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宇都出雅巳

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どんな本でも大量に読める「速読」の本単行本（ソフトカバー） – 2011/9/23

宇都出雅巳 (著)

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速読に挫折した人、身に付かなかった人、流行に乗り遅れた人、敬遠していた人、この1冊で大丈夫。技術不要の高速大量回転法を伝授します!

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本の長さ

192ページ
言語

日本語
出版社

大和書房
発売日

2011/9/23
ISBN-10

4479793313
ISBN-13

978-4479793311
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 大和書房 (2011/9/23)
発売日 ‏ : ‎ 2011/9/23
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本（ソフトカバー） ‏ : ‎ 192ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4479793313
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4479793311

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宇都出雅巳

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目から鱗

2024年2月28日に日本でレビュー済み

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とてもためになった。就職試験に役に立ちそうです。

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Kindleのお客様

速読の仕組みを理解して読書の速度を速めたい方にはお勧めです

2024年5月4日に日本でレビュー済み

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著者が速読を行うにあたって実践してきた方法が、なるべく第三者も再現しやすいように具体的に紹介されています。この方法で誰でも速読ができるというわけでもないでしょうけれども、そもそも速読ができる条件、というのをある程度定量化しているので、むやみやたらにトライして失敗するケースも減らせるんじゃないかと思います。著者の提唱する方法がなぜ効果が期待できるのかについても根拠を説明しているので、やってみようか、という気持ちにもなりやすいでしょう。私はまだ練習中ですが、読書の速度が多少は早くなりました。

2022年1月22日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

速読の基本のキという感じ。
もっと瞬読みたいなやつを期待してたので残念ではあった。
しかし内容はちゃんとしてて良かった。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Amazon カスタマー

4-5年ぶりに読み返した

2024年2月9日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

速読法は身についていて自然に出来ているとのと思っていたが、ストックを意識したマインドの部分は忘れていた。
改めて速読のお作法をインプットして即速読。
やはりすっと知らないことが入る感覚は気持ちがいい。改めていい本だなと感じた。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Hiro

納得できるし、わかりやすい

2022年12月27日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ストックを使うことという経験がテクニックとともに必要であると説く。他の速読法との比較検討もあり、良し悪しを納得しやすい。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

いかリング

音読しない読書

2023年5月30日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

音読するせいで本を読むスピードに制限がかかっていることは、想像していました。
たた、どうすれば声や頭の中の声に出さずに内容を理解できるのか方法が分かりませんでした。
速読に解決のヒントがないかと思い手にしたのがこの本でしたが、まさに答えがありました。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Kindleのお客様

素晴らしい汎用性

2023年5月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

「速読法なんてうさんくさい」と思ってる人こそ、サンプルでも結構なのでこの本をチェックしてほしいです。
自分に合いそうなら購入をお勧めします。作中に登場する高速大量回転法については、その結論に至るまでの諸理論に極めて高い汎用性があり、速読以外にも相乗効果がえられるようなエッセンスがふんだんにつまっています。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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鬼眞

革命的速読法

2018年9月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

世に速読術なる理論やメソッドは数あれど、その多くが目の訓練や能力を重視され、私たち凡人には到底叶わないように思っていた。

この本はそれを見事に覆してくれた。
冒頭でいきなり驚いたのは、本を読むことを「知識などの蓄えられたストックがあるから、見るだけで理解できる」とのたまう。

ここで終わってしまえば、スピリチュアルのように感じていたフォトリーディング、つまりページを写真を撮るように脳に写し取る離れ業に過ぎなくなる。
また騙されたかと思った。

しかし、冷静に考えると、知識がなければ速読が不可能なばかりか、文字も読めず意味も分からなければ確かに普通に読むこともできない。

ただ見るだけでは理解できないということだった。
「その本の内容に関するストックが必要である」ということなのだ。

ではどうすれば良いのか。
はじめに心構えとして、「『わかろう』という思いを手放してしまう」と言う。
そしてスーパーで商品を食堂でメニューを眺めるように「わかろうとせず、音にしないで見る」ことと重ねて述べる。
従来の読み方では言葉の意味やコンテクストを確認しようとするから時間がかかる。
速読では誰かの話を聴いている感覚でとりあえず「なるほど」と頷きながら読むと時間がかからない。
これがコツらしい。

