人生一回、正解はない。
自分の中で腹落ちしたキャリアを実現するには、まず何事も行動してみることが大事なのだと知った。
私は、子供の頃に弁護士になりたいと思っていたが、親のいいなりで結局公務員になってしまった。働く中で、常に自分の性格や志向と一致していない現職で働き続けることに疑問を感じていた。
そこで、比較的時間は取れるため司法試験予備試験の勉強を始めた。しかし、働く中で「本当に弁護士の仕事自体が好きなのか?」「現在の企画部門の仕事をもっと伸ばせるところに行きたいのではないのか?」と新たな疑問が生じてしまった。
公務員で居続けることはキャリア上もはや選択肢には無いが、ここで民間企業の企画部門のスカウトを逃したり、気になる業種にアプライせずにせずに勉強に集中し、挫折してしまったら最悪の結果になるのではないか?と思い至るようになったのである。
この本を読んだことによって、潜在的に、何となく、「この仕事面白そうだな」と思ったらアプローチをしてみようと思えるようになった。一つの目標のみに囚われることなく、あらゆる角度から「自分が本当にやりたいこと」を検証していきたいと思う。
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その幸運は偶然ではないんです! 単行本 – 2005/11/18
J.D.クランボルツ
(著),
A.S.レヴィン
(著),
John D. Krumboltz
(原名),
Al S. Levin
(原名),
花田 光世
(翻訳),
大木 紀子
(翻訳),
宮地 夕紀子
(翻訳)
&
4
その他
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この本のターゲットは「普通の人たち」です。「普通の人たち」がどうチャンスをものにし、自分自身の成功物語を構築していけるのか、実はそれこそがこの本が目指したところなのです。
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2005/11/18
- ISBN-104478733244
- ISBN-13978-4478733240
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商品の説明
出版社からのコメント
転機を活かして人生を変えた人たちの、ほんの少しの勇気。
本書は、自分の将来キャリアや人生の選択に悩みながら道を切り拓いていったごく普通の人たちのケースを、心理学者であるキャリアカウンセラーが読み解きながら、変化の激しい時代における仕事やキャリアの新しい考え方を示しています。
「みなさんには、今後一切キャリアに関する意思決定をしないでほしいのです」という著者のアドバイスは痛烈ですが、大学生や若手ビジネスパーソンなど、人生や仕事の転機に直面している多くの人々にとって、示唆に富み勇気を与えてくれる書となっています。
本書は、自分の将来キャリアや人生の選択に悩みながら道を切り拓いていったごく普通の人たちのケースを、心理学者であるキャリアカウンセラーが読み解きながら、変化の激しい時代における仕事やキャリアの新しい考え方を示しています。
「みなさんには、今後一切キャリアに関する意思決定をしないでほしいのです」という著者のアドバイスは痛烈ですが、大学生や若手ビジネスパーソンなど、人生や仕事の転機に直面している多くの人々にとって、示唆に富み勇気を与えてくれる書となっています。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2005/11/18)
- 発売日 : 2005/11/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 229ページ
- ISBN-10 : 4478733244
- ISBN-13 : 978-4478733240
- Amazon 売れ筋ランキング: - 7,523位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 67位倫理学入門
- - 78位人生論
- - 640位経営学・キャリア・MBA
- カスタマーレビュー:
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5 星
あなたの幸運は偶然ではないんだって
【幸運】私がここまでやって来られたのは、運が98%、実力が2%と考えている。勤勉と読書の習慣を父から、明るい人生観と社交性を母から受け継ぎ、多くの人に助けられ、数々の難関や逆境を何とか乗り越えてくることができたのは、幸運に恵まれたおかげである。だから、生き返ったとしても、もう一度人生を繰り返したいとは思わない。幸運に裏支えされた薄氷の勝利はそうそう期待できないからだ。【必然】ところが、その幸運は偶然ではない!という本があるというではないか。『その幸運は偶然ではないんです!――夢の仕事をつかむ心の練習問題』(J.D.クランブルツ、A.S.レヴィン著、花田光世・大木紀子・宮地夕紀子訳、ダイヤモンド社)がそれである。本書の著者が私たちに一番伝えたいことは、「積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験を最大限に活かそうとすることで満足のいくキャリア、満足のいく人生を見つけることができる」ということのようだ。【ヒント】最初のページから最終ページまで、幸運を招き寄せるためのヒントが満載である。●想定外の出来事を最大限に活用する。●選択肢はいつでもオープンに。「オープンマインドでいることでプレッシャーに対応する」。●もし夢が計画どおりに実現しなかったとしても、がっかりするな。「『夢は消えてしまった』と考えるのではなく、『状況が変わった。さらに自分にとってよいチャンスを探すにはどうしたらいいだろう!』と考えましょう」。●結果が見えなくても、やってみる。「失敗を恐れて何もしなければ、あなたの人生にはどんな幸運も訪れてはくれません」。●成果に結びつきそうなリスクを取る。●予期せぬチャンスに備える。●どんどん間違えよう。「間違えるかもしれないという恐怖から何もしないことよりも、間違いから学ぶことこそ成功につながると考えてほしいのです」。●失敗に前向きに対応する。●行動を起こして自分の運をつくりだす。●未来は今ここから始まるということを理解する。●まず仕事に就いて、それからスキルを学ぶ。「変化の激しい時代には『学び続けること』が最も大切になるのです」。●内なる壁を克服する。●いつも学び、いつも挑戦し、いつも好奇心を持つ。若い時に本書に出会っていたら、もっともっと幸運に恵まれていたかも。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何事も心掛けが大切ってことですね!
