エネルギーを無くした状態で生きているのだけど、自分でも何が原因でそうなっているのか、気づいていない人は意外と多いと思う。
また加害者は自分が害を与える性質だということに気づいていない。
引きこもりの多い日本で、多くの人が読むべき内容だと思う。

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モラル・ハラスメントの心理構造 ~見せかけの愛で他人を苦しめる人~ 単行本 – 2013/6/6
加藤 諦三
(著)
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2013/6/6
- ISBN-104479640371
- ISBN-13978-4479640370
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登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2013/6/6)
- 発売日 : 2013/6/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4479640371
- ISBN-13 : 978-4479640370
- Amazon 売れ筋ランキング: - 246,794位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1938年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員をつとめる。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『不安のしずめ方 40のヒント』(ISBN-10:4569791247)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年2月23日に日本でレビュー済み
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全国民に読ませるべき
救われました
名作
普遍
読みやすい
さ
救われました
名作
普遍
読みやすい
さ
2023年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ライトな自己啓発本の類とは違い、専門家が実際に見た事例にもとづく知見から書かれていることが目次からわかったので読みました。被害者のことを大変よく理解しておられるので、被害者の立場が読むには良書かと思います。
一方で、では日常でこんな場面に出くわしたら、たとえばどういうふうに立ち回ればよいか、そしてその理由は、といった実用的なパートがなく、一章から最後までだいたいずっと同じことが書かれている印象。
加害者と被害者のできあがる理屈はよく理解できるのですが、そこから実践に落とし込むにはあまりに情報が足りません。
同著者の他の本には書かれているのだろうか。ぜひそこを知りたいため、目下他の本を探しているところです。
一方で、では日常でこんな場面に出くわしたら、たとえばどういうふうに立ち回ればよいか、そしてその理由は、といった実用的なパートがなく、一章から最後までだいたいずっと同じことが書かれている印象。
加害者と被害者のできあがる理屈はよく理解できるのですが、そこから実践に落とし込むにはあまりに情報が足りません。
同著者の他の本には書かれているのだろうか。ぜひそこを知りたいため、目下他の本を探しているところです。
2020年12月14日に日本でレビュー済み
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人に何かを施す側の人間が使う「善意」と
いう言葉がどうして信用できないかを
克明に書いています
いう言葉がどうして信用できないかを
克明に書いています
2022年4月3日に日本でレビュー済み
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モラハラをする心理を知りたかったのですが、モラハラをする側の気持ちは全く書かれておらず、モラハラを感情的に責めるような文に思えました。
2019年5月9日に日本でレビュー済み
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とてもわかりやすくて、勉強になりました。
何度も読み返したいです。
何度も読み返したいです。
2018年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分がモラルハラスメントの被害者だとごく最近まで気づかずに生きてきました。気づかなければこの本を手にしなかった。この本までたどり着いた読者の、真の心の解放を願ってやみません。
少々回りくどい喩えや表現がありますが、自己愛性人格障害者を身近に抱えている人にこそオススメです。
少々回りくどい喩えや表現がありますが、自己愛性人格障害者を身近に抱えている人にこそオススメです。
2023年12月3日に日本でレビュー済み
10年間、夫によるモラハラ&DVに悩み、最近はその矛先が子どもにも向かいはじめたため、
ようやく離婚前提の別居を開始したところです。
夫と距離を置くことに成功したものの、罪悪感のような心のモヤモヤが晴れず、その正体を知りたくて
モラハラ関連書籍を何冊も読んできました。
本書は、文章や表現方法に独特のクセがあり、私には読みづらく感じました。
また、繰り返しが多いことや、モラハラをする側、される側の両方に対して突き放したような表現があり、
