いいですね、この本。タイトルは「残念な人の仕事の中身」で、ちょっとネガティブな入り方なのもあり、なぜあのひとはできないのかとネチネチと説教させるのかとおもいきや、見事に読者をとんでもない客観的な視点に誘ってくれます。
「知り合いの話しなんですけどね・・」と言った、見事な誰でもない人のケーススタディを利用して、実際に起きている事象について、'@上司の視点、'A同僚の視点、'B上司の上司の視点、'C自分の視点というマルチな展開で、それぞれがどのように思うか、そして不本意であれば、どのようにそれを避けることができるか、アドバイスを他の視点からくれます。
問題の解決に非常に有効だと思うのと、主観で捉えがちな解釈も、他の人からみるとこういうふうに捉えているのかと知れるのは新鮮です。特にこじれてしまったケースなどは、数年たって、それも居酒屋で始めてその人のキモチに気づくなんてことも稀ではないはずです。
そんな残念な経験をしたくなかったり、時間が解決してくれるといった猶予のない状況を抱えてしまった人に、オススメです!!
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残念な人の仕事の中身 ~世界中の調査からわかった「組織で評価されない人」の共通点 単行本(ソフトカバー) – 2011/8/20
ロバート・W・ゴールドファーブ
(著),
川村 透
(翻訳)
■『ニューヨークタイムズ』『ウォールストリートジャーナル』で話題の
世界トップクラスコンサルタントの注目作、ついに日本上陸!
世界5大陸、60以上の組織で800人以上のコンサルティング、コーチングを
行なってきた著者曰く、民族・業種・業態を問わず、
「組織で評価されない人」には「12の共通点」があるという。
それは〈1・一貫性の欠如〉〈2・役割の無理解〉〈3・ジコチュー〉〈4・傲慢〉
〈5・頑固〉〈6・理論至上主義〉〈7・偏見〉〈8・変化への抵抗〉〈9・仲良しクラブ〉
〈10・まかせない〉〈11・問題の誇張〉〈12・無用なユーモア〉である。
本書では、会社で起こるあらゆる問題について取材を行い、そのすべてについて、
「本人から見ると?」「上司から見ると?」「著者から見たポイント」に分けて解説している。
さらにはそれぞれのケースについて「12の悪習」のどれに当てはまるかを分析、
具体的な解決策を提示している。
本書を読めば、「よかれと思って必死に頑張っている」ことこそが、
じつは「低評価」の原因になっていることが多々あるということがわかるだろう。
これまでの「成果」一辺倒の発想を覆すまったく新しい仕事論である。
◎目次より
・「言わずもがな」が通じない
・自分の役割がわかっていない
・必要以上に細かすぎる
・人の意見をすぐに否定する
・人のいらだちがわからない
・ひとりで仕事を抱えてしまう
・つねに人のせいにしている
・絶対に譲らない
・既存のやり方に固執する
・世代の違う人間と話せない
……など。
世界トップクラスコンサルタントの注目作、ついに日本上陸!