2024年5月21日に日本でレビュー済み
【幸運】
私がここまでやって来られたのは、運が98%、実力が2%と考えている。勤勉と読書の習慣を父から、明るい人生観と社交性を母から受け継ぎ、多くの人に助けられ、数々の難関や逆境を何とか乗り越えてくることができたのは、幸運に恵まれたおかげである。だから、生き返ったとしても、もう一度人生を繰り返したいとは思わない。幸運に裏支えされた薄氷の勝利はそうそう期待できないからだ。
【必然】
ところが、その幸運は偶然ではない!という本があるというではないか。『その幸運は偶然ではないんです!――夢の仕事をつかむ心の練習問題』(J.D.クランブルツ、A.S.レヴィン著、花田光世・大木紀子・宮地夕紀子訳、ダイヤモンド社)がそれである。本書の著者が私たちに一番伝えたいことは、「積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験を最大限に活かそうとすることで満足のいくキャリア、満足のいく人生を見つけることができる」ということのようだ。
【ヒント】
最初のページから最終ページまで、幸運を招き寄せるためのヒントが満載である。
●想定外の出来事を最大限に活用する。
●選択肢はいつでもオープンに。
「オープンマインドでいることでプレッシャーに対応する」。
●もし夢が計画どおりに実現しなかったとしても、がっかりするな。
「『夢は消えてしまった』と考えるのではなく、『状況が変わった。さらに自分にとってよいチャンスを探すにはどうしたらいいだろう!』と考えましょう」。
●結果が見えなくても、やってみる。
「失敗を恐れて何もしなければ、あなたの人生にはどんな幸運も訪れてはくれません」。
●成果に結びつきそうなリスクを取る。
●予期せぬチャンスに備える。
●どんどん間違えよう。
「間違えるかもしれないという恐怖から何もしないことよりも、間違いから学ぶことこそ成功につながると考えてほしいのです」。
●失敗に前向きに対応する。
●行動を起こして自分の運をつくりだす。
●未来は今ここから始まるということを理解する。
●まず仕事に就いて、それからスキルを学ぶ。
「変化の激しい時代には『学び続けること』が最も大切になるのです」。
●内なる壁を克服する。
●いつも学び、いつも挑戦し、いつも好奇心を持つ。
若い時に本書に出会っていたら、もっともっと幸運に恵まれていたかも。
私がここまでやって来られたのは、運が98%、実力が2%と考えている。勤勉と読書の習慣を父から、明るい人生観と社交性を母から受け継ぎ、多くの人に助けられ、数々の難関や逆境を何とか乗り越えてくることができたのは、幸運に恵まれたおかげである。だから、生き返ったとしても、もう一度人生を繰り返したいとは思わない。幸運に裏支えされた薄氷の勝利はそうそう期待できないからだ。
【必然】
ところが、その幸運は偶然ではない!という本があるというではないか。『その幸運は偶然ではないんです!――夢の仕事をつかむ心の練習問題』(J.D.クランブルツ、A.S.レヴィン著、花田光世・大木紀子・宮地夕紀子訳、ダイヤモンド社)がそれである。本書の著者が私たちに一番伝えたいことは、「積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験を最大限に活かそうとすることで満足のいくキャリア、満足のいく人生を見つけることができる」ということのようだ。
【ヒント】
最初のページから最終ページまで、幸運を招き寄せるためのヒントが満載である。
●想定外の出来事を最大限に活用する。
●選択肢はいつでもオープンに。
「オープンマインドでいることでプレッシャーに対応する」。
●もし夢が計画どおりに実現しなかったとしても、がっかりするな。
「『夢は消えてしまった』と考えるのではなく、『状況が変わった。さらに自分にとってよいチャンスを探すにはどうしたらいいだろう!』と考えましょう」。
●結果が見えなくても、やってみる。
「失敗を恐れて何もしなければ、あなたの人生にはどんな幸運も訪れてはくれません」。
●成果に結びつきそうなリスクを取る。
●予期せぬチャンスに備える。
●どんどん間違えよう。
