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BCG流 非連続思考法 アイデアがひらめく脳の運転技術 単行本 – 2006/7/27
「どうすればもっとクリエイティブ(創造的)になれるんだろう」。ビジネスや組織に係わるさまざまな矛盾やジレンマの原因は、あなた自身の思い込みや固定観念にあるのかもしれない。「認識を非連続にジャンプさせて、現実を変える」方法論を縦横無尽に解説。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2006/7/27
- ISBN-104478490511
- ISBN-13978-4478490518
商品の説明
出版社からのコメント
ものの見方(認識)を変えれば、ビジネスにおけるジレンマや矛盾から自由になれる。
著者について
リュック・ド・ブラバンデール(Luc De Brabandere)
ボストン コンサルティング グループ(BCG)パリ事務所 ヴァイス・プレジデント、ディレクター。ルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)土木工学(応用数学専攻)修士および哲学Ph. D.。ブリュッセル証券取引所理事長、フランスNational Geographic Institute(国立地理院)会長等を経て現在に至る。ビジネスにおけるクリエイティヴィティの開発・育成を専門とし、主に世界各国の優良企業の経営層向けにセミナー、講演等を数多く行なっている。ビジネス・イノベーションに関する著書が多数あり、様々な新聞に連載コラムを執筆している。
ボストン コンサルティング グループ(BCG)
世界をリードする経営コンサルティング・ファームとして、様々な業界・マーケットにおいて、企業が競合優位を実現し成功するための支援を行なっている。1963年米国ボストンで創業以来、現在、世界36か国に61の事務所がある。1966年には世界第2の拠点として東京に、2003年には名古屋に事務所を設立。
[監訳者紹介]
森澤 篤(もりさわ あつし)
ボストン コンサルティング グループ(BCG)東京事務所 ヴァイス・プレジデント、ディレクター。京都大学工学部卒。南カリフォルニア大学経営学修士(MBA)。株式会社リクルートを経て現在に至る。ヘルスケア、自動車、消費財、通信等幅広い業界に対し、マーケティング・営業戦略、M&A・提携戦略、研究開発戦略等の策定・実行支援、組織改革、中長期ビジョン策定、プロセス改革等のプロジェクトを数多く手掛けている。
[訳者紹介]
秋葉 洋子(あきば ようこ)
翻訳者。東京大学教養学部アメリカ科卒。マサチューセッツ工科大学経営大学院修士(MBA)。日産自動車、ボストン コンサルティング グループ、日本長期信用銀行ロンドン支店、アップルコンピュータを経て翻訳業に入る。訳書に『なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか』(ダイヤモンド社、共訳)など。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2006/7/27)
- 発売日 : 2006/7/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4478490511
- ISBN-13 : 978-4478490518
- Amazon 売れ筋ランキング: - 693,386位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,783位その他の経営理論関連書籍
- - 2,740位マネジメント・人材管理
- - 11,188位心理学の読みもの
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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脳みそにピリピリと刺激を受け始め、やがてモゴモゴと動き始めているような感じに
なった。
最初サーっと読んだだけでは良く分からなかった部分も、あとから読み返してみると
「なるほど、こういうことか」ということが分かったり、著者の仕掛けというか遊び
も感じられる。
ありきたりな頭の使い方に限界を感じていた私にとって、なぜありきたりに考えて
しまいがちなのかも含め、「脳みその一味違う操縦法」のヒントを沢山もらった良書。
私はコンサルタントではありませんが、視点が変わることで見えるものが変わり、行動様式が変化することで結果が変わっていく、という一連の流れは非常に腹に落ちたし意義深い話だなと感じました。
具体的な内容だが、イノベーションが起こるプロセスを著者なりに分析しようという試みが行われている。ただし、そこには具体的なケースがあるわけではない。ビジネスというよりも、先入観を何故持ってしまうのかということを論じたかったのだろうか。所々、ゼロベースで物事を考えるコツのようなものが書いてあり興味深いが、では実際にどう仕事に活かそうかというイメージを沸かせてくれるレベルには残念ながら達しなかった。
発想力というのは、論理的思考と並ぶ重要な能力でありテーマとして面白いが、この本から何か得られるのかというとクエッションマークを上げざるを得ない。
本書は「拡散・創造」するための思考法が収束することなく溢れるように記述されている。
監訳者のまえがきにあるように「ものの見方を変えていく、多様化させていく」ために
哲学、ビジネス、IT、芸術とあらゆる角度から頭を刺激してくれる一冊である。
自分が常識(ステレオタイプ)に囚われているかもしれない?
論理的思考(パターン)にあてはめすぎて、仕事に面白みがなくってきている!
考えることが少なくなって習慣(パラダイム)の奴隷になっている!!
そんなときに、手にとってほしい。頭がかき回されること請け合いだ。
土木工学(応用数学)を専攻した哲学博士という、コンサルタントとしては珍しい経歴をお持ちです。
内容も、ヘラクレイトスなどの哲学者の考え方から、脳の考え方のパターン、自然科学・芸術と、多方面に亘り、読者を飽きさせません。
変化には二つの段階があり、イノベーションだけではなく、パラダイムシフトを起こす必要がある、という骨子は決して目新しい内容ではありません。
一方で、脳を刺激してくれる多くの演習問題や具体例を用いて、ひらめきに至る思考技術が述べられており、理屈だけではなく実践につなげやすい点は評価できます。
冒頭で、全体の構成が説明され、各章の終わりには、まとめと興味深いエピソード・イラストが添えられており、頭を整理しながら楽しく読み進めることができました。
時間を掛けてしっかり読みたい良書だと思います。
期待していた骨太の新奇なエッジは感じませんでしたが、骨をとりかこむ血肉の教養の厚みは楽しめました。不惑を過ぎてようやく基本的な教養のなさに気づいたところだからこそ楽しく思えたのかもしれません はやりの”思考法”本と考えて見た場合の評価もあるでしょうが、今回の私は「BCGにも在籍したある真摯なビジネスマンが、ビジネスのキャリアの中で時間をかけて身につけた経験と教養で、少しずつ思考を強化していったらいつかしら尊敬すべき思考のマイスターになっていました」というバイオグラフィーとして評価しました。
”個体発生は系統発生を再現する”のが本当だとすると、個人が思考能力を獲得するには、一度は思考の歴史を再体験する必要があるのかもしれません。そう解釈すると、人並みの才能しかない私のようなものでも地道に積み重ねていけば非連続な境地にたどり着けるかもしれないという期待がもたせてくれます。
ステレオタイプ(身につけた思考手順)を見直して、
一段階上級の結果をひきだすためには有効かもしれない。
図示が巧い、論理は当然コンサルとして練ってある。
コンサルタント、コンサルタント的な仕事をしている方には、
おそらく有効。
さらっと読むだけでは、凄さがでてこない。
読んで、考えてみる価値のある思考法の奨め。