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自己プロデュース力 単行本(ソフトカバー) – 2003/7/12
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- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2003/7/12
- ISBN-104479790772
- ISBN-13978-4479790778
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商品の説明
商品説明
著者は、『声に出して読みたい日本語』や『三色ボールペン情報活用術』でおなじみの齋藤孝。身体論やコミュニケーション論を専門とする著者らしく、自分の周囲をも巻き込んでいく対話や対人折衝力に関する言及も多い。
著者は前書きで、素質があっても、ただ黙々とやっていれば通じるという時代ではないということを強調している。仕事ができるだけでは十分ではない現在、自分のいる世界や業界で、どういう形で自分の能力をアピールすれば効果的か、そして、自らチャンスを作っていくにはどうしたら良いかを考えるために、本書で取り上げた4人の自己プロデュース力からヒントを得てほしいと語っている。
あまりにも有名な4名であるが、それぞれのチャンスの生かし方や、周囲の巻き込み方には、私たちも学ぶべきものがある。自分を変え、弱みを強みへと昇華していきたいと考えている読者にとって、この4名の物語は、大きな勇気となるに違いない。(朝倉真弓)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2003/7/12)
- 発売日 : 2003/7/12
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 222ページ
- ISBN-10 : 4479790772
- ISBN-13 : 978-4479790778
- Amazon 売れ筋ランキング: - 840,501位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『読書力』『コミュニケーション力』『古典力』(岩波新書)『理想の国語教科書』(文藝春秋)『質問力』『現代語訳学問のすすめ』(筑摩書房)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)等多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。 (写真提供:草思社)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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エピソード集として軽く読むだけにしても美輪さん以外のエピソードはよく知られているものばかりだし・・・・残念ながら編纂の意図がクリアに伝わってきませんでした。
自己をプロデュースするということの定義がもう少し品格のあるものであってほしい。
また「怒り心頭に発する」を「心頭に達する」と書くなど日本語の使い方を間違えておられるのもがっかりした。
「偉人伝を読め」と言われた。
それぞれの時代を生きた偉い先輩を
学ぶことの大切さを言われて、色々と読んだ。
だが、果たして今どれだけ自分の記憶や生き方に
残り、活きているのかよくわからない。
偉いというのを、「すごいな」とは思っても
なぜ、すごいのか
どうしたら、すごくなれる(なれた)のか
はよくわからなかった。
でも、氏の前著「天才の読み方」とこの本を読み
改めて偉人伝という人の歴史(His story)を読む時に
欠けていた大事な視点がこの「自己プロデュース力」
なのだと気づく。
なにが「すごい」のかではなくて
なにが、どのように「いい」のか。
残した成果や実績ではなくて、
ものごとにアプローチする自分の姿勢を読むことの大切さ。
組織に入り、匿名性をもった個人から
これからは自分の名前で勝負していく時代に、
「自己プロデュース」の先駆者はなにを考え、
どのようにそれを実践したのかについて、
より明確な視点で書かれているようにおもう。
そういった意味でも、
偉人を読むためのものの見方を改めて
学べる本だし、また実行さえすれば
なりたい自分を演出できる可能性を、
みんなが持っているようにおもう。
考え方の基礎は、氏の前著
「できる人」はどこがちがうのか(ちくま新書)」
を軸にしているとおもいます。
私個人は、10年以上を経て偉人伝を
読み直そうとおもうきっかけになりました。
斎藤さんの本は好き。
ただし、4人のエピソードには面白いところがあるので、読み物としては評価したい。よって星2つ。
ただ「マイナスな局面こそが自分のエネルギーの源になる」や、「人にもエネルギーを分けたいと思うと、エネルギーはどんどん湧いてくる」、「アイディアというものは、それを一心に求めていさえすれば必ずくる」など自己プロデュースに関係のない処世術はとても共感できた。
天才たちのエピソードがそれぞれ強烈であり、しかも取材の内容も深いため、読み手に対して変な圧迫感を与える感がある。
すでに自己イメージが確立しつつある人には効果がありそうなエピソードばかりであるが、まだ未熟な人間には無力感を与えるかも知れない。
その辺は計算されているのか、著者の主張が非常にあっさりしている感じだ。
語り過ぎないところが「自分のことは自分で考えなさい」という、斎藤孝流の親切であると好意的に解釈できれば非常に有意義な本であろう。
著者のことを知らなければ読み流してしまう感があるので、星3つといったところか。