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●失敗に前向きに対応する。
●行動を起こして自分の運をつくりだす。
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●まず仕事に就いて、それからスキルを学ぶ。
「変化の激しい時代には『学び続けること』が最も大切になるのです」。
●内なる壁を克服する。
●いつも学び、いつも挑戦し、いつも好奇心を持つ。
若い時に本書に出会っていたら、もっともっと幸運に恵まれていたかも。
【幸運】
私がここまでやって来られたのは、運が98%、実力が2%と考えている。勤勉と読書の習慣を父から、明るい人生観と社交性を母から受け継ぎ、多くの人に助けられ、数々の難関や逆境を何とか乗り越えてくることができたのは、幸運に恵まれたおかげである。だから、生き返ったとしても、もう一度人生を繰り返したいとは思わない。幸運に裏支えされた薄氷の勝利はそうそう期待できないからだ。
【必然】
ところが、その幸運は偶然ではない!という本があるというではないか。『その幸運は偶然ではないんです!――夢の仕事をつかむ心の練習問題』(J.D.クランブルツ、A.S.レヴィン著、花田光世・大木紀子・宮地夕紀子訳、ダイヤモンド社)がそれである。本書の著者が私たちに一番伝えたいことは、「積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験を最大限に活かそうとすることで満足のいくキャリア、満足のいく人生を見つけることができる」ということのようだ。
【ヒント】
最初のページから最終ページまで、幸運を招き寄せるためのヒントが満載である。
●想定外の出来事を最大限に活用する。
●選択肢はいつでもオープンに。
「オープンマインドでいることでプレッシャーに対応する」。
●もし夢が計画どおりに実現しなかったとしても、がっかりするな。
「『夢は消えてしまった』と考えるのではなく、『状況が変わった。さらに自分にとってよいチャンスを探すにはどうしたらいいだろう!』と考えましょう」。
●結果が見えなくても、やってみる。
「失敗を恐れて何もしなければ、あなたの人生にはどんな幸運も訪れてはくれません」。
●成果に結びつきそうなリスクを取る。
●予期せぬチャンスに備える。
●どんどん間違えよう。
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●失敗に前向きに対応する。
●行動を起こして自分の運をつくりだす。
●未来は今ここから始まるということを理解する。
●まず仕事に就いて、それからスキルを学ぶ。
「変化の激しい時代には『学び続けること』が最も大切になるのです」。
●内なる壁を克服する。
●いつも学び、いつも挑戦し、いつも好奇心を持つ。
若い時に本書に出会っていたら、もっともっと幸運に恵まれていたかも。
私がここまでやって来られたのは、運が98%、実力が2%と考えている。勤勉と読書の習慣を父から、明るい人生観と社交性を母から受け継ぎ、多くの人に助けられ、数々の難関や逆境を何とか乗り越えてくることができたのは、幸運に恵まれたおかげである。だから、生き返ったとしても、もう一度人生を繰り返したいとは思わない。幸運に裏支えされた薄氷の勝利はそうそう期待できないからだ。
【必然】
ところが、その幸運は偶然ではない!という本があるというではないか。『その幸運は偶然ではないんです!――夢の仕事をつかむ心の練習問題』(J.D.クランブルツ、A.S.レヴィン著、花田光世・大木紀子・宮地夕紀子訳、ダイヤモンド社)がそれである。本書の著者が私たちに一番伝えたいことは、「積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験を最大限に活かそうとすることで満足のいくキャリア、満足のいく人生を見つけることができる」ということのようだ。
【ヒント】
最初のページから最終ページまで、幸運を招き寄せるためのヒントが満載である。
●想定外の出来事を最大限に活用する。
●選択肢はいつでもオープンに。
