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茶色のシマウマ、世界を変える―――日本初の全寮制インターナショナル高校ISAKをつくった 小林りんの物語 単行本(ソフトカバー) – 2016/3/26
石川 拓治
(著)
日本の学校で自分が異質であると感じていた少女が、高校を中退して全額奨学金を得て留学。しかし、数十カ国から高校生が集まる多様な環境で彼女を待っていたのは、大きな挫折と、圧倒的な世界の教育格差だった。自分のアイデンティティを模索しながら必死でもがき、紆余曲折を経て、ついに日本初の「チェンジメーカーを育てる全寮制国際高校」をつくる夢に出会った、小林りん。いまやマスメディアでも注目を集める小林が、誰もがあきらめるような厚い壁に次々とぶつかりながらも、多くの人を巻き込み助けられ、ISAK設立を実現するまでの軌跡を、ベストセラー『奇跡のリンゴ』の著者・石川拓治がドラマチックに描いたノンフィクション。
読者には、本書を通して見てもらいたい。「教育を通じて世界を変えたい」という小林の志。その原点と戦略。その行動力。仲間を巻き込むパワー。100名近くのボランティアだけでなく、小林の情熱に突き動かされた何人もの著名人が学校設立を支援した。
本書は、2014年8月に開校したインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)のプロジェクトの軌跡を追った、上質のドキュメンタリーである。
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2016/3/26
- ISBN-104478017646
- ISBN-13978-4478017647
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商品の説明
著者について
1961年茨城県水戸市に生まれる。早稲田大学法学部卒業後、フリーランスライターに。著書に『奇跡のリンゴ』『37日間漂流船長』『土の学校』(幻冬舎文庫)、『三つ星レストランの作り方』『国会議員村長』『新宿ベル・エポック』(小学館)、『ぼくたちはどこから来たの』(マガジンハウス)、『HYの宝物』(朝日新聞出版社)などがある。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2016/3/26)
- 発売日 : 2016/3/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 384ページ
- ISBN-10 : 4478017646
- ISBN-13 : 978-4478017647
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,407位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,789位ビジネス実用本
- - 3,165位自己啓発 (本)
- - 12,231位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1961年1月6日、茨城県水戸市に生まれる。早稲田大学法学部卒業後、雑誌ライターを経て文筆家に。
著書に『奇跡のリンゴ』『37日間漂流船長』『土の学校』『天才シェフの絶対温度』(幻冬舎文庫)、『ぼくたちはどこから来たの?』(マガジンハウス)、『HYの宝物』(朝日新聞出版社)、『国会議員村長』『三つ星レストランの作り方』『新宿ベル・エポック』(小学館)、『茶色のシマウマ、世界を変える』(ダイヤモンド社)、『京都・イケズの正体』(幻冬舎新書)、『あいあい傘』(SDP)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2日間で一気読みしてしまいました.
結論から申し上げると,本書は気になった瞬間に読みましょう.もっと早く読んでおけば良かったと思わないために.
以下感想です.
ISAKのことも,小林りんさんもことも,本書が出版される前から存じ上げていました.
高校を,それもただの高校ではなく,日本初の全寮制インターナショナル高校を作るという,
とてつもないことを成し遂げようとしていると,数年前から話題になっていましたからね.
しかしその背景がここまで仔細に語られたことはこれまでなかったでしょう.
本書からはりんさんだけでなく,著者の石川さんの熱量も伝わってきます.
良い本というのは老若男女問わず受け入られると言いますが,本書はまさにそれに値します.
漠然と有名になりたいとか,偉くなりたいと思っている小中学生.
少しずつ現実を知るようになり,いったい自分に何ができるのか悩み始める高校生.
就職を意識するものの,何をしたいかなんてわからないと嘆く大学生.
何となく仕事を続けているものの,日々不満と不安を感じ続けている社会人.
社会人人生を完走して,やりがいを感じられなくなったシニアたち.
