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意思決定の理論と技法: 未来の可能性を最大化する 単行本 – 1997/6/1
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日1997/6/1
- ISBN-104478490236
- ISBN-13978-4478490235
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (1997/6/1)
- 発売日 : 1997/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 263ページ
- ISBN-10 : 4478490236
- ISBN-13 : 978-4478490235
- Amazon 売れ筋ランキング: - 275,818位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 361位企業経営一般関連書籍
- - 960位オペレーションズ (本)
- - 19,864位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
![籠屋 邦夫](https://m.media-amazon.com/images/S/amzn-author-media-prod/ne8oktoa31h7edh0sg30ki5ejq._SY600_.jpg)
籠屋 邦夫 (こもりや くにお)
ディシジョンマインド社代表 ディシジョンアドバイザー
1978年東京大学大学院化学工学科修了
1984年スタンフォード大学大学院エンジニアリング・エコノミック・システムズ学科修了
Ronald A. Howard教授より意思決定理論の手ほどきを受ける
三菱化学にて新製品・新製造プロセスの開発に従事
マッキンゼー社東京事務所にて企業ビジョン策定・全社組織開発などのコンサルティングに携わったのち、1990年渡米
シリコンバレーに本拠を置くストラテジック・ディシジョンズ・グループ(SDG)に参画
SDG社では日本企業グループ代表/パートナーとして、スタンフォード大学発祥の意思決定理論を用い、日米欧の企業にまたがって、規事業開発・R&Dマネジメント・事業戦略策定など、戦略的マネジメントや意思決定を中心としたコンサルティングを多数手がけた
2000年に帰国し、ATカーニー社ヴァイスプレジデントとして広範囲な経営課題に対するコンサルティングに取り組む
現在、ディシジョンマインド社代表として、企業やビジネスマンの戦略スキルや意思決定力向上を支援するエデュサルティング活動(Education+Consulting=Edusulting)に力を入れている
また広くDecision Mind (意思決定思考)の醸成に寄与すべく、スタンフォード大学・慶応義塾大学・立命館大学・青山学院大学・福井県立大学などにて講義
著書に 『戦略意思決定』(1994年ダイヤモンド社)、 『意思決定の理論と技法』(1997年初版、2014年第18刷、ダイヤモンド社)、 『選択と集中の意思決定』(2000年初版、2012年第7刷、東洋経済新報社)、 『スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考』(2014年初版、第2刷、クロスメディア・パブリッシング社)がある
また『ダイヤモンド・ハーバードビジネス』 『研究開発マネジメント』 『週刊ダイヤモンド』 『週刊東洋経済』等の各誌への寄稿も数多く手がけている
e-mail:decision-m@mvc.biglobe.ne.jp
ホームページ:http://decision-mind.com/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ケース・スタディーと並行しながらさまざまなテクニックを紹介する実践的な本であり、とても1回で体得できる内容ではない。再読、再々読が必要であるだけでなく、実践が必要そうでもある。
たとえば、すでに100億円投資して、あと、20億円追加投資すれば80億円の利益が見込める進行中のプロジェクトAと、50億円の投資で80億円の利益が見込める新規プロジェクトBがあるとき、プロジェクトAを選ぶべき、という判断は感情的には納得しがたいものがある。しかし、どうしたって100億円は返ってこないサンクコストである(覆水盆に返らず)。ということは、このサンクコストを除去して現時点の判断とすれば、20億円の投資で80億円の利益が見込めるプロジェクトAの方が、プロジェクトBよりも魅力的であるといえる。「今まで投資した分がもったいないから」という感情的理由でプロジェクトAを選択するよりも、「20億円の投資で80億円の利益が見込めるから」という合理的な理由でプロジェクトAを選択する方が「質の高い意思決定」といえる。
以上は一例であるが、意思決定の目的と価値基準を明らかにし、目的に影響する要因を価値基準に照らしてきちんと評価することの大切さを説明してくれる良書である。
・・・2012年5月17日再読・・・
本書は特に第1章が重要であり、第1章だけ読むだけでも価値がある。別の言い方をすれば、第1章を真剣に読まなければ第2章以降を読んでも体得できないのではないかと思う。第1章はフレーム(考え方の枠組み)の話で、なにをやろうとしているのか、それをなぜやろうとしているのか、なにをもってうまくいったとするのか、という意思決定の基本的前提を洗いなおすという話である。再読すると非常に理解が進んだ。
・・・2013年9月24日再読・・・
曰く・・
追加の収集努力により得られる情報により、手持ち情報をベースとした意思決定がくつがえされる可能性があるときには情報の質の向上に時間をつかい、そうでなければ即座に意思決定して行動するべきである。
戦略的な意思決定においては意思決定(デシジョン)とその結果(アウトカム)を分けて考える。結果は完全にコントロールできないので、結果の善し悪しで賞罰を行うと、組織がリスクテークしなくなる。良い意思決定とは、納得性・論理性の高い意思決定である。
