この本は日本の相場がどのように動くかについての本ではありません。
以前に発売された「史上最大の株価急騰がやってくる!」の内容について、
国際情勢の面から論じたものです。
経済の本と勘違いして買って少しがっかりしましたが、
読んでみると凄く面白かったので結果的には良い買い物になりました。
しかし、勘違いして買ったのも事実なので星一つ減らして4つで。
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増田俊男の2006年大予測 史上最大の株価急騰がやってくる! 単行本 – 2005/10/28
増田 俊男
(著)
数々の予測を的中させてきた増田俊男氏の経済予測本。今回は、原油高騰のメカニズムとアメリカの世界戦略から、世界経済・日本経済の先行きを予測します。日本はアメリカの資金源になりながら、世界マネーの溜まり場として市場は活性化していきます。
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2005/10/28
- ISBN-104478200890
- ISBN-13978-4478200896
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2005/10/28)
- 発売日 : 2005/10/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 213ページ
- ISBN-10 : 4478200890
- ISBN-13 : 978-4478200896
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2005年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年3月26日に日本でレビュー済み
米国の動向や論理について考えてみることは、株式投資を行う上でも意味はあると思うが、本書の見通しなり考え方が当たるかどうかは「占い」が当たるかどうかと同じようなものである。
対イラク戦争で、「アメリカの正義」の本質は多くの人に明らかになった。個々の企業でなく国家の政治体制としては、日本は米国の同盟国というよりも、従属国に近い。具体的にこれをどう表現するかは色々あるだろうが、本書の主張も基本的にこの範疇内のもの。
しかし、販売サイドの要請もあるのだろうが、この本のタイトルはなんとかならないのか・・・・。
対イラク戦争で、「アメリカの正義」の本質は多くの人に明らかになった。個々の企業でなく国家の政治体制としては、日本は米国の同盟国というよりも、従属国に近い。具体的にこれをどう表現するかは色々あるだろうが、本書の主張も基本的にこの範疇内のもの。
しかし、販売サイドの要請もあるのだろうが、この本のタイトルはなんとかならないのか・・・・。
2006年5月5日に日本でレビュー済み
日経平均株価が3万円台に乗る。という題名も少し過激ですね。
しかし、内容は極めて穏当で十分に納得でき、グローバルな視点からの株相場動向理解の一助になります。
アメリカが目指す世界覇権シナリオの過程で日本に世界の投機資金が集中し、日経平均株価が3万円台に乗る可能性がある。というもので、最近の機関投資家の資金動向に合致する部分が多々あると思います。
この本が書かれた2005年10月時点で、「世界の投機資金は、原油、日本の株式市場に向かうことになる。」と主張している点はむしろ驚くべき先見性と思います。「原油価格の高騰の原因は実需ではなく先高感にあった」p80 は、まさしく今の原油価格高騰の状況を正しく表現したもので、「1バレル100ドル超えは遠くない。」p96 としたうえで、原油価格高騰が直接日本経済を破壊するものではないという、傾聴に値する論を述べている部分。傾聴に値すると思います。
武力を行使してフセイン政権を打倒した真の理由を、原油価格高騰がアメリカの国益(ドルの世界支配)にかなうものであり、ゴールドマン・サックスが原油価格高騰を演出しようとしている p98 という部分にも真実味があります。
結局、現今の世界はアメリカに制覇された単一国家体制であって、アメリカの国益がすべての経済をグローバルに動かしている“万有引力”であると見抜けば、全ての事象は単純化され整理される。という「視点」は真実なのかもしれない。そう思いました。
日本の330兆円に及ぶ郵便貯金と簡易保険が、株式市場に2017年にかけて段階的に流入してくる。p189 ことを考え合わせると、本当にここ数年のうちに日経平均株価が3万円を突破するのではないか?という気にさせる本である。元気が出る度、星4つです!。
しかし、内容は極めて穏当で十分に納得でき、グローバルな視点からの株相場動向理解の一助になります。