「オープンマインドでいることでプレッシャーに対応する」。
●もし夢が計画どおりに実現しなかったとしても、がっかりするな。
「『夢は消えてしまった』と考えるのではなく、『状況が変わった。さらに自分にとってよいチャンスを探すにはどうしたらいいだろう!』と考えましょう」。
●結果が見えなくても、やってみる。
「失敗を恐れて何もしなければ、あなたの人生にはどんな幸運も訪れてはくれません」。
●成果に結びつきそうなリスクを取る。
●予期せぬチャンスに備える。
●どんどん間違えよう。
「間違えるかもしれないという恐怖から何もしないことよりも、間違いから学ぶことこそ成功につながると考えてほしいのです」。
●失敗に前向きに対応する。
●行動を起こして自分の運をつくりだす。
●未来は今ここから始まるということを理解する。
●まず仕事に就いて、それからスキルを学ぶ。
「変化の激しい時代には『学び続けること』が最も大切になるのです」。
●内なる壁を克服する。
●いつも学び、いつも挑戦し、いつも好奇心を持つ。
若い時に本書に出会っていたら、もっともっと幸運に恵まれていたかも。
このレビューの画像
2019年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クランボルツの計画的偶発性理論に興味を持ち購入したが、理論についての説明はなく、期待はずれだった。本書を読む前に海老原嗣生さんの解説書を読んでいなかったら、雑多なエピソードの集録本としか思えなかっただろう。
本書の体裁は、偶然がどう人生を左右してきたかについて40人以上の体験談を収録し、それをもとに教訓が引き出すというもの。すべてがアメリカで起こった話であり、生涯にわたるキャリアの多様性や変化に乏しい日本にあてはめようとすると、なんとなく違和感を覚える。
結論としては、人生は偶然によって決まることが多いので、偶然を活用し、積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験をもとに、満足いくキャリアを見つけよ、といったことだろう。タイトルが魅力的で、16回も増刷したロングセラーのようだが、期待した内容とはかなり違っていて残念だ。
本書の体裁は、偶然がどう人生を左右してきたかについて40人以上の体験談を収録し、それをもとに教訓が引き出すというもの。すべてがアメリカで起こった話であり、生涯にわたるキャリアの多様性や変化に乏しい日本にあてはめようとすると、なんとなく違和感を覚える。
結論としては、人生は偶然によって決まることが多いので、偶然を活用し、積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験をもとに、満足いくキャリアを見つけよ、といったことだろう。タイトルが魅力的で、16回も増刷したロングセラーのようだが、期待した内容とはかなり違っていて残念だ。
2023年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
道は意外な状況で、意外な展開で、ひらけていく事があります。人生設計…大事ではあります。が、それで可能性、本当の道から外れてしまう人もいるかも。これが好き、あるいはこれやってると時間を忘れちゃう、ってのを羅針盤に一生懸命やってれば、道は開いて行くのかも。
2024年2月9日に日本でレビュー済み
「自分のキャリアは自分自身で意図的に職歴を積み上げて形成するもの」というキャリア論は限界がある。「自分の興味、適性、能力、周囲の環境などを合理的に分析すれば、目指すべき最終ゴールやそこへ至るステップアップの道筋までが明確になる」はずと考えられてきた。しかし、実際にはそうしたアプローチが必ずしも有効とは限らない。
私自身も『逆さ人生』で示したように、10年ごとにまったく違う仕事に変化せざるを得なく、キャリアが思ったように進むことはなかった。本書では、自分の親、母国、人種、出生地などですら自分で選ぶことができない。キャリアも、大学での専攻分野、職業、会社、同僚、上司など、自分で同僚や上司を選ぶことができた人はほとんどいないという。
