上手いなあ。
やはりこの人にカジノを書かせれば・・・。
痛快なり。
でも、やっぱりカジノはラスベガスなんでしょうね。
南アなんかでギャンブルしようものなら・・・。
でもこのチームはいったいいくら摩ったんでしょう。
まあ印税が次回の企画の足しになれば・・・。
でもやっぱり、
日本国民から集めた印税を海外で散財するのは・・・。
てな訳でシビアーに☆2ツ。
写真とコメントは秀逸です。
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カッシーノ2! アフリカ・ラスベガス編 単行本 – 2004/4/23
浅田 次郎
(著)
- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2004/4/23
- ISBN-104478942072
- ISBN-13978-4478942079
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
カイロ、ケープタウン、マラケシュ、そしてラスベガス。ベストセラー「鉄道員(ぽっぽや)」などの作品で知られる浅田次郎が、大人の遊びとしての「カジノ」の魅力をあますところなく描きます。2003年刊に次ぐ第2弾。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2004/4/23)
- 発売日 : 2004/4/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 332ページ
- ISBN-10 : 4478942072
- ISBN-13 : 978-4478942079
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,310,883位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,877位日本文学(日記・書簡)
- - 7,605位紀行文・旅行記
- - 104,216位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年、東京都出身。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、それぞれ受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 終わらざる夏 上 (ISBN-13: 978-4087713466 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年7月11日に日本でレビュー済み
浅田次郎のファンですし、ギャンブル好きにはたまらない企画です。欲を言えば、ルーレットでもスロットでもよいのですが、もう少し臨場感のある描写があり、ワクワクドキドキする展開があればもっと興味を持って読み進めるのですが。
浅田次郎だけが楽しんでおり、その反面、読者にはその面白さがあまり伝わらない、と思いました。
もっとも本書には珍しい写真が多く、訪れたことのない土地への魅力は伝わってきます。とはいえ、作者の御一行様はほとんど有名な観光地にもよらず、ひたすら博打三昧でしたが。
カイロ、シャルム・エルシェイク、サンシティ、ケープタウン、ヨハネスブルグ、ラスベガス、チェニジア・ジェルバ島、ハマメット、マラケシュをたどる旅に付き合わされました。アフリカにこれほど多くのカジノがあることを知りませんでしたし、いずれも立派な施設とホテルが建てられています。大切な国の収入源であることは間違いありません。
129ページのACOGI!に書かれているように、南アフリカのカジノでは現地通貨であるランドをドルに替えることはできない、というくだりは、確かに南アメリカという「胴元」にとって、圧倒的に有利なルールになっていると思いました。
浅田次郎のポートレイトも沢山収められていましたが、代わりにカジノの美女の写真を載せてもらう方が読者としては満足します。
作者がギャンブルの旅にでている時は、米軍がイラク侵攻の真最中の時期であったため、ベッド・メイキング用の1ドルの枕銭が受け取られていない、というくだりは考えさせられました。アメリカの正義がいかに受け入れられていないかを知った思いです。
浅田次郎だけが楽しんでおり、その反面、読者にはその面白さがあまり伝わらない、と思いました。
もっとも本書には珍しい写真が多く、訪れたことのない土地への魅力は伝わってきます。とはいえ、作者の御一行様はほとんど有名な観光地にもよらず、ひたすら博打三昧でしたが。
カイロ、シャルム・エルシェイク、サンシティ、ケープタウン、ヨハネスブルグ、ラスベガス、チェニジア・ジェルバ島、ハマメット、マラケシュをたどる旅に付き合わされました。アフリカにこれほど多くのカジノがあることを知りませんでしたし、いずれも立派な施設とホテルが建てられています。大切な国の収入源であることは間違いありません。