これら全ての人々に,学ぶ意義,働く意義,生きる意義を意識させてくれます.
それはりんさんの発言,行動だけでなく,本書に登場する未だ名も無き子供たちのエピソードからもです.
世界中に存在する問題を自分事と意識するようになる子供たちの変化に,きっとあなたも心を打たれるでしょう.
世界中の問題とは言わないまでも,自分の周囲のことでさえも自分事と意識できていない人は世の中に大勢いるはずです.
私もそんな中の一人に違いないです.
しかし,本書を読んでその意識を少しでも変えたいと,心の底からそう思えました.
まずは身近な場所から,自分なりのリーダーを目指しましょう.
結論から申し上げると,本書は気になった瞬間に読みましょう.もっと早く読んでおけば良かったと思わないために.
以下感想です.
ISAKのことも,小林りんさんもことも,本書が出版される前から存じ上げていました.
高校を,それもただの高校ではなく,日本初の全寮制インターナショナル高校を作るという,
とてつもないことを成し遂げようとしていると,数年前から話題になっていましたからね.
しかしその背景がここまで仔細に語られたことはこれまでなかったでしょう.
本書からはりんさんだけでなく,著者の石川さんの熱量も伝わってきます.
良い本というのは老若男女問わず受け入られると言いますが,本書はまさにそれに値します.
漠然と有名になりたいとか,偉くなりたいと思っている小中学生.
少しずつ現実を知るようになり,いったい自分に何ができるのか悩み始める高校生.
就職を意識するものの,何をしたいかなんてわからないと嘆く大学生.
何となく仕事を続けているものの,日々不満と不安を感じ続けている社会人.
社会人人生を完走して,やりがいを感じられなくなったシニアたち.
これら全ての人々に,学ぶ意義,働く意義,生きる意義を意識させてくれます.
それはりんさんの発言,行動だけでなく,本書に登場する未だ名も無き子供たちのエピソードからもです.
世界中に存在する問題を自分事と意識するようになる子供たちの変化に,きっとあなたも心を打たれるでしょう.
世界中の問題とは言わないまでも,自分の周囲のことでさえも自分事と意識できていない人は世の中に大勢いるはずです.
私もそんな中の一人に違いないです.
しかし,本書を読んでその意識を少しでも変えたいと,心の底からそう思えました.
まずは身近な場所から,自分なりのリーダーを目指しましょう.
2019年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。」今年4月の東京大学の入学式での上野千鶴子さんの祝辞の一節であるが、本書の小林りんさんは正に上野さんのメッセージを実践している東大卒女性なのである。
軽井沢の千ヶ滝別荘地の一角にその高校はある。ISAK(International School Of Asia Karuizawa)。生徒数150人、出身はアジア各国が中心で日本人は3割ほど。授業は英語。全寮制。2014年9月開校。開学の精神は「私たちは、自ら成長し続け、新たなフロンティアに挑み、共に時代を創っていくチェンジメーカーを育みます。」何ともユニークな高校だが、この高校をつくったのは30代の日本女性だった。
小林りんさんは、カナダの全寮制高校に留学中に友人の母国メキシコを訪ねて衝撃を受ける。友人の実家は首都の郊外に広がるスラムにあった。10畳ほどの部屋に家族5人が住む。子どもたちはゴミの山からカネになるものを探す毎日。当然、学校へは行けない。そんな子供が何十万人もいる。その現実を知って、普通の人なら不幸な子どもたちを救おうとボランティア活動を始めるのだが、彼女はそうは考えなかった。後に国際児童基金から派遣されてフィリピンのストリート・チルドレン救済の事業に携わったときもそうだった。目先の子どもたちに施しをするだけでは何も解決しない。この状況を変えるに必要なのは教育、とりわけ変革のリーダーを育てることが重要であると確信したのだった。やがて、ある人物に出会い、リーダー育成のためのインターナショナルスクールをつくろうと彼女は動き出す。