最初は読むことが苦痛でした。
それでも、他の類書にはない気づきがあったので、読んで良かったです。
第5章に「逃げるべき時にはすぐ逃げる」と書いてあります。
逃げられないのは、それまでの人生で「従順(=逃げずに耐える)」という”美徳”を刷り込まれているため。
戦うことへの恐怖感に依存しているため、と一刀両断しています。
自分の怖れには何の根拠もないのだと気づき、今までの過去を清算する機会だと捉えなさい、とあります。
そして、「とにかく相手から離れる。別れる。逃げる。自分がいじめられているということを社会の誰もが
理解できなくても、神様は理解している。そう信じて夜逃げする。離れる時に罪の意識を持つとすれば、
それは良心ではなく依存心(p.228)」との言葉に救われました。
なお、もともとは夫との関係で悩み、本書を手に取ったのですが、これまで「毒親」とまでは
認識していなかった実母に対する自分の苦手意識がどこからきているのか、それもあわせて
知ることができました。
そして、自分自身も、子供に対して「巧妙なモラハラ(=美徳による支配・束縛)」をしないように
気をつけよう、と振り返るきっかけをいただきました。
心に残った箇所:
・子どもを愛しているから喜んでいる顔を見たいというのと、喜んでいる顔を見ることで自分という
存在を感じようというのとでは、まったく心理が違う(p.68)
・子どもの限界、子どもの必要性、子どもの願望、子どもの発達段階等を無視することは、
愛する能力がないということである(p.78-79)
・モラハラの親は子どもを誉めない。よくお説教をする。言っている内容は立派であるから、反論できない。
よその子を誉めることで自分の子どもをいびる。子どもは自分を評価する基準が非現実的なほど高くなる。
子どもは、そうでなければ自分が生きている意味がないと思い込む(p.80)
・感情的恐喝をする人は喧嘩をしない。泣き言を言う。惨めさを売る。「こんなにあなたのことを
思っているのに、ひどい」そう言って相手に色々のことをさせる。感情的恐喝に引っかかる人は、
規範意識の強い人(p.136)
・人は努力していない時に恩着せがましくなる。自己犠牲的献身は強度の依存心の表れ。
サービス過剰は愛情の押し売り(p.174)
・感謝されたいために不安を煽る人がいる。自己無価値観に苦しんでいる人である(p.183)
・「仲良くしよう」は対等な関係でのみ成立する。規範、道徳、善などが価値があるかどうかは状況
(場所と時間と人間関係の距離など)による。いかなる規範も、その前に質の悪い人か、良い人か、
が先である。その上ではじめて道徳がある(p.192-193)
ようやく離婚前提の別居を開始したところです。
夫と距離を置くことに成功したものの、罪悪感のような心のモヤモヤが晴れず、その正体を知りたくて
モラハラ関連書籍を何冊も読んできました。
本書は、文章や表現方法に独特のクセがあり、私には読みづらく感じました。
また、繰り返しが多いことや、モラハラをする側、される側の両方に対して突き放したような表現があり、
最初は読むことが苦痛でした。
それでも、他の類書にはない気づきがあったので、読んで良かったです。
第5章に「逃げるべき時にはすぐ逃げる」と書いてあります。
逃げられないのは、それまでの人生で「従順(=逃げずに耐える)」という”美徳”を刷り込まれているため。
戦うことへの恐怖感に依存しているため、と一刀両断しています。
自分の怖れには何の根拠もないのだと気づき、今までの過去を清算する機会だと捉えなさい、とあります。
そして、「とにかく相手から離れる。別れる。逃げる。自分がいじめられているということを社会の誰もが
理解できなくても、神様は理解している。そう信じて夜逃げする。離れる時に罪の意識を持つとすれば、
それは良心ではなく依存心(p.228)」との言葉に救われました。
なお、もともとは夫との関係で悩み、本書を手に取ったのですが、これまで「毒親」とまでは
認識していなかった実母に対する自分の苦手意識がどこからきているのか、それもあわせて
知ることができました。
そして、自分自身も、子供に対して「巧妙なモラハラ(=美徳による支配・束縛)」をしないように
気をつけよう、と振り返るきっかけをいただきました。
心に残った箇所:
・子どもを愛しているから喜んでいる顔を見たいというのと、喜んでいる顔を見ることで自分という
存在を感じようというのとでは、まったく心理が違う(p.68)
・子どもの限界、子どもの必要性、子どもの願望、子どもの発達段階等を無視することは、
愛する能力がないということである(p.78-79)
・モラハラの親は子どもを誉めない。よくお説教をする。言っている内容は立派であるから、反論できない。
よその子を誉めることで自分の子どもをいびる。子どもは自分を評価する基準が非現実的なほど高くなる。
子どもは、そうでなければ自分が生きている意味がないと思い込む(p.80)
・感情的恐喝をする人は喧嘩をしない。泣き言を言う。惨めさを売る。「こんなにあなたのことを
思っているのに、ひどい」そう言って相手に色々のことをさせる。感情的恐喝に引っかかる人は、
規範意識の強い人(p.136)
・人は努力していない時に恩着せがましくなる。自己犠牲的献身は強度の依存心の表れ。
サービス過剰は愛情の押し売り(p.174)
・感謝されたいために不安を煽る人がいる。自己無価値観に苦しんでいる人である(p.183)
・「仲良くしよう」は対等な関係でのみ成立する。規範、道徳、善などが価値があるかどうかは状況
(場所と時間と人間関係の距離など)による。いかなる規範も、その前に質の悪い人か、良い人か、
が先である。その上ではじめて道徳がある(p.192-193)