マネジメントは、戦略的マネジメントとオペレーショナル・マネジメントに大別できる。前者は今後の方向性についての意思決定に重点を置いたマネジメントで、長期的であり、大きく重要な問題に注意をしぼり、一度決定すると修正がきかない。オペレーショナル・マネジメントは結果に力点を置いたマネジメントでとりあえず手をうち、ただちに軌道修正する。フィードバックが大切で細部に気を配り短期的な結果に集中する。
これ以上になることは10に1つ、これ以下になることは10に1つという10%目の可能性、90%目の可能性を想定してから50%目の可能性を読むほうがレンジを大きくとりやすいので好ましい。50%目(もっとも妥当な想定)から、10%目(悲観シナリオ)や90%目(楽観シナリオ)を想定するとレンジがせまくなりがち。
不確実性というファクターを割引率に含めるべきではない。機会コスト(お金の時間価値)と不確実性は別物。ディシジョン・マネジメントでは、確率をつかって不確実性を表現し、割引率を用いて時間的価値を表すべき。
多くの企業の承認プロセスの実態は、意思決定の質を高めるのではなく、むしろ責任分散を図っている。
重大な意思決定はたいていの場合、非常に無味乾燥で退屈な、根気を必要とする思案の末にようやくなんとか結論にたどり着く、というものである。
・・・2019年1月9日再読・・・
まずは小さな労力で入手しうる情報を収集し、そのうえで情報の精度や質を更に高めるべきポイントを明確にする。
ビジョン・ステートメントにより、1つのチームとしての「共有されたものの見方」を作り上げる。これから何をしようとしているのか、我々はなぜこれをやろうとしているのか、この検討の努力が成功したかどうかは何によって、あるいは、どのようにして測定できるのか、という基本的な3つの質問に答える。シリコンバレーのベンチャー・ビジネスの失敗の80%は、ビジョン・ステートメントの簡単な3つの質問に関係者が答え、それを共有していれば未然に防げたはずだといわれる。
グループ・ディスカッションでは、箸にも棒にもかからない、ほめようがないようなものでも、一応「なるほど、それはおもしろい」といい「ほかにアイディアは?」と議事をそのまま進める。積極的にほめはしないものの批判もしない。どうにもならないアイディアを出した人間がそのあといくつかアイディアを出すうちに素晴らしいアイディアを出してくることもあり得る。
だれも未来のことを確実に知ることはできない。しかし、知るための努力をする意志とそれを実行に移す能力を持った人には、ある程度の精度で未来の事象を予測・判断することができる。
日本の素材メーカーに収益性が低い企業が多い原因の一つはシーズ志向のR&D。そういった企業では、マーケットを最初から特定して考えることができない。
などなど。
意思決定の全体像として
フレーム、代替案、不確実性、情報、価値判断基準、ロジック、コミットメントの順で検討。
フレームでは、目的・切り口・範囲をイシューレイジングで洗い出し、フォース・フィールド・ダイアグラムを
活用したブレッシュアップ、デシジョンヒエラルキーを活用した戦略案の焦点の明確化について述べていた。
不確実性では、
ステラタジーテーブルを用いた戦略オプションの選択の考え方、顧客価値から事業価値へのメカニズム分析の手法
について述べていた。
情報では、トルネードチャートによる不確実性の幅を述べ、
価値判断基準では、IRR,NPVを用いた事業価値の図り方について述べていた。
フレーム・代替案・不確実性・情報・価値判断基準だけでも十分に読み応えのある内容であった。
物事を判断するお作法として、是非マスターをお勧めしたい。
すべてを読むのはとても骨が折れますが、やりがいがあります。
分からないことがあるとき、時間がないとき、疲れているとき、そして仕事の進め方がわからないとき。
こういう三流ビジネスマンの私にとってちょうどいい学びになった一冊。第一線の現役コンサルタントによる意思決定の解説書。
中身が濃く、情報も大量。よく売られているMBA本より圧力の強い本です。次に内容ですが、日常のビジネスで(無意識に)行っているプロセスやそこにおける過ちが整理されている。
本書では、大きく2つのことを学ぶことができる。「ビジネスの意思決定における思考のフレーム作り(何を、どうする)」と「個別の意思決定」である。
本書が優れているのは、ここのプロセスごとに具体的な手法を提示してくれているところ。
フォースフィールドダイアグラム、デシジョンツリー、インフルエンスダイアグラム等は、仕事の場面で実践できる。これらのチャートは実際に自分で作成してみないと理解できないので、ぜひ読了後に自分のビジネスで試してみてください。インフルエンスダイアグラムは単純だけど、効果絶大のツールでした。プロジェクトで使っています。こういうチャートはどんどん上書きしていくと、内容が精緻化されるし、他者と共有もできるのです。
NPV等についての言及はあるが、あっさりと書かれているので、ここは別の参考書を読んだ方がよいです。
わが国でMBAがほとんど重用されない傾向があるのは、本書のような思考法を経営者がマスターしていないからだろう。
現実の意思決定を例示しながら、シンプルに標準的な諸ツールを紹介している良書である。私自身、頻繁に読み返し、ビジネスの整理ノートに役立てている。
本書では「評価」を定量的に行うが、この考え方は定性的な問題にも使えるし、全てのプロセスを何も一貫して使う必要もなく、プロセスをパートで使っても良いと思う。著者は戦略的課題を意識して書いているし、そういった課題に親和性も高いと思われるが、ロジックはオペレーショナルなマネジメントにも!適用できる。中でも「判断するときは価値基準にマネジメントは責任を持つべき」とか、「未来の不確実性に対する一点読みは危険」などはっとするような視点も参考になった。
また、組織で共通のコミュニケーション・ツールとして導入すれば、組織の意思決定はより効率的になるとも思われる。全体として、ものごとをロジカルに整理する実際的なツールが、ハートフルに語られている良書と思われる。