最初はほとんど不可能に見えたスクール構想を小林りんはわずか7年で開校にこぎつけている。プロジェクトのスタート直後のリーマンショックで資金が途絶えたため寄付集めから始めなければならなかった。その後も幾多の障害が立ちはだかったが、彼女は超人的な努力によって協力者を増やし、国や地方自治体を味方につけて、日本で初めての全寮制インターナショナルスクールの実現へと進んでいった。彼女の並外れた熱意とエネルギーが会う人を動かしたのだ。そのエネルギー源は、メキシコで、フィリピンで不幸な子どもたちに接した鮮烈な体験だったのである。
今夏のある日、私はISAKを訪れた。森の緑に囲まれてダークグレーの木造校舎が並んでいる。夏休みで生徒の姿はまばらだが、秋になれば生徒たちの歓声が響くはずだ。様々なバックグランドを持つ子、経済的に困窮している子にも門戸を開き、世界各国から集まった子どもたちが自然の中で寝食を共にしながら学んでいる。不条理や貧困や暴力、差別があふれるこの世界を変えるリーダーになることをめざして。
ISAKの校舎の前に立って、私は小林りんさんの志の高さに胸打たれた。不可能を可能に変えた彼女の情熱と行動力にも感嘆するとともに、これまでの彼女の苦労を想像した。小林りんという型破りな人のこれからの行動に注目したい。そして、ISAK出身のリーダーたちの活躍に大いに期待したいと思った。
追記: 本書の気になった点を指摘しておきたい。著者の饒舌さを「読みづらい」と私は感じたのである。ノンフィクションは事実と証言によって構成されるべきだと考えるが、本書には著者の見解、解説があふれ、小林りんへの賛辞が頻出する。著者の意見の部分を省けば分量は2/3ほどになり、簡潔で説得力のある内容になったのではと惜しまれる。★4つはその点を減じたものである。
軽井沢の千ヶ滝別荘地の一角にその高校はある。ISAK(International School Of Asia Karuizawa)。生徒数150人、出身はアジア各国が中心で日本人は3割ほど。授業は英語。全寮制。2014年9月開校。開学の精神は「私たちは、自ら成長し続け、新たなフロンティアに挑み、共に時代を創っていくチェンジメーカーを育みます。」何ともユニークな高校だが、この高校をつくったのは30代の日本女性だった。
小林りんさんは、カナダの全寮制高校に留学中に友人の母国メキシコを訪ねて衝撃を受ける。友人の実家は首都の郊外に広がるスラムにあった。10畳ほどの部屋に家族5人が住む。子どもたちはゴミの山からカネになるものを探す毎日。当然、学校へは行けない。そんな子供が何十万人もいる。その現実を知って、普通の人なら不幸な子どもたちを救おうとボランティア活動を始めるのだが、彼女はそうは考えなかった。後に国際児童基金から派遣されてフィリピンのストリート・チルドレン救済の事業に携わったときもそうだった。目先の子どもたちに施しをするだけでは何も解決しない。この状況を変えるに必要なのは教育、とりわけ変革のリーダーを育てることが重要であると確信したのだった。やがて、ある人物に出会い、リーダー育成のためのインターナショナルスクールをつくろうと彼女は動き出す。
最初はほとんど不可能に見えたスクール構想を小林りんはわずか7年で開校にこぎつけている。プロジェクトのスタート直後のリーマンショックで資金が途絶えたため寄付集めから始めなければならなかった。その後も幾多の障害が立ちはだかったが、彼女は超人的な努力によって協力者を増やし、国や地方自治体を味方につけて、日本で初めての全寮制インターナショナルスクールの実現へと進んでいった。彼女の並外れた熱意とエネルギーが会う人を動かしたのだ。そのエネルギー源は、メキシコで、フィリピンで不幸な子どもたちに接した鮮烈な体験だったのである。
