著者が大学教授になる前に勤めていた会社での仕事の仕方がメイン。
他の本で30代からどのように仕事をしていたのかは知っていましたが、
20代の頃は失敗だらけだったことを初めて知りました。
その失敗が面白く、おもわず「ぷっ」と笑ってしまいました。
私自身、こんなにエネルギッシュには動けないなぁと思います。（自分で考えてしまうんです。失敗したくない！と）
でも本の中に「失敗したからこそ、仕事の本質、物事の真髄を身にしみて理解ができた」
「行き詰まったときに、「この人だったらどう考えるだろう？」と問いかければ思いがけないひらめきがうまれる。「あの課長ならどうするだろう？」
という言葉があり、ちょっとだけ失敗してみようかなという気持ちになりました。
今まさに役だった！と思ったフレーズは
「世の中を「理解」「疑問」「反論」に分ける！」ということ。
私は、上司と同席する打ち合わせの場で「何も話せない、ずっと黙ったまま」症候群にかかってしまっていました。
でも、この本を読んで、私はその場で「理解できたこと」「疑問に思ったこと」「これは違うと反論があるところ」に分けて、それについて言えばいいんだなぁと思いました。
まさにこれだ！と思った一説でした。
次回作は、ぜひ著者の「20代にこんな失敗をしました！」という本を書いて欲しいなぁと思います。
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