トーマス・ワトソン・ジュニアの偉業は3つある。
1. IBMをコンピュータの会社としてNo.1にのし上げたこと
2. 父であるシニアが作り上げたIBMの社風や方針を判りやすくまとめ、現代風にしたこと
3. IBM以外でも広く活躍したこと。特に対ソ連平和活動に縁が深かったようだ
しかし、彼のこれらの偉業の影には、父との葛藤と羨望、兄弟姉妹や家族との軋轢が存在した。特に父親との衝突は(どちらも性格が苛烈なこともあって)激しかったらしい。
この自伝は、人生全体としては成功者であるに違いない TJW-II の内面の苦悩をかなり正直に記してあると思う。いろいろな意味で人生の参考になる一冊。
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先駆の才 トーマス・ワトソン・ジュニア―IBMを再設計した男 単行本 – 2006/12/1
トーマス・ワトソン・ジュニア
(著),
高見 浩
(翻訳)
- 本の長さ677ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2006/12/1
- ISBN-104478340250
- ISBN-13978-4478340257
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2006/12/1)
- 発売日 : 2006/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 677ページ
- ISBN-10 : 4478340250
- ISBN-13 : 978-4478340257
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,262,546位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年10月12日に日本でレビュー済み
優等生とは言えなかったT・ワトソン・JrがIBMをコンピュータ業界の大御所へと成長させる自伝。日本経済新聞の「私の履歴書」をうんと分厚くしたような本であるが、「私の履歴書」よりも自身の失敗談を赤裸々に語っており、非常に面白い。
・妹のジェーンから「私の夫が大佐だったって知ってた?」と、こちらがそこまで昇進できなかったのを承知の上でわざといびられた。
・ペンシルバニア大学でエニアックを初めて見た時の正直な感想は、「その巨大な、金ばかりかかる、信頼性の低い装置は事務機器にはなり得ないと思った」等である。
厚い本だが、内容が多岐に渡っているので飽きずに読める。同時に、サラリーマンとしての能力と経営者としての資質は別物であると感じさせる本である。
また私は英語学習を趣味としているので、いずれ原書でも読んでみたい。
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