アンコールワットに行く前に、歴史的背景やヒンドゥー教について知りたいと思い購入しました。
最初はどのように写真をとったかなど写真撮影日記?といった感じで少しがっかりしましたが、
最初の数ページ以降は期待通りでした。
これを読めば、アンコールワット建築の構造や、その背後にある信仰、
建築を命じた歴代の王、アンコール衰退の歴史まで、メインポイントが抑えられると思います。
遺跡に限らず、ヒンドゥー教の神々や、人々が信仰した山についての説明があるのは素晴らしい。
また、カンボジア国民にとって重要なトンレ・サップ湖や、
ガイドブックにも掲載されている湖上の村についても書かれていて、
この1冊にカンボジアを訪れる際に知っておくと良い情報がぎゅっと詰まっています。
話は多岐に渡っており、スケールも大きいので色々な想像を掻き立てられ、とてもワクワクしました。
廃盤なんて本当にもったいないです。
カンボジアにこれから行くという人には、絶対おすすめの本です。
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アンコール・ワット旅の雑学ノート: 森と水の神話世界 単行本 – 2001/4/1
樋口 英夫
(著)
謎の一端があざやかに解けていく。ヒンドゥー世界を見つめ続ける著者の視点と、最新学説から見えてきた、遺跡群の精緻な構想。
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2001/4/1
- ISBN-104478941890
- ISBN-13978-4478941898
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
遺跡群のなかでなぜ、アンコールワットだけが西を向いているのか。神殿は太陽の動きに基づいて建てられた、精妙な演出空間だったのではないか…。最新の学説を紹介しつつ、広い視野と探求心でアンコールの謎に迫る。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2001/4/1)
- 発売日 : 2001/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 261ページ
- ISBN-10 : 4478941890
- ISBN-13 : 978-4478941898
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,021,234位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,125位紀行文・旅行記
- - 11,735位海外旅行ガイド (本)
- - 67,449位歴史・地理 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いい本であることは間違いないですが、
ほんを開くとむせるほどの古い匂いがしました
ほんを開くとむせるほどの古い匂いがしました
2012年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カンボジアを訪れた際にこの本を知り、帰国してから読みました。 アンコール遺跡群に関してはある程度の知識はありましたが、この本を読むことにより更に興味が湧きました。レリーフに関する説明や写真も豊富でこの本を読んでからアンコール・ワットを訪れたのなら何十倍も楽しむことができたのにと少し残念です。その他の遺跡に関する説明も豊富です。遺跡の写真だけではなく、カンボジアの人々の生活風景を写したものもあり、こちらも楽しめます。またアンコールに行きたい、もっと知りたいと興味や希望を抱かせてくれるすばらしい本です。中古でした手に入りませんでしたが、読むことができてよかったです。
何度も読み返して知識を定着させ、再訪できる日を楽しみにしています。
何度も読み返して知識を定着させ、再訪できる日を楽しみにしています。
2010年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2回目のアンコールワット旅行の前に購入しました。初回の旅行ではただただ遺跡を眺めて、ガイドブックに書いてある記述のみを参考に行きましたがそれだけでも満足できました。
10年ほどたって再度アンコールワットに行くことが決まり、より深く、神殿の背景を含めて理解したいと願いこの本をとりました。
