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子供にしてあげたお話 してあげなかったお話 単行本 – 2001/6/1
岸田 今日子
(著)
縞ねずみになぜ縞ができたかのお話 他
- 本の長さ161ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2001/6/1
- ISBN-104479670378
- ISBN-13978-4479670377
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
娘にしてあげたお話と、著者の中に住んでいる読者に向けて創ったお話。醒めて見る夢のような、人生の最も柔らかい芯にふれるような小作品集。1975年刊行のものに加筆、再編集したもの。
登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2001/6/1)
- 発売日 : 2001/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 161ページ
- ISBN-10 : 4479670378
- ISBN-13 : 978-4479670377
- Amazon 売れ筋ランキング: - 931,382位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 26,456位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大人になる前に読んでおきたかった本です。
2013年4月21日に日本でレビュー済み
かわいらしいようでいてちょっと毒のある…というのを標榜する
ものは世に多々あろうが、これは白眉ではなかろうか。発想のセ
ンスと言葉選びの感覚と。才知と才覚と。他の追随を許さない。
「デパートで」「出産」「てぶくろ」「お風呂」「馬」……「香港の
黒豚」「うさぎごころ」…傑作である。
ものは世に多々あろうが、これは白眉ではなかろうか。発想のセ
ンスと言葉選びの感覚と。才知と才覚と。他の追随を許さない。
「デパートで」「出産」「てぶくろ」「お風呂」「馬」……「香港の
黒豚」「うさぎごころ」…傑作である。
2013年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さほど期待していなかったが、程度がいいので驚いている。
内容は、作者らしい。ちょこっと読んで聞かせるのにちょうどいい。
内容は、作者らしい。ちょこっと読んで聞かせるのにちょうどいい。
2005年6月5日に日本でレビュー済み
ふと、目にとまって読んでみた本ですが、とても良いです!珠玉の短篇とはこういう本を指すのではないでしょうか。
「子供にしてあげたお話」は岸田さんがお子さんに聞かせてあげたお話です。もちろん主人公はお子さん。そう言えば『不思議の国のアリス』の主人公も、聞き手の“アリス・リデル”が主人公でした。自分が物語の主人公になれるというのは、子供にとっては何とも嬉しいことだと思います。こんなに素敵な、夢のような物語の主人公!羨ましいです。
「子供にしてあげなかったお話」は、大人向けのお話。可愛らしいタイトルとは裏腹に、残酷なお話や、憎悪に満ちたお話、儚く物悲しいお話…。はっとするものが多く、読み応えがあります。個人的には「ハイシャの話」と「お兄ちゃま」が印象的でした。「うさぎごころ」は僅か1ページですが洗練されていて素晴らしいです。
その他、「ゆうべ逢った人たち」など短めのエッセイも入っていて内容も充実しています。何となく、子供に「子供にしてあげたお話」を読んであげて、眠ったのを見届けたあと、エッセイや「子供にしてあげなかったお話」をお母さんが静かに読む…この本を読んでいるとそんな幸せな生活が思い浮かびます。
「子供にしてあげたお話」は岸田さんがお子さんに聞かせてあげたお話です。もちろん主人公はお子さん。そう言えば『不思議の国のアリス』の主人公も、聞き手の“アリス・リデル”が主人公でした。自分が物語の主人公になれるというのは、子供にとっては何とも嬉しいことだと思います。こんなに素敵な、夢のような物語の主人公!羨ましいです。
「子供にしてあげなかったお話」は、大人向けのお話。可愛らしいタイトルとは裏腹に、残酷なお話や、憎悪に満ちたお話、儚く物悲しいお話…。はっとするものが多く、読み応えがあります。個人的には「ハイシャの話」と「お兄ちゃま」が印象的でした。「うさぎごころ」は僅か1ページですが洗練されていて素晴らしいです。
その他、「ゆうべ逢った人たち」など短めのエッセイも入っていて内容も充実しています。何となく、子供に「子供にしてあげたお話」を読んであげて、眠ったのを見届けたあと、エッセイや「子供にしてあげなかったお話」をお母さんが静かに読む…この本を読んでいるとそんな幸せな生活が思い浮かびます。
2002年7月10日に日本でレビュー済み
この本を高校生の頃に読んだことがある。「うさぎごころ」だけは、忘れずにずっと私の心の中にあった。でも題名が思い出せなかった。お話は全部覚えているのに。うさぎに対するおおかみの想いが、とても切ない。物語は白黒の映画のよう。幸い、図書館にあった著者;岸田今日子の本の中から探し出すことができた。20年ぶりに再会。本も味戸ケイコさんの挿絵でひときわ神秘的に生まれ変わっている。題名を忘れぬ前に本をすぐに買った。