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おぼうさん、はじめました。 単行本 – 2005/12/1
松本 圭介
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2005/12/1
- ISBN-104478910324
- ISBN-13978-4478910320
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商品の説明
出版社からのコメント
第32回(2008)正力松太郎賞青年奨励賞受賞者の処女作。
赤門の次にくぐったのは仏門だった!? 東大新卒、飛び込みで就職したのは都心のお寺。「無線LAN完備の寺院内カフェ」「築地本願寺にて2千人動員フリーライブ」等の活動を通してお寺の新たなカタチを模索する日々を綴る。
著者について
松本圭介(まつもと・けいすけ)
法名・釈紹圭(しょうけい)。浄土真宗本願寺派僧侶、布教使。東京・神谷町光明寺所属。
法名・釈紹圭(しょうけい)。浄土真宗本願寺派僧侶、布教使。東京・神谷町光明寺所属。
東京大学文学部哲学科卒業後、仏教界のトビラを叩く。布教使として都内の寺院に住み込み活動する側ら、お寺をもっと身近に感じてほしいという信念で超宗派の僧侶達が集うブログサイト「彼岸寺」を設立。お寺の音楽会「誰そ彼」や、無線LAN完備の寺院内カフェ「ツナガルオテラ 神谷町オープンテラス」を運営。2005年夏には築地本願寺にて大規模ライブイベント「他力本願でいこう!」を成功させ、彼岸と此岸を繋ぐ新たなる架け橋として今後の活躍に期待が高まる。1979年、北海道生まれ。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2005/12/1)
- 発売日 : 2005/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4478910324
- ISBN-13 : 978-4478910320
- Amazon 売れ筋ランキング: - 685,514位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20,182位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東京大学出身僧侶の方ですが、彼の事は雑誌Forbesの連載から認知しており、天才中の天才だと思っています。よって本の内容も老若男女どなたにもわかりやすく、人生の転換ができる本だと思いますよ。世界一長寿の職業は僧侶ですからね。
2020年5月14日に日本でレビュー済み
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お坊さんの日常が、日記風にかいてあるので、分かりやすく読みやすかったです。
2013年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
在家から僧侶、ハードル高い業種。一般人の僧侶志望の者の参考書。 著者はアッパレ!
2007年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学を終えて就職先を考えているときにふとお坊さんになることを思い立った若い僧侶の日記。初出はブログなので文体が軽く、さらっと読める。
これといって面白いエピソードもないし、哲学科卒らしい論考もない「野郎の日記」だけれども、仏教やお寺に対する視点はきわめて斬新である。
「仏教コンテンツを売りこむこと」が仏教界に入った大きな理由のひとつだという筆者は、今のお寺が本来魅力的な仏教コンテンツに埃をかぶらせているという。コンテンツを時代感覚に適したものに料理し、インターネットなどの新しいチャンネルで発信し、潜在的なニーズを掘り起こし、そういう発信をする僧侶がお寺の大小に関係なく報われること。
したがって布教も、ただ仏様のありがたさを説くのではなく自分の言葉で伝えたい。僧侶同士で馴れ合い慕い合うよりも、庶民から慕われるように。檀家さんに「このお寺なら寄付して支えるだけの意味がある」と思ってもらえるようにいろいろチャレンジしてみよう。
実際に筆者は、東京・神谷町のお寺で寺院内カフェを開いたり、築地の本願寺でライブイベント「本願寺LIVE2005〜他力本願でいこう!〜」を成功させたりと、伝統教団がとってきたこれまでのスタンスから飛び出して活動している。
檀家制度や葬祭の意義が急激に変化している東京で、寺院が生き残るための新しい模索として捉えることもできるだろうが、寺院の社会責任など、全国的な文脈で捉えられるものも少なくない。最近、教団内の人の目を気にして小さくなっている僧侶なら読んで勇気付けられるだろう。
それにしても、これだけ若い僧侶をどんどん法話会に招いたり、寺院内カフェやライブにゴーサインを出す浄土真宗も大したものだと思う。ほかの宗派もこれくらい積極的だったら、日本仏教はもう少し明るくなるのではないだろうか。
これといって面白いエピソードもないし、哲学科卒らしい論考もない「野郎の日記」だけれども、仏教やお寺に対する視点はきわめて斬新である。
「仏教コンテンツを売りこむこと」が仏教界に入った大きな理由のひとつだという筆者は、今のお寺が本来魅力的な仏教コンテンツに埃をかぶらせているという。コンテンツを時代感覚に適したものに料理し、インターネットなどの新しいチャンネルで発信し、潜在的なニーズを掘り起こし、そういう発信をする僧侶がお寺の大小に関係なく報われること。
