無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
経済学思考の技術 ― 論理・経済理論・データを使って考える 単行本(ソフトカバー) – 2003/12/11
飯田 泰之
(著)
論理思考・経済の基礎とデータ解釈でビジネスや日本経済を考える、体系的かつ実践的な問題解決のための技術。
- ISBN-104478210489
- ISBN-13978-4478210482
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2003/12/11
- 言語日本語
- 本の長さ256ページ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者からのコメント
ユーザーのための経済学
本書は題名の通り経済学に関する本です.しかし,大学で学ぶ経済学の内容のコンパクト版でもなければ,資格試験攻略のためのお手軽な手引き書でもありません.本書は「経済学の本」ではなく「経済学思考の本」です.90年代から現在に至る日本経済の大停滞の原因究明,処方箋を後半部分で取り扱いますが,本書の主要な目的は「現代経済の解説」ではありません.あくまで現在の経済状況を考えることを通じ,経済学的な考えかたを習得する練習をすることが目的です.経済に関する啓蒙書の多くは「経済学の楽しさを伝え,知的好奇心を満たす」ところに重点を置いて書かれています.しかし,経済学を学習することにはこの様な(ある意味浮世離れした)魅力だけでなく,論理的思考(ロジカルシンキング)能力・データ処理能力を養うという実際的な力があります.研究者を目指すわけではない多くの学生・ビジネス人にとり,これらの能力を育てるという点こそが,経済学を学ぶ中心的意義であるといえるのではないでしょうか?したがって,本書は通常の経済書・経済入門書とは大きく異なる構成を取ることとなりました.常日頃から経済・経済学に興味を抱いてきたが,近頃食傷気味であるという方には是非一読してご批判をいただければと思います.また,いままで多くの経済書・経済入門書を読んだものの「わかったようなわからないような」という印象しか得られなかったという方,または(より現金に)役に立たないモノは勉強したくないという方にも,「使える経済学」「(研究者のためではない)ユーザーのための経済学」を体験していただければと思います.
本書は題名の通り経済学に関する本です.しかし,大学で学ぶ経済学の内容のコンパクト版でもなければ,資格試験攻略のためのお手軽な手引き書でもありません.本書は「経済学の本」ではなく「経済学思考の本」です.90年代から現在に至る日本経済の大停滞の原因究明,処方箋を後半部分で取り扱いますが,本書の主要な目的は「現代経済の解説」ではありません.あくまで現在の経済状況を考えることを通じ,経済学的な考えかたを習得する練習をすることが目的です.経済に関する啓蒙書の多くは「経済学の楽しさを伝え,知的好奇心を満たす」ところに重点を置いて書かれています.しかし,経済学を学習することにはこの様な(ある意味浮世離れした)魅力だけでなく,論理的思考(ロジカルシンキング)能力・データ処理能力を養うという実際的な力があります.研究者を目指すわけではない多くの学生・ビジネス人にとり,これらの能力を育てるという点こそが,経済学を学ぶ中心的意義であるといえるのではないでしょうか?したがって,本書は通常の経済書・経済入門書とは大きく異なる構成を取ることとなりました.常日頃から経済・経済学に興味を抱いてきたが,近頃食傷気味であるという方には是非一読してご批判をいただければと思います.また,いままで多くの経済書・経済入門書を読んだものの「わかったようなわからないような」という印象しか得られなかったという方,または(より現金に)役に立たないモノは勉強したくないという方にも,「使える経済学」「(研究者のためではない)ユーザーのための経済学」を体験していただければと思います.
出版社からのコメント
論理、経済理論、データ解釈を10のルールにまとめた、体系的な実践テキ スト
ロジカルシンキングだけではビジネス・経済は理解できない。経済学だ けでは非実用的である。本書はこれらの知識を体系的に理解することで、問題解決・意思決定の能力を高めるというものです。
ロジカルシンキングだけではビジネス・経済は理解できない。経済学だ けでは非実用的である。本書はこれらの知識を体系的に理解することで、問題解決・意思決定の能力を高めるというものです。
「論理的に考え、経済原則にあてはめ、データによる裏 付けをする」という本書の提案は、経済学を勉強している人はもちろん、社会人の方にも大変役に立つものだと思います。
・論理的には正しいけれど現実は違っていると感じたことがある
・ロジカルシンキングを、どう現実の問題解決(解釈)に使うのかがわからない
・データだけでは説得力に欠けるorデータにだまされないよう正しい見方を知りたい
・日本経済の「今」を経済学的に考えてみたい
という人はぜひご一読ください!
