私自身が不動産会社に勤務しているからかもしれませんが、この本は本当に分かり易いと感じました。不動産を取り巻く環境はSPC法やリートの出現によりここ数年で大きく変化しています。そして不動産会社も単に不動産を所有することから、いかにコストを削減でき最大限収益を生む不動産を所有し、それを証券化するかの選択に変わっています。この本はそんな時代に最低でも知っておかないといけない金融としての不動産を噛み砕いて説明していますので不動産会社に勤務していなくとも自社ビルを所有している企業の総務や財務部の担当にも読みやすく、参考になると思います。
減損会計時代を控えた今だからこそ一読の価値があります。
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入門不動産金融工学 単行本 – 2001/2/1
川口 有一郎
(著)
- 本の長さ243ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2001/2/1
- ISBN-10447867034X
- ISBN-13978-4478670347
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
不動産ならではの特性やリスクに対応できる、より高度でフレキシブルな金融工学を「不動産金融工学」と名付け、その必要性と概念、そして運用法を解説。新時代に突入した不動産投資の中で、勝ち組の戦略を提案する。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2001/2/1)
- 発売日 : 2001/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 243ページ
- ISBN-10 : 447867034X
- ISBN-13 : 978-4478670347
- Amazon 売れ筋ランキング: - 117,358位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 46位産業研究の不動産投資
- - 6,462位投資・金融・会社経営 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2002年10月16日に日本でレビュー済み
これまで、日本においては不動産の売買価格が公表されることもなく、これらがどのように決まるのかが科学的(合理的)に説明されることがあまりありませんでした。この本では金融工学の考え方を不動産に応用して、こういった問題について、数式等をあまり用いずにわかりやすく分析していこうというものです。不動産のプライシングやリスク、証券化、REITについても金融工学的な視点で述べられています。ただこの本では内容としてはあまり専門的(具体的)ではなく、より深く勉強するには同著者の明海大学不動産学部不動産学叢書「不動産金融工学」清文社がお勧めです(数式等が多用されレベル的にはかなり高くなりますが…)。