文庫版も持っていますが、澄子澄子さんの訳でも読んでみたく、購入しました。
ジェニーがピーターを「あんた」ではなく「あなた」と呼ぶところが特にしっくりしました。
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さすらいのジェニー 単行本 – 1983/1/1
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- 本の長さ357ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日1983/1/1
- ISBN-104479520260
- ISBN-13978-4479520269
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対象商品: さすらいのジェニー
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登録情報
- 出版社 : 大和書房 (1983/1/1)
- 発売日 : 1983/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 357ページ
- ISBN-10 : 4479520260
- ISBN-13 : 978-4479520269
- Amazon 売れ筋ランキング: - 420,341位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,369位英米文学
- カスタマーレビュー:
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2016年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
事故で意識を失った少年ピーターは気が付くと猫になった。
そんなノラ猫になったピーターは、町で負傷した身を一匹のメス猫に助けられる。
それがジェニーだ。
ほっそりとしためすの虎猫で、顔とのどに一部分白い毛がまざっているのがいかにもあいらしく、
おっとりとした風情をあたえていた。
ところどころ金色に光る緑灰色の明るい目には、いきいきとしたやさしい表情がこもり、あいくるしさをさらにたかめていた。
彼女はほんんとうにやせっぽっちで、ほとんど骨と皮といってもよかったが、それでいて、ほかでもないその肉付きのうすいところに、
なにかこう一種しとやかな楚々としたあだっぽさがあって、いっそ彼女によく似合っていた。
ほかに目立つことはといえば、からだがしみ一つなく清潔なことで、ことに胸の白い毛は白テンみたいにかがやていた。
ジェニーの姿を客観的にくまなく描いていて、読者を一瞬にして虜にしてしまうが、やがてその内面の素晴らしさがこの物語を一層美しく、奥行のあるものにしている。
猫の眼から見た人間社会を活写しながら、少年ピーターの内なる成長と、献身的で気高い一人の女性像を描いたものでもある。
猫の生態が実によく描かれていて、猫好きにも、そうでない人にもすっかり猫に魅了されるのは、著者のギャリコ自身が、猫を中心に書いた作品がいちばん気にいっていると言っていることでもわかるというもの。
猫に変身したという話のファンタジー性も面白いが、実は永遠の女性像を含む愛の賛歌でもある。
人間がさまざまな悩みや葛藤や困難にぶつかりながら生きる意味を見つけていく。
それを猫の姿に借りながら、愛の真価を見出すまでの物語は、ファンタジーでありながら、丈高い文学でもある。
最後の部分では思わず涙がこみあげてくるが、読後の心が清いもので満ちるのを感じた物語だった。
矢川澄子の名訳が光っていて、言葉の洗練が際立っており、いきいきとした会話文が物語を一層素晴らしいものにしている。
そんなノラ猫になったピーターは、町で負傷した身を一匹のメス猫に助けられる。
それがジェニーだ。
ほっそりとしためすの虎猫で、顔とのどに一部分白い毛がまざっているのがいかにもあいらしく、
おっとりとした風情をあたえていた。
ところどころ金色に光る緑灰色の明るい目には、いきいきとしたやさしい表情がこもり、あいくるしさをさらにたかめていた。
彼女はほんんとうにやせっぽっちで、ほとんど骨と皮といってもよかったが、それでいて、ほかでもないその肉付きのうすいところに、
なにかこう一種しとやかな楚々としたあだっぽさがあって、いっそ彼女によく似合っていた。
ほかに目立つことはといえば、からだがしみ一つなく清潔なことで、ことに胸の白い毛は白テンみたいにかがやていた。
ジェニーの姿を客観的にくまなく描いていて、読者を一瞬にして虜にしてしまうが、やがてその内面の素晴らしさがこの物語を一層美しく、奥行のあるものにしている。
猫の眼から見た人間社会を活写しながら、少年ピーターの内なる成長と、献身的で気高い一人の女性像を描いたものでもある。
猫の生態が実によく描かれていて、猫好きにも、そうでない人にもすっかり猫に魅了されるのは、著者のギャリコ自身が、猫を中心に書いた作品がいちばん気にいっていると言っていることでもわかるというもの。