内容(「MARC」データベースより)
「経済学思考」を身につけ、それに基づく基本原則を知り、自分の手で現実の経済・ビジネスを考える実戦力を身につけるためのトレーニングブック。論理、経済理論、データを使用して考える「経済学思考」の技術について解説。
レビュー
論理的思考、経済学、日本経済の三つを一挙に学べる、ひと粒で三度おいしい本。基本がいかに大切かを教えてくれる本でもある
(若田部昌澄)
※第11位 経済学思考の技術 --「学者・エコノミストが選んだ2004年『経済書』ベスト30」(2004.12.18/週刊ダイヤモンド)
『経済学思考の技術』は安心して「これぞリフレ派入門書」とどなたにも勧められます。
しかしそんな風に紹介することは本書の意義を矮小化することになってしまうでしょう。なんと言っても本書の出色なところは、科学的思考、科学的研究の方法論から説き起こして、それをスムーズに経済学基礎理論の入門的解説につなぎ、最後には日本経済の政策的課題にまで話を持っていく、という構成の妙です。実際読み始めた読者の多くは、始めのうち「これはロジカル・シンキングの本か?」と疑ってしまうでしょう。しかし本書の導入部は、科学哲学、科学理論の素材としてもある程度は使えてしまうくらい、よい出来です。「筋道を立てて論理的に考える」そして「実証的データを(その限界も承知した上で)きちんと踏まえる」ということの大切さを、経済問題という具体例に即して見事に示してくれます。(稲葉振一郎) --「別冊SIGHT 日本一怖い!ブック・オブ・ ザ・イヤー2005」
(若田部昌澄)
※第11位 経済学思考の技術 --「学者・エコノミストが選んだ2004年『経済書』ベスト30」(2004.12.18/週刊ダイヤモンド)
『経済学思考の技術』は安心して「これぞリフレ派入門書」とどなたにも勧められます。
しかしそんな風に紹介することは本書の意義を矮小化することになってしまうでしょう。なんと言っても本書の出色なところは、科学的思考、科学的研究の方法論から説き起こして、それをスムーズに経済学基礎理論の入門的解説につなぎ、最後には日本経済の政策的課題にまで話を持っていく、という構成の妙です。実際読み始めた読者の多くは、始めのうち「これはロジカル・シンキングの本か?」と疑ってしまうでしょう。しかし本書の導入部は、科学哲学、科学理論の素材としてもある程度は使えてしまうくらい、よい出来です。「筋道を立てて論理的に考える」そして「実証的データを(その限界も承知した上で)きちんと踏まえる」ということの大切さを、経済問題という具体例に即して見事に示してくれます。(稲葉振一郎) --「別冊SIGHT 日本一怖い!ブック・オブ・ ザ・イヤー2005」
抜粋
経済やビジネスを理解するための「経済学思考10のルール」 (1)論理的に語る (2)データに裏付けられた論理で語る (3)人はインセンティブにしたがって行動する (4)個人がアクセスできるフリーランチはない (5)市場均衡は非常によい性質を持っている (6)価格の調整は緩慢にしか行われない (7)経済状態は自己決定的な性質を持つ (8)グロス(総額)だけではなくネット(純額)で考える (9)名目変数と実質変数には区別が必要 (10)正しい「単純化・論理構成・データ確認」から導いた結論は常識に勝る
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2003/12/11)
- 発売日 : 2003/12/11
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4478210489
- ISBN-13 : 978-4478210482
- Amazon 売れ筋ランキング: - 273,132位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 243位経済学入門
- - 654位ロジカル・シンキング
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理論の学習以前に学ぶべき内容だが、大学に入って最初に読めば、相当 有益だろう。
2009年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一章において、論理的思考がどのようなものかを説き、
第二章において、経済学の基本的に前提について述べ、
第三章において、経済学の基本的理論、概念について説明し、
第四章において、90年以降の「失われた10年」について論証している。
が、そのそれぞれが中途半端であるように思われる。
第一章の論理的思考については、
定評のあるロジカルシンキングの本を非常に薄めたような内容であり、
第二章、第三章、第四章は駆け足であり、初学者にとってはわかりづらく、
上級者にとっては論証が足りないものと思われるだろう。
また、著者が提唱する、
1.論理的に語られなければならない
2.データに裏付けられた論理で語らなければならない
3.人はインセンティブに従って行動する
4.個人がアクセスできるフリーランチはない
5.市場均衡は非常によい性質をもっている
・
・
・
10 正しい「単純化・論理構成・データ確認」から導いた結論は常識に勝る
という、「経済学思考10のルール」も、
構造化されてはいない(ダブりがある、同じ分類のものではない)。エレガントでない。
著者の専門的研究の中身は私は存じ上げないが、