人生において、偶然の出来事との遭遇は避けられない。しかし、行動次第で望ましい結果が起こる確率を高めることができる。本書は多くの実例をベースに次のような分類でそれを解き明かす。
・選択肢はいつもオープンに
今後一切のキャリアの意思決定をせず、環境が変化している今、自分の将来を決めるより、積極的に模索しながらオープンマインドでいた方がいい。
・目を覚ませ!夢が確実になる前に
夢が計画通りに実現しなくとも、さらに自分にとってよいチャンスを探すにはどうしたらいいかを考えよう。
・結果が見えなくてもやってみる
リスクを取り、例え失敗したとしても、そこから得るものは大きい。失敗を恐れて何もしなければ、幸運が訪れることはない。
・どんどん間違えよう
何か新しいことを学ぶということは、必ず間違えることでもある。間違える恐怖から何もしないより、間違いから学ぶことこそ成功につながる。
・行動を起こして自分の運をつくりだす
過去の自分を引きずったり、現在の仕事にこだわることはない。チャンスを見つけるために積極的に行動を起こすことが自分の幸運をつくり出す。
・まず仕事に就いてそれからスキルを学ぶ
ジョブ・ディスクリプションスキルに示されたキャリアやスキルを気にすることはない。それらを学ぶ意欲があれば応募すべきだ。変化の激しい時代には学び続けることが最も重要だ。
要するにJ.D.クランボルツが言いたかったことは、積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験を最大限に活かそうとすることで、満足するキャリア、人生を見つけることができる、ということだ。
私自身も『逆さ人生』で示したように、10年ごとにまったく違う仕事に変化せざるを得なく、キャリアが思ったように進むことはなかった。本書では、自分の親、母国、人種、出生地などですら自分で選ぶことができない。キャリアも、大学での専攻分野、職業、会社、同僚、上司など、自分で同僚や上司を選ぶことができた人はほとんどいないという。
人生において、偶然の出来事との遭遇は避けられない。しかし、行動次第で望ましい結果が起こる確率を高めることができる。本書は多くの実例をベースに次のような分類でそれを解き明かす。
・選択肢はいつもオープンに
今後一切のキャリアの意思決定をせず、環境が変化している今、自分の将来を決めるより、積極的に模索しながらオープンマインドでいた方がいい。
・目を覚ませ!夢が確実になる前に
夢が計画通りに実現しなくとも、さらに自分にとってよいチャンスを探すにはどうしたらいいかを考えよう。
・結果が見えなくてもやってみる
リスクを取り、例え失敗したとしても、そこから得るものは大きい。失敗を恐れて何もしなければ、幸運が訪れることはない。
・どんどん間違えよう
何か新しいことを学ぶということは、必ず間違えることでもある。間違える恐怖から何もしないより、間違いから学ぶことこそ成功につながる。
・行動を起こして自分の運をつくりだす
過去の自分を引きずったり、現在の仕事にこだわることはない。チャンスを見つけるために積極的に行動を起こすことが自分の幸運をつくり出す。
・まず仕事に就いてそれからスキルを学ぶ
ジョブ・ディスクリプションスキルに示されたキャリアやスキルを気にすることはない。それらを学ぶ意欲があれば応募すべきだ。変化の激しい時代には学び続けることが最も重要だ。
要するにJ.D.クランボルツが言いたかったことは、積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験を最大限に活かそうとすることで、満足するキャリア、人生を見つけることができる、ということだ。
2014年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あなたは、1年後、どんな仕事をしているでしょうか?もしくは、どんな仕事をしていたいでしょうか?
5年後は?10年後はどうでしょうか?
就職活動や転職の面接の際に、こんな質問をされることがあるでしょう。
また、古くは小さい時に、「将来は何になりたいのか?」と聞かれたりします。
果たして、多くの人が、その時考えた仕事やキャリアを実現出来ているのでしょうか?