世界5大陸、60以上の組織で800人以上のコンサルティング、コーチングを
行なってきた著者曰く、民族・業種・業態を問わず、
「組織で評価されない人」には「12の共通点」があるという。
それは〈1・一貫性の欠如〉〈2・役割の無理解〉〈3・ジコチュー〉〈4・傲慢〉
〈5・頑固〉〈6・理論至上主義〉〈7・偏見〉〈8・変化への抵抗〉〈9・仲良しクラブ〉
〈10・まかせない〉〈11・問題の誇張〉〈12・無用なユーモア〉である。
本書では、会社で起こるあらゆる問題について取材を行い、そのすべてについて、
「本人から見ると?」「上司から見ると?」「著者から見たポイント」に分けて解説している。
さらにはそれぞれのケースについて「12の悪習」のどれに当てはまるかを分析、
具体的な解決策を提示している。
本書を読めば、「よかれと思って必死に頑張っている」ことこそが、
じつは「低評価」の原因になっていることが多々あるということがわかるだろう。
これまでの「成果」一辺倒の発想を覆すまったく新しい仕事論である。
◎目次より
・「言わずもがな」が通じない
・自分の役割がわかっていない
・必要以上に細かすぎる
・人の意見をすぐに否定する
・人のいらだちがわからない
・ひとりで仕事を抱えてしまう
・つねに人のせいにしている
・絶対に譲らない
・既存のやり方に固執する
・世代の違う人間と話せない
……など。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2011/8/20
- ISBN-104479793216
- ISBN-13978-4479793212
商品の説明
著者について
コロンビア大学卒業、ニューヨーク大学修士。世界的コンサルティングファーム「アーバンディレクションズ」代表。世界の5つの大陸において、製造業から教育機関、政府機関まで60以上の組織で800人以上のリーダーやマネジャーを対象にコンサルティング、コーチングを行なっている。『ニューヨークタイムズ』や『ウォールストリートジャーナル』などに、変化する社会での働き方について論説を寄稿している。
登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2011/8/20)
- 発売日 : 2011/8/20
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 224ページ
- ISBN-10 : 4479793216
- ISBN-13 : 978-4479793212
- Amazon 売れ筋ランキング: - 261,909位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 51,277位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年10月27日に日本でレビュー済み
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2016年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
題名どおりの内容の本で、アメリカのコンサルタントが書いたもののようです。こうしたテーマに関心があるビジネスパーソンにはおすすめできると思います。
しかし、突き詰めて考えてみれば、全体としては「空気を読んで」「周りにイヤな感情を持たせないように振る舞おう」と言っているようにも思えます。自分の意志を抑えて、空気を読んで生きてゆくのが、そんなに素晴らしいことなのでしょうか。それは、読者であるあなた次第だと思いました。
また、他の皆さんもご指摘のとおり、各章は、ちょうど新聞の人生相談のようなフォーマットで書かれていますが、もうちょっとその辺がわかりやすい翻訳の構成だとさらに良かったかな、と思いました。
しかし、突き詰めて考えてみれば、全体としては「空気を読んで」「周りにイヤな感情を持たせないように振る舞おう」と言っているようにも思えます。自分の意志を抑えて、空気を読んで生きてゆくのが、そんなに素晴らしいことなのでしょうか。それは、読者であるあなた次第だと思いました。
また、他の皆さんもご指摘のとおり、各章は、ちょうど新聞の人生相談のようなフォーマットで書かれていますが、もうちょっとその辺がわかりやすい翻訳の構成だとさらに良かったかな、と思いました。
2011年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、成果を出しても組織で評価されない人の12個の共通点、一貫性の欠如、役割の無理解、自己中、傲慢、頑固、理論至上主義、偏見、変化への抵抗、などポイントにして、本人の言い分、上司の意見、評価をよくするためのポイントが書かれています。
書いてあることはごもっともで、確かにできたらいいんだろうなということばかりなのですが、例えば、理論至上主義の人がどのようにしたら理論にこだわらず仕事ができるのかということについて書かれていません。
仕事によっては、理論的でないとはねられることもあるだろうし。
本書の例に当てはまるのなら上司は本書のように考えていると考え、評価されるために行動を変化させるためには本書を利用すると良いと思います。
書いてあることはごもっともで、確かにできたらいいんだろうなということばかりなのですが、例えば、理論至上主義の人がどのようにしたら理論にこだわらず仕事ができるのかということについて書かれていません。
仕事によっては、理論的でないとはねられることもあるだろうし。