本書は、啓蒙書としては、少し足腰が弱く、また丁寧ではない、と思う。
ただ、経済学的思考の意義を強調し、
世の中の「トンデモ」な議論に一石を投じようとする、その姿勢は素晴らしいと思う。
第二章において、経済学の基本的に前提について述べ、
第三章において、経済学の基本的理論、概念について説明し、
第四章において、90年以降の「失われた10年」について論証している。
が、そのそれぞれが中途半端であるように思われる。
第一章の論理的思考については、
定評のあるロジカルシンキングの本を非常に薄めたような内容であり、
第二章、第三章、第四章は駆け足であり、初学者にとってはわかりづらく、
上級者にとっては論証が足りないものと思われるだろう。
また、著者が提唱する、
1.論理的に語られなければならない
2.データに裏付けられた論理で語らなければならない
3.人はインセンティブに従って行動する
4.個人がアクセスできるフリーランチはない
5.市場均衡は非常によい性質をもっている
・
・
・
10 正しい「単純化・論理構成・データ確認」から導いた結論は常識に勝る
という、「経済学思考10のルール」も、
構造化されてはいない(ダブりがある、同じ分類のものではない)。エレガントでない。
著者の専門的研究の中身は私は存じ上げないが、
本書は、啓蒙書としては、少し足腰が弱く、また丁寧ではない、と思う。
ただ、経済学的思考の意義を強調し、
世の中の「トンデモ」な議論に一石を投じようとする、その姿勢は素晴らしいと思う。
2013年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とあるビジネス誌に新刊にて記載があり、面白そうな内容かなと思い購入。
日本語が、どうも読みづらいです。
人によっては癖があるように感じられるかもしれません。
万人向けではないです。念のため。
日本語が、どうも読みづらいです。
人によっては癖があるように感じられるかもしれません。
万人向けではないです。念のため。
2008年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『経済学思考』のテキストとして、デフレに陥った現在の日本経済を題材にその実践例を示す試みは、意欲的でとても良いです。しっかりした構成で書かれており、『デフレ期待の自己実現』による大停滞論にもかなりの説得力があります。ただ説明がデフォルメされすぎて論理のつながりが見えにくい箇所が複数あり、キャピタルフライト不況論の否定はストックとフローの混同?のようにも思えました。
ところでGDPの三面等価を分配面でみると、GDP≡雇用者所得(労働者の取り分)+営業余剰(資本家の取り分)とのこと。この2003〜2007年の景気拡大で名目GDPの成長は僅かに年率1.3%。しかし企業利益(営業余剰)が過去最大級に躍進したってことは、その分国民から企業へ所得が移転された訳です。「成長を実感に!」なんて叫んでた総理もいましたが、GDP成長無き企業繁栄とは一体何を意味するのか、理解しておられたのでしょうか??
ところでGDPの三面等価を分配面でみると、GDP≡雇用者所得(労働者の取り分)+営業余剰(資本家の取り分)とのこと。この2003〜2007年の景気拡大で名目GDPの成長は僅かに年率1.3%。しかし企業利益(営業余剰)が過去最大級に躍進したってことは、その分国民から企業へ所得が移転された訳です。「成長を実感に!」なんて叫んでた総理もいましたが、GDP成長無き企業繁栄とは一体何を意味するのか、理解しておられたのでしょうか??
2013年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現状の世界・日本経済を見たとき、この本は、タイトルごとく身につけるに相応しい。
2007年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミクロ経済とマクロ経済の入門的な内容をピックアップして「きちんと」説明した本.書名から想像するほどのインパクトはないが,この「きちんと」の部分が本書の真骨頂となっている.経済学は勉強したけど数学や論理は苦手という人にとっては本書の真っ当な論理立て・説明の仕方から得るものが大きいだろう.冗長な記述や論理の穴の極めて少ない説明がいかにわかりやすくて短く済むかを知ることができる(とくにマクロ経済の話題に関して).一方で,数学や論理は得意だけど経済を勉強したことはないという人にとっては本書の無駄や飛躍の極めて少ない説明は短時間で経済学の初歩の様々な題材を理解するのに大いに役立つだろう.
もう少し細かく見ると,1章の「ロジカルシンキング」は,当たり前過ぎると感じる人も多いだろうし「矛盾」「∀」「∃」の説明が抜けていたりはするものの,経済の本としては意欲的な内容だと思う.学問以前におさえておくべきことを読者に意識させる内容である.2章,3章,3章補論は経済学の様々な概念の行儀の良い説明.「簡潔で明解な説明とはこういうものさ」という感じ.4章と4章補論はマクロ経済の考えを説明しながら,それを用いて日本経済を分析する内容.この部分の話題はニュースで耳にすることがやたら多く,かつ,本書の1章で批判されている議論(戯れ言?)が目立つことは本書を手にとるような人にとっては周知の事実.同じ話題を非専門家向けに誤魔化しなく説明するとこのようになるというお手本といってもよいと思う.
