私は、営業、ならびに著者と同じく営業コンサルタントの仕事をしている。この本を読んでハッとさせられた。
営業や人生の目標を達成していたころは、何度も何度も修正しながら、目標を書き直していた。
そのなかで、達成できないことが多く、意味が無いと感じるようになったが、実は、著者のいう「まず思う」ということが自然とできていた。
そして、人生年表も何度も書いて、やめた・・・。だが、やめたと同時に、自分がどこに行こうとしているのかを見失った。
目標は達成するためではなく、常にギャップを把握して、自分のモチベーションを高めていくためという著者の考えに、自分の失敗体験を重ねあわせた。
私は、27歳まで全くといっていいほど本を読まなかった。営業に関する本は多分3冊程度。だけど、そのうちの一冊はボロボロになるぐらい読んだ。
私も、全ての営業マンにハッピーになってもらいたい。営業の仕事は大嫌いだった私も、営業の仕事のおかげでハッピーになれた。
この「幸福な営業マン」を日本中の全営業マンに読んでもらいたい。著者が書かれているように、営業のテクニックなどは関係ない。
「まず思う」そして「自分が自分の人生を作る」それができるのが営業という仕事の魅力である。
今では、私の本棚には、営業の本が100冊ぐらいある。その中でもホームラン!って感じである。社員に読ませようと思ったが、社員にも自腹で買って読んでもらいたいので、まわさない。
私も、もう一度20代にもどって「幸福な営業マン」を目指す。その一歩として「人生目標シート」「ライフカレンダー」をつくろうと決めた。
非常に分かりにくい?レビューとなってしまったが、営業の仕事に携わる者として、本当に読んでもらいたい。
私は2時間で一度読んだ。そして2度目、自分のマークしている箇所をよんだ。本当に10年ぶりに何度も何度も読み返したい本である。
著者の長尾様ありがとうございます。
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幸福な営業マン: 営業の仕事は嫌いですか? 単行本 – 2006/2/1
長尾 一洋
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド・ビジネス企画
- 発売日2006/2/1
- ISBN-104478082480
- ISBN-13978-4478082485
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド・ビジネス企画 (2006/2/1)
- 発売日 : 2006/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4478082480
- ISBN-13 : 978-4478082485
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,025,201位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,423位セールス・営業 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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昭和33(1958)年6月生まれ。香川県出身。趣味はゴルフと音楽。
昭和59年東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。昭和61年より 大阪大学病院第二内科勤務。
平成3年より市立芦屋病院内科勤務。平成7年に、尼崎市に長尾クリニッックを開業、外来と在宅医療を
両立。あえて「町医者」という言葉にこだわり、「町全体が私の病棟、自宅は世界最高の特別室」をモットーに、病院で1000人、在宅で1000人を看取ってきた。在宅医療のリーダー的存在、また、<日本尊厳死協会>副理事という立場から、高齢者の健康、終末期医療、尊厳死・平穏死について硬軟自在な論調で多くの提言を行っている。毎日綴るブログは医師部門ほぼ1位をキープ。有料メルマガまぐまぐ!「痛くない死に方」では、読者からのあらゆる死の質問に相談するコーナーを設け、好評を得ている。ほか、多くの媒体に連載を抱え、『平穏死10の条件』『抗がん剤10のやめどき』『薬のやめどき』『痛くない死に方』『親の老いを受け入れる』など、ベストセラー書籍多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なるほど、こういうことだったのか、とうなずきながら読める本である。悩みやモヤモヤが一気に晴れた。「幸福な」というタイトルなので、もっぱら精神論で展開されているのかと思いきや、考え方、心の持ち方はもちろん、具体的な行動、トーク例、IT日報を利用したCS向上策など、いやはや営業を超えて経営戦略的にもたいへん参考になった。しかも優しい言葉で書かれているので、隣で先生に営業指南を受けているような感覚で読める、ヒントに満ちた本である。1300社以上の会社で営業指導をし、一緒にドサまわりまでしたという著者の論だけに説得力がある。特に、著者の古典研究と未来洞察にはたいへん興味深いものがあり、「全個一如」なる概念にはまさに目からウロコであった。