ガイドブックは旅行全般に関しての本でそれは旅に必要ですが、遺跡の詳細は詳しくないのは仕方がありません。この本はアンコールワットおよび周囲に点在する遺跡群について宗教的背景や歴史的背景について筆者の考察を加えながら記述されています。ヒンドゥー教的背景から各々の王の信仰、神殿を建てる経緯について神話を交えて記載されており日本に居ながら遺跡を体験するようでした。神話を含めた物語の一つとして遺跡を紹介してくれるため、多くの遺跡が並列関係になりがちなアンコールワットにおいて、各々の個を際立たせ理解を深めさせてくれました。
中古でしか手に入らなかったのは絶版?だからなのでしょうか。勿体ない限り、と思いました。
タイトルの通り、旅行に行く方には必読、と言いたいくらいお勧めです。
10年ほどたって再度アンコールワットに行くことが決まり、より深く、神殿の背景を含めて理解したいと願いこの本をとりました。
ガイドブックは旅行全般に関しての本でそれは旅に必要ですが、遺跡の詳細は詳しくないのは仕方がありません。この本はアンコールワットおよび周囲に点在する遺跡群について宗教的背景や歴史的背景について筆者の考察を加えながら記述されています。ヒンドゥー教的背景から各々の王の信仰、神殿を建てる経緯について神話を交えて記載されており日本に居ながら遺跡を体験するようでした。神話を含めた物語の一つとして遺跡を紹介してくれるため、多くの遺跡が並列関係になりがちなアンコールワットにおいて、各々の個を際立たせ理解を深めさせてくれました。
中古でしか手に入らなかったのは絶版?だからなのでしょうか。勿体ない限り、と思いました。
タイトルの通り、旅行に行く方には必読、と言いたいくらいお勧めです。
2004年6月10日に日本でレビュー済み
この本を手にした瞬間、心はアンコールワットの前にいってしまいました。それは、これから何かすごいことが起こりそうなわくわくした気分にさせてくれる素晴らしい表紙の写真のためです。期待に胸を膨らませながら、読み進めていくと、内容も今までのアンコールに関する書にはない斬新なもので一気に読んでしまいました。
なかでも、アンコールワットの回廊にある神々に関する考察(天体の動きとの関係性)は、目からうろこでした。実際に神々の浮き彫りを前にして、私も宇宙と神々との関係やこれらを作ったアンコールの人々の思いについて空想を膨らませたいと強く感じました。
特に、「ケートゥ」についての考えが面白いと思うので、ぜひ読んでみて下さい。
写真もとてもすばらしいので、かなり満足できる一冊だと思います!
なかでも、アンコールワットの回廊にある神々に関する考察(天体の動きとの関係性)は、目からうろこでした。実際に神々の浮き彫りを前にして、私も宇宙と神々との関係やこれらを作ったアンコールの人々の思いについて空想を膨らませたいと強く感じました。
特に、「ケートゥ」についての考えが面白いと思うので、ぜひ読んでみて下さい。
写真もとてもすばらしいので、かなり満足できる一冊だと思います!
2003年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本だけを握って、この夏、アンコールワットを訪れました。
雨季ではありましたが、アンコールワットの隠された秘密を
どんな本よりも的確に描いていたと思います。
季節と太陽の向きで、アンコールワットの壁に現れる壁画が
意味を持ってくるということは、この本を読まなければ気づかなかったかも。
さまざまな学会誌での学術的考察も踏まえた上での推測や理論は
旅先の宿で、明日の遺跡めぐりに楽しい空想を抱かせるのに
あまりにも充分過ぎました。
雨季ではありましたが、アンコールワットの隠された秘密を
どんな本よりも的確に描いていたと思います。
季節と太陽の向きで、アンコールワットの壁に現れる壁画が
意味を持ってくるということは、この本を読まなければ気づかなかったかも。
さまざまな学会誌での学術的考察も踏まえた上での推測や理論は
旅先の宿で、明日の遺跡めぐりに楽しい空想を抱かせるのに
あまりにも充分過ぎました。
2002年1月20日に日本でレビュー済み
春分、秋分の日のアンコール。サンライズ(朝日)の撮影で西を向いている謎に迫る。
また、撮影に伴うエピソードで遺跡群を紹介。
収録写真の撮影ポイントの地図が付いていて大変参考になります。
アンコール遺跡に行きたくなる一冊です。
また、撮影に伴うエピソードで遺跡群を紹介。
収録写真の撮影ポイントの地図が付いていて大変参考になります。
アンコール遺跡に行きたくなる一冊です。