129ページのACOGI!に書かれているように、南アフリカのカジノでは現地通貨であるランドをドルに替えることはできない、というくだりは、確かに南アメリカという「胴元」にとって、圧倒的に有利なルールになっていると思いました。
浅田次郎のポートレイトも沢山収められていましたが、代わりにカジノの美女の写真を載せてもらう方が読者としては満足します。
作者がギャンブルの旅にでている時は、米軍がイラク侵攻の真最中の時期であったため、ベッド・メイキング用の1ドルの枕銭が受け取られていない、というくだりは考えさせられました。アメリカの正義がいかに受け入れられていないかを知った思いです。
2004年6月19日に日本でレビュー済み
痛快な読み物である。
エジプト、南アフリカ、ラスベガス、チュニジア、モロッコの豪華ホテルに泊まり、観光もほとんどしないで、カジノ三昧。大体において負けが多いが、負けを楽しんでいるようにさえ思える旅行記である。
筆者曰く、「われわれ日本人は労働を美徳とし遊びを罪悪と決めつけて今日の国家を作り上げた。~その結果幸福を希求しつつ幸福の所在を確認できずに一生を終えるというきわめて不幸な国家像を現出させた。」
まったくもってそのとおりである。しかしながら、なかなかハメをはずせないのが大多数の日本人では。本書は、そのような日本人の代わりに非日常を描きだしている。性格上どうしてもギャンブルにお金を使うことができない人でも、この本を読めば、一瞬日常生活を忘れる感覚を味わうことができるでしょう。
(一晩で使うお金は数十万程度のようなので、誰でも真似をしようと思えば、できないでもなさそうです。)
エジプト、南アフリカ、ラスベガス、チュニジア、モロッコの豪華ホテルに泊まり、観光もほとんどしないで、カジノ三昧。大体において負けが多いが、負けを楽しんでいるようにさえ思える旅行記である。
筆者曰く、「われわれ日本人は労働を美徳とし遊びを罪悪と決めつけて今日の国家を作り上げた。~その結果幸福を希求しつつ幸福の所在を確認できずに一生を終えるというきわめて不幸な国家像を現出させた。」
まったくもってそのとおりである。しかしながら、なかなかハメをはずせないのが大多数の日本人では。本書は、そのような日本人の代わりに非日常を描きだしている。性格上どうしてもギャンブルにお金を使うことができない人でも、この本を読めば、一瞬日常生活を忘れる感覚を味わうことができるでしょう。
(一晩で使うお金は数十万程度のようなので、誰でも真似をしようと思えば、できないでもなさそうです。)
2006年1月1日に日本でレビュー済み
第1巻に続いて、またも痛快なギャンブルエッセイです。他のレビューにあるように、もちろん筆者の資金源は印税でありましょうし、自分が主人公なので「自己顕示」も過多となりましょう。
しかし、読み進み、読み返すごとに、筆者は「死力を尽くして」ギャンブルに没頭しており、しばしば悲惨な結果を晒しております。これほどまでに没頭する姿をさらけだして冷徹に文章化しつつ読者を引き込むのは、やはり稀な才と言わざるを得ません。資金源が印税なのは筆者の筆力の証明であり、自己顕示過多と思わせるほどの自信と矜持がなくては世界の鉄火場に一人立つことはかなわないでしょう。
さて、希望するのはただ1つ、アジア編の刊行であります。マカオ、さらに近年隆盛を聞くオーストラリアのカジノ行脚を、是非とも同じ筆者の手により読みたいものだと思います。それにはまず、ダイヤモンド社の繁栄を願うことになるのでしょうか・・・・
しかし、読み進み、読み返すごとに、筆者は「死力を尽くして」ギャンブルに没頭しており、しばしば悲惨な結果を晒しております。これほどまでに没頭する姿をさらけだして冷徹に文章化しつつ読者を引き込むのは、やはり稀な才と言わざるを得ません。資金源が印税なのは筆者の筆力の証明であり、自己顕示過多と思わせるほどの自信と矜持がなくては世界の鉄火場に一人立つことはかなわないでしょう。
さて、希望するのはただ1つ、アジア編の刊行であります。マカオ、さらに近年隆盛を聞くオーストラリアのカジノ行脚を、是非とも同じ筆者の手により読みたいものだと思います。それにはまず、ダイヤモンド社の繁栄を願うことになるのでしょうか・・・・
2005年2月20日に日本でレビュー済み
正直あまりおもしろくない。浅はかな自己顕示欲が満載で筆者の人間としての底の浅さが露呈している感じ。旅行記やエッセイは大好きなのでよく読みますがこれは・・・。亡くなった中尊寺さんの「アフリカンネイバース」は面白いですよ。
2004年5月31日に日本でレビュー済み
25年前初めて連れて行ってもらった海外旅行がラスベガスー4年前の結婚式もラスベガスー甥っ子の結婚式までラスベガス。 ラスベガスに行ったらよそのカジノへは行けない的な教育を受けて育った私ですが、いろんなの国のカジノへ行きたくなる、そして世界のカジノを巡りたくなる、そんな本です。 私はパチンコはしませんが、いわゆる『旅打ち』のような旅行を次のテーマにしようと思います。