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ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営 単行本 – 2007/1/27
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の本質がある。
- ISBN-104478307059
- ISBN-13978-4478307052
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2007/1/27
- 言語日本語
- 本の長さ272ページ
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商品の説明
出版社からのコメント
非営利組織がそのミッションを実現するために必要な理論とノウハウが、すべて
詰まっている。
病院、学校、公益法人、特殊法人など、すべてのNPOが、ドラッカーが述べるよ
うな経営をすれば、日本社会はどんなによくなることだろう。
著者について
1909‐2005。20世紀から21世紀にかけて経済界に最も影響力のあった経営思想
家。東西冷戦の終結や知識社会の到来をいち早く知らせるとともに、「分権化」
「目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」など、マネ
ジメントの主な概念と手法を生み発展させたマネジメントの父
上田 惇生
ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。1938年生まれ。61年サウス
ジョージア大学経営学科留学、64年慶應義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、
国際経済部次長、広報部長、(財)経済広報センター常務理事、ものつくり大学教
授を経て、現職。ドラッカー教授の主要作品のすべてを翻訳、ドラッカー自身か
ら最も親しい友人、日本での分身とされてきた。ドラッカー学会代表
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2007/1/27)
- 発売日 : 2007/1/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4478307059
- ISBN-13 : 978-4478307052
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,403位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 129位セールス・営業 (本)
- - 189位プレゼンテーション
- - 245位ビジネス交渉・心理学
- カスタマーレビュー:
著者について
ピーター・F・ドラッカー
Peter F. Drucker
1909年11月19日-2005年11月11日
1909年、オーストリア・ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒業後、経済記者、論説委員をつとめる。1933年ナチス・ドイツの不興を買うことを承知の論文を発表して、ロンドンへ移住。マーチャントバンクでアナリストをつとめた後、37年渡米。ニューヨーク大学教授などを経て、71年、ロサンゼルス近郊のクレアモント大学院大学教授に就任、以降この地で執筆と教育、コンサルティング活動を続けた。
ファシズムの起源を分析して、イギリスの後の宰相ウィンストン・チャーチルの絶賛をうけた処女作『「経済人」の終わり』、GMのマネジメントを研究した『企業とは何か』をはじめ、40冊近い膨大な著作群は、「ドラッカー山脈」とも呼ばれる。
ドラッカー教授の専門領域は、政治、行政、経済、経営、歴史、哲学、心理、文学、美術、教育、自己実現など多方面にわたっており、さまざまな分野に多大な影響を及ぼした。
東西冷戦の終結、高齢化社会の到来、知識社会への転換といった社会の根源的な変化をいち早く示した現代社会最高の哲人であるとともに、マネジメントの体系を確立し、「分権化」「自己目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」などマネジメントスキルのほとんどを生み出したマネジメントの父である。
GEのジャック・ウェルチ、P&Gのアラン・ラフリーなど、ドラッカー教授を師と仰ぐ世界的経営者は多い。『エクセレント・カンパニー』のトム・ピータース、『ビジョナリー・カンパニー』のジム・コリンズといった著名な著述家たちも、ドラッカー教授の薫陶を受けている。
親日家としても知られる。1934年、ロンドンの街角で雨宿りに偶然入った画廊で目にした日本画の虜となり、室町水墨画などのコレクションを有する。
2005年、あと8日で96歳の誕生日を迎えるという日に永眠。「20世紀の知的巨人」「マネジメントの父」など、ドラッカー教授を称する言葉はたくさんあるが、本人は自らを社会生態学者と規定した。
生涯を通じた最大の関心事は「社会的存在としての人間の自由と平等」であり、そのために社会、組織、企業はどうあるべきか、一人ひとりの人間は何をなすべきかを問い続けた。その思想は、モダン(近代合理主義)を超えて、21世紀を支配するポストモダンの旗手である。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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〇 ドラッカー80歳のときの著作である。非営利組織の経営についての世界で最初の本格的な著作であり、古典である。
