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墓は、造らない 新しい「臨終の作法」 単行本(ソフトカバー) – 2011/2/23
高額費用、継承者不在による無縁墓の増加、少子化による墓参りの負担......こうした問題は、旧来の墓のあり方が現代とそぐわなくなったために起こる問題です。
青山霊園がひと坪1000万円以上もするように、都心の墓は高騰する一方で、遺骨を墓を買えずに骨壺を自宅に置いたままにしている人も増えています。
なぜ、「家の墓」に縛られなくてはならないのでしょうか?
「先祖を大切にしたい」といっても、この制度が始まったのは明治以降。3代ほど前の人しか入っていないのが現状なのです。
こうした実情をふまえて、
・継承者がいなくても入れる永代供養墓
・内縁関係でも一緒に入れる樹木葬
・法律違反にならない散骨
・クエン酸で分解するバイオ骨壺
・今年スウェーデンでスタートするフリーズドライ葬
など、経済的な問題、環境問題、宗教の問題など、あらゆる角度から新しい埋葬方法を考え直しました。
自分の将来はもちろん、親の最期を心を込めて看取るために、知っておきたい「臨終の作法」です。
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2011/2/23
- ISBN-104479392106
- ISBN-13978-4479392101
登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2011/2/23)
- 発売日 : 2011/2/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 200ページ
- ISBN-10 : 4479392106
- ISBN-13 : 978-4479392101
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,171,253位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,233位常識・マナー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

宗教学者、作家。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究会博士課程修了(専攻は宗教学)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。
現代における宗教現象、新宗教運動、世界の宗教、葬式を中心とした冠婚葬祭など、宗教現象については幅広く扱う。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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墓は必要ないとはっきり言えるようになって迷わなくなるでしょう。
促す内容だと思います。
お墓の歴史(古からの伝統ではない)や、先祖供養が仏教ではなく儒教の影響であるとか
、お墓についての固定観念から脱却できます。
個人的には、
骨揚げは火葬の普及によってはじまった儀式であり、決して伝統的なものではない。
ところが、現在では、骨揚げの儀式を行うことが目的であるかのように火葬のシステムが作り上げられている。
その結果、後にはセラミック化された強固な骨が残るのである。
(本文p119より)
※骨揚げの儀式:遺族が二人一組になり、木と竹の箸を使って、足の方から順番に焼骨を骨壷に入れていく。
この事実を知って、驚きました。
灰になるまで焼けないのではなく、骨を残すために、それ以上焼かないようにしてるのですね。
考え方は人それぞれでいいと思いますが、選択できるものを出来なくしているのが問題です。
散骨派の人は、一回で灰にしてもらいたいでしょうから。
自分としても、父方は祖父母以前の先祖の墓を知らない。
3代程度で不明になってしまうものにしがみ付く必要は無いのではないか。
自分が行う供養という面でいえば、西日本で行われているという、「本山納骨」(5万円)に非常に興味がわいた。
自分ごとなら、死んでまで、土地を所有しないで済むように、今のうちに対策したい。
その知識を与えてくれる貴重な本。
葬式、戒名、墓、とタブーに挑戦し続ける島田裕巳の今後の著作も楽しみ。
ある事件を境に放送業界から切り捨てられて、それから変な事ばっかり言い出してます。
あまり参考にしないようにしましょう。