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逆転戦略 ウィルコム-「弱み」を「強み」に変える意志の経営 単行本 – 2005/1/28
購入オプションとあわせ買い
2005年2月2日より「DDIポケット」は新社名「ウィルコム」として新たなスタートを切る。
カーライルグループは、有数の運用実績を誇る世界最大級のプライベートエクイティ投資会社であり、
元IBM会長ルイス・ガースナー氏がトップを務めることでも有名。
同社が一度は衰退したと思われたPHS企業であるウィルコムを擁して日本の通信業界で狙う「逆転戦略」とは!?
キーマンへの詳細な取材に基づき、これからウィルコムが通信業界に起こそうとしている「大逆転」のシナリオを明らかにしていく。
本書は「すでに成功した企業」の成功に至るまでの要素を分析する従来のビジネス書籍とは異なり、
ウィルコムの弱みを強みに変える要素を分析、「これから成功する企業」の登場を予見した新たなスタイルのビジネス書籍である。
- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2005/1/28
- ISBN-104478312133
- ISBN-13978-4478312131
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
2004年6月、ルイス・ガースナー元IBM会長率いる米カーライル・グループと京セラは、共同でKDDI子会社・DDIポケットの買収を表明した。今年2月、DDIポケットは「ウィルコム」として生まれ変わった。本書はモバイル通信市場の熾烈な戦いを振り返りながら、カーライルと京セラの狙いが「PHSによる携帯電話の逆転」にあると分析。その詳細を明かす。
かつて、PHSは「つながりにくい」ことがネックとなり、携帯電話に顧客が流れてしまった。DDIポケットは、その後、地道に基地局を増強し、携帯電話と同じ品質でサービスが提供できる体制を整備。2001年、データ通信に特化した新サービス「エアエッジ」を開始した。エアエッジはモバイルによる情報発信・収集に熱心な30代ビジネスマンの間でヒットし、DDIポケット復活に貢献した。
安定的な需要を確保しつつあるウィルコムだが、本書は巨大資本カーライルはさらなるポテンシャルを見いだしていると推察する。丹念な取材を基に、そのポテンシャルとは、第1にこの先、電波不足が生じた時、一番優位な立場に立てること、第2にデータと音声を組み合わせた完全定額制の導入を実現し得るポジションにいることではないかと仮説を立てている。
(日経ビジネス 2005/03/07 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2005/1/28)
- 発売日 : 2005/1/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 234ページ
- ISBN-10 : 4478312133
- ISBN-13 : 978-4478312131
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,692,124位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 848位情報・コンピュータ産業
- - 1,972位モバイル
- - 16,064位ビジネス・経済ノンフィクション
- カスタマーレビュー:
著者について
鈴木貴博(すずきたかひろ)
経済評論家、経営戦略コンサルタント。
大手企業の経営コンサルティング経験をもとに2013年に日本経済新聞出版社から出版した『戦略思考トレーニングシリーズ』が累計20万部を超えるベストセラーに。この本は「ビジネスモデル版 頭の体操」と呼ぶべき内容で、ほとんどの大企業の経営企画部でバイブル的に利用されている。
経済評論家としては未来予測の専門家(フューチャリスト)で、ダイヤモンドオンライン、東洋経済オンライン、現代ビジネス、プレジデントオンラインなどのメディアで月間100万PVの読者を集めている。
1986年に東京大学工学部物理工学科を卒業。世界最高の経営コンサルティングファームであるボストン・コンサルティング・グループに入社し、数々の大企業の戦略立案プロジェクトに従事。1999年のネットバブルの際にネットイヤーグループ(東証マザーズ上場)の創業に取締役として参加。2003年に独立し百年コンサルティングを創業。専門は大企業の競争戦略。
私生活ではメディア関係者の地下クイズサークル『夜会』に所属。得意ジャンルは未解決事件とオカルト・都市伝説。過去『パネルクイズアタック25』で優勝。『カルトQ』などクイズ番組出場経験も豊富。第四代地下クイズ王でもある。
文化人としてアスリートマーケティング所属。百年コンサルティング株式会社代表取締役。愛知県出身。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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研究者にとっては、最新動向を知るという意味では、拍子抜けするかもしれない。MBAやMOTの学生にとってはケーススタディとして使用できるであろう。ビジネスマンはこういったやり方で企業の盛衰が決まるという勉強になると思う。
簡単な本であるので、1日あれば読める。一度手にとってみるのもいいかもしれない。
ウィルコムの音声定額サービス開始当初、
登場に驚いた方は多いんじゃないかと思います。
そのサービスを実現するに至った背景となった、
京セラグループ、カーライルグループの投資や
PHSの特性、とりわけ携帯電話い対する優位な点などが
詳しくない方にも分かりやすく書かれています。
タイトルから感じるインパクトほどウィルコムの
経営方針みたいな話は内容は詳述されていませんが、
