私達は 不安や悩み事のない平穏無事な生活を
願っています。何故不安や不満、悩み事が生まれるのか、それは心の中に手放したくない欲が
あるから 執着になるのです。
仏陀が教えている執着は
1、欲(五欲)への執着
2、見解への執着
3、儀式 儀礼への執着
4、我論への執着
の4つです。誰もが持っている執着で、執着の
深さは 1→4の順に深くなっています。
生きるという事は、物に依存し、欲を持ち、執着を持っているという事なのです。
執着の前段階の感情に「渇愛」~満たしても満たしても満足しないという『心の渇き』があります。
この渇愛をストップさせないと自動的に執着に
移行します。ではどの段階であれば制御出来るのでしょうか。
「この世に存在するものは、ただそこに存在しているだけ」と受け止める事なのです。
この世にある美しいものが欲(執着)そのものではなく、人の思考(概念)が欲だと著者は説いています。放っておけば良いのです。
「執着から離れる為に、全ての感情を手放す」
という事を理解して、生活する為に欠かせない
適当な量を知って、それ以上の贅沢は強いて
求めないという正しい依存の在り方を学んで
いきたいと思います。
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執着の捨て方 単行本(ソフトカバー) – 2014/11/21
アルボムッレ・スマナサーラ
(著)
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怒りや不安、思い込み、マンネリ、エゴは潔く捨てられる! 離れること<遠離>によって生まれる喜び、ブッダの手放す生き方。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2014/11/21
- ISBN-104479012176
- ISBN-13978-4479012177
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登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2014/11/21)
- 発売日 : 2014/11/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 216ページ
- ISBN-10 : 4479012176
- ISBN-13 : 978-4479012177
- Amazon 売れ筋ランキング: - 521,521位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。スリランカの国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭を とった後、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。全国で 講演やセミナーなども行い、ブッダの根本の教えを説き続けている。また、朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務める(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『くじけないこと 角川SSC新書』(ISBN-10:4047315354)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年12月8日に日本でレビュー済み
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2020年6月24日に日本でレビュー済み
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著者の本はいくつか読んでいます。書かれていることはほぼ同じですが参考になりました。なかなか消化しきれない教えもありますが参考になりますね。
2016年2月17日に日本でレビュー済み
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著者の個人的意見がつらつら書かれている本で読んでいると疲れます。意見に対する同意をひたすら求められている感じがします。
2015年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に、「子ども執着」の捨て方は、この問題で悩んでいた私に、一条の光を与えてくれました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2019年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どのような点で、自分の思考が縛られているのか?
慣れていないとなかなか手をつけられない領域ですが、この本は、どんな形で思考のしばりががいってきているか?のよくあるパターンを解説してくれている。
そういう意味で、内観の初歩の手ほどきにはなると思う。
どうすればよいか分からない、と言う人には、とりあえずこの本を薦めています。
慣れていないとなかなか手をつけられない領域ですが、この本は、どんな形で思考のしばりががいってきているか?のよくあるパターンを解説してくれている。
そういう意味で、内観の初歩の手ほどきにはなると思う。
どうすればよいか分からない、と言う人には、とりあえずこの本を薦めています。
2015年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「執着」というキーワード一つを使って、これほど重要なことをすべてを網羅してしまうことができるのかと思いました。何度も繰り返し読んで、その度に教えの深遠さを味わっています。深遠といっても、決して難解というわけではなく、ごく一般の日本人の日常感覚をベースに語られています。しかし、そこから「執着」という単純なキーワードをロープのようにしてつたわって、悟りの世界に誘われるのには奇跡のような深遠さを感じます。わたしにとっては、まだまだ、何度も読みたいと思うし、読む必要のある名作です。
2016年12月3日に日本でレビュー済み
ワタクシ的には以前読んだ『執着しないこと』〔中経出版〕の流れを汲み。
何かと余計なものをため込みがちな日常を、少しずつでも楽に、幸せに過ごしてゆければ...との想いから、折に触れて拝読したくなるスマナサーラ長老の著書。
本書は、心を束縛し、怒りや不安や嫉妬を生んで、心を不自由する「執着」をどのように捨てていくかに焦点を当てた内容。
「執着」には以下の4つの種類があり、①→④に進むにつれ、捨て去るのが難しくなるとのこと。
①欲(五欲)への執着
②見解への執着
③儀式・儀礼への執着
④我論への執着
確かに、「①欲(五欲)への執着」については様々な場面で目にします。
物欲や食欲などに代表される、「もっと、もっと」という「渇愛」。
六根(五感+意)へ何らかの刺激が触れることによって「受」が起こり、それが渇愛につながるという、仏教的な構造理解。
この理解に基づき、何かの刺激が触れたら、ただそれを受け止め、そのまま放置する。
それによって渇愛へつながる連鎖を断ち切る。
たいへんシンプルながら、シンプルだからこそ奥深い。
そんな感じがします。
そして、「②見解への執着」。
我が身を振り返れば、この点、反省すべき点が多々あるように思います。
自分の意見・見解を正しいと思い込み、それに縛られ、意見・見解そのものを自分自身と同一視するこの執着。
意見を批判されると自分が否定されている気持ちになり、落ち込んだり、怒りを覚えたり...
