっと違うなと思ったがこのように書くと、その通りであり、その認識に基づき行動を決定していくのは当然であると思わせる。また、確率には現実的には客観確率はなく、すべて主観確率であるとする点は私と同じ意見でありよく理解できる。
ただし、提案する対処方法については、不満に感じる人も多いかもしれない。(1)時の試練とはっきりしない知識に敬意を持つ、(2)最適化を排する、無駄を愛することを学ぶ、など抽象的であり、しないことを提言するものが多い。しかし、不確実性を伴う事象に対応するためにはこのような形でしか提言できないことも経験上よくわかる。
ページ数の割には高いが、レベルの高いよい本であることは間違いない。
今回の「強さと脆さ」にまとめられているのはブラック・スワンが育つ危険な領域を明らかにし、それに対処するための具体的方法を示すという意図で書かれている。ただ読みやすい本とは言えずその意図を理解するのに何回か読む必要がある。経済学者などを華麗に誹謗中傷しようとするあまりぺダンティックに表現しようとしたり、話がいろいろな方向に飛ぶからだろうか。
ただ、そういった部分をのぞいて読むと想像以上にまともなことを言っていることが分かる。縦軸に「月並みの国」か「果ての国」をとり、横軸に「単純なペイオフ」か「複雑なペイオフ」かをとって説明し、「果ての国」の「複雑なペイオフ」の領域を第4象限と呼び、この世界こそが黒い白鳥が舞い降りる領域であり、モデル化や予測が不可能であるだけでなくやってはいけない領域であると説く。
前作を読むとすべてのモデル化や予測がよくないように読める書き方をしており、ちょっと違うなと思ったがこのように書くと、その通りであり、その認識に基づき行動を決定していくのは当然であると思わせる。また、確率には現実的には客観確率はなく、すべて主観確率であるとする点は私と同じ意見でありよく理解できる。
ただし、提案する対処方法については、不満に感じる人も多いかもしれない。(1)時の試練とはっきりしない知識に敬意を持つ、(2)最適化を排する、無駄を愛することを学ぶ、など抽象的であり、しないことを提言するものが多い。しかし、不確実性を伴う事象に対応するためにはこのような形でしか提言できないことも経験上よくわかる。
ページ数の割には高いが、レベルの高いよい本であることは間違いない。
2010年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
既に「まぐれ」「ブラックスワン」を購入されたり、図書館から借りて既読の方は手にする必要は
ありません。本書は「ブラックスワン」のために書き下ろされたエッセイを独立させたもので
内容に新味はありません。届いたときはあまりの薄さに驚いたほどです。
「まぐれ」の半分ほどの厚みもありませんから。しかも訳者あとがきと注釈が五分の一を占めています。
例によって「私に言わせれば○○は○○だからwあなた達とは違うんですっwww」と断定口調ですが、それについての説明は著しく不足しており、
本書ではさらに悪化しています。著者のキャラクターといってしまえばそれまでですが。
相変わらずショールズ、マートン、LTCMを扱き下ろす一方、ルービニとマンデルブロを無批判に持ち上げてるのは???
「まぐれ」を読んで感じたような「あ、目から鱗」感はまったく無いですね。
そもそも「ナイトの不確実性」と「ファットテール・リスク」が混同されてますね。そんなことしていいの?
オプショントレーダーが書いた散文調の随筆だと思えばよいかもしれませんが、それならせいぜい¥780ってとこです。
ありません。本書は「ブラックスワン」のために書き下ろされたエッセイを独立させたもので
内容に新味はありません。届いたときはあまりの薄さに驚いたほどです。
「まぐれ」の半分ほどの厚みもありませんから。しかも訳者あとがきと注釈が五分の一を占めています。
例によって「私に言わせれば○○は○○だからwあなた達とは違うんですっwww」と断定口調ですが、それについての説明は著しく不足しており、
本書ではさらに悪化しています。著者のキャラクターといってしまえばそれまでですが。
相変わらずショールズ、マートン、LTCMを扱き下ろす一方、ルービニとマンデルブロを無批判に持ち上げてるのは???
「まぐれ」を読んで感じたような「あ、目から鱗」感はまったく無いですね。
そもそも「ナイトの不確実性」と「ファットテール・リスク」が混同されてますね。そんなことしていいの?