現在、そして未来のPHS・携帯電話市場の動向に
興味を持ちながら読み終えることができるはずです。
通信業界に関する事柄には及第点が与えられる。ところが、タイトルの通りにウィルコムの“逆転戦略”について述べられているかと言うと実に不十分である。
カーライルグループの投資スタイルに関してや京セラの稲盛氏らの理想とする部分についてよりも実際にどのような戦略なのか具体案がないに等しい。
通信業界全体について学びたい方、そして携帯電話の繁栄と今後の予測についてのヒントを得たい方は是非一読を。
ウィルコムの戦略について学びたい方は少しがっかりすると思います。
この本の面白いところは中盤から終盤にかけての仮説検証ストーリーの精度の高さです。かなりの高確率である程度のサクセスストーリーが実現できそうな予感がします。
また、他にも企業戦略、マーケティング、マネジメントなどビジネス本としての要素も含んでおり、参考になる1冊。お薦めです。
前半は、日本のモバイル産業の過去数十年を振り返り、後半でPHSの現在置かれているポジションを明らかにする。主役であるウィルコムとPHSについて書かれた部分がそれほど多くない印象で、多分モバイル業界にすでになじみのある人にとっては、業界事情のおさらいとも言うべき部分が多いかと思うが、変化のスピードもスケールも大きい産業だけに、わかりやすくまとまっていて知識の整理にも便利だ。最後の章は、ウィルコムを題材にした経営学のレクチャーのようになっていて、P.ドラッカーの引用が多い。
PHSの将来に期待を抱かせるにはほぼ十分な内容だが、期待の重要な根拠のひとつは、カーライルグループのこれまでの投資実績、ということのようでもある。
最近では、国内初のWindows Mobileを搭載した「W-ZERO3」を市場に投入し、ビジネスマンの支持を集めている。
ウィルコムに関し、ルイスガースナー氏率いるカーライルグループが噛んでいることから手にとった著作だったが、意図せぬ意味で良著だった。
タイトルからウィルコムの戦略についての内容がメインだと思いきや、実際のボリュームは多くはない。
本書で参考になったと感じた内容は主に以下である。
・携帯業界のビジネスモデルの歴史と今後
・PHSの衰退と復活、そして次の打ち手への仮説
・カーライルグループについて
ただ、書かれている内容は著者がコンサルタントであることも手伝ってか論理的で極めて明確で、読みやすい。
文章の参考としても、ためになる著書だと思う。
また、ウィルコムの次の手の根拠も明示してあり、参考になった。
ターゲットは以下になるだろう。
・携帯業界の歴史を知りたい方
・ウィルコムの成り立ちと経営側を知りたい方
値段も安く、購入して損はない。
内容的には5つ☆だけれど、タイトルと内容に異なりがある点で4つ☆。
ラットイヤーとまで呼ばれ、
ゲームのオセロにまで例えられる通信業界での出来事です。
買収されたDDIポケットはKDDIの子会社でエアエッジで有名ですが、
PHSのシェアは50%を超えているんです。
一方のカーライルグループはプライバシーエクイティファンドでパイアウト
ファンドの会社です。
バイアウトと言うのは、黒字基調の会社の潜在する成長に投資していくん
です。
年率20%以上の利回りなんですって。
で、なぜ、PHSなのでしょうか?
と言うよりDDIポケットだからなんですよね。
ここのインフラ整備の評価なんですよね。
負け組みと呼ばれたPHS事業者は出力の弱い基地局を多数設置したんで
すが、
DDIポケットは高性能で高出力な基地局を加入数が減少時にも増設してい
たんですよ。
カバレッジも広くその上高性能な基地局のため安く更新していくことが出来
るんです。
さらに、最近の技術革新でADSL並みの体感速度を感じられる伝送技術も
生まれてきているんです。
モバイル端末としてのエアエッジはビジネスパーソンには欠かせなくなって
います。
エアエッジフォンが本格的に使えるようになるのが楽しみです。
その上に今後問題となる周波数問題についてもPHSだから大丈夫なんです。
また、これからのアジア市場、特に中国市場の伸びは大きな期待が寄せられ
ます。
と見てくると2200億円の投資は決して高い買い物では無かったんです
かね?
今後を見ていきたいです。
戦略というのはこういう事をいうんでしょうね。
参考になりました。
分析の結果、著者は、「PHSのウィルコム社が通信業界に“逆転”をもたらすのでは?」と結論しました。
なかなか、刺激的な本ですよ。
かつて携帯電話はレンタルで、保証金10万円、新規加入料約4万6千円、基本料金が2万円を超えていました。おまけに、業界で「第一次参入」とよばれる1980年代後半、当時の郵政省は1地域2社という参入数制限がありました。
1992年にNTTドコモが独立しましたが、今のような巨大な市場が見えていたわけではなく、民営化後のNTTから何か分離分割させなければカッコつかない、という政治的な圧力による独立でした。
その後、レンタル制度の廃止で市場が爆発し、iモード、写メール、パケット定額制、おサイフケータイなど、次々と各社で新しいサービスを投入するのは、ここ6〜7年の出来事ですので、まだまだ記憶に新しいところでしょう。
かたや、携帯電話会社は、コツコツと基地局の増設、第3世代基地局への移行などに莫大な投資を行っています。
ユーザー離れを起こす最大の原因が、「つながらない」という評判だからです。
他にも、新機種がほとんどタダで手に入るイセンティブモデル(販売奨励金制度)は日本独自のものである、とか、電波は有限な資源なのでもうすぐ伝送情報量に限界がやってくる、ということが分かってくると、ちょっとした業界通になった気分になれますよ。
さあ、そこで、なぜウィルコム社が通信業界に“逆転”をもたらすのか。
詳しくは本書を読んでいただくとして、ヒントは「限られた電波資源を有効に活用できるのはPHS」ということです。
もし、完全定額制――音声もノートPCもつなぎ放題というサービスをPHSが実現したら、業界地図が塗り替えられるかもしれません。
ドキドキしてきませんか?