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非営利組織の経営: 原理と実践 単行本 – 1991/7/1
- 本の長さ277ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日1991/7/1
- ISBN-104478370621
- ISBN-13978-4478370629
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (1991/7/1)
- 発売日 : 1991/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 277ページ
- ISBN-10 : 4478370621
- ISBN-13 : 978-4478370629
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- - 6,438位投資・金融・会社経営 (本)
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著者について
ピーター・F・ドラッカー
Peter F. Drucker
1909年11月19日-2005年11月11日
1909年、オーストリア・ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒業後、経済記者、論説委員をつとめる。1933年ナチス・ドイツの不興を買うことを承知の論文を発表して、ロンドンへ移住。マーチャントバンクでアナリストをつとめた後、37年渡米。ニューヨーク大学教授などを経て、71年、ロサンゼルス近郊のクレアモント大学院大学教授に就任、以降この地で執筆と教育、コンサルティング活動を続けた。
ファシズムの起源を分析して、イギリスの後の宰相ウィンストン・チャーチルの絶賛をうけた処女作『「経済人」の終わり』、GMのマネジメントを研究した『企業とは何か』をはじめ、40冊近い膨大な著作群は、「ドラッカー山脈」とも呼ばれる。
ドラッカー教授の専門領域は、政治、行政、経済、経営、歴史、哲学、心理、文学、美術、教育、自己実現など多方面にわたっており、さまざまな分野に多大な影響を及ぼした。
東西冷戦の終結、高齢化社会の到来、知識社会への転換といった社会の根源的な変化をいち早く示した現代社会最高の哲人であるとともに、マネジメントの体系を確立し、「分権化」「自己目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」などマネジメントスキルのほとんどを生み出したマネジメントの父である。
GEのジャック・ウェルチ、P&Gのアラン・ラフリーなど、ドラッカー教授を師と仰ぐ世界的経営者は多い。『エクセレント・カンパニー』のトム・ピータース、『ビジョナリー・カンパニー』のジム・コリンズといった著名な著述家たちも、ドラッカー教授の薫陶を受けている。
親日家としても知られる。1934年、ロンドンの街角で雨宿りに偶然入った画廊で目にした日本画の虜となり、室町水墨画などのコレクションを有する。
2005年、あと8日で96歳の誕生日を迎えるという日に永眠。「20世紀の知的巨人」「マネジメントの父」など、ドラッカー教授を称する言葉はたくさんあるが、本人は自らを社会生態学者と規定した。
生涯を通じた最大の関心事は「社会的存在としての人間の自由と平等」であり、そのために社会、組織、企業はどうあるべきか、一人ひとりの人間は何をなすべきかを問い続けた。その思想は、モダン(近代合理主義)を超えて、21世紀を支配するポストモダンの旗手である。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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まず基本的な前提ですが、この本でいう非営利組織は必ずしも慈善団体ではありません。私立の学校や病院なども含まれます。税制面での扱いは違うものの、サービスを提供し対価を得ているという点で普通の会社とそんなに違わない組織です。
非営利組織は、非営利であるがゆえに複数の当事者の利害関係や意見の調整が難しく(営利組織ならお金を基準にして調停できる)、営利企業以上に組織内の政治で苦しむ場合が増えます。組織のメンバーは、他のメンバーやグループを自分たちが満足させるべき顧客だと考えて行動しなければなりません。説得が必要です。この本は、非営利組織をマネジメントでやらなければならない基本的なことについて、取り上げています。
さて、民間の営利企業も、組織の規模が大きくなると同様な傾向が強くなるはずです。なぜなら、社員の大部分は社外の顧客のために直接働くのではなく、社内の他の社員のために働くようになるから。それは、非効率でも無駄でもありません。モラルや道徳の問題でもない。人間や大きな動物の体の細胞のほとんどは内臓器官を構成するものであり、他の細胞が消費する物質を作ったり解毒したりするために働いていて、外界に直接触れている部分はごく一部。それと同じ必然的なことです。社員をサポートする社員なくして、大きな事業は実現できません。
組織という人の集まりを動かすための基礎的な部分は、営利でも非営利でも変わりません。普通の会社員の人でも、読んで得るものはたくさんあるはずです。特に大企業に勤務して社内政治に困っている人には、一度目を通してみることをお勧めします。
現在出されているさまざまなNPOの経営本は、この本を参考に書かれている部分が多いです。
第5章では、
「一人の人間として、自分は何にむいているのか」
という問いがあり、
非営利活動に携わる人の「自己開発の必要性」が書かれています。
改めて「非営利組織が社会的に必要な理由」や、それに関わる「自分のやりがい」を考えさせられます。
非営利組織に関わる人全てにオススメの一冊です!
さっそくとある機会に、読んで間なしの時代に、NPOの活用を提案したものだが、本書発売時におけるNPOの認知度は低かったらしく、却下となった。本書発刊から現在までに、NPOもようやく社会的認知されたのかと思うと、人も少しづつだが進歩する、もしくは変化するものだと思われた。しかし、真に非営利組織を実践するうえで、本書の教えにはまだ学ぶことが多くあるものと考える。
記20070927
興味深く有用な内容である。
非営利に関心のない人にとっては
タイトルから手にも とらないことが多いが
民間企業など営利組織でも応用できることが多々紹介されています。