〇 組織が腐っているとき、自分が所を得ていないとき、あるいは成果が認められないときには、辞めることが正しい道である。出世はたいした問題ではない。重要なことは公正であることであり公平であることである。さもなければ、やがて自らを二流の存在と見るようになる。
〇 われわれは気質と個性を軽んじがちである。だがそれらのものは、訓練によって容易に変えられるものでないだけに、重視し、明確に理解することが必要である。
〇 非営利組織のトップたる者は、みなの仕事をしやすくし、成果をあげやすくし、かつ仕事を楽しめるようにすることを自らの責任としなければならない。
〇 そもそも世の中に貢献できずして、何ゆえ非営利組織で働かなければならないのか。
〇 実は、動機づけされるのはリーダー的な人たちだけだからです。
〇 まず、あなた自身のCEOとしての責任を忘れてはなりません。評議会や理事会は、自分たちが何をすべきかをCEOからいってもらわなければならないのです。彼らはリーダーシップを必要としています。
〇 理事会を開催する会議室には、「理事とは地位ではなく責任である」と大書しておきたい。
〇 非営利組織のリーダーにとって難しい問題は、能力重視と仲間意識のバランスである。しかし、結局は「辛いが切る」といえなければならない。むしろそのほうが明快で痛みも小さい。
〇 ミッションを感じることこそが非営利組織の活力の源泉である。しかし、そこには困った問題もついている。成果をあげられない者を抱え込むという問題である。できない者もまた戦友である。そのため、仕事ができなくとも辞めさせることには二の足を踏んでしまう。この問題についてはここでもう一度シンプルな原則を繰り返させていただきたい。挑戦してくるならばチャンスを与えるべきである。挑戦してこないならば辞めてもらうべきである。
〇 非営利組織に働くあらゆる者が何度も何度も繰り返すべき究極の問は、「自分はいかなる成果について責任をもつべきか、この組織はいかなる成果について責任をもつべきか、自分とこの組織は何をもって憶えられたいか」である。
〇 意思決定とは現在の資源を不確かな未来に投ずることである。
〇 実は、意見の対立とは意見と意見の対立ではないのである。よき信念とよき信念との対立である。
〇 動いているものが接触すれば摩擦が起こるのが自然の法則である。礼儀とはこの摩擦を緩和するための潤滑油である。
〇 募金とは、ニーズの大きさを訴えて金を集めることである。これに対し資金源開拓とは、そのミッションが支持するに値するがゆえに資金を拠出するという、支持者や参画者を獲得する行為である。
〇 非営利組織には、四つのものが必要である。プランニング、マーケティング、人、資金である。
〇 最初に考えるべきものはリーダーシップではない。ミッションである。非営利組織はミッションのために存在する。それは社会を変え人を変えるために存在する。
〇 非営利組織のマネジメントには、常にバランスの問題が伴う。
〇 具体的なことと全体とのバランスはその一つにすぎない。
〇 難しいのは、集中と多様化のバランスである。
〇 さらに重要なバランス、しかも対処の難しいバランスが、慎重さと迅速さのバランスである。
〇 早く結果を知りたくて、あまりに早く大根を抜く人がいる一方、いつになっても抜けない人がいる。ここで求められるものが、分別であり中庸である。
〇 大学や大学院の多くは、高学歴者の継続教育が、贅沢でも、単なる収入源でも、PRでもないことを知っている。継続教育は、今日の知識社会では中核的な機能である。それらの大学や大学院はすでに、医師、技術者、経営者を学生として迎え入れるべく教授陣を整備している。
〇 リーダーにとって最も重要な仕事は、危機の到来を予期することである。回避するためでなく備えるためである。危機がくるまで待つことは責任の放棄である。暴風雨を予期し、先手を打たなければならない。
〇 第一に問うべきは、機会は何か、ニーズは何かである。第二に問うべきは、それはわれわれ向きの機会かである。第三に問うべきは、心底価値を信じているかである。非営利組織には、機会、卓越性、コミットメントの三本柱が不可欠である。ミッションには、これら三つの要素を折り込まなければならない。さもなければ、目標は到達されず、目的は達成されず、いかなる成果も得られないことになる。
〇 非営利組織はそれぞれに特有のミッションを追求するために、資金が必要なだけではない。あらゆる非営利組織に共通するミッションとして、人に自己実現の機会を与え、理念と信条と理想に生きる機会を与えるためにも資金が必要である。
〇 非営利組織は、マネジメントの使い方を知らなければならないことを知っている。自らのミッションに集中するにはマネジメントを知らなければならない。
〇 企業は、顧客が買い、払い、顧客のニーズが満たされたとき役割を果たす。
〇 政府は、自らの政策が意図した成果をもたらしたとき役割を果たす。
〇 非営利組織は、人を変えたとき役割を果たす。
良い本です。
緊急性はないですけど、まずはぱらぱらめくれればと
この年末年始、社会起業に関する実務的な本を数冊読み、その後、非営利組織について概念を体系的に理解したいと思い、本書を手に取りました。
ドラッカーの著書では、10年くらい前に「マネジメント」を読んで感銘を受けましたが、本書も非営利組織に限らず企業においてさえも指針となる珠玉の言葉、学びが数多く詰まった素晴らしい一冊でした。必要な時に必要な個所を何度でも読み返したい名著です。
その中から一部、「自己開発」に関する第5部に以下のような記述があります。
『私が十三歳のとき、宗教の先生が「何によって憶えられたかね」と聞いた。誰も答えられなかった。
すると、「答えられると思って聞いたわけではない。でも五十になっても答えられなければ、人生を
無駄に過ごしたことになるよ」といった。』
私もとうとう来年は50歳。このタイミングで実に良い言葉に出会うことができました。
「何によって憶えられたいか?」この言葉を自分に問いかけ、噛みしめながら、意味のある人生を歩んでいきたいと決意を新たにしました。