今夏のある日、私はISAKを訪れた。森の緑に囲まれてダークグレーの木造校舎が並んでいる。夏休みで生徒の姿はまばらだが、秋になれば生徒たちの歓声が響くはずだ。様々なバックグランドを持つ子、経済的に困窮している子にも門戸を開き、世界各国から集まった子どもたちが自然の中で寝食を共にしながら学んでいる。不条理や貧困や暴力、差別があふれるこの世界を変えるリーダーになることをめざして。
ISAKの校舎の前に立って、私は小林りんさんの志の高さに胸打たれた。不可能を可能に変えた彼女の情熱と行動力にも感嘆するとともに、これまでの彼女の苦労を想像した。小林りんという型破りな人のこれからの行動に注目したい。そして、ISAK出身のリーダーたちの活躍に大いに期待したいと思った。
追記: 本書の気になった点を指摘しておきたい。著者の饒舌さを「読みづらい」と私は感じたのである。ノンフィクションは事実と証言によって構成されるべきだと考えるが、本書には著者の見解、解説があふれ、小林りんへの賛辞が頻出する。著者の意見の部分を省けば分量は2/3ほどになり、簡潔で説得力のある内容になったのではと惜しまれる。★4つはその点を減じたものである。
2016年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまりにも、凄い本すぎて、一気に読んでしまった。読み始めたら最後、面白すぎて、すべての手を止めて、すぐに読みきってしまった。
僕は、社会人として、「読書はたしなみ」だろうと思っているので、ビジネス書を中心に、だいたい週に1〜2冊、年間数十冊程度は、読んでいるが、間違いなく、ここ数年のベスト書籍だ。この本は。
この本は、教育に関わる人だけではなく、社会貢献事業をやっている人、や、むしろ、企業で働くビジネスマンこそが読むべき本。そう思って、周りのビジネスマンの同僚に配るべく30冊も買ってしまった。で、みんなに喜ばれた。プレゼントした同僚の20代後半の女性マネージャさんからは、「トイレを我慢して一気に読んだ。胸がアツくなる。」って喜ばれたり。買ってプレゼントして良かった!
こんな、驚愕を受けるような人間離れしたストーリーに、しかも、こんなに感動が止まらないし何度も泣いてしまう、そういう本に出会えるとは。
ちょっと異常すぎる本なので、とてもじゃないが、本のメッセージの全部を受け止めれない。
読んでる最中に、小林りんさんの凄さを感じすぎて、それに比べて、自分自身の仕事への姿勢や仕事の出来なささに不安を感じて、緊張してしまって、本を閉じたくなるぐらい。
でも、この本のメッセージを、もしも少しだけでも、受け止めることができたら、僕は、生まれ変わったのと同じぐらい、リーダーシップが何倍にもなって、素晴らしいリーダーになれるのだろうと思う。
僕は、よく、「僕自身がどういう仕事をしたいのか?」って、悩んだりする。
過去の社会がもう作り上げている仕組みの中で、その仕組みの枠内の仕事をやりたいのか、もしくは、「その仕組み」を革新していく仕事をしたいのか、もっと言えば、自分の力で周りに理解されないぐらいの新しいことを作っていく仕事をしたいのか。
自分勝手でワガママで夢みたいなことを言うと、「自分の力で周りに理解されないぐらいの新しいことを作っていく仕事をしたい!」って思う。でも、本来、そんな大それたことは、やっぱり難しいし、すぐに壁にぶちあたる。
そんな中で、小林りんさんが、今存在しない、世界を変えるほどのインパクトを持つ学校をを作る、そういう社会を信じこんで、その社会を作るのは自分の使命だって信じこんで、あるときは懸命に、あるときは当然のように、突き進んでいく様子を読んで、僕の中から、いろいろな感情が出てきた。何より、周りの人が、小林りんさんの熱意に動かされて、みんなが応援していく様子を見て、いろいろな感情が出てきた。
「やっぱりここまでやらないといけないのだ。自分には無理なことかもしれない」という不安と、