また、歳を重ねるごとに、公私にわたりこの執着にとらわれているように思います。
本書で紹介されている「正しいネゴシエーション」などを通じ、少しずつでもこの執着を捨て去っていきたい。
そのほか、「③儀式・儀礼」「④我論への執着」についても、その考え方や捨て方について触れられています。
我論への執着については、あまりにも深すぎて、本書においてはその取っ掛かり、概要の説明といった感じになりますでしょうか?
今の私レベルでは③儀式・儀礼や④我論に関する執着と立ち向かうのはなかなかに難しそう。
まずは、①欲と②見解に関する執着あたりから。
執着の存在とその捨て方について、様々な考察と手段を紹介してくれる本書。
気づきや行動のきっかけを与えてくれたことが、私にとって大きな収穫となりました。
また、折に触れて再読したい一冊です。
何かと余計なものをため込みがちな日常を、少しずつでも楽に、幸せに過ごしてゆければ...との想いから、折に触れて拝読したくなるスマナサーラ長老の著書。
本書は、心を束縛し、怒りや不安や嫉妬を生んで、心を不自由する「執着」をどのように捨てていくかに焦点を当てた内容。
「執着」には以下の4つの種類があり、①→④に進むにつれ、捨て去るのが難しくなるとのこと。
①欲(五欲)への執着
②見解への執着
③儀式・儀礼への執着
④我論への執着
確かに、「①欲(五欲)への執着」については様々な場面で目にします。
物欲や食欲などに代表される、「もっと、もっと」という「渇愛」。
六根(五感+意)へ何らかの刺激が触れることによって「受」が起こり、それが渇愛につながるという、仏教的な構造理解。
この理解に基づき、何かの刺激が触れたら、ただそれを受け止め、そのまま放置する。
それによって渇愛へつながる連鎖を断ち切る。
たいへんシンプルながら、シンプルだからこそ奥深い。
そんな感じがします。
そして、「②見解への執着」。
我が身を振り返れば、この点、反省すべき点が多々あるように思います。
自分の意見・見解を正しいと思い込み、それに縛られ、意見・見解そのものを自分自身と同一視するこの執着。
意見を批判されると自分が否定されている気持ちになり、落ち込んだり、怒りを覚えたり...
また、歳を重ねるごとに、公私にわたりこの執着にとらわれているように思います。
本書で紹介されている「正しいネゴシエーション」などを通じ、少しずつでもこの執着を捨て去っていきたい。
そのほか、「③儀式・儀礼」「④我論への執着」についても、その考え方や捨て方について触れられています。
我論への執着については、あまりにも深すぎて、本書においてはその取っ掛かり、概要の説明といった感じになりますでしょうか?
今の私レベルでは③儀式・儀礼や④我論に関する執着と立ち向かうのはなかなかに難しそう。
まずは、①欲と②見解に関する執着あたりから。
執着の存在とその捨て方について、様々な考察と手段を紹介してくれる本書。
気づきや行動のきっかけを与えてくれたことが、私にとって大きな収穫となりました。
また、折に触れて再読したい一冊です。
2015年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何度も読み返し、読んでいます。難しい事をやさしく深くといてくださっています。まだ完全に読み終えない感じ。