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こんなハズじゃなかった中学受験 (地球の歩き方Books) 単行本 – 2009/9/11
中学受験生を持つ全ての親にとって、反面教師となり得る一冊です。
著書は、日本ブログ村の中学受験ブログランキングで1位を獲得した「中学受験残り300日:親父の独り言」のブログオーナー。
本書では中学受験に入れ込むあまり、先走りし過ぎて妻や子供との確執に苦悩する父親の姿を日記形式でリアルに紹介しています。
また、“なぜ中学受験が思い通りにいかなかったのか”“どうすれば上手く進められたのか”など、当時の言動を著者自らが振り返った自省コメントも数多く掲載。中学受験生を持つ全ての親にとって、反面教師となり得る一冊です。
1章 わが家が中学受験を目指した理由(わけ)
なぜわが家は中学受験させたのか/突然始まったドタバタ中学受験/栄光への道……のはずが?
2章 こんなハズじゃなかった わが家の中学受験ドタバタ劇(小学6年5月~12月)
5月:偏差値が急落
6月:一進一退
7月:復活の兆し?
8月:天王山
9月:模試3連敗
10月:追いつめられて
11月:どん底
12月:全落ちの恐怖との闘い
3章 熱くて長い1カ月が始まった いよいよ本番突入、待ったなし!(小学6年1月・2月)
1月:受験突入
2月:1週間の戦い
4章 反省から学んだ 子供を成功へと導く10カ条
- 本の長さ215ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2009/9/11
- ISBN-104478071055
- ISBN-13978-4478071052
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商品の説明
著者について
2009年1月~2月は受験に専念するためにブログを一時休止。本書では休止期間に書きためていた受験本番の受験日誌も収録している。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2009/9/11)
- 発売日 : 2009/9/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 215ページ
- ISBN-10 : 4478071055
- ISBN-13 : 978-4478071052
- Amazon 売れ筋ランキング: - 504,435位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 41,270位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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合格のノウハウを得たいのなら、きっと塾講師や家庭教師が書いたものがベターだろう。
著者は親であるがゆえに、愛情あるがゆえに、一喜一憂し、右往左往し・・・
その臨場感を一緒に体感することが本書の役目だろう。
我が家にも「成績微妙な」受験生の子どもがいる。
そんな中でしきりに共感しながら、時に反面教師にしながら
たくさんのエールを本書からもらった。
たいてい心が落ち込んでしまうような中学受験本が多い中で、本書は前向きな読後感があった。
当初、筆者は中学受験の世界はもとより、私立中学を受験すること(=公立中に背を向けること)のリスクが全くわかっていなかった。ほとんどの未経験者がそうであるように、「所詮は子供の受験ごっこ」と、中学受験の世界を舐めていたようにすら思える。
このような親は簡単に塾の策略にハマる。入塾テストのような母集団がどこにあるのかすらはっきりしないテストの偏差値に舞い上がり、バラ色の未来が約束されたかのような錯覚に陥る。後はお決まりのパターンで、塾が勧めるままに高額な講座を選択し、迷うこと無くお金を払う。やがて高名な塾に通っていること自体に満足し、本来の目的を忘れてしまう。
思考停止した親なんて、いいカモである。
「学ぶ」ということの本質を知ろうとせず、受験することの本来の目的を忘れ、目先の偏差値や塾内順位、クラス変えに右往左往する筆者の行動に終始イラっとさせられた。(そも、SAPIXのαクラス以外の価値なんて、行ってる本人が決めることだ)自分達の見栄(もっぱら筆者は嫁の見栄としてはいるが)と、経験不足、筆者生来の楽観的な性格からか、子供がどれほど苛烈な世界に身を置いているのか理解しようとしていない。それゆえ受験勉強において最も重要かつ過酷な5年〜6年前半の時期を塾に丸投げで、あまりにも無関心に過ごしてしまっているように思える。成績が伸び悩んだことで一番苦しんでいる子供に自分の感情をぶつけ、挙句の果てに手を上げるなどとは何事か。かと思えば、自分達の都合にもっともらしい理由をつけ、6年の夏に実家に遠距離帰省。天王山の8合目、成功体験や達成感を得られる貴重な最後の数日と子供の体力を自ら捨てておいて、2期制の小学校の日程に悪態を付く。おおよそ受験生の親(マネージャー)としてふさわしくない行動だと思う。
子供の人生を潰すつもりなのだろうか?