ある調査によれば、18歳の時に考えていた職業に就いている人は、全体の2%しかいなかったという結果があるようです。
本書は、これまで一般的に良く言われているようなキャリアの考え方である「キャリアは計画出来る・計画すべきものである」
といった考えとは真反対のキャリアの考え方です。
「プランドハップンスタンスセオリー(計画的偶発性理論)」のクランボルツ教授が、
多くの一般の職業人のインタビューより、この理論について、非常にわかりやすく紹介した内容です。
本書によれば、
キャリアは前もって計画できる、あるいは計画すべきだという考え方は非現実的な話です。
キャリアは予測できるものだという迷信に苦しむ人は少なくありません。”唯一無二の正しい仕事”を見つけなくてはならないと考え、
それをあらかじめ知る術があるはずだと考えるから、先が見えないことへの不安にうちのめされてしまうのです。
と言います。自身も、この考えに囚われていた時期がありましたが、改めて自身のキャリアを考えると、
むしろ、結果的に、この「プランドハップンスタンスセオリー(計画的偶発性理論)」の考え方に合う行動・思考をしてきたと感じています。
この「キャリアは前もって計画できる、あるいは計画すべき」という非現実的な考え方は、
一方で、一度夢や目標を定めてしまうと、そこから外れる事が出来ない、という弊害をももたらしてしまっています。
本書でも紹介されるケースのように、例えば学生時代に医学部や法学部など、一定の専門性が求められる専攻をした際に、医療関係や、
法曹関係の仕事に就かなければいけない、と考えてしまうといった事があります。
でも、実際には、学業で学んだり、先輩たちの姿やインターン等を通じて、理想と現実の違いを目の当たりにし、自身に合わないと分かる場合もあるでしょう。それでも、やみくもに、過去に建てた計画や夢・目標にこだわる事で、例え、その当時の夢・目標を達成できたとしても、その人を不幸にしてしまっているケースも多くあるのです。
キャリアは計画出来ないし、夢や目標も状況に応じて変えるべき
本書は、小さな頃からの夢を目指して努力したり、目標に向けて計画を立てる事を決して否定しているわけではありません。
そこにこだわり続けてしまい、他の可能性が見えなくなり、結果として不幸になってしまうことを避けましょう、ということを唱えています。
そもそも、この変化の激しい時代、夢や目標とする職業がなくなってしまう事も十分にあり得ますし
、その職業につけるかどうかは分かりません。
本書で紹介されているケースでは、実際に夢の職業に就いたものの、その現実に触れてみて、
それまでとは異なる目標を立てているケースや、夢を周りに宣言したものの、
そのハードルの高さと周りからのプレッシャーに耐えられずに、苦しんでしまっているケースもありました。
本書でも
夢はすばらしい。ぜひ、夢を見ることを多いに楽しみ、夢が実現するように努力してください。
と言っています。ただし、
夢が計画どおりに実現しなくても、驚かないでください。予測不可能な出来事があなたの人生を変えてしまうかも知れない
-よくも悪くも。
夢から醒めたことが最も良い出来事だったと気づいた人もいます。
私たちは決してあなたが夢を追求することを妨げはしませんが、その道中では、良く目を開き、耳をすませておくことをお勧めします。
チャンスがやってきたときにそれをつかむ準備ができていれば、想定外の出来事があなたをさらによい結果へと導く可能性があります。
ある夢を実現させることに一生懸命になりすぎると、その途中で現れる他のチャンスを無視したり、
拒否したりしていまうことがあるということです。
とも言っています。
本書では「夢を試してみる、一歩ずつ」ことをお勧めしています。
そして、「悪い選択肢には固執せず」に、一度決めた事でも合わないと思ったら辞めてしまう事に罪悪感などを持たないよう勧めています。
結果が見えなくてもやってみる
「夢を試してみる」ということは、自身が興味を持ったことは、とりあえず手をつけてみるということ。
新しい事に積極的に挑戦することを勧めています。
もちろん、新しい事なので、失敗する可能性もありますが、失敗を恐れないで、やってみることです。
もちろん、取り返しがつかなくなるような大きな失敗は出来ないでしょう、そのため「一歩ずつ」という言葉がついているのです。
本書では、失敗に対して、どのように向き合うべきかについても、様々な一般の方のケースを例に、紹介されています。
例えば、リスクを取って、これまでやったことのない仕事でも受けてみる。
もちろん、失敗する可能性もあるものの、その過程で自身が学び、結果を出せればそれが評価に繋がり、
さらなるキャリアの展開につながったケースや、予期せぬチャンスに備えるといったケースでは、
友人の付き合いでいった就職フェアに、自身のこれまでの経歴に合わせて3種の職務経歴書を持参することで、新しい職を得る事が出来たケースが紹介されています。
いずれも、それほど大きなリスクではありませんが、結果が見えなくても、行動してみることで、そのチャンスをうまく活かす事が出来たケースです。
情熱が先か、行動が先か
彼らが強い情熱をもっていたからこそ、成功できたのではないか、と考える方もいるでしょう。
本書の紹介する「プランドハップンスタンスセオリー(計画的偶発性理論)」の考え方については、往々にして、
一部の著名な成功者を例に挙げて、紹介される場合も多くありますが、本書では、全て一般の人々であり、
中には失敗している例も紹介されています。彼らの全員が全員、大いなる夢を持って、行動し、挫折したり、
チャンスをつかんでいるという訳ではありません。
よくある幻想として、早い時期に自分の内なる情熱を見出し、唯一絶対の正しい職業選択をすることによって、
仕事における満足は得られるという、考え方があります。私たちは、必ずしも行動の前に情熱があるとは考えていません。
-情熱は行動の結果として生まれることもあるのです。
当然の事ながら、情熱はないよりはあった方が良いでしょうが、
その情熱がどこから出てくるのかと言えば、なんらなかのきっかけがあったはずです。
いろいろな選択肢を模索し、興味をそそることについてもっと学び、
どのようにあなたが他者の役に立てるかを考えることを、私たちはあなたに勧めてきました。
興味をそそる活動に積極的にかかわっていくことがカギです。しかし、何が自分の興味をそそるのか、どうしたらわかるのでしょうか?