したがって布教も、ただ仏様のありがたさを説くのではなく自分の言葉で伝えたい。僧侶同士で馴れ合い慕い合うよりも、庶民から慕われるように。檀家さんに「このお寺なら寄付して支えるだけの意味がある」と思ってもらえるようにいろいろチャレンジしてみよう。
実際に筆者は、東京・神谷町のお寺で寺院内カフェを開いたり、築地の本願寺でライブイベント「本願寺LIVE2005〜他力本願でいこう!〜」を成功させたりと、伝統教団がとってきたこれまでのスタンスから飛び出して活動している。
檀家制度や葬祭の意義が急激に変化している東京で、寺院が生き残るための新しい模索として捉えることもできるだろうが、寺院の社会責任など、全国的な文脈で捉えられるものも少なくない。最近、教団内の人の目を気にして小さくなっている僧侶なら読んで勇気付けられるだろう。
それにしても、これだけ若い僧侶をどんどん法話会に招いたり、寺院内カフェやライブにゴーサインを出す浄土真宗も大したものだと思う。ほかの宗派もこれくらい積極的だったら、日本仏教はもう少し明るくなるのではないだろうか。
2006年4月22日に日本でレビュー済み
ブログ女王・眞鍋のブログ本がヒットしてからというもの、こういうブログ日記風の本が増えたような。単に日記をまとめて本にしているだけなのでお手軽といえばお手軽、なんですけど私的な日記が第三者の読書に耐えるかというと著者その人によほど個人的な興味をもたない限り・または著者その人の生活がよほどエキサイティング・興味をそそるものでない限り厳しい・・・
本書もおぼうさん生活ディティールに最初から関心があるひとでないとOUT、ですね。「東大卒業して坊主になったんだからもう十分エポックメイキングでしょ」なノリについていけるひと限定、ということか。わたしにはどうでもいい日常にしか思えませんでしたが。
本書もおぼうさん生活ディティールに最初から関心があるひとでないとOUT、ですね。「東大卒業して坊主になったんだからもう十分エポックメイキングでしょ」なノリについていけるひと限定、ということか。わたしにはどうでもいい日常にしか思えませんでしたが。
2006年3月2日に日本でレビュー済み
「いずれお坊さんに」と思っていたのが友人の一言で今に。
東大卒業後すぐ住みこみのお寺を決定。
その2年間が綴られたこの本。
会社への就職と同じく、お坊さんにも檀家さんや寺の存続、しいては宗教の問題からもコミュニケーションが求められているようだ。
研修で京都やハワイにも行く。
ファッションショーのイベントにも行く。
そして哲学科出身の真髄、宗教についても語る。
模索しながら頑張ってる新米お坊さんの2年間を見せてもらった。
東大卒業後すぐ住みこみのお寺を決定。
その2年間が綴られたこの本。
会社への就職と同じく、お坊さんにも檀家さんや寺の存続、しいては宗教の問題からもコミュニケーションが求められているようだ。
研修で京都やハワイにも行く。
ファッションショーのイベントにも行く。
そして哲学科出身の真髄、宗教についても語る。
模索しながら頑張ってる新米お坊さんの2年間を見せてもらった。
2006年1月8日に日本でレビュー済み
「おぼうさん」を「家業」としてではなく、自分の生き方として選び取った人の身辺雑記集。東大卒、という肩書きはやなり目ををひくが、まあ、自分の感じた事や思ったこと事を適切に文章にするのが上手、という点でそれはもっともだなあ、と思う程度でよいだろう。
「素人」が「僧侶」になっていく過程が、本山での「修行」のレポートやお寺の仕事の手習いについての感想などを通して、よくわかるようになっている。それに、あまり知られていないだろうお寺のリアルな生活の実態がよく描かれていて、関心のある方はとても参考になるだろう。「スイーツ」が好きな人はお寺に最適、といった点など。
全体を通して、著者の「仏教」をめぐる哲学が、けっこう赤裸々に語られているので共感できた。「哲学」といっても、生きるって、死ぬって、世界って、宗教って、みたいなレベルから、ほんとうに何気ない日常生活のなかで気づいたささやかな真実まで、様々である。
ちなみに著者が「はじめました」ところの「仏教」は、浄土真宗である。知られているように、「非僧非俗」を旨とする少し特殊な宗派なので、著者の話をそれほど一般化できないといえなくもないが、考えようである。日本の「おぼうさん」の現在、あるいは将来、という枠組でいえば、かなり普遍性のある問題が率直にいわれているように思えるのだ。
「素人」が「僧侶」になっていく過程が、本山での「修行」のレポートやお寺の仕事の手習いについての感想などを通して、よくわかるようになっている。それに、あまり知られていないだろうお寺のリアルな生活の実態がよく描かれていて、関心のある方はとても参考になるだろう。「スイーツ」が好きな人はお寺に最適、といった点など。
全体を通して、著者の「仏教」をめぐる哲学が、けっこう赤裸々に語られているので共感できた。「哲学」といっても、生きるって、死ぬって、世界って、宗教って、みたいなレベルから、ほんとうに何気ない日常生活のなかで気づいたささやかな真実まで、様々である。
ちなみに著者が「はじめました」ところの「仏教」は、浄土真宗である。知られているように、「非僧非俗」を旨とする少し特殊な宗派なので、著者の話をそれほど一般化できないといえなくもないが、考えようである。日本の「おぼうさん」の現在、あるいは将来、という枠組でいえば、かなり普遍性のある問題が率直にいわれているように思えるのだ。