ちなみに、私は中小企業の社長をしているが、この本は社員のためにも会社のためにもなると思い営業社員に与えた。いくら景気が回復基調とはいえ、このようなことを知って営業するのと知らずに営業するのとでは大きな開きが出ることは必至だ。
ちなみに、私は中小企業の社長をしているが、この本は社員のためにも会社のためにもなると思い営業社員に与えた。いくら景気が回復基調とはいえ、このようなことを知って営業するのと知らずに営業するのとでは大きな開きが出ることは必至だ。
2010年8月26日に日本でレビュー済み
著者はNIコンサルティング代表取締役という肩書が示す通り、コンサルタントである。営業マンと一緒に活動経験があるとは言ってもコンサルタントである。と、やや冷やかな目で読み始めた。
しかし、さすがに携わった案件数が多いこともあり営業マンの「できない理由」や、同僚はポテンシャルの高い取引先を担当しているから数字があがるのに自分にはそういう担当がないなど営業マンが抱える「不公平感」についての気持ちをくむ要素がふんだんにある。これは営業マンとしては自分の苦しみをわかってくれるという印象を持ち、スッキリできる内容。
私自身が最も参考になったのは、「自己発働能力」。「発動」ではなく「はつどう」の「どう」は「働」の字です。この能力は、誰からもとやかく言われなくてもコツコツと努力する力をさす。ここに問題を抱えている営業マンは多いのではないだろうか。
しかし、さすがに携わった案件数が多いこともあり営業マンの「できない理由」や、同僚はポテンシャルの高い取引先を担当しているから数字があがるのに自分にはそういう担当がないなど営業マンが抱える「不公平感」についての気持ちをくむ要素がふんだんにある。これは営業マンとしては自分の苦しみをわかってくれるという印象を持ち、スッキリできる内容。
私自身が最も参考になったのは、「自己発働能力」。「発動」ではなく「はつどう」の「どう」は「働」の字です。この能力は、誰からもとやかく言われなくてもコツコツと努力する力をさす。ここに問題を抱えている営業マンは多いのではないだろうか。
2006年10月22日に日本でレビュー済み
仕事やプライベートで出会う営業マンの中には、見るからに
嫌そうに仕事をしている人がいて、こっちまで疲れることがある。
逆に、楽しそうにしている人に出会うと、ただそれだけで得した気さえする。
「営業の仕事は嫌いですか?」 「はい、嫌いです」
と答えるすべての人に読んでもらいたい一冊。
楽な仕事だったら幸福か?という問いに対し、それじゃあ実力がつかない、
40代、50代のベテランになったときに困りますよ、という言葉に、
ドキッとさせられる。
営業が辛くて、楽な方向に行きたい・・・と思っている人は、
この本を読んで冷静に考えてみるといいと思います。
嫌そうに仕事をしている人がいて、こっちまで疲れることがある。
逆に、楽しそうにしている人に出会うと、ただそれだけで得した気さえする。
「営業の仕事は嫌いですか?」 「はい、嫌いです」
と答えるすべての人に読んでもらいたい一冊。
楽な仕事だったら幸福か?という問いに対し、それじゃあ実力がつかない、
40代、50代のベテランになったときに困りますよ、という言葉に、
ドキッとさせられる。
営業が辛くて、楽な方向に行きたい・・・と思っている人は、
この本を読んで冷静に考えてみるといいと思います。
2006年3月8日に日本でレビュー済み
営業の仕事がイヤでイヤで仕方ない時期に本屋で本書と巡り合った。なぜ、イヤなのかを考えながら読んでいったら、本書のあちこちで答えが見つかった。
特に、「目標設定能力」と「自己発働能力」という項目で考えさせられるところがたくさんあった。僕は今まで、会社が勝手に決めた売上目標に達することが多かったが、全然幸せな気分を味わったことがなかった。それもそのはず、会社の目標とは別に自らが目指すべき目標をきちんと設定してこなかったからだ。
これからは、ただ売れればいいのではなく、ハッピーに売ることを目指します。よりハッピーな人生を送るために。
特に、「目標設定能力」と「自己発働能力」という項目で考えさせられるところがたくさんあった。僕は今まで、会社が勝手に決めた売上目標に達することが多かったが、全然幸せな気分を味わったことがなかった。それもそのはず、会社の目標とは別に自らが目指すべき目標をきちんと設定してこなかったからだ。
これからは、ただ売れればいいのではなく、ハッピーに売ることを目指します。よりハッピーな人生を送るために。
2006年5月16日に日本でレビュー済み
私は一度営業を経験した。人と話をするのは苦手ではない。嫌われるタイプでもないと思っている。ところが売上数字につながらず優しく辞めるように言われた。営業はすべてのビジネスに不可欠なプロセスだ。しかし仕事で成果を上げるのは難しい。と信じていた私にもう一度営業をしたいと思わせた一冊。人間の性格を変えるのは易しくはない。しかし好きにはなれるかもしれない。厳しいビジネス書なのだろうが読後に爽やかな風が吹いたような気がした。