説得技術を単に言葉の使い方のテクニカルな側面でなく、信頼を勝ち取るものと捉える視点が基本。そのために参考になったのは、最後にある①共感する②話を深める③確認する④自分の意見を言う⑤投げかける、この5つのステップで構築する「コミュニケーション・サイクル」である。
考えてみれば、せっかちに相手の意見も聞かずに自分の言いたいことだけを言っていることの多いこと。そういった問題意識のある人には、このサイクルが冷静にコミュニケートするときの指針となろう。確かにこうしたステップでコミュニケーションを図っていけば相手の信頼感や好感を損なうリスクは軽減されるだろう。
社会で普通の生活を送っていく上での基本となることではあるが、視点やアイデアに特別に斬新なものは見当た!らなかったことがやや残念。
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説得技術のプロフェッショナル 単行本 – 2002/12/1
伊東 明
(著)
真の「説得技術のプロフェッショナル」とは、相手を説き伏せるのではなく、信頼・友好関係を結び、好感を勝ち取る人だ。
- 本の長さ225ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2002/12/1
- ISBN-104478490384
- ISBN-13978-4478490389
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商品の説明
出版社からのコメント
会話した後に「しこり」が残ったことはありませんか? 「説得」という言葉から、相手を説き伏せるような連想をしてしまいがちです。しかし、かりにそのような形で説得に成功したとしても、「イヤなやつ」「無理矢理言うことを聞かされてしまった」との印象を残してしまっては、長い目で見れば大きな損をしてしまうことは間違いありません。そこで本書では、相手を動かすだけにとどまらず、その後の信頼・友好関係まで手に入れるための実践的な技術を論理的に系統立てて説いています。
コミュニケーションの効果的な流れの形成と「実践」に重きを置き、それを著者独自のユニークで、つい自分の経験と照らし合わせて頷いてしまうようなOK/NGダイアログ(対話形式)を用いてわかりやすく解説。当然それらの土台には、心理学の理論や実験結果という確固たる定性的要因の裏付けがあります。
著者はセミナーや講演を中心として、ビジネス・コミュニケーションを全国の企業・個人に実際に指導しています。部下、上司や同僚に言いにくいことを言い出せなかった、もっとうまく人を動かしてみたい、お客様にもっとスムーズに「Yes」と言っていただきたいなど、身に覚えがあるかたは是非お読みください。
内容(「MARC」データベースより)
「説得」という言葉から、相手を説き伏せるような連想をしてしまいがち。相手を動かすだけにとどまらず、信頼・友好関係までを手に入れる実践的な技術を示す。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2002/12/1)
- 発売日 : 2002/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 225ページ
- ISBN-10 : 4478490384
- ISBN-13 : 978-4478490389
- Amazon 売れ筋ランキング: - 454,001位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 654位ビジネス交渉・心理学
- - 8,478位社会学概論
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年8月31日に日本でレビュー済み
世に溢れる説得やコミュニケーション術の本は、場面に応じた細かいテクニックを紹介しているものが中心になっています。勉強熱心な読者にとっては、本書の中にも「どこかで読んだ」というテクニックが載っているかもしれません。
しかし、本書が類書と一線を画すところは、そうした細かいテクニックが、説得のプロセスの中でどのような役割を果たしているのか、果たすべきなのかを示していることです。コミュニケーションの効果的な流れの形成と「実践への橋渡し」に重きを置き、それを著者独自のユニークで、つい頷いてしまうようなダイアログ(対話形式)を用いてわかりやすく解説をしています。
恋愛心理学の世界ではカリスマと呼ばれている著者ですが、ビジネスの世界でも、セミナーや講演を中心として、ビジネス・コミュニケーションを営業マンや管理職のかたがたに教えています。部下、上司や同僚に言いにくいことを言い出せなかった、言うことを聞いてもらっても「納得してないなあ」という顔をされたなど、身に覚えがあるかたは是非手にとってみてください。
しかし、本書が類書と一線を画すところは、そうした細かいテクニックが、説得のプロセスの中でどのような役割を果たしているのか、果たすべきなのかを示していることです。コミュニケーションの効果的な流れの形成と「実践への橋渡し」に重きを置き、それを著者独自のユニークで、つい頷いてしまうようなダイアログ(対話形式)を用いてわかりやすく解説をしています。
恋愛心理学の世界ではカリスマと呼ばれている著者ですが、ビジネスの世界でも、セミナーや講演を中心として、ビジネス・コミュニケーションを営業マンや管理職のかたがたに教えています。部下、上司や同僚に言いにくいことを言い出せなかった、言うことを聞いてもらっても「納得してないなあ」という顔をされたなど、身に覚えがあるかたは是非手にとってみてください。