オプショントレーダーが書いた散文調の随筆だと思えばよいかもしれませんが、それならせいぜい¥780ってとこです。
2010年12月30日に日本でレビュー済み
タレブ氏にかかれば、グリーンスパンもベン・バーナンキも
ノーベル経済学賞受賞者もみんなコテンパンにこき下ろされてしまう。
それも、急所をついているだけに、(その下品さにはやや閉口するが)
ニヤリとさせられるものがある。
ブラック・スワンに対して、専門家たちが、様々な批判をしたが、
それらが、いかにズレているか、をタレブ氏が丁寧に解説している。
そう、「ブラック・スワン」は、ビジネス本ではなく、哲学書なのだ。
ブラック・スワンを正しく読めた方には、この本は、その繰り返しに
過ぎないかも知れないが、今ひとつピンと来なかった私には、
この本で、よく理解できるようになった。
気に入ったフレーズ:
・ランダム性には、知識の欠落としてのランダム性(認識の限界)と
実在論的なランダム性がある。(現実の世界では、どうでもいいことだが)
・測れるリスクを取る方が、取ったリスクを測るよりもずっと健全だ
・ボラティリティが見られないのをリスクがないのと取り違えてはいけない
(なぜなら、本当に危険な時の特徴は、ボラティリティが低下する中で、
大きなジャンプが起こるリスクが高まるからだ)
・滅ぼされないためには、「汝の運命を愛せ」
ノーベル経済学賞受賞者もみんなコテンパンにこき下ろされてしまう。
それも、急所をついているだけに、(その下品さにはやや閉口するが)
ニヤリとさせられるものがある。
ブラック・スワンに対して、専門家たちが、様々な批判をしたが、
それらが、いかにズレているか、をタレブ氏が丁寧に解説している。
そう、「ブラック・スワン」は、ビジネス本ではなく、哲学書なのだ。
ブラック・スワンを正しく読めた方には、この本は、その繰り返しに
過ぎないかも知れないが、今ひとつピンと来なかった私には、
この本で、よく理解できるようになった。
気に入ったフレーズ:
・ランダム性には、知識の欠落としてのランダム性(認識の限界)と
実在論的なランダム性がある。(現実の世界では、どうでもいいことだが)
・測れるリスクを取る方が、取ったリスクを測るよりもずっと健全だ
・ボラティリティが見られないのをリスクがないのと取り違えてはいけない
(なぜなら、本当に危険な時の特徴は、ボラティリティが低下する中で、
大きなジャンプが起こるリスクが高まるからだ)
・滅ぼされないためには、「汝の運命を愛せ」
2010年12月12日に日本でレビュー済み
原著ではブラックスワンの新版にあわせて追加された内容とのことで、
ブラックスワンを手元に置いて読むべき本でしょう。
『新版ブラックスワン』として訳出するか、今回のように追加部分だけで出版するか
無視して出版しないか悩ましいところでしょうが、
多少値段は張っても私は読めないよりは読めたほうがありがたいですね。
内容としてはどうやってブラックスワンに対応するかという点が目新しいでしょう。
あと大人気ないタレブ(「お前らの道具は使えない!バーカ!!」)が、
ちょっと大人(「皆さんの手法は普段は使えますが、こういう場合には使えないんです」)
になって統計学者たちに話が通じたということ。
(内容以前にコミュニケーション能力は大切だということにようやく気づいたんでしょうか)
一見さん向きというより、タレブファン向けの本だといえるでしょう。
ブラックスワンを手元に置いて読むべき本でしょう。
『新版ブラックスワン』として訳出するか、今回のように追加部分だけで出版するか
無視して出版しないか悩ましいところでしょうが、
多少値段は張っても私は読めないよりは読めたほうがありがたいですね。
内容としてはどうやってブラックスワンに対応するかという点が目新しいでしょう。
あと大人気ないタレブ(「お前らの道具は使えない!バーカ!!」)が、
ちょっと大人(「皆さんの手法は普段は使えますが、こういう場合には使えないんです」)
になって統計学者たちに話が通じたということ。
(内容以前にコミュニケーション能力は大切だということにようやく気づいたんでしょうか)
一見さん向きというより、タレブファン向けの本だといえるでしょう。
2017年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作、前々作が好きだったので買いました。
今回はキレています。ぶちまけています。
「そこまで言うか?」ってくらいです。
でも、気になる人、っていうことで星三つ。
今回はキレています。ぶちまけています。
「そこまで言うか?」ってくらいです。
でも、気になる人、っていうことで星三つ。
2010年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タレブ節には『まぐれ』、『ブラックスワン』で慣れていたつもりだったけど、この本では全くついていけず。
ブラックスワンの第二版で追加された補稿という事ですが、単独で読んでしまうと厳しいです。
ブラックスワンの第二版で追加された補稿という事ですが、単独で読んでしまうと厳しいです。