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現代の経営 上: 新訳 (ドラッカー選書 3) 単行本 – 1996/1/1
- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日1996/1/1
- ISBN-104478320780
- ISBN-13978-4478320785
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (1996/1/1)
- 発売日 : 1996/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 293ページ
- ISBN-10 : 4478320780
- ISBN-13 : 978-4478320785
- Amazon 売れ筋ランキング: - 189,524位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,713位経営学・キャリア・MBA
- - 14,642位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
ピーター・F・ドラッカー
Peter F. Drucker
1909年11月19日-2005年11月11日
1909年、オーストリア・ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒業後、経済記者、論説委員をつとめる。1933年ナチス・ドイツの不興を買うことを承知の論文を発表して、ロンドンへ移住。マーチャントバンクでアナリストをつとめた後、37年渡米。ニューヨーク大学教授などを経て、71年、ロサンゼルス近郊のクレアモント大学院大学教授に就任、以降この地で執筆と教育、コンサルティング活動を続けた。
ファシズムの起源を分析して、イギリスの後の宰相ウィンストン・チャーチルの絶賛をうけた処女作『「経済人」の終わり』、GMのマネジメントを研究した『企業とは何か』をはじめ、40冊近い膨大な著作群は、「ドラッカー山脈」とも呼ばれる。
ドラッカー教授の専門領域は、政治、行政、経済、経営、歴史、哲学、心理、文学、美術、教育、自己実現など多方面にわたっており、さまざまな分野に多大な影響を及ぼした。
東西冷戦の終結、高齢化社会の到来、知識社会への転換といった社会の根源的な変化をいち早く示した現代社会最高の哲人であるとともに、マネジメントの体系を確立し、「分権化」「自己目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」などマネジメントスキルのほとんどを生み出したマネジメントの父である。
GEのジャック・ウェルチ、P&Gのアラン・ラフリーなど、ドラッカー教授を師と仰ぐ世界的経営者は多い。『エクセレント・カンパニー』のトム・ピータース、『ビジョナリー・カンパニー』のジム・コリンズといった著名な著述家たちも、ドラッカー教授の薫陶を受けている。
親日家としても知られる。1934年、ロンドンの街角で雨宿りに偶然入った画廊で目にした日本画の虜となり、室町水墨画などのコレクションを有する。
2005年、あと8日で96歳の誕生日を迎えるという日に永眠。「20世紀の知的巨人」「マネジメントの父」など、ドラッカー教授を称する言葉はたくさんあるが、本人は自らを社会生態学者と規定した。
生涯を通じた最大の関心事は「社会的存在としての人間の自由と平等」であり、そのために社会、組織、企業はどうあるべきか、一人ひとりの人間は何をなすべきかを問い続けた。その思想は、モダン(近代合理主義)を超えて、21世紀を支配するポストモダンの旗手である。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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参考になる点
(1)事業のマネジメントとは、目標によるマネジメントである、(2)長期的な利益、さらには企業の存続を犠牲にして、目前の利益を得ても成果をあげたことにはならない、(3)市場と顧客に対する訴求力を、設計の段階から製品に組み込む、(4)企業家的機能の一つはイノベーションで、より優れた、より経済的な財やサービスを創造すること、(5)われわれの事業は何か、(6)顧客は誰か、そして顧客が求める価値は何か、(7)経営管理者のマネジメントの方法と目的、(8)組織の文化による生産性の向上、(9)人の成長の助けとなることは、自らの成長になる、など重要なポイントが数多く述べられている。これらは当たり前のようであるが、それができていない企業は多く、今でも有効である。
問題点
(1)一枚の参考データ図表もない本であり、ほとんど宗教的に著者を信じなさい、と言っているように私には思える。(2)証明あるいは参考事例無しに「明らかである」で済ませている箇所が、かなりある。例えば、P.16で「成長可能な資源は人的資源だけであるということが明らかである」としている。本当だろうか? (3)ビジネス以外のことを軽視している。P.21で、マーケティングは、企業に特有の機能で、教会、軍、学校、国家のいずれもしない、と述べている。学校の学生募集広告や説明会、戦争時の国家や軍の志願兵募集などはマーケティングと呼ぶに値しない、というつもりだろうか?
様々な問題点があるにも関わらず5点にするのは、それを大きく上回る長所を評価するため。私は減点主義は嫌いである。確かに世間で古典とよばれるだけのことはあり、読んでよかったと思う。
私は「もしドラ」は読んでいませんので内容については何とも言えませんが、確かに、マネジメントは企業に限らず組織を対象にしたものですので、野球部でも活用できることは間違いないと思います。
ドラッカーの著書に関心を持った方(特に企業の経営に関わる方)は、マネジメントも読んで欲しいと思いますし、それよりも古いですが現代の経営も、できたら読んで欲しいなと思います。
非常に古い本ですので、現在とマッチしない部分があると感じられる方もいらっしゃるようですが、そもそもこういう理論は一定の前提条件(環境など)があって成り立つものです。
当時は暗黙の前提条件であった環境がそれから数十年経って変わっているということは十分に考えられることですし、そういうことを考えて読むと色あせることはないと思える名著だと思います。
現在経営に携わっている方はもちろん、例えば将来企業家を目指している大学生の方も読んでおいて絶対に損はないと思います。組織は作る前にしっかりと準備をして取り組んだ方が、作ってから色々と困ったことがでてきて、それを解消しようとするよりもよほどやりやすいと思いますので。
私はここ10年以上、毎年最低1回は読むようにしています。読むたびに「忘れてしまっていること」や「できていないこと」に気づかせてくれます。「なるほど、こういうことか!」と思うこともしばしばありますので、自分がどの程度成長できているかを、この本を毎年読むことで実感することができます。
今更レビュー・・・と思いましたが、「もしドラ」のレビュー数に比べてあまりにもレビューが少ないので、少しでも関心を持っていただける方がいれば・・・と思い、レビューさせていただきました。
マネジメントの活用方法はケースを基に分かりやすく説明されているが、「マネジメント」とは何ですかという質問に答えていないので、
分かりにくかったです。
しかし、この『現代の経営』を読んでからは、ドラッカーを正当に評価できるようになりました。その後、大著『マネジメント』にも挑戦し、すっかりドラッカーのファンになっています。
このような経験から、ぜひともドラッカーは『現代の経営』から読まれることをお薦めします。