日本企業が歩んできたこれまでの30年間、進むべき道筋のヒントとこれからの30年間を、「世界の中の日本」という比較的高い目線から俯瞰したい方にお勧めしたい。
こうした経営書の類は著者の想いと経験だけが前面に出されている印象があり、これまで何となく避けてきた分野であった。
しかし本書は押しつけがましさが無い。特に前半はシンプルに、かつ淡々と事実をベースに分析されている。
一方で 第4章あたりから、グローバルな変化から取り残された、いわゆる典型的な「日本企業」の本質を突くような警鐘が繰り出されている。conventionalな日本の経営者はドキッとさせられるのではないだろうか。しかし日本的経営の特徴そのものを批判しているのではなく、これからの「日本企業に合った」変革の方向性も示されている所がフェアだと感じた。今後の日本企業への期待が込められている。
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経営の針路―――世界の転換期で日本企業はどこを目指すか 単行本(ソフトカバー) – 2017/7/6
平野 正雄
(著)
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著者はマッキンゼーの日本支社長、カーライルの共同代表を務め、現在早稲田ビジネススクールの教授である。過去、コンサルタント、投資家、そして経営学者として、30年以上にわたって多くの日本を代表する企業の経営に携わってきた。その著者が、この30年間で大きく変化した世界経済の様相を3つの切り口(グローバル、キャピタル、デジタル)から分析すると共に、変貌した世界で日本企業が弱体化した理由を説明する。そして、世界から取り残された日本企業が、いまやるべきことを示唆する。著者初の著書。蓄積された経験と思考が凝縮された珠玉の経営書。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2017/7/6
- 寸法13.1 x 1.8 x 18.9 cm
- ISBN-104478103119
- ISBN-13978-4478103111
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商品の説明
著者について
早稲田大学ビジネススクール教授。1998年から2006年まで、マッキンゼー・アンド・カンパニーのディレクターおよび日本支社長。マッキンゼーには1987年より20年間在籍し、情報通信および製造業から医薬品および金融までの幅広い産業分野において、企業の経営戦略、組織改革、グローバル化、M&Aなどのプロジェクトに従事。2007年からプライベートエクイティ大手のカーライル・ジャパンの共同代表として、複数の日本企業のマネジメント・バイアウト(MBO)投資に参画。2012年より現職。ビジネスモデル学会会長、工学博士(東京大学)。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2017/7/6)
- 発売日 : 2017/7/6
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4478103119
- ISBN-13 : 978-4478103111
- 寸法 : 13.1 x 1.8 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 368,958位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 183位プロジェクトマネジメント (本)
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2017年7月12日に日本でレビュー済み
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2022年11月23日に日本でレビュー済み
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マクロ的な分析には、かなり学ぶ所が多い。
ただ、実践は、各々で考えてやるしかない。
ただ、実践は、各々で考えてやるしかない。
2023年9月10日に日本でレビュー済み
戦後から現在に至るまでの、日本の経営とはどのようなものであったかということと、その間に日本的な経営において何が問題であったかという分析は良くまとまっていて、経済に詳しくない人間(私)にとっても理解しやすい内容だった。
マクロな部分での問題点、著者のいうところの思考停止、長期的な視点の欠如と硬直した組織が問題であるとする点は腑に落ちる一方で、結果論であるようにも感じた。それに対して、ミクロな部分のガバナンス、オーナーシップを強くするためのローテーションの抑制や、市場開拓部門に一定の権限と予算を与えるべきなど、共感できる点も多く、読めば参考になる部分がどこかには必ずある本だと思った。
