7年前に書かれたものでしたが、PRについて書かれた本として初めて読みました。(どなたかのブログでPRならとりあえずこの7冊を~の中の1冊でした)
普段は自己啓発書や漫画以外は、専門外のものはあまり読まない(読んでもあまり入ってこない)のですが、この本はとてもよかったです。
文章がうまく、専門的で難しい内容も分かりやすく説明してくれていて、ワコールやクノールなど実際の事例と著者のリアルな経験をもとに書かれているので、サクサク読めて、読みながらの赤字線をあちこちに引いてしまいました。
またPRの話を通じて、良書にこそありがちな(ちょっと表現があれですが)、分野は違えど著者の深い洞察や仕事を通じて培ったのであろう、人として大切にしたい本質的な考え方のようなものもぐいぐい伝わってきました。
専門外の私が言うのもなんですが、(ご専門の方にとってももちろん良書だと思うのですが)PRって何?というレベルの私のような方が1冊目として読むのにも、とてもお薦めできます。
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どう伝わったら、買いたくなるか 単行本(ソフトカバー) – 2011/5/20
藤田康人
(著)
我々を取り巻く情報の量は、10年前に比べ500倍以上。情報の大半は「スルー」されかねない。この状況で、どのようなコミュニケーションが成立し得るのか? どう伝わったら、消費者は“情報バリアー”を解き、受け入れてくれるのか?成功の事例を交えて解説。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2011/5/20
- ISBN-104478016003
- ISBN-13978-4478016008
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2011/5/20)
- 発売日 : 2011/5/20
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 216ページ
- ISBN-10 : 4478016003
- ISBN-13 : 978-4478016008
- Amazon 売れ筋ランキング: - 662,213位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 43,073位投資・金融・会社経営 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の帯を見て、「美魔女」という言葉を最近よく聞くなと思い、手に取りました。
読んでみて驚きましたが、事例に出ている商品を、私もついつい買っていました!
事例のひとつであるワコールについては、、
私自身も以前テレビや雑誌で「垂れた胸はもとに戻らない、年齢によって合うブラジャーと合わないブラジャーがある」ということを知り、初めてセミオーダーのブラジャーを購入した一人です(苦笑)
裏にはこんなマーケティング戦略があったとは、驚きです。
自分も購入という行動をした1人なので、本のタイトルでもある「どう伝わったら、買いたくなるか−消費者の心のスイッチを押すしかけ-」というメッセージが、すんなりと入ってきました。
現状ある情報を、どのように活用し、各ターゲットにどのうように伝えていくか「消費者を動かすしかけ」がとても分かりやすい本でした。何よりも知っている商品が多数事例に使われているので、ブームの裏側を覗くことができ興味深かったです。
マーケティング初心者にも分かりやすく、次世代IMCという新しいマーケティングの手法についても書いてありますので
今までの広告・プロモーションに限界を感じている自分には、
とても役立ちました。
読んでみて驚きましたが、事例に出ている商品を、私もついつい買っていました!
事例のひとつであるワコールについては、、
私自身も以前テレビや雑誌で「垂れた胸はもとに戻らない、年齢によって合うブラジャーと合わないブラジャーがある」ということを知り、初めてセミオーダーのブラジャーを購入した一人です(苦笑)
裏にはこんなマーケティング戦略があったとは、驚きです。
自分も購入という行動をした1人なので、本のタイトルでもある「どう伝わったら、買いたくなるか−消費者の心のスイッチを押すしかけ-」というメッセージが、すんなりと入ってきました。
現状ある情報を、どのように活用し、各ターゲットにどのうように伝えていくか「消費者を動かすしかけ」がとても分かりやすい本でした。何よりも知っている商品が多数事例に使われているので、ブームの裏側を覗くことができ興味深かったです。
マーケティング初心者にも分かりやすく、次世代IMCという新しいマーケティングの手法についても書いてありますので
今までの広告・プロモーションに限界を感じている自分には、
とても役立ちました。
2011年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
独自の発想、次世代IMCとか言っているが、書いてある内容は実務担当者ならば当たり前の内容ばかり。まあ初心者の入門書としては良いか。
ただしPRをパブリシティと混同しているところは、マーケティング会社の代表としては恥ずかしい。
ただしPRをパブリシティと混同しているところは、マーケティング会社の代表としては恥ずかしい。
2011年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段は小説ばかりなのですが、友人に進められ読んでみました。
マーケティングの成功事例が沢山紹介されていて、
あまり知識がない私でもスラスラと読めました。
特に面白かったのがワコールの事例。
クライアントからのハードルが高いメッセージを、どうすればターゲットに伝えられるのか。
情報を分解、再構築しコンテンツを製作。それがメディアに出て商品が売れるまでの過程が
すごく分かりやすく書かれていました。
女性のバストの話なので、女としては興味津々でした。
マーケティング本って面白いですね!
これからいろいろ読んでみようと思います。
マーケティングの成功事例が沢山紹介されていて、
あまり知識がない私でもスラスラと読めました。
特に面白かったのがワコールの事例。
クライアントからのハードルが高いメッセージを、どうすればターゲットに伝えられるのか。
情報を分解、再構築しコンテンツを製作。それがメディアに出て商品が売れるまでの過程が
すごく分かりやすく書かれていました。
女性のバストの話なので、女としては興味津々でした。
マーケティング本って面白いですね!