でも、30代の女性である小林りんさんが実現されたのだっていうのを見て、やっぱり僕もがんばっていかなきゃ、っていう、元気というか、希望というか、自分の中から使命感が出来てくる、というか、ちゃんと生きていかなきゃだめだ、とかっていう感情が出てきた。
この本は、たしなみとして、オススメ、というわけではない。
自分自身の日々の仕事への姿勢を考えなおす機会になる、もしくは、もっとがんばって生きていこうって元気をもらえる、そういう本として、オススメ。
僕は、社会人として、「読書はたしなみ」だろうと思っているので、ビジネス書を中心に、だいたい週に1〜2冊、年間数十冊程度は、読んでいるが、間違いなく、ここ数年のベスト書籍だ。この本は。
この本は、教育に関わる人だけではなく、社会貢献事業をやっている人、や、むしろ、企業で働くビジネスマンこそが読むべき本。そう思って、周りのビジネスマンの同僚に配るべく30冊も買ってしまった。で、みんなに喜ばれた。プレゼントした同僚の20代後半の女性マネージャさんからは、「トイレを我慢して一気に読んだ。胸がアツくなる。」って喜ばれたり。買ってプレゼントして良かった!
こんな、驚愕を受けるような人間離れしたストーリーに、しかも、こんなに感動が止まらないし何度も泣いてしまう、そういう本に出会えるとは。
ちょっと異常すぎる本なので、とてもじゃないが、本のメッセージの全部を受け止めれない。
読んでる最中に、小林りんさんの凄さを感じすぎて、それに比べて、自分自身の仕事への姿勢や仕事の出来なささに不安を感じて、緊張してしまって、本を閉じたくなるぐらい。
でも、この本のメッセージを、もしも少しだけでも、受け止めることができたら、僕は、生まれ変わったのと同じぐらい、リーダーシップが何倍にもなって、素晴らしいリーダーになれるのだろうと思う。
僕は、よく、「僕自身がどういう仕事をしたいのか?」って、悩んだりする。
過去の社会がもう作り上げている仕組みの中で、その仕組みの枠内の仕事をやりたいのか、もしくは、「その仕組み」を革新していく仕事をしたいのか、もっと言えば、自分の力で周りに理解されないぐらいの新しいことを作っていく仕事をしたいのか。
自分勝手でワガママで夢みたいなことを言うと、「自分の力で周りに理解されないぐらいの新しいことを作っていく仕事をしたい!」って思う。でも、本来、そんな大それたことは、やっぱり難しいし、すぐに壁にぶちあたる。
そんな中で、小林りんさんが、今存在しない、世界を変えるほどのインパクトを持つ学校をを作る、そういう社会を信じこんで、その社会を作るのは自分の使命だって信じこんで、あるときは懸命に、あるときは当然のように、突き進んでいく様子を読んで、僕の中から、いろいろな感情が出てきた。何より、周りの人が、小林りんさんの熱意に動かされて、みんなが応援していく様子を見て、いろいろな感情が出てきた。
「やっぱりここまでやらないといけないのだ。自分には無理なことかもしれない」という不安と、
でも、30代の女性である小林りんさんが実現されたのだっていうのを見て、やっぱり僕もがんばっていかなきゃ、っていう、元気というか、希望というか、自分の中から使命感が出来てくる、というか、ちゃんと生きていかなきゃだめだ、とかっていう感情が出てきた。
この本は、たしなみとして、オススメ、というわけではない。
自分自身の日々の仕事への姿勢を考えなおす機会になる、もしくは、もっとがんばって生きていこうって元気をもらえる、そういう本として、オススメ。
2018年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3回泣きました、読みながら。
サマースクールでの子どもたち、
協力した不動産屋さんの生い立ち、
それから、3.11という最大の試練。
小林りんさん、谷家護さんも、この学校のこともまったく知りませんでしたが、自分の子どもを通わせたいと思いました。
石川拓治さんの筆力にも脱帽。
サマースクールでの子どもたち、