何を模索するべきか、どうしたらわかるのでしょうか?
何を学ぶべきか、どうしたらわかるのでしょうか?何が重要か、どうしたらわかるのでしょうか?
前もってそれを知る方法はないというのが、これらの質問への答えです。
さまざまな活動を試してみることによって見つけられるのです。
自身もそうでしたが、「より間違いのない、効率的なキャリアを描こう」と考えて、
キャリア関連の本を手に取っている方も多いと思いますが、様々な研究を行ってきた結果、
結局は試してみるしかない、という結論ということです。延々と考え、計画を立てるのではなく、
とにかく行動してみることを本書では推奨しています。
5年後は?10年後はどうでしょうか?
就職活動や転職の面接の際に、こんな質問をされることがあるでしょう。
また、古くは小さい時に、「将来は何になりたいのか?」と聞かれたりします。
果たして、多くの人が、その時考えた仕事やキャリアを実現出来ているのでしょうか?
ある調査によれば、18歳の時に考えていた職業に就いている人は、全体の2%しかいなかったという結果があるようです。
本書は、これまで一般的に良く言われているようなキャリアの考え方である「キャリアは計画出来る・計画すべきものである」
といった考えとは真反対のキャリアの考え方です。
「プランドハップンスタンスセオリー(計画的偶発性理論)」のクランボルツ教授が、
多くの一般の職業人のインタビューより、この理論について、非常にわかりやすく紹介した内容です。
本書によれば、
キャリアは前もって計画できる、あるいは計画すべきだという考え方は非現実的な話です。
キャリアは予測できるものだという迷信に苦しむ人は少なくありません。”唯一無二の正しい仕事”を見つけなくてはならないと考え、
それをあらかじめ知る術があるはずだと考えるから、先が見えないことへの不安にうちのめされてしまうのです。
と言います。自身も、この考えに囚われていた時期がありましたが、改めて自身のキャリアを考えると、
むしろ、結果的に、この「プランドハップンスタンスセオリー(計画的偶発性理論)」の考え方に合う行動・思考をしてきたと感じています。
この「キャリアは前もって計画できる、あるいは計画すべき」という非現実的な考え方は、
一方で、一度夢や目標を定めてしまうと、そこから外れる事が出来ない、という弊害をももたらしてしまっています。
本書でも紹介されるケースのように、例えば学生時代に医学部や法学部など、一定の専門性が求められる専攻をした際に、医療関係や、
法曹関係の仕事に就かなければいけない、と考えてしまうといった事があります。
でも、実際には、学業で学んだり、先輩たちの姿やインターン等を通じて、理想と現実の違いを目の当たりにし、自身に合わないと分かる場合もあるでしょう。それでも、やみくもに、過去に建てた計画や夢・目標にこだわる事で、例え、その当時の夢・目標を達成できたとしても、その人を不幸にしてしまっているケースも多くあるのです。
キャリアは計画出来ないし、夢や目標も状況に応じて変えるべき
本書は、小さな頃からの夢を目指して努力したり、目標に向けて計画を立てる事を決して否定しているわけではありません。
そこにこだわり続けてしまい、他の可能性が見えなくなり、結果として不幸になってしまうことを避けましょう、ということを唱えています。
そもそも、この変化の激しい時代、夢や目標とする職業がなくなってしまう事も十分にあり得ますし
、その職業につけるかどうかは分かりません。
本書で紹介されているケースでは、実際に夢の職業に就いたものの、その現実に触れてみて、
それまでとは異なる目標を立てているケースや、夢を周りに宣言したものの、
そのハードルの高さと周りからのプレッシャーに耐えられずに、苦しんでしまっているケースもありました。
本書でも
夢はすばらしい。ぜひ、夢を見ることを多いに楽しみ、夢が実現するように努力してください。
と言っています。ただし、
夢が計画どおりに実現しなくても、驚かないでください。予測不可能な出来事があなたの人生を変えてしまうかも知れない
-よくも悪くも。
夢から醒めたことが最も良い出来事だったと気づいた人もいます。
