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アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか 単行本 – 2005/1/28
あなたが今ご覧になっているように、現在ではすっかり日本にも定着した世界最大のネット書店アマゾン。もともとITビジネスの寵児としてアメリカで大成功を収め、我が国には2000年11月に上陸しました。本書は、その日本立ち上げにひょんなことから参加した著者による、書き下ろしの成功秘話です。
冒頭のセリフは著者を勧誘したCEO(当時)が語った言葉。顧客中心主義で有名な一方、徹底した秘密主義でも知られる同社は、オープン直前まで日本での存在を隠し続けました。その間、内部では何が行われていたのか? マーケティング・キャンペーンの立案から巨大サイトのシステム構築に至るまで、これまで封印されてきたアマゾンの秘密がついに明かされます。
さらには、企業を根底から支える創業者ジェフ・ベゾスの哲学、サイトの品質に徹底的にこだわる企業文化、社内で活躍する興味深い人々など、約二年間にわたってマーケティングやシステム関連のスタッフとして関わった著者ならではの記述が満載です。
この文章をお読みになっている皆さん、アマゾンのサイトは本書に書かれているような面白くて魅力的な人たちによって運営されているんです!
- 本の長さ215ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2005/1/28
- ISBN-104478312141
- ISBN-13978-4478312148
商品の説明
メディア掲載レビューほか
アマゾン・ドット・コムは、そのスタートが書籍販売中心だったが故に「ネット書店」として知られている。しかし、全米では最大のインターネットショッピングサイトでもある。日本でも「アマゾン」の名を知らないインターネットユーザーは少ないはずだ。本書は、2000年の日本サイト立ち上げのメンバーに加わった著者が、内側から見た同社の戦略や強みをまとめたものだ。また右も左も分からぬままゼロからビジネスモデルを確立していく“起業顛末記”としても興味深く読める。
日本のアマゾンは世界中のアマゾンサイトの中でも優等生だと言う。米国では事業規模を拡大できてもなかなか黒字を計上できない状態が続いたが、日本のサイトでは着実に利益を出しているのだ。その背景には、著者が関わったマーケティング部門が行った綿密な市場研究と、インターネットの特性を最大限に生かした顧客獲得戦略がある。著者はそれを「アマゾン独自の世界観」だと見る。インターネットという大海にバナー広告など無数の触手(入り口)を張り巡らすイソギンチャクのような存在となり、一度入ったら出口がないかのような仕組みを作り上げる過程を明かす。同サイトの最大の売りである「カスタマーレビュー」を定着させるまでの秘話も披露する。
(日経ビジネス 2005/03/14 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
著者からのコメント
ご存知の通り、インターネット社会ではドッグイヤーと言われるほど、時間の移り変わりが早く、現在のアマゾンでは、本書に記した事柄もすっかり様変わりしていることと思います。
しかしながら、アマゾンではすでに旧聞に属することでも、現代の日本企業にはまだまだ追いついていない部分が数多くあるように見受けられます。
その意味では、本書の内容も、まだまだホットな話題も多く含むのではないか、と考えています。
僕が感じたアマゾンの先進性は、在籍当時より、むしろ退社後に強く感じるようになりました。
ほとんどウロ覚えの記憶を辿って書いた本ですので、信頼性に関しては、少々微妙ですが、当時のアマゾンの雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。
まさか自分の本がこうして、アマゾンの書棚に並べられるとは思っていなかったので、その意味でも感謝です。
著者について
1953年東京生まれ。都立日比谷高校卒業。70~80年代は広告制作、広告企画、マーケティングプランナーとして活躍。その後、ITコンサルタントに転身。日本工学院八王子校マルチメディア科講師等を経て、2000~2002年アマゾンジャパン設立に参加。現在はアミタ(株)情報戦略技術顧問。
著書に『人生の計算』『マックによるマルチメディアonビジネス』『マックによるビジネスコミュニケーション』『趣味人に贈るマックで究める「動画道」』『いまからはじめる管理者のExcel入門』(以上、光栄)、『体験的パワービルダー入門』(リックテレコム)等がある。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2005/1/28)
- 発売日 : 2005/1/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 215ページ
- ISBN-10 : 4478312141
- ISBN-13 : 978-4478312148
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,065,535位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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は読めたが、期待していたようなノウハウ等の詳しい
記載はなく、特に得れるものはなかった。
その後どんな風に広がっていったのかが解る一冊。
amazonがどんな会社か興味あったし、
読んでいくうちにその一部を垣間見られた。
既存に縛られないで変わっていくのって
大事だと改めて思わされたなぁ。
個人的には、企業文化という点でアマゾンジャパンを見れたのがこの本を読んだ上での一番の収穫だったと思います。
かってアメリカのビジネススクールでCargillのemployee trainingをリサーチした際にCargillの社員から聞いたNourishing youというコンセプトを思い出しました。
ただ,それ以外に得られるものが何もなく,値段は1500円もするのが残念.タイトルにあるように,アマゾンの「秘密」が書かれているわけではありません.アマゾンが好きで頻繁に使っている顧客ならほとんどは既に知っていることや十分想像できることばかりです.マーケティングやシステム開発の面でいくつか興味をそそられる内容はありましたが,シンプルな説明しかされていないので深みのある情報を得ることはできませんでした.最終章には「アマゾンから学んだこと」が書かれていますが,取り立ててアマゾンだからこを学べたことだとは思えません.普通の外資系企業で働けば同じような経験をしたでしょうし,日本企業でもこういったカルチャーを持ったところはたくさんあります.
「アマゾンの考え方」や「アマゾンで学んだこと」などが
書かれている。
アマゾンのシステム等を深く書いてほしかった。
しかし、アマゾンを知るという点では満足している。
アマゾンについての入門書といった感じでしょうか。
一本のストーリーを考えているのではなく、時系列順に物事を並べようとしているのが大問題だ。結果として説明になっていない。
新しい機能を追加する場合、ぎりぎりまで秘密主義で行く。
これによって期待感のバブルを防ぎ、失敗した場合の失望からくる
人気の墜落を防止している
という点ぐらいしか、目新しい情報は無かった。とても「秘密」と呼べるものではないし、副題である「いかに日本で成功したか」についてはほとんど言及していない。
が、ドキュメンタリー的内容以外としては「いかにして日本で成功したのか」というところは、既に多くのメディアで語られているところであり特に目新しいものはなかったように思う。
システム関係で特に突っ込んでいるわけでもなく、かといってCRM戦略の根底を掘り返して解説しているわけでもない。
本書はビジネス書としてではなく、あくまでドキュメンタリーとして期待すれば特に期待を裏切られるようなことはないと思います。