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ドラッカー名著集3 現代の経営[下] (ドラッカー名著集 3) 単行本 – 2006/11/10
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- ISBN-109784478307014
- ISBN-13978-4478307014
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2006/11/10
- 言語日本語
- 本の長さ286ページ
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登録情報
- ASIN : 4478307016
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2006/11/10)
- 発売日 : 2006/11/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 286ページ
- ISBN-10 : 9784478307014
- ISBN-13 : 978-4478307014
- Amazon 売れ筋ランキング: - 13,900位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14位危機管理
- - 20位ナレッジマネジメント
- - 34位プロジェクトマネジメント (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
ピーター・F・ドラッカー
Peter F. Drucker
1909年11月19日-2005年11月11日
1909年、オーストリア・ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒業後、経済記者、論説委員をつとめる。1933年ナチス・ドイツの不興を買うことを承知の論文を発表して、ロンドンへ移住。マーチャントバンクでアナリストをつとめた後、37年渡米。ニューヨーク大学教授などを経て、71年、ロサンゼルス近郊のクレアモント大学院大学教授に就任、以降この地で執筆と教育、コンサルティング活動を続けた。
ファシズムの起源を分析して、イギリスの後の宰相ウィンストン・チャーチルの絶賛をうけた処女作『「経済人」の終わり』、GMのマネジメントを研究した『企業とは何か』をはじめ、40冊近い膨大な著作群は、「ドラッカー山脈」とも呼ばれる。
ドラッカー教授の専門領域は、政治、行政、経済、経営、歴史、哲学、心理、文学、美術、教育、自己実現など多方面にわたっており、さまざまな分野に多大な影響を及ぼした。
東西冷戦の終結、高齢化社会の到来、知識社会への転換といった社会の根源的な変化をいち早く示した現代社会最高の哲人であるとともに、マネジメントの体系を確立し、「分権化」「自己目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」などマネジメントスキルのほとんどを生み出したマネジメントの父である。
GEのジャック・ウェルチ、P&Gのアラン・ラフリーなど、ドラッカー教授を師と仰ぐ世界的経営者は多い。『エクセレント・カンパニー』のトム・ピータース、『ビジョナリー・カンパニー』のジム・コリンズといった著名な著述家たちも、ドラッカー教授の薫陶を受けている。
親日家としても知られる。1934年、ロンドンの街角で雨宿りに偶然入った画廊で目にした日本画の虜となり、室町水墨画などのコレクションを有する。
2005年、あと8日で96歳の誕生日を迎えるという日に永眠。「20世紀の知的巨人」「マネジメントの父」など、ドラッカー教授を称する言葉はたくさんあるが、本人は自らを社会生態学者と規定した。
生涯を通じた最大の関心事は「社会的存在としての人間の自由と平等」であり、そのために社会、組織、企業はどうあるべきか、一人ひとりの人間は何をなすべきかを問い続けた。その思想は、モダン(近代合理主義)を超えて、21世紀を支配するポストモダンの旗手である。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ビジネスマンであろうがなかろうが、あらゆる業種、職種の人にとって座右の書とすべきものだ。
時代は変化しても経営の基本は変わらないと感じました。
個人的には主宰する読書会の課題図書として、数十年ぶりに再読しました。
さて、そんな本書は本人は“社会生態学者"を名乗るも、他人からは"未来学者"とも呼ばれた著者による『マネジメント』を(内部ではなく)【全体として捉え、体系化を試みた初めての本】であり、企業を『市場や顧客のために経済的な成果を生み出す機関』『権限と責任の関係を規定する人間的、社会的組織』『社会やコミュニティに根ざし公益を考えるべき社会的機関』とした上で、事業の目的は『顧客創造』であり『企業の最重要課題』は【顧客のニーズを探り対応する製品やサービスを提供する】『マーケティング』【顧客の新しい満足を作り出していく】『イノベーション』と定義、また『マネジメント』を【組織に成果をあげさせるための道具、機能、機関】と定義しているわけですが。
まあ、あらためて書き出してみると、今のビジネスパーソンの多くにとっては(実効性はともかく)【各自が所属する組織の理念にも書かれていそうな当たり前の内容】とも言えますが。それこそ『マネジメントの発明者』ドラッカーの先駆性、影響の大きさなんだろうなあ。と、本書に出てくるフォードやIBMといった企業事例を懐かしく思いながらしみじみと。
また先日、ほぼ同年代、同時期に活躍、既存体制や常識を『通念』して批判しつづけた『異端の経済学者』ガルブレイスの著作『ゆたかな社会』を読了していたこともあり、何となく両者を比較しながら、それぞれに共通して『平易でわかりやすいテキスト』様々な用語やコンセプトを提案した『造語力』を感じ、進行形で影響を与え続けている普遍的名著には、やっぱり【そんな『共通した魅力』もあるんだろうな】と思いました。
ドラッカーの最初の一冊。マネジメントの原点としてオススメ。
時代を超えて読み続けられています。
上巻は企業の使命や事業目的といった外向きのことが中心でしたが、
この本(下巻)は、組織の構造・人と仕事の管理・企業の意思決定等のように、
企業内部のことが中心です。
実例ではIBMの経営危機に関する動きが興味深かったです。
また、仕事への動機付けや専門職に関する話は21世紀の今こそ大事だと感じました。
この本で本質的なものの見方・考え方を知ることによって、多くの書籍で紹介されている
ドラッカーの言葉(大事なことが凝縮された金言)をより深く理解できるでしょう。