子供はすぐに物事の本質を見抜く。筆者は「最後までモチベーションが上がらなかった」と言っているが、それは受験の主役が自分から親にすり替わってしまったことに気がついてしまったからではあるまいか。自らの目的も無く、ただひたすら強いられる勉強が面白いはずがない。最終的に「のびちゃん」は所謂御三家や超難関校ではなかったが、難関、あるいは上位校と呼ばれるところに受かったそうでホッとした。彼が今後、親の干渉を離れ、じっくりと自分と向き合える日が少しでも早く来ることを願って止まない。
反面教師として書籍自体の評価は☆3〜4つですが、筆者の価値観にはとても共感できないので☆2つとします。
※追記
読了したが、感想は変わりない。あえて追加するとすれば「子供を成功へと導く10ヶ条」の第3条に「余裕があるのは夏休みまでと意識せよ」の行。言わんとする事は理解できなくもないが、このような意識では理数系が出遅れること必至(もちろん本人の資質や目指すところにもよる)。普通は夏前にスピードと正確さ、問題を解く際の時間感覚を身につけるため、中難度の演習をひたすらこなすことに必死になっているので、6年前半が時間的体力的に一番キツく、余裕なんかまったく無いはず。夏休みが始まる前に理数系の基礎は確実に定着させておき、欲を言えば若干余裕がある状態で夏を迎えないと、そこから本格的に始まる演習について行けず、発展問題に手が出せなくなる(または形だけのやりっぱなしで無駄になる)。のび家の場合はそれが後々のスケジュールを圧迫して、ギリギリのコンディションで綱渡りのような入試を迎えることになったのだと思う。
それと、これは受験するしないに関わりなく、自学自習の習慣は(素直に言うこと聞いてくれる)遅くとも4年生くらいまでには付けましょう。付け焼刃の対策ではどうにもなりません。
まず、内容をかいつまんで説明するとサピックスは素晴らしい塾であり、海城中学は息子の手は届かなかったが素晴らしい中学であり、基本的に中学受験は家族にとって素晴らしい体験であったということに尽きる。
(ごく僅かに、講習が必須であることや小学校のカリキュラム上通えない日があっても講習料が割り引かれないなど、サピックス批判の箇所はあるが、申し訳程度である)。
そして内容は「スパイラル方式」「デイリーサピックス」「マンスリー」「SG特訓」といったサピックス(現在、代ゼミ系列の中学受験予備校)用語が羅列されていて、あたかもそれを知っていることが中学受験の常識であるかのような印象を読者に与える。
だが私見では、こういった内輪でしか通用しないジャーゴンを乱用するのは、やや特殊な商売の人間に限られる。
少なくともスンナリとそのまま用いたりはしない。
(例えばだが、「代ゼミ東大プレオープンで」という言い方は普通せず「代ゼミの東大模試で」という書き方になる)
さらに、そもそも気になったのはブログ執筆にいたる目的である。
一般に、人の行為には目的があり、また可処分時間も有限である。
ところが、著者は息子が中学受験の6年生時に必死で勉強を見なければと思いつつ、共働きで勉強を見るヒマが足りなかったと悔いているが「ならばいったいどうして、こう頻繁にリアルタイムのブログ記事(本書の元ネタとされる)を書き続けることが出来たのか」ということになる。
なお、著者とされる「のびちゃんパパ」氏のブログは、本書によれば息子が中学入学後も継続中ということがわざわざ書かれているが、出版後から1年経たずに日本ブログ村と楽天ブログ双方を取りやめている。なぜブログ継続中と書きたかったのか、不自然さが禁じ得ない。
というかそもそも、子供が特定される可能性とそれに付随する様々な不利益から、記録の残るネット上に子供の受験記録を残すこと事態、得心のいかない点である。
少なくとも出版社であるダイアモンド社においては、もし増刷されるならばブログの更新は、本の出版から1年足らずして終了している旨を付記するべきと思料する。
(本書の出版されたのは2009年4月であることが、P216・著者紹介で参照できる)。
著者ブログは以下リンク先。
[・・・]
[・・・]
ちなみに、仮に私がサピックスなどの広報ならば、こう言った本の類いは褒め殺しに思われる危険があるので、本書の出版に当たって出版元ダイヤモンド社との関係が無い旨を、ただちに発表する。
このタイトルが目に入るのは、今思い返しても
苦しかったからの様な気がします。
順調に合格してしまった家庭にはヒットしないと
思いますが、中学受験は家族巻き込んでの特殊な
世界で、「こんなはずじゃなかった」の連続の
ような気がします。
思わずはまってしまったのは、、「こんなはず
じゃなかった、と感じてるのは自分達だけでは
ないんだ」と共感を呼ぶからでしょうか。
父親目線でのバーチャル体験記のような気がします。
いわゆるHow to本ではありませんが、初めての
受験ではどのように進んでいくのか見当も
つかず、暗中模索のため、実際の体験記として、
いろいろな節目での想い、雰囲気が味わえて
大変良かったと思います。
この手の体験記は何冊か読みましたが、実際
その時点時点にならないと書かれていることが
分からないため、節目節目で何度も読み返しました。
父親が参戦(&苦戦)されている場合はお勧めの
一冊です。
他の体験本には、あまり書かれていない親子のゴタゴタなど
ごく普通の家庭の描写に共感致しました。
受験後の現在のお子さんの様子なども書かれていて
良い意味で、ホロリとさせられ、力を与えてもらえました。
立ち読みで充分な内容だった、買ってすごく後悔してます。
サピックス入塾=御三家合格ではない事など知ってます。
ごく普通の家庭で経済的にどうして2人の子供をサピックスに通塾させ
私立中学に進学させられるのかと思ったら共働きという種明かしで
がっかりした。