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なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす 単行本 – 2004/1/8
安ければ売れるのではない。高くても販売量を伸ばしている商品はこんなにある。デフレ経済に隠れた消費の新しい現実を紹介。
「価格を下げれば売れる数が増える」。このマーケティングの常識が覆されつつある。自動車のBMW、腕時計のロレックス。もっと身近な商品では食用オイルや牛乳など。消費者は本当にほしいものにはそれ相当の対価を払うようになった。デフレ経済に隠れた、消費者行動の新しい現実を紹介する。
「価格を下げれば売れる数が増える」。このマーケティングの常識が覆されつつある。自動車のBMW、腕時計のロレックス。もっと身近な商品では食用オイルや牛乳など。消費者は本当にほしいものにはそれ相当の対価を払うようになった。デフレ経済に隠れた、消費者行動の新しい現実を紹介する。
- 本の長さ314ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2004/1/8
- ISBN-104478502250
- ISBN-13978-4478502259
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
BMWで100円ショップへ行く…。もはや平均的な消費者はいない! アメリカ消費者の10年以上に渡る調査から、消費行動の新しい現実を浮き彫りにする。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2004/1/8)
- 発売日 : 2004/1/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 314ページ
- ISBN-10 : 4478502250
- ISBN-13 : 978-4478502259
- Amazon 売れ筋ランキング: - 106,802位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 178位マーケティング・セールス一般関連書籍
- - 545位マーケティング・セールス全般関連書籍
- - 9,004位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マーケティングが万能なのではなく、ユーザーに何を提案するのか、それが支持を受け、ロイヤリティを確保できるかが重要 と受け止めました。商品づくりに悩む心に強く響いた一冊でした。
2011年7月8日に日本でレビュー済み
消費者が今求めている商品とは如何なるものか?その答えが本書にあります。
その人にとって特別な思い入れがなければ、その商品に付加価値は存在しない。つまり、限りなく原価に近い低価格のもので十分だと言うことになる。不必要な支出はしたくないというわけだ。1000円だろうが100円だろうが同じものに見えてしまい、それなら100円でというわけだ。
日本は消費不況だ。安くなければ物は売れない時代だ。低価格競争にあけくれる現状だ。他方、低価格ではない、手が届く贅沢品についての意識が乏しい。ご存知、ニューラグジュアリーについてだ。
差別化され、洗練され、そして、自分の特別の価値を見出だせる商品だ。これに成功の秘訣がある。経済を活性化させる力がある。
そのためには先行投資が必須だが、悲しいかな日本にはその土壌が少ない。間違った精神文化が邪魔をしている。貧困や節約、我慢や忍耐、自己犠牲の精神を美徳とするものだ。
今後、日本人がより発展し、建設的に物事を処理するためには、本書の内容を実践する必要があると思う。非常に勉強になった。自分がものを買う時に意識するものが鮮明になった。
お勧めしたい良書です。
その人にとって特別な思い入れがなければ、その商品に付加価値は存在しない。つまり、限りなく原価に近い低価格のもので十分だと言うことになる。不必要な支出はしたくないというわけだ。1000円だろうが100円だろうが同じものに見えてしまい、それなら100円でというわけだ。
日本は消費不況だ。安くなければ物は売れない時代だ。低価格競争にあけくれる現状だ。他方、低価格ではない、手が届く贅沢品についての意識が乏しい。ご存知、ニューラグジュアリーについてだ。
差別化され、洗練され、そして、自分の特別の価値を見出だせる商品だ。これに成功の秘訣がある。経済を活性化させる力がある。
そのためには先行投資が必須だが、悲しいかな日本にはその土壌が少ない。間違った精神文化が邪魔をしている。貧困や節約、我慢や忍耐、自己犠牲の精神を美徳とするものだ。
今後、日本人がより発展し、建設的に物事を処理するためには、本書の内容を実践する必要があると思う。非常に勉強になった。自分がものを買う時に意識するものが鮮明になった。
お勧めしたい良書です。
2010年2月5日に日本でレビュー済み
ラグジュアリー・ビジネスの成功の鍵を探りたくて、BCG本として名前の知られたこの本を手に取りました。
読み物として面白く、豊富な事例がビジネス上の会話のネタになりそうですが、
サブタイトルでもある「4つの感情スペース」のフレームワークについては、少なくとも2010年現在、特に驚くような目新しい内容でもないと感じました。