これからいろいろ読んでみようと思います。
2011年6月6日に日本でレビュー済み
あーあれもそうだったんだ、思ってしまう本。
思わず自分も消費者の一人として誘導され、モノを買ってしまっているんだなと、感じます。
広告業界では売上の推移をみると電通の一人勝ちだが、メソッドニュートラルがより重要になる世の中では、
ナルホドと思うことがたくさん書かれている良書。
広告会社は従来から「伝える」ことを仕事としてきた。現在は「伝わる」ということにすごく注力していると思うのだが、
やっぱり「売れる」ということが、すべての事業を考えるにあたって最も重要ですよね。
事業会社のマーケティングセクションも当然、売れる仕組みを考えることが仕事だし、宣伝やwebマーケティング系の部署もそうなっている。
その「売れる」ということにコミットしていくことが、今後の広告会社に求められている。
そういった売れる仕組みの具体例を多く入れ、わかりやすく説明してあり、読みやすかった。
広告の中と外をどのような組み合わせと、タイミングで考えていくと成功するということが、たくさん書いていあります。
一気に読んでしまいました。。。
思わず自分も消費者の一人として誘導され、モノを買ってしまっているんだなと、感じます。
広告業界では売上の推移をみると電通の一人勝ちだが、メソッドニュートラルがより重要になる世の中では、
ナルホドと思うことがたくさん書かれている良書。
広告会社は従来から「伝える」ことを仕事としてきた。現在は「伝わる」ということにすごく注力していると思うのだが、
やっぱり「売れる」ということが、すべての事業を考えるにあたって最も重要ですよね。
事業会社のマーケティングセクションも当然、売れる仕組みを考えることが仕事だし、宣伝やwebマーケティング系の部署もそうなっている。
その「売れる」ということにコミットしていくことが、今後の広告会社に求められている。
そういった売れる仕組みの具体例を多く入れ、わかりやすく説明してあり、読みやすかった。
広告の中と外をどのような組み合わせと、タイミングで考えていくと成功するということが、たくさん書いていあります。
一気に読んでしまいました。。。
2014年2月1日に日本でレビュー済み
いくつかの成功事例を載せているが、それほど興味深いものや珍しい内容ではありません。
具体的なメソッドもありませんし、インテグレートだからできた個性的なものという印象は無し。
ご本人の備忘録でしょうか。
どう伝わると買いたくなるかといえば、魅力的に伝わればです。
それは誰でもわかっていること。
その前段階の細かな戦略などはありません。
実際の案件の名前を出して、社内データなどの利用方法などが多少書かれておりますので、少しは良心的かもしれません。
具体的なメソッドもありませんし、インテグレートだからできた個性的なものという印象は無し。
ご本人の備忘録でしょうか。
どう伝わると買いたくなるかといえば、魅力的に伝わればです。
それは誰でもわかっていること。
その前段階の細かな戦略などはありません。
実際の案件の名前を出して、社内データなどの利用方法などが多少書かれておりますので、少しは良心的かもしれません。
2011年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「美魔女」や、クノールカップスープなどの事例を元に、
タイトルの通りどう伝わったら消費者に届くのかといった本です。
「自分ごと化」に向けての綿密な調査を元にどういったメッセージを構築するか、
全てのメディアをフラットに見た上でどこからメッセージを発していくのがよいのか、
よく考えられているのが分かります。
事例と、考え方のポイントがきれいにまとめられています。
タイトルの通りどう伝わったら消費者に届くのかといった本です。
「自分ごと化」に向けての綿密な調査を元にどういったメッセージを構築するか、
全てのメディアをフラットに見た上でどこからメッセージを発していくのがよいのか、
よく考えられているのが分かります。
事例と、考え方のポイントがきれいにまとめられています。
2011年6月3日に日本でレビュー済み
このアマゾンの書評のように、情報量が数年前に比べ大量に増え、従来のマスマーケティング的な手法では消費者のココロは動かないということを、具体的なデータや事例をもとに語っています。
自社事例も数多く出ており、よくありがちな難しい言葉はなく、すらすらとすぐに読めてしまえる良書です。
クリエーティブ中心の広告的な本ではなく、どちらかといえばマーケッター上がりの著者らしい、数字や調査データを基にしたロジカルな内容も多いので説得力が結構あります。
クリエーティブ中心の右脳的な部分と、ロジカルな左脳的な部分が非常に緻密にリンケージしていて、一消費者としては、シナリオ通りに動かされる怖さを感じてしまうほどです笑。
最後に、著者が代表を務めている「インテグレート社」がなくなるくらい、日本のマーケティング分野が向上して欲しいという憂いも印象的でした。
高度経済成長期思考をいまだに持ち続けている広告関連でお仕事されている方や、事業会社の担当者は必読です。
大手クライアントの事例が多いですが、マーケティングの醍醐味は、財力、兵力が少ない企業が頭をひねらせて大手に勝つというところだと思いますので、その色んなヒントがあり参考になりました。
自社事例も数多く出ており、よくありがちな難しい言葉はなく、すらすらとすぐに読めてしまえる良書です。
クリエーティブ中心の広告的な本ではなく、どちらかといえばマーケッター上がりの著者らしい、数字や調査データを基にしたロジカルな内容も多いので説得力が結構あります。
クリエーティブ中心の右脳的な部分と、ロジカルな左脳的な部分が非常に緻密にリンケージしていて、一消費者としては、シナリオ通りに動かされる怖さを感じてしまうほどです笑。
最後に、著者が代表を務めている「インテグレート社」がなくなるくらい、日本のマーケティング分野が向上して欲しいという憂いも印象的でした。
高度経済成長期思考をいまだに持ち続けている広告関連でお仕事されている方や、事業会社の担当者は必読です。
大手クライアントの事例が多いですが、マーケティングの醍醐味は、財力、兵力が少ない企業が頭をひねらせて大手に勝つというところだと思いますので、その色んなヒントがあり参考になりました。