猫に変身したという話のファンタジー性も面白いが、実は永遠の女性像を含む愛の賛歌でもある。
人間がさまざまな悩みや葛藤や困難にぶつかりながら生きる意味を見つけていく。
それを猫の姿に借りながら、愛の真価を見出すまでの物語は、ファンタジーでありながら、丈高い文学でもある。
最後の部分では思わず涙がこみあげてくるが、読後の心が清いもので満ちるのを感じた物語だった。
矢川澄子の名訳が光っていて、言葉の洗練が際立っており、いきいきとした会話文が物語を一層素晴らしいものにしている。
2019年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古本とは思えないほど状態がよく、ほとんど新品でした。
ただ、結果的にはよかったのですが、ハードカバーならハードカバーと書いておいてほしかったな
ただ、結果的にはよかったのですが、ハードカバーならハードカバーと書いておいてほしかったな
2019年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
猫になって途方に暮れている少年に生きる術を教える優しいジェニー、読むと元気をもらえますね☆おすすめの小説です☆
2009年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新潮文庫に入っている「ジェニィ」と、同じ原作からの翻訳ですが、私はこちらの矢川澄子訳の方が好き。
訳者が少し若い分 セリフが現代の会話に近いし、矢川澄子さんの文章は大変美しく感動的です。
これは、少年が猫に変身してしまうというファンタジーの形をとっているし、可愛い猫が主人公であるしで、子ども向きの童話と思ってしまう人が多いかもしれませんが、主人公の「ジェニー」はただ単に愛らしいヒロインというだけでなく、永遠の女性を象徴した 崇高な魂そのものの姿です。
また、少年ピーターとジェニーが一緒に過ごした日々は、ドキドキする冒険を描いたもの、というだけでなく、まさに時空を越えた永遠の愛の姿。
読み終わった時の 世界がグルグル回るような目眩く驚きと感動は、いつまでも忘れることができないほど強烈な、甘い哀しさを 心に刻みつけて消えません。
巻末に、私の大好きな心理学者・河合隼雄さんの「あとがき」がついていたのも 嬉しいボーナスでした。
また、本の装丁が非常に美しく格調高いです。
カバー絵も可愛いけど、それをそっとめくってみると、クラシカルな色のレース模様の表紙に「JENNIE」とタイトルが書かれていて、ため息です。
超お薦め。
訳者が少し若い分 セリフが現代の会話に近いし、矢川澄子さんの文章は大変美しく感動的です。
これは、少年が猫に変身してしまうというファンタジーの形をとっているし、可愛い猫が主人公であるしで、子ども向きの童話と思ってしまう人が多いかもしれませんが、主人公の「ジェニー」はただ単に愛らしいヒロインというだけでなく、永遠の女性を象徴した 崇高な魂そのものの姿です。
また、少年ピーターとジェニーが一緒に過ごした日々は、ドキドキする冒険を描いたもの、というだけでなく、まさに時空を越えた永遠の愛の姿。
読み終わった時の 世界がグルグル回るような目眩く驚きと感動は、いつまでも忘れることができないほど強烈な、甘い哀しさを 心に刻みつけて消えません。
巻末に、私の大好きな心理学者・河合隼雄さんの「あとがき」がついていたのも 嬉しいボーナスでした。
また、本の装丁が非常に美しく格調高いです。
カバー絵も可愛いけど、それをそっとめくってみると、クラシカルな色のレース模様の表紙に「JENNIE」とタイトルが書かれていて、ため息です。
超お薦め。
2008年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
挿絵のとてもきれいな本で、字も大きく読みやすい本です。話の内容もとても面白かったし、猫の視点から人間社会を見直している点にも、新しい発見がありました。それから、購入してから気づいたのですが、タイトルが『さすらいのジェニー』となっており、文庫版の『ジェニー』の連作と思って購入したのですが、内容はほとんど一緒ですので、間違われないことをお薦めします。
2013年6月9日に日本でレビュー済み
不慮の事故でノラ猫に変身した少年は牝猫ジェニーに出会う。ファンタジーの傑作にして猫好きの必読書。
いつもながらお話づくりの巧みなP・ギャリコだが、これはまた格別に美しく哀切なドラマだ。最初に読んだ
とき中学生だったが、飽きるということがない。訳文のなめらかさ、気の利いたいいまわし、会話部分のチャー
ミングなことで、やはりここは矢川澄子の訳で読みたいところ。
いつもながらお話づくりの巧みなP・ギャリコだが、これはまた格別に美しく哀切なドラマだ。最初に読んだ
とき中学生だったが、飽きるということがない。訳文のなめらかさ、気の利いたいいまわし、会話部分のチャー
ミングなことで、やはりここは矢川澄子の訳で読みたいところ。