(2003年当時は目新しかったのかもしれません)
また、事例は、1960-80年代くらいに創業やイノベーションがあり、
出版時点まで成功を収めているニュー・ラグジュアリビジネスについて、
特に創業者/イノベーターの信条や行動に焦点をあてながら説明しており、「へえ〜」と思うこともあり面白いのですが、
「○○が成功したのは、4つの感情スペース(のフレームワーク)を満たしていたからだ」
と、やや短絡的とも受け取れる締めくくりをするため、「本当はもっと色々な要素も作用しているのではないか」と思わされました。
ページ数の制約もあり、仕方のない部分もあるでしょうが。
ワイン好きの私には、「商売上手」というイメージで敬遠していたロバート・モンダヴィが、52歳で家族と喧嘩別れし、
高い理想を持ってカリフォルニアワインの地位向上を成し遂げた人物だったというエピソードが、印象に残りました。
読み物として面白く、豊富な事例がビジネス上の会話のネタになりそうですが、
サブタイトルでもある「4つの感情スペース」のフレームワークについては、少なくとも2010年現在、特に驚くような目新しい内容でもないと感じました。
(2003年当時は目新しかったのかもしれません)
また、事例は、1960-80年代くらいに創業やイノベーションがあり、
出版時点まで成功を収めているニュー・ラグジュアリビジネスについて、
特に創業者/イノベーターの信条や行動に焦点をあてながら説明しており、「へえ〜」と思うこともあり面白いのですが、
「○○が成功したのは、4つの感情スペース(のフレームワーク)を満たしていたからだ」
と、やや短絡的とも受け取れる締めくくりをするため、「本当はもっと色々な要素も作用しているのではないか」と思わされました。
ページ数の制約もあり、仕方のない部分もあるでしょうが。
ワイン好きの私には、「商売上手」というイメージで敬遠していたロバート・モンダヴィが、52歳で家族と喧嘩別れし、
高い理想を持ってカリフォルニアワインの地位向上を成し遂げた人物だったというエピソードが、印象に残りました。
2004年4月10日に日本でレビュー済み
「ボストンコンサルティンググループ」、現 ドリームインキュベータ社長、堀紘一氏が日本法人社長をしていた会社だ。
本書に出てくる内容はほとんどがR&Dに終始している。
つまり「R」が取材、「D」は出版(脱稿)ということになるのか。
これ(R&D)が得意なのは、日本の大手輸出企業だ、本書に書かれている内容など子供の遊び程度に過ぎないと思っていることだろう。
コンサルティングという職業はジャンルを問わずそうだが、結果を出さない(出せない)職業だ、いつでもデータ収集に明け暮れている、そのために時代遅れのようなことばかりが目立つ。
中流階級にLVやBMWが売れたからといって「ニューラグジュアリー」なる造語を作り出し興味を引かせようと思っても、「ニュー・リッチ」の親戚のようなものだから、いまさらながらの感が強い。
昔、藤田田氏がマーケッターとして、金持ちと女の口を狙えと言っていたが、資本主義社会の定石通り金持ちと貧乏人と二極分化され始め、中流意識(だけ)を持つ庶民階級が両方を享受(特に高額分野を)できるようになってきただけのことである。
斜め読み程度で全容が理解できてしまうのであっては、MBAを取得された著者が連なっているようでも読み応えは無いに等しい。
結果を分析するだけでも、もうすこし「演出」があってもよいのではないかい?(笑)
本書に出てくる内容はほとんどがR&Dに終始している。
つまり「R」が取材、「D」は出版(脱稿)ということになるのか。
これ(R&D)が得意なのは、日本の大手輸出企業だ、本書に書かれている内容など子供の遊び程度に過ぎないと思っていることだろう。
コンサルティングという職業はジャンルを問わずそうだが、結果を出さない(出せない)職業だ、いつでもデータ収集に明け暮れている、そのために時代遅れのようなことばかりが目立つ。
中流階級にLVやBMWが売れたからといって「ニューラグジュアリー」なる造語を作り出し興味を引かせようと思っても、「ニュー・リッチ」の親戚のようなものだから、いまさらながらの感が強い。
昔、藤田田氏がマーケッターとして、金持ちと女の口を狙えと言っていたが、資本主義社会の定石通り金持ちと貧乏人と二極分化され始め、中流意識(だけ)を持つ庶民階級が両方を享受(特に高額分野を)できるようになってきただけのことである。
斜め読み程度で全容が理解できてしまうのであっては、MBAを取得された著者が連なっているようでも読み応えは無いに等しい。
結果を分析するだけでも、もうすこし「演出」があってもよいのではないかい?(笑)
2015年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初と最後だけ読めば充分な本。
著者の主張は正しいんです!と言わんばかりに成功事例の解説で固めてるだけ。
内容ペラッペラです。
著者の主張は正しいんです!と言わんばかりに成功事例の解説で固めてるだけ。
内容ペラッペラです。
2010年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中間価格帯の商品ではなく、ちょっとランクの上の商品の市場が伸びている。
では、特定分野にのみちょっとお金を出す消費者の特徴はどうなってる?