それではコンテンツを理解できないではないか、また反発心を覚えた。
が、そうではなく真の意味は「『わかろう』としないで、リラックスして、視野を広く保って見るという速読技術は、訓練をしなくても、繰り返して読むというだけで得られる」ということだった。
そうすることによって前述したストックが蓄えられて、それに依拠して回数を重ねるごとに目ではなく頭で読んでいることになる。

これまでの速読幻想を覚まされた感がした。
本読みが経験を重ねてさらに読書スピードが上がるのはこういう理由だったのだ。
科学的で納得できた。

「速読技術に重点を置くのではなく、ストックに重点を置いたほうが、速読力は結果的に早く身につく」

ここでまたしても疑問か湧いた。
結局、たくさん本を読めということだけなのか。
はじめのうちは理解せずとも文字を追うだけでいいのか。
でも、それではありきたりの速読についての本といっしょではないのかと。

ただ違ったのは、これまでの速読術が早く読むことだけにとらわれていたのに対し、この本ではストックに重点を置いていることだった。

さらに、1度で理解するのではなく、繰り返して読むことにより、ストックを蓄え、そのストックを利用して読むことの重要性を説いていた。

1回転目に本の表紙や裏表紙、帯、目次、まえがき、あとがき、中身の見出しを眺め、大まかな流れやキーワードをストック。
2回転目は1回転目のストックによってより早く読める。
3回転目になるとさらにストックが蓄えられてスピードが上がると同時に詳しい内容にも踏み込める。

繰り返すことによりダルマ式に複利効果が得られるといわけだ。

速読2大原則は、
「早く読むから理解できる」
「1回転目より2回転目のほうが早く読める」
ということだ。

著者はこれを「高速大量回転法(KTK)」と名付けた。

革命的思考は、難解な本ほど有効なのだが、じっくり読むから細かいところが気になり、さらにじっくり読み、なかなか進まないというスパイラルに陥るのを、ざっくりとわかろうと気にせずに読むから大枠が理解でき、ざっくり読むから繰り返せて細かいところも理解できるという発想だ。

思い込みをしていた。
本は1回で読み終えるものだと。
だから「わかろうとしないで見る」なんてできやしなかったし、やろうとも思わなかった。
したがってわからないところで立ち止まり、わかろうとして何度も同じところを読み直した。

「本は1回で読み終え、理解する」という常識を覆し、「本は繰り返して読む、それも高速で何度も」と決めることによって、「また読むのだから」とわからないところは気軽に読み飛ばすことも可能になる。

繰り返すことにより「わかろうとしないで見る」という速読技術を現実のものとして受け入れられるのだ。

具体的に30分で速読するメソッドは以下の通り。
①最初の2〜3分で目次を5〜10回転。
②まえがき・あとがきを5〜6分で10回転(この時点で本の要約ができる！)。
③本文は見出しの拾い読みから5〜6分で3回転。
④残りの15分で自分の気になった言葉・箇所を中心に回転読みする(この間に目次・見出し読みを入れ、全体と部分を常に往復)。

こうすることによってより早く、しかも深く読み込めて高速大量回転法が成立する。

著者はさらに、目的読書のリスクを警鐘する。
「読書では自分の中にあるストックを活用しながらも、新たな知識や考え方、モノの見方を得て、ストックを変化させることが重要です。自分が『本を読む目的』を明確にすることは、自分の枠をかえって固めてしまいます」
自分も前々から思っていたことで、明快なる理論に納得する。

この本を読み終えて、フォトリーディングなど巷の速読術は勘違いなのではと思えてしまった。

自分の中に既にストックされた知識や情報、経験などとこれから読む本をシンクロさせてさらに高みに上がる。
これこそが正当で科学的な速読術だと心服した。

最後に著者は速読に必要な大切な言葉を贈ってくれた。

「それは『センス・オブ・ワンダー』。『美しいもの・未知なもの・神秘なものに眼を見張る感性』です。頭の柔らかさ、心が開いていることといってもいいでしょう」

レイチェル・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』の珠玉の言葉である。

速く読もうとすることよりも、そうした無限に向かって自由に開かれた感性、あるいは好奇心を磨くことこそが、新たな世界や考え方を押し広げ、また深める。
それは敬虔な祈りにも似て、謙譲や美徳を引き寄せ、日常のささやかな体験にも驚きと感動を得ることができる人間性によるのだろう。

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