マクロな部分での問題点、著者のいうところの思考停止、長期的な視点の欠如と硬直した組織が問題であるとする点は腑に落ちる一方で、結果論であるようにも感じた。それに対して、ミクロな部分のガバナンス、オーナーシップを強くするためのローテーションの抑制や、市場開拓部門に一定の権限と予算を与えるべきなど、共感できる点も多く、読めば参考になる部分がどこかには必ずある本だと思った。
2018年1月16日に日本でレビュー済み
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今の日本企業の経営課題が、明確に指摘されていて、自身の仕事の環境に当てはめて、モヤモヤが晴れた感じです。
2017年7月29日に日本でレビュー済み
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これまで他の本などで言語化されていなかった、新鮮な視点を提供してくれたため、非常に良い刺激となりました。懐かしくて新鮮な印象、すなわち、実務の中で感じていた事をうまく取り出して整理された感じがします。オススメです。
2017年10月23日に日本でレビュー済み
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実務とアカデミックそれぞれ秀逸なキャリアを持つ平野正雄氏渾身の企業経営論。
ポスト冷戦後の時代を「グローバル」「キャピタル」「デジタル」という3つのステージに分け、前半部分では、それぞれのステージにおいて世界で何が起こったのかが定量面・定性面からとても分かりやすく解説されています。そして後半部分では、ステージごとに外部環境への対応を誤った日本企業への分析が記載されており、一読すると日本企業が外部環境不適合となったプロセスが理解できます。
巻末で示されている日本企業の「経営の指針」については、内容が抽象的であり具体性に欠けていたため、読んでいて納得はできましたが腹落ちまではしませんでした。そのため☆4つとしましたが、日本企業が抱える固有の問題をプロセスを含めてグローバルな視点から理解したいと考えている方にはオススメの一冊です。
ポスト冷戦後の時代を「グローバル」「キャピタル」「デジタル」という3つのステージに分け、前半部分では、それぞれのステージにおいて世界で何が起こったのかが定量面・定性面からとても分かりやすく解説されています。そして後半部分では、ステージごとに外部環境への対応を誤った日本企業への分析が記載されており、一読すると日本企業が外部環境不適合となったプロセスが理解できます。
巻末で示されている日本企業の「経営の指針」については、内容が抽象的であり具体性に欠けていたため、読んでいて納得はできましたが腹落ちまではしませんでした。そのため☆4つとしましたが、日本企業が抱える固有の問題をプロセスを含めてグローバルな視点から理解したいと考えている方にはオススメの一冊です。
2017年7月13日に日本でレビュー済み
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1990年から今日までのポスト冷戦期、日本でいえばバブル崩壊後の約30年間をグローバル、キャピタル、デジタルに区分し、それぞれの経済構造変化を的確に看破している。前半は世界経済の動向について俯瞰的に、時に重要な点をえぐりながら、分かりやすい表現でダイナミック(動的)に議論が展開されており、世界経済30年史とも言える濃い内容が展開する。そして後半では優れた経営を行う個別企業の事例を紹介しながら日本企業の問題点を洗い出し、未来に向けて著者独自の視点から問題意識を提起する。同時代を社会人として過ごしている身として、改めてその振り返りをしながら、まさに今後の針路を考えさせられる良書である。
2017年9月8日に日本でレビュー済み
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書いてある内容はその通りだと思います。
グローバル・ソフトキャピタル・デジタルは確かに今後の経済のキーワードだと思いますし、独自の日本的経営の可能性という点にも共感します。
ですが、内容が極めてマクロ的なので、読後に「うん、その通りだね。・・・・・で?」というモヤモヤ感が拭い去れません。
著者の文体もデータに基づき論理的に書くスタイルなので、理解はしやすいのですが、正直読んでいてあまり面白いと思える文体ではなく淡々とした記載ばかりが続くので途中で読み飽きてしまいます。
せっかくなので平野氏のこれまでのキャリアを通じて学んだことも合わせて紹介すればもっと面白い本になったのではないかなと思います。
グローバル・ソフトキャピタル・デジタルは確かに今後の経済のキーワードだと思いますし、独自の日本的経営の可能性という点にも共感します。
ですが、内容が極めてマクロ的なので、読後に「うん、その通りだね。・・・・・で?」というモヤモヤ感が拭い去れません。
著者の文体もデータに基づき論理的に書くスタイルなので、理解はしやすいのですが、正直読んでいてあまり面白いと思える文体ではなく淡々とした記載ばかりが続くので途中で読み飽きてしまいます。
せっかくなので平野氏のこれまでのキャリアを通じて学んだことも合わせて紹介すればもっと面白い本になったのではないかなと思います。