協力した不動産屋さんの生い立ち、
それから、3.11という最大の試練。
小林りんさん、谷家護さんも、この学校のこともまったく知りませんでしたが、自分の子どもを通わせたいと思いました。
石川拓治さんの筆力にも脱帽。
2016年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この平成の日本に、あたらしい学校をゼロから作ったという方の本。
ウーマンオブザイヤーを受賞されていたり、何かと話題になっていたので、学校の存在は知っていた。でもどんな人が、どんな想いで作った学校なのか、それまでに何があったのかはよく知らなかったので、新鮮な気持ちで読めた。
そして、大いに刺激を受けた。
共感できる部分もありつつ、自分とは違うレベルの人だな、と自信を失いつつ、、でも最終的には、自分もこんなことをしている場合ではない、まず動かないと。と思えた。
小林りんさんご本人が書いていらっしゃるのではなくて、石川拓治さんという方が、りんさんのまわりの方々にもインタビューをしてまとめていったという形式。非常に読みやすいし、りんさんの魅力がすんなり伝わってくる。(本当に素敵な方!いつかお会いしてみたい)
解決したい課題がある、とか、学生時代はいろいろ頑張っていたけれど、最近目の前の仕事のことしか考えられていないかも、という人におすすめ。
わたしはこの本を読んで、自分の興味のあることにひたすら飛び込みまくり、会いたい人には積極的に会いに行っていた大学時代の自分を思い出し、今の自分と比べて、反省した。
なんのために今ここにいることを選んだのか、その先にどんなやりたいことがあったんだっけ、なかったんだっけ、そういうことを忘れていた。(それほど忙しくもないくせに)毎日に忙殺されていたというか。そして、気持ちだけじゃ、一人で夢として温めているだけじゃだめだな、と思った。
ということで、社会人2年目、次のステップに進むために必要と思われるアクションを、この4月中にさっそく2つ仕込んだ。
ここまで気持ちを奮い立たせてくれて、電車でうるうるしながら読んだ、超オススメの本。
毎日なんとなく過ごしてしまってるな、というときはまず読んでみませんか。
ウーマンオブザイヤーを受賞されていたり、何かと話題になっていたので、学校の存在は知っていた。でもどんな人が、どんな想いで作った学校なのか、それまでに何があったのかはよく知らなかったので、新鮮な気持ちで読めた。
そして、大いに刺激を受けた。
共感できる部分もありつつ、自分とは違うレベルの人だな、と自信を失いつつ、、でも最終的には、自分もこんなことをしている場合ではない、まず動かないと。と思えた。
小林りんさんご本人が書いていらっしゃるのではなくて、石川拓治さんという方が、りんさんのまわりの方々にもインタビューをしてまとめていったという形式。非常に読みやすいし、りんさんの魅力がすんなり伝わってくる。(本当に素敵な方!いつかお会いしてみたい)
解決したい課題がある、とか、学生時代はいろいろ頑張っていたけれど、最近目の前の仕事のことしか考えられていないかも、という人におすすめ。
わたしはこの本を読んで、自分の興味のあることにひたすら飛び込みまくり、会いたい人には積極的に会いに行っていた大学時代の自分を思い出し、今の自分と比べて、反省した。
なんのために今ここにいることを選んだのか、その先にどんなやりたいことがあったんだっけ、なかったんだっけ、そういうことを忘れていた。(それほど忙しくもないくせに)毎日に忙殺されていたというか。そして、気持ちだけじゃ、一人で夢として温めているだけじゃだめだな、と思った。
ということで、社会人2年目、次のステップに進むために必要と思われるアクションを、この4月中にさっそく2つ仕込んだ。
ここまで気持ちを奮い立たせてくれて、電車でうるうるしながら読んだ、超オススメの本。
毎日なんとなく過ごしてしまってるな、というときはまず読んでみませんか。