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13歳は二度あるか―「現在を生きる自分」を考える 単行本 – 2005/9/1
吉本 隆明
(著)
- 本の長さ181ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2005/9/1
- ISBN-104479391231
- ISBN-13978-4479391234
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登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2005/9/1)
- 発売日 : 2005/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 181ページ
- ISBN-10 : 4479391231
- ISBN-13 : 978-4479391234
- Amazon 売れ筋ランキング: - 770,864位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 632位死生観
- - 11,992位近現代日本のエッセー・随筆
- - 72,551位ビジネス・経済 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
想定外の事が起きる世の中だから、これからの時代を担う子どもたちにぜひ読んでほしい1冊。
2020年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・内容を個人的に改変すると、「社会としての個人」、「家族としての個人」、「個人としての個人」という3つの軸があるとし、どれかに”偏ってはいけない”し、”混同してはいけない”というように”誤解”した。
・死について、それを遠くに見ているときは自分のものだが、近くなるとそれは自分の周りのものになる、という考え方は道理にかなっていると感じた。
・戦争時の日本の特攻と、イスラムのテロを同一視することには、やや疑問が残った。以前読んだ英文で、テロリズムは相手に恐怖を植え付けるための計算された行為として定義されており、私もそちらのほうが納得しているからだ。解釈の問題であろう。他方、北朝鮮と戦前の日本を同一視するという点については、なるほどと思った。
・日本の敗戦について、戦争に負けただけでなく、倫理や教養、学問から完敗であったということを、実際に戦争を体験している筆者から聞けたことは興味深かった。
・総じて、やはり人間の思考というものは、いかに時代により制限を受けているのかということを実感するものであった。君たちはどう生きるかにも通底する概念として、「自分の頭で考える」というメッセージを受けた。今ではわざわざ言うことでもないような気もするが、当時の時代の構造の中においては斬新な発想だったのかもしれない。そのうえで、上記のような面白い記述もあり、一読の価値がある。
・死について、それを遠くに見ているときは自分のものだが、近くなるとそれは自分の周りのものになる、という考え方は道理にかなっていると感じた。
・戦争時の日本の特攻と、イスラムのテロを同一視することには、やや疑問が残った。以前読んだ英文で、テロリズムは相手に恐怖を植え付けるための計算された行為として定義されており、私もそちらのほうが納得しているからだ。解釈の問題であろう。他方、北朝鮮と戦前の日本を同一視するという点については、なるほどと思った。
・日本の敗戦について、戦争に負けただけでなく、倫理や教養、学問から完敗であったということを、実際に戦争を体験している筆者から聞けたことは興味深かった。
・総じて、やはり人間の思考というものは、いかに時代により制限を受けているのかということを実感するものであった。君たちはどう生きるかにも通底する概念として、「自分の頭で考える」というメッセージを受けた。今ではわざわざ言うことでもないような気もするが、当時の時代の構造の中においては斬新な発想だったのかもしれない。そのうえで、上記のような面白い記述もあり、一読の価値がある。
2014年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
簡単に出来る事が如何に大事が語っています。
新聞を毎日読む、しかも複数の新聞を同時に読む事が
肝心だと教えてくれています。
新聞を毎日読む、しかも複数の新聞を同時に読む事が
肝心だと教えてくれています。
2019年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事や勉強など、子供に対してどのように説明するかということの参考に、吉本隆明がいくつか子供に向けての著書を書いていたので読んでみました。著書はものの見方について、自分自身で見聞きして集めた情報を重視して物事を判断する癖が必要だとといており、また新聞も複数を比較して、どこまでが共通する情報か、どこからが新聞固有の意見かが見えてくる、とあり、一定の偏りのある部分もあるものの、なかなかその様な書き方をしている本がないので、若い人には読むに値する本だと思わされました。
2012年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は13歳向けらしいのですが、あらゆる年齢の人が読んでも面白い本だと思います。
同じ人が読んでも、少年の頃に読んだ時と青年の時に読んだ時と親になってから読んだ時では受ける印象が違う本のはずです。
13歳くらいが「関係」を意識しだす年頃で、その「関係」を大雑把に分けると、社会と自分の関係・家族と自分の関係・自分自身と自分の関係です。この3つをちゃんと分けて考えないと知らないうちに人を傷つけてしまってるかもしれないよと筆者は語ります。
時代をどうつかむか、社会とどう関わるか、家族や友達や自分とどうつきあうか、その具体的なヒントをわかりやすくこの本は教えてくれます。
同じ人が読んでも、少年の頃に読んだ時と青年の時に読んだ時と親になってから読んだ時では受ける印象が違う本のはずです。
13歳くらいが「関係」を意識しだす年頃で、その「関係」を大雑把に分けると、社会と自分の関係・家族と自分の関係・自分自身と自分の関係です。この3つをちゃんと分けて考えないと知らないうちに人を傷つけてしまってるかもしれないよと筆者は語ります。
時代をどうつかむか、社会とどう関わるか、家族や友達や自分とどうつきあうか、その具体的なヒントをわかりやすくこの本は教えてくれます。
2008年8月6日に日本でレビュー済み
吉本隆明氏というと、難解な文章というイメージが強く、いままで敬遠してきたのですが、図書館でタイトルを見て「もしや子供向けなら解りやすいかも」と読んでみました。
敗戦により人生最大の衝撃を受けたという作者が、今の若い世代に送る指針。
「個人としての個人」「家族の一員としての個人」「社会的な個人」という線引きの仕方には、ずいぶん救われる若者(大人も)が多いんではないでしょうか?
とかく目先の勉強やら、就職にばかりとらわれ、それらだけで人間を評価する現代において本書はもっと大切な「生き方」を教えてくれる良書と思います。
早速、現在高校3年の息子に読ませたいと思いました。
敗戦により人生最大の衝撃を受けたという作者が、今の若い世代に送る指針。
「個人としての個人」「家族の一員としての個人」「社会的な個人」という線引きの仕方には、ずいぶん救われる若者(大人も)が多いんではないでしょうか?
とかく目先の勉強やら、就職にばかりとらわれ、それらだけで人間を評価する現代において本書はもっと大切な「生き方」を教えてくれる良書と思います。
早速、現在高校3年の息子に読ませたいと思いました。
2011年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビで知り2冊購入、息子と孫に人生の友に、読み返せと送った。
2005年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前に出た「中学生のための社会科」は、確かに大学生でもわかるまいというくらい書き方が生硬だったが、今度は正真正銘「13歳」の為のエッセイ集である。こういう書物を一冊は書いて欲しい思っていただけに、嬉しく思う。読んでみると、13歳でも十分わかる日本語で書かれているが、私はこれをとりあえず高校生と現在を考えるための材料として、自分の授業で使ってみようと考えている。この本の内容は、これまで吉本が幾度となく書き、話してきたことであるから、彼の思想の背景をよく知っている人間が、解説を加えながら使えば、中学生や高校生に世の中のことを考える素晴らしいきっかけを与えられるだろうと思う。