もう少し細かく見ると,1章の「ロジカルシンキング」は,当たり前過ぎると感じる人も多いだろうし「矛盾」「∀」「∃」の説明が抜けていたりはするものの,経済の本としては意欲的な内容だと思う.学問以前におさえておくべきことを読者に意識させる内容である.2章,3章,3章補論は経済学の様々な概念の行儀の良い説明.「簡潔で明解な説明とはこういうものさ」という感じ.4章と4章補論はマクロ経済の考えを説明しながら,それを用いて日本経済を分析する内容.この部分の話題はニュースで耳にすることがやたら多く,かつ,本書の1章で批判されている議論(戯れ言?)が目立つことは本書を手にとるような人にとっては周知の事実.同じ話題を非専門家向けに誤魔化しなく説明するとこのようになるというお手本といってもよいと思う.
2008年7月19日に日本でレビュー済み
まず本書は経済学的知識を得るための本ではなくて、経済的な考え方を
身につけるための本です。それ故まず経済的な考え方を知識よりも優先して
得たい方には必読書となることでしょう。この手の本は実は意外に少ない!
基本方針は
1.単純化して突き詰める
2.データによる確認
を最重要ポイントに置いています。
またマスコミにおけるいい加減な経済的記述の罠にかからない方法を伝授しています。
第一章はロジカルシンキングの手法を身につけていきます。(演繹、帰納法、
必要十分条件など)
第二章からいよいよ経済的思考を指南されます。
経済的知識は本書では得るものではないと書きましたが、ここから経済的思考と
同時に基本的な経済的知識も導入されています。
そしてそれは一般的な経済新書レベルはあります。
むしろ一般的に言われる「株価と金利は相反する方向へ動く」を数式を用いて
他の基本経済学書よりも解かりやすく書かれています。
そして需要曲線と供給曲線との関係から総余剰(消費者余剰と生産者余剰)は
需給両方の満足の和であるを説明したグラフは目から鱗の思いをしました。
私自身初心者向けの経済学書を数十冊読んできて、その解かりやすさと
経済的な思考を身につけることに置いて本書は群を抜いています。
身につけるための本です。それ故まず経済的な考え方を知識よりも優先して
得たい方には必読書となることでしょう。この手の本は実は意外に少ない!
基本方針は
1.単純化して突き詰める
2.データによる確認
を最重要ポイントに置いています。
またマスコミにおけるいい加減な経済的記述の罠にかからない方法を伝授しています。
第一章はロジカルシンキングの手法を身につけていきます。(演繹、帰納法、
必要十分条件など)
第二章からいよいよ経済的思考を指南されます。
経済的知識は本書では得るものではないと書きましたが、ここから経済的思考と
同時に基本的な経済的知識も導入されています。
そしてそれは一般的な経済新書レベルはあります。
むしろ一般的に言われる「株価と金利は相反する方向へ動く」を数式を用いて
他の基本経済学書よりも解かりやすく書かれています。
そして需要曲線と供給曲線との関係から総余剰(消費者余剰と生産者余剰)は
需給両方の満足の和であるを説明したグラフは目から鱗の思いをしました。
私自身初心者向けの経済学書を数十冊読んできて、その解かりやすさと
経済的な思考を身につけることに置いて本書は群を抜いています。
2009年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビュワーの方も指摘されていることですが、説明が簡潔化されすぎて逆に論理の繋がりが見えにくい部分が散見されます(特に3章)。著者の中ではあまりにも当たり前な事であるが故に、初学者がそれを理解できるかどうかについての配慮が甘いのではないでしょうか。それは著者の努力不足というよりも、むしろ編集者の側の問題なのかもしれませんが。
個人的には、初学者が本書で経済学のエッセンスをつかむのは困難で、いわゆる教科書で一通り基礎を学んだ人が「戻ってくる」ための本ではないかと思います。現在は、翻訳物(マンキューやスティグリッツなど)を含めて親切な教科書が多く出版されていますから、近道をしようとせずにそういう本に挑んだ方がいいように思います。
個人的には、初学者が本書で経済学のエッセンスをつかむのは困難で、いわゆる教科書で一通り基礎を学んだ人が「戻ってくる」ための本ではないかと思います。現在は、翻訳物(マンキューやスティグリッツなど)を含めて親切な教科書が多く出版されていますから、近道をしようとせずにそういう本に挑んだ方がいいように思います。