本書の例に当てはまるのなら上司は本書のように考えていると考え、評価されるために行動を変化させるためには本書を利用すると良いと思います。
2011年8月29日に日本でレビュー済み
世の中で評価されない人には12の共通点があるとのこと。
しかも、それは成果とは関係ないという。
つまり、成果はあげていても、本書でいう「12の悪癖」がある人は評価されない、
さらにそれは、組織あるところ世界共通でそうなのだと。
本書がユニークなのは、そのそれぞれの例を、
「本人の陳述」「上司のコメント」「解決法」という形で書いていること。
まず、本人の陳述を読むと、それなりに納得できることが書いてある(正当性がある)。
しかしそれを問題する上司の視点を見ると、そちらにも正当性がある。
つまり、正当性自体はどちらにもあるのだ。
だから、組織で働くということは「自分的に正しいこと」を貫いていれば
よいというわけではないのだ。
個人の視点から見ると、自分が頑張って成果を上げれば評価されるだろうと
思いがちだが、組織から見ると、
チームプレイをしない強打者より、
犠牲バントに徹する2番バッターのほうが評価されるということのようだ。
「実力主義」のイメージの強いアメリカでそうだというのであれば、
いわんや日本の職場をやという感じだろうか。
しかも、それは成果とは関係ないという。
つまり、成果はあげていても、本書でいう「12の悪癖」がある人は評価されない、
さらにそれは、組織あるところ世界共通でそうなのだと。
本書がユニークなのは、そのそれぞれの例を、
「本人の陳述」「上司のコメント」「解決法」という形で書いていること。
まず、本人の陳述を読むと、それなりに納得できることが書いてある(正当性がある)。
しかしそれを問題する上司の視点を見ると、そちらにも正当性がある。
つまり、正当性自体はどちらにもあるのだ。
だから、組織で働くということは「自分的に正しいこと」を貫いていれば
よいというわけではないのだ。
個人の視点から見ると、自分が頑張って成果を上げれば評価されるだろうと
思いがちだが、組織から見ると、
チームプレイをしない強打者より、
犠牲バントに徹する2番バッターのほうが評価されるということのようだ。
「実力主義」のイメージの強いアメリカでそうだというのであれば、
いわんや日本の職場をやという感じだろうか。
2012年5月26日に日本でレビュー済み
ある程度社会経験を積んだ人や、ごく普通のレベルで上司がどう考えてるか想像できる人とっては、とてもつまらない本です。
部下の不満に対して、上司はこう思っている、という二つの視点を出して、最後に筆者のアドバイス、という流れ。
しかし、筆者の経験不足が出ているのか、部下の不満も、上司はこう思っているも、どれもありきたりでつまらない。
結局筆者のアドバイスもありきたりで、さらにアドバイスの基本は「上司がどう考えるかが一番大事」なので多少違和感を感じる事も多い。
時には上司と戦うときだって必要なんだから、そこは部下側は曲げちゃダメだろ。。。。とか。
一つ明らかにおかしいのは、独立した人で時間が無いという不満に対しても上司はこう思っているという項目があったこと。
上司はいないでしょう。。。。ネタが不足して入れちゃった感します。
結局似たりよったりの不満とアドバイスが延々と繰り返されるだけで、最後の三分の一は物凄い流し読みでした。
部下の不満に対して、上司はこう思っている、という二つの視点を出して、最後に筆者のアドバイス、という流れ。
しかし、筆者の経験不足が出ているのか、部下の不満も、上司はこう思っているも、どれもありきたりでつまらない。
結局筆者のアドバイスもありきたりで、さらにアドバイスの基本は「上司がどう考えるかが一番大事」なので多少違和感を感じる事も多い。
時には上司と戦うときだって必要なんだから、そこは部下側は曲げちゃダメだろ。。。。とか。
一つ明らかにおかしいのは、独立した人で時間が無いという不満に対しても上司はこう思っているという項目があったこと。
上司はいないでしょう。。。。ネタが不足して入れちゃった感します。
結局似たりよったりの不満とアドバイスが延々と繰り返されるだけで、最後の三分の一は物凄い流し読みでした。
2011年11月1日に日本でレビュー済み
本書は何故か仕事で評価を受けない人、成果を産まない人を「残念な人」と捉え、
その「残念な人の言い分」「上司の評価」「解決法」の3段構えで進んでいく本です。
なんですが、残念な人が困った状況に陥ってしまうのは何も本人のせいだけでなく、
「これって上司が悪いんじゃ・・・」と思ってしまうエピソードもちらほら・・・。
上司なんだからそれくらいフォローしてやれよ、残念なのは上司のほうだよ、と何度か思いました。
肝心の残念な人の例も「こんなバカはいないだろ」というほど突拍子もないものが多く、
あまり説得力がありません。いくらなんでも、朝の始業ミーティングにマフィンを食べながら参加するビジネスマンはいないし、
業務の招集を断って息子の野球の観戦に行くビジネスマンもいないはず。
さらに、解決策が解決策になっておらず、問題のすり替えになっているような内容も多数ありました。
例えば「常に人のせいにしている」ような残念な人がとるべき解決法が「仲間だという姿勢を見せる」「ほどよい目標を設定する」ってなんじゃそりゃと言う感じ。
加えて、また翻訳モノの宿命ですが、取り上げられるエピソードが日本のサラリーマンにはあんまし馴染みがないものが多かったのも気になりました。
似たような本で「困った人の説得術」というのがあるのでこちらはオススメ!
