ダイヤモンド・ハーバード・ビジネスレビューに掲載されていた、サービス関連の8つの論文を
集めたもの。
本のタイトルは 『いかに「サービス」を収益化するか』ですが、内容とどうも不一致感があります。
タイトルと最も関連しているのは、最初の論文「サービスの高収益モデルの作り方」ですが、
この論文は10年以上も前に発表されているサービスプロフィットチェーンの話。
目新しさは全然無かったです(既に読んだ論文だし・・・)。
他の論文も確かに優れた論文だとは思いますが、 『いかに「サービス」を収益化するか』という
感じの話ではなく、また古いものが多いこともあり、新たな刺激となるようなものはとくになかった
です(全ての論文についてすでに何処かで読んだことのあるような感じもするし・・・)。
ただ、サービスの勉強をこれからする人には、とても良い本だと思います。
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いかに「サービス」を収益化するか (Harvard Business Review Anthology) 単行本 – 2005/8/5
顧客の満足とロイヤルティの向上はあらゆる組織にとって最重要の経営課題。問題はそれを確実に収益性に結び付けることだ。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2005/8/5
- ISBN-104478560536
- ISBN-13978-4478560532
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2005/8/5)
- 発売日 : 2005/8/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 248ページ
- ISBN-10 : 4478560536
- ISBN-13 : 978-4478560532
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,827位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 468位経営戦略
- - 849位マネジメント・人材管理
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年11月22日に日本でレビュー済み
サービス事業を如何に収益化するか、ものからことへ、如何に転換していくかが重要となる。
サービスプロフィットチェーンを如何に成立させていくかが重要となる。収益性の源泉は顧客の路イアルティである。また従業員のロイヤルティを如何に高めていくかが大事となるのであうr。得意客を定義し、その得意客を如何にRETENTIONしていくか、それにより、サービス事業としてのプロフィットチェーンができると思われる。
サービスプロフィットチェーンを如何に成立させていくかが重要となる。収益性の源泉は顧客の路イアルティである。また従業員のロイヤルティを如何に高めていくかが大事となるのであうr。得意客を定義し、その得意客を如何にRETENTIONしていくか、それにより、サービス事業としてのプロフィットチェーンができると思われる。
2010年11月14日に日本でレビュー済み
サービスは無料かもしれない。モノの取引が絡む場合は特にそういう意識がある。しかし、サービス業はもちろん、製造業であっても顧客が買うのは目的であり、満足である。
ちょっとした失敗や故障があっても、アフターケアや手間をとらせない修理に完全に満足していただければ、リピーターになってくれる。自分に当てはめても思い当たる節はある。
サービスそのものでお金をもらうという意味の本ではなく、サービスに満足頂くことで最終的に事業そのものの収益が上がるようになるという趣旨である。
保守サービスを有償化するとか、サービス業における何がしかのオプションで高価格を押し付けるという意味ではない。
前半は理論的な論文が多いが、第1章のサービスプロフィットチェーンという概念を知らなければ、読んでおいたほうがいいだろう。社内間接部門も含め、全ての職種が次工程へのサービスを提供しており、最終的に顧客接点で対顧客へのサービスになるという考えだ。これをまとめてマネジメントしましょうという話。
後半は、サービスで差別化に成功している事例集であり、ここを読むだけでも価値はあると思う。リッツ・カールトンに体験入社した記者の話、自分の能力を患者に明確にすることで信頼を得ている病院、価値観を最初に叩き込む海兵隊の教育制度など、顧客満足のためのマネジメント事例があり、多くの気づきが得られるだろう。
ちょっとした失敗や故障があっても、アフターケアや手間をとらせない修理に完全に満足していただければ、リピーターになってくれる。自分に当てはめても思い当たる節はある。
サービスそのものでお金をもらうという意味の本ではなく、サービスに満足頂くことで最終的に事業そのものの収益が上がるようになるという趣旨である。
保守サービスを有償化するとか、サービス業における何がしかのオプションで高価格を押し付けるという意味ではない。
前半は理論的な論文が多いが、第1章のサービスプロフィットチェーンという概念を知らなければ、読んでおいたほうがいいだろう。社内間接部門も含め、全ての職種が次工程へのサービスを提供しており、最終的に顧客接点で対顧客へのサービスになるという考えだ。これをまとめてマネジメントしましょうという話。
後半は、サービスで差別化に成功している事例集であり、ここを読むだけでも価値はあると思う。リッツ・カールトンに体験入社した記者の話、自分の能力を患者に明確にすることで信頼を得ている病院、価値観を最初に叩き込む海兵隊の教育制度など、顧客満足のためのマネジメント事例があり、多くの気づきが得られるだろう。
2005年9月6日に日本でレビュー済み
8つの論文からなります。サービスを収益化するための手段やチェックポイントを示したもの、サービスを提供する「人」への理念浸透、評価や報酬、教育の問題を扱ったもの、サービスのイノベーションを説いたもの、データからサービスを検証しなおすもの、サービスの品質保証を扱ったもの、などです。各論文に、有名企業の事例が紹介されています。
どのようなサービスを、どのような手段で提供するえば、儲かるか?そのために行うことは?という話ですが、全体的には「人」の問題を扱った部分が多いです。
内容とは別に、(サービス業なので)おもわず、「なんで、働いているだろー!」と考えちゃうことが多かったです。サービス業に従事する人には、いろいろ思うところが出てくる本ではないか、と思います。
どのようなサービスを、どのような手段で提供するえば、儲かるか?そのために行うことは?という話ですが、全体的には「人」の問題を扱った部分が多いです。
内容とは別に、(サービス業なので)おもわず、「なんで、働いているだろー!」と考えちゃうことが多かったです。サービス業に従事する人には、いろいろ思うところが出てくる本ではないか、と思います。
2005年8月26日に日本でレビュー済み
顧客との接点である「現場」において、サービスの改善を進めることは非常に難しい課題であり、サービス産業にたずさわる人たちの共通の悩みだと思う。
この本は、非常にシンプルでわかりやすい原則と実例を組み合わせながら、サービス・プロフィット・チェーンの構築のためのポイントを示している。
後半部分のベストプラクティス集の中には、やや内容について不満の残る部分もあるが、リッツ・カールトンや害虫獣駆除会社のBBBK社の例などはわかりやすく、説得力があると感じる。
この本は、非常にシンプルでわかりやすい原則と実例を組み合わせながら、サービス・プロフィット・チェーンの構築のためのポイントを示している。
後半部分のベストプラクティス集の中には、やや内容について不満の残る部分もあるが、リッツ・カールトンや害虫獣駆除会社のBBBK社の例などはわかりやすく、説得力があると感じる。