ちょっと上の商品を提供する企業はどうなってる?
ということに中心に記載されています。
中間価格帯より優れた技術、性能、感情に差異を出した商品の成功事例が満載。
事例は非常に興味深い。
ある事例の商品・サービスが誕生するきっかけは興味深い。
さらに、考えるならば、中には、当時のマーケットリサーチからは単純に得られないニーズにこたえる製品・サービスが生み出されているように思えました。仮にそうであるならば、どうしてそのニーズに気がついたのか、に関心が移り、さらに、どういう手法をとると良いのかということが気になりだしました。
本に書いていないことにまで興味関心を持たせてくれ、友達に内容を話したくなりましたし、その先の内容を議論したくなりました。
では、特定分野にのみちょっとお金を出す消費者の特徴はどうなってる?
ちょっと上の商品を提供する企業はどうなってる?
ということに中心に記載されています。
中間価格帯より優れた技術、性能、感情に差異を出した商品の成功事例が満載。
事例は非常に興味深い。
ある事例の商品・サービスが誕生するきっかけは興味深い。
さらに、考えるならば、中には、当時のマーケットリサーチからは単純に得られないニーズにこたえる製品・サービスが生み出されているように思えました。仮にそうであるならば、どうしてそのニーズに気がついたのか、に関心が移り、さらに、どういう手法をとると良いのかということが気になりだしました。
本に書いていないことにまで興味関心を持たせてくれ、友達に内容を話したくなりましたし、その先の内容を議論したくなりました。
2004年1月9日に日本でレビュー済み
「やられたっ!」と、マーケターなら誰でも思うはの本です。マクドナルドの59円バーガーしかり、吉野家の280円の牛丼しかり、ユニクロの1900円のフリースしかり、デフレだといいながらも単純に安いだけでは、もう売れなくなってきています。その一方で、銀座にはブランドショップが建ち並び、ポルシェのカイエンは納車に2年待ち、花王のフレシア緑茶は生産が追いつかずに地域拡大ができない状態と、何でかわからないけど消費者が変わってきてるぞと、誰もが感じていたはず。そんな我々マーケターの「なんでだろう~?」に、かなり真正面から答えてくれています。特に、著者がニューラグジュアリーと読んでいる新しいタイプの贅沢品は、従来からある贅沢品と違って、1)技術的な違い、2)技術的な違いに基づく性能面での差別化、3)性能面での違いに基づく心理的な満足度を提供している、というのは目からウロコが落ちた。プロモーションの方法を変えたり、パッケージを変えたりと、いろいろ試してもなかなかプレミアムが取れない、今の消費者の求めているものが分かってきたような気がします(ましてや、単純に値上げしたマクドナルドが、消費者からソッポを向かれるのは当たり前)。さらに、デフレなのにニューラグジュアリーに支出するだけのお金が、吉野家の牛丼を食べたり、ユニクロでフリースを買うことで、節約して生まれたお金から出てきているという考え方も面白い。我々マーケターが、一生懸命デフレに対応しようと値下げすると、消費者は他にお金を回してしまうということ。なかなか考えさせられてしまいました。文句を言わせてもらえば、ちょっとアメリカの事例が多いこと。ドタ勘だが、アメリカよりもニューラグ(勝手に略させてもらった)現象は日本の方が進んでいると思います!いずれにしても、一読の価値有り。
2004年4月27日に日本でレビュー済み
ちょっとした贅沢品~品質やセンスが良く、それほど高額でない~が売れている。
その社会的な背景の分析、消費者の心理・行動分析から、「高くても買ってしまう」
要因を洗い出します。そして、事例でそれを検証して行きます。
車、家庭用品、ゴルフ用品など事例の分量がかなり多い本です。2/3ぐらい事例ではないでしょうか?
なぜこの商品が売れたか?顧客の心理のどこに、受けたのか?の分析です。書いてあること以上に、事例から、いろいろ読み取れるンでしょう。けど、読み取るには、かなりの専門知識と洞察力がいるような・・。そんな感じで、かなり専門家向けの本でないか?という印象の本でした。(素人は、辛かったです)
その社会的な背景の分析、消費者の心理・行動分析から、「高くても買ってしまう」
要因を洗い出します。そして、事例でそれを検証して行きます。
車、家庭用品、ゴルフ用品など事例の分量がかなり多い本です。2/3ぐらい事例ではないでしょうか?
なぜこの商品が売れたか?顧客の心理のどこに、受けたのか?の分析です。書いてあること以上に、事例から、いろいろ読み取れるンでしょう。けど、読み取るには、かなりの専門知識と洞察力がいるような・・。そんな感じで、かなり専門家向けの本でないか?という印象の本でした。(素人は、辛かったです)