アメリカが目指す世界覇権シナリオの過程で日本に世界の投機資金が集中し、日経平均株価が3万円台に乗る可能性がある。というもので、最近の機関投資家の資金動向に合致する部分が多々あると思います。
この本が書かれた2005年10月時点で、「世界の投機資金は、原油、日本の株式市場に向かうことになる。」と主張している点はむしろ驚くべき先見性と思います。「原油価格の高騰の原因は実需ではなく先高感にあった」p80 は、まさしく今の原油価格高騰の状況を正しく表現したもので、「1バレル100ドル超えは遠くない。」p96 としたうえで、原油価格高騰が直接日本経済を破壊するものではないという、傾聴に値する論を述べている部分。傾聴に値すると思います。
武力を行使してフセイン政権を打倒した真の理由を、原油価格高騰がアメリカの国益(ドルの世界支配)にかなうものであり、ゴールドマン・サックスが原油価格高騰を演出しようとしている p98 という部分にも真実味があります。
結局、現今の世界はアメリカに制覇された単一国家体制であって、アメリカの国益がすべての経済をグローバルに動かしている“万有引力”であると見抜けば、全ての事象は単純化され整理される。という「視点」は真実なのかもしれない。そう思いました。
日本の330兆円に及ぶ郵便貯金と簡易保険が、株式市場に2017年にかけて段階的に流入してくる。p189 ことを考え合わせると、本当にここ数年のうちに日経平均株価が3万円を突破するのではないか?という気にさせる本である。元気が出る度、星4つです!。
2005年11月14日に日本でレビュー済み
この手の近未来の経済を予言する書物については、同じ著者が
数年前に書いたものをチェックするのが勧められる。著者の
「目からウロコのマーケットの読み方」(アスキー、2003年刊)
を読んでみると、内容の7割は本書と整合している。著者は
数年前から株価急騰を予言している。その論旨は明快であり、
アメリカの永久戦争の戦費調達のために日本市場に資金が流れ
込み日本は急速に好景気に見舞われることになる。このような
論旨について注意すべきことは、概して一者(例:アメリカ)が
大きい企みを持つ一方、その他(例:中国、ロシア)が無策の
ように振舞う想定に傾きやすいことだ。本書でも中国・ロシア
の打つ手があまり見えないが、アメリカの勢いを説く筆者の
確信は半端ではない。
数年前に書いたものをチェックするのが勧められる。著者の
「目からウロコのマーケットの読み方」(アスキー、2003年刊)
を読んでみると、内容の7割は本書と整合している。著者は
数年前から株価急騰を予言している。その論旨は明快であり、
アメリカの永久戦争の戦費調達のために日本市場に資金が流れ
込み日本は急速に好景気に見舞われることになる。このような
論旨について注意すべきことは、概して一者(例:アメリカ)が
大きい企みを持つ一方、その他(例:中国、ロシア)が無策の
ように振舞う想定に傾きやすいことだ。本書でも中国・ロシア
の打つ手があまり見えないが、アメリカの勢いを説く筆者の
確信は半端ではない。
2006年10月23日に日本でレビュー済み
イラク戦争の要因の一つがドル拡大のためであった事、アメリカの個人マネーが原油市場に流れ込み原油高を引き起こしている事などは参考になりました。本当かどうか知りませんが。
しかし、いずれ米中戦争が控えているなんてのは大袈裟過ぎますし、いずれ日経平均が3万円を超えると言うのも楽観的過ぎます。
最後の物質欲が満たされれば、資本主義が終わると言う点ですが、モノではなくお金そのものを欲しがる人がいるのでこれもそう上手くはいかないでしょう。
欧米がいずれ日本の精神を頼るようになると言うのも、現在、和の精神をもった日本人が存在し得ない点、さらに日本に和の精神が存在していたかどうかすら危うい点などから実現しないでしょう。
日本人、と言うかアジア人は見栄っ張りで自前の哲学を持たないので欲望に歯止めが利きません。欧米が論理的に突き詰めた結果、資本主義を生み出したのとは根本的に異なります。
資本主義と言うゲームを作ったのが欧米ならば、終わらせることが出来るのも欧米自身だと思います。
しかし、いずれ米中戦争が控えているなんてのは大袈裟過ぎますし、いずれ日経平均が3万円を超えると言うのも楽観的過ぎます。
最後の物質欲が満たされれば、資本主義が終わると言う点ですが、モノではなくお金そのものを欲しがる人がいるのでこれもそう上手くはいかないでしょう。
欧米がいずれ日本の精神を頼るようになると言うのも、現在、和の精神をもった日本人が存在し得ない点、さらに日本に和の精神が存在していたかどうかすら危うい点などから実現しないでしょう。
日本人、と言うかアジア人は見栄っ張りで自前の哲学を持たないので欲望に歯止めが利きません。欧米が論理的に突き詰めた結果、資本主義を生み出したのとは根本的に異なります。
資本主義と言うゲームを作ったのが欧米ならば、終わらせることが出来るのも欧米自身だと思います。