ということで☆2つです。
その「残念な人の言い分」「上司の評価」「解決法」の3段構えで進んでいく本です。
なんですが、残念な人が困った状況に陥ってしまうのは何も本人のせいだけでなく、
「これって上司が悪いんじゃ・・・」と思ってしまうエピソードもちらほら・・・。
上司なんだからそれくらいフォローしてやれよ、残念なのは上司のほうだよ、と何度か思いました。
肝心の残念な人の例も「こんなバカはいないだろ」というほど突拍子もないものが多く、
あまり説得力がありません。いくらなんでも、朝の始業ミーティングにマフィンを食べながら参加するビジネスマンはいないし、
業務の招集を断って息子の野球の観戦に行くビジネスマンもいないはず。
さらに、解決策が解決策になっておらず、問題のすり替えになっているような内容も多数ありました。
例えば「常に人のせいにしている」ような残念な人がとるべき解決法が「仲間だという姿勢を見せる」「ほどよい目標を設定する」ってなんじゃそりゃと言う感じ。
加えて、また翻訳モノの宿命ですが、取り上げられるエピソードが日本のサラリーマンにはあんまし馴染みがないものが多かったのも気になりました。
似たような本で「困った人の説得術」というのがあるのでこちらはオススメ!
ということで☆2つです。
2016年5月5日に日本でレビュー済み
女性が男性社会でどう見られ、どう評価されてしまうか、という事例が結構多く、参考になる。
女性が仕事をする上で残念な人にならないように気を付けることを事前に教えてくれる本だと思う。
ジェンダーがらみのことは、なかなか言葉にするのが難しい面もあり、研修や表立った議論で会社ではでてこない。だから、誰も教えてくれないのだけれど、こういう本があると、自分で気づくことができる。
また、女性の部下がいて、その人を育てたいと思っている人にもお勧め。
女性が仕事をする上で残念な人にならないように気を付けることを事前に教えてくれる本だと思う。
ジェンダーがらみのことは、なかなか言葉にするのが難しい面もあり、研修や表立った議論で会社ではでてこない。だから、誰も教えてくれないのだけれど、こういう本があると、自分で気づくことができる。
また、女性の部下がいて、その人を育てたいと思っている人にもお勧め。
2013年2月27日に日本でレビュー済み
どうしよう。こんなふうに見られてたんだ、自分。
目からウロコの発見がザクザクでした。
洋の東西を問わず、職場の悩みは、似たり寄ったり。
洋書なので、キレッキレの内容なのかと思いきや、意外と目線が低くて親近感大な一冊でした。
目からウロコの発見がザクザクでした。
洋の東西を問わず、職場の悩みは、似たり寄ったり。
洋書なので、キレッキレの内容なのかと思いきや、意外と目線が低くて親近感大な一冊でした。