私たちは決してあなたが夢を追求することを妨げはしませんが、その道中では、良く目を開き、耳をすませておくことをお勧めします。
チャンスがやってきたときにそれをつかむ準備ができていれば、想定外の出来事があなたをさらによい結果へと導く可能性があります。
ある夢を実現させることに一生懸命になりすぎると、その途中で現れる他のチャンスを無視したり、
拒否したりしていまうことがあるということです。
とも言っています。
本書では「夢を試してみる、一歩ずつ」ことをお勧めしています。
そして、「悪い選択肢には固執せず」に、一度決めた事でも合わないと思ったら辞めてしまう事に罪悪感などを持たないよう勧めています。
結果が見えなくてもやってみる
「夢を試してみる」ということは、自身が興味を持ったことは、とりあえず手をつけてみるということ。
新しい事に積極的に挑戦することを勧めています。
もちろん、新しい事なので、失敗する可能性もありますが、失敗を恐れないで、やってみることです。
もちろん、取り返しがつかなくなるような大きな失敗は出来ないでしょう、そのため「一歩ずつ」という言葉がついているのです。
本書では、失敗に対して、どのように向き合うべきかについても、様々な一般の方のケースを例に、紹介されています。
例えば、リスクを取って、これまでやったことのない仕事でも受けてみる。
もちろん、失敗する可能性もあるものの、その過程で自身が学び、結果を出せればそれが評価に繋がり、
さらなるキャリアの展開につながったケースや、予期せぬチャンスに備えるといったケースでは、
友人の付き合いでいった就職フェアに、自身のこれまでの経歴に合わせて3種の職務経歴書を持参することで、新しい職を得る事が出来たケースが紹介されています。
いずれも、それほど大きなリスクではありませんが、結果が見えなくても、行動してみることで、そのチャンスをうまく活かす事が出来たケースです。
情熱が先か、行動が先か
彼らが強い情熱をもっていたからこそ、成功できたのではないか、と考える方もいるでしょう。
本書の紹介する「プランドハップンスタンスセオリー(計画的偶発性理論)」の考え方については、往々にして、
一部の著名な成功者を例に挙げて、紹介される場合も多くありますが、本書では、全て一般の人々であり、
中には失敗している例も紹介されています。彼らの全員が全員、大いなる夢を持って、行動し、挫折したり、
チャンスをつかんでいるという訳ではありません。
よくある幻想として、早い時期に自分の内なる情熱を見出し、唯一絶対の正しい職業選択をすることによって、
仕事における満足は得られるという、考え方があります。私たちは、必ずしも行動の前に情熱があるとは考えていません。
-情熱は行動の結果として生まれることもあるのです。
当然の事ながら、情熱はないよりはあった方が良いでしょうが、
その情熱がどこから出てくるのかと言えば、なんらなかのきっかけがあったはずです。
いろいろな選択肢を模索し、興味をそそることについてもっと学び、
どのようにあなたが他者の役に立てるかを考えることを、私たちはあなたに勧めてきました。
興味をそそる活動に積極的にかかわっていくことがカギです。しかし、何が自分の興味をそそるのか、どうしたらわかるのでしょうか?
何を模索するべきか、どうしたらわかるのでしょうか?
何を学ぶべきか、どうしたらわかるのでしょうか?何が重要か、どうしたらわかるのでしょうか?
前もってそれを知る方法はないというのが、これらの質問への答えです。
さまざまな活動を試してみることによって見つけられるのです。
自身もそうでしたが、「より間違いのない、効率的なキャリアを描こう」と考えて、
キャリア関連の本を手に取っている方も多いと思いますが、様々な研究を行ってきた結果、
結局は試してみるしかない、という結論ということです。延々と考え、計画を立てるのではなく、
とにかく行動してみることを本書では推奨しています。
2015年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プランドハプンタンスの理論的背景を知りたかったのだが、がっかりの内容でした。