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申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。 単行本 – 2014/3/26

4.2 5つ星のうち4.2 439個の評価

■前代未聞! 気鋭のコンサルが業界の内幕を暴露。
コンサルの過ちを懺悔した全米騒然の問題作!

本書の著者は、マサチューセッツ工科大学及び同大学院を卒業後、
大手会計事務所系コンサルティングファームの
デロイト・ハスキンズ&セルズや戦略系コンサルティングファームの
ジェミニ・コンサルティングで活躍。その後、ファイザーや
ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの大手企業で
マネージャーとしての経験を積んだ敏腕コンサルタント。

本書は、その著者が自ら「自分たちがコンサルタントとして
クライアントに勧めてきたことは、あれもこれも間違っていた」と
懺悔した前代未聞の書である。
「この30年、多くの企業に入り込み、『目標による管理』だの
『競争戦略』だのとお題目を唱えて回ったすべての
経営コンサルタントを代表してお詫びします」
と告白したのだ。

■大手ファームの仕事の「実態」とは?

著者は自らが経営コンサルタントとしてクライアントに勧めてきた
さまざまなメソッドについて、その経緯と理論を振り返りながら、
コンサルティングを受けた企業の顛末を詳細に語る。
「戦略計画」「最適化プロセス」「業績管理システム」など、
コンサルがどういう発想で改革を持ち込み、それが企業にどんな影響を
与えているかを具体的に理解できるのも面白いところだ。
現代の経営手法を根幹からひっくり返すような「告白」を満載した本書、
コンサル業界だけでなく、いまのビジネス潮流そのものに
一石を投じる一冊と言えるだろう。

【目次】

はじめに 御社をつぶしたのは私です
Introduction 大手ファームは無意味なことばかりさせている
第1章 「戦略計画」は何の役にも立たない
第2章 「最適化プロセス」は机上の空論
第3章 「数値目標」が組織を振り回す
第4章 「業績管理システム」で士気はガタ落ち
第5章 「マネジメントモデル」なんていらない
第6章 「人材開発プログラム」には絶対に参加するな
第7章 「リーダーシップ開発」で食べている人たち
第8章 「ベストプラクティス」は“奇跡"のダイエット食品
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商品の説明

著者について

カレン・フェラン(Karen Phelan)
経営コンサルタント。マサチューセッツ工科大学(MIT)および同大学院を卒業後、
大手会計事務所系コンサルティングファーム「デロイト・ハスキンズ&セルズ」
(現デロイト・トウシュ・トーマツ)、戦略系コンサルティングファーム「ジェミニ・
コンサルティング」等で、戦略、オペレーション、組織開発、IT分野の
経営コンサルタントとして活躍。また、問題解決、企画立案、コミュニケーション
スキル等について、クライアント企業向けおよびコンサルタント向けに、
さまざまな研修コースを開発し、みずから講師も務めた。
その後、製薬大手ファイザーに転職して研修部門を立ち上げたのち、
コンシューマービジネス部門のアジア太平洋地域のIT担当マネージャーを、
続いてジョンソン・エンド・ジョンソンではコンシューマービジネス部門の
オンラインマーケティング担当マネージャーを務めた。
現在はオペレーティング・プリンシパルズ社の共同設立者となり、
再び経営コンサルタントとして活動している。約30年のキャリアと豊富な経験をもとに、
煩雑で官僚的な人事制度を廃し、対話と人間関係と職務適性を重視した、
シンプルで効果的な人材マネジメントを提唱している。
夫とふたりの息子とともに米国ニュージャージー州に在住。

神崎朗子(かんざき・あきこ)
翻訳者。上智大学文学部英文学科卒業。
訳書に『スタンフォードの自分を変える教室』
『最高の自分を引き出す法[DVDブック]』(ともに大和書房)、
『ぼくたちが見た世界 自閉症者によって綴られた物語』(柏書房)、
『ベスト・アメリカン・短編ミステリ』(共訳、ディーエイチシー)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 大和書房; 初版 (2014/3/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/3/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 328ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4479794336
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4479794332
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 439個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
439グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年5月9日に日本でレビュー済み
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コンサルに頼り切る会社、そしてダメになる様子が非常によく理解できます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年5月4日に日本でレビュー済み
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良いコンサルと悪いコンサル。会社を良くするために必要なのは戦略ではなく、対話である。というところは自身の経験からも頷けるものでした。経営企画を担当する方にお勧めです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年11月28日に日本でレビュー済み
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私もコンサルタントの端くれだが、
本著に記載されているとおり!

コンサルタントはクライアントとの対話を
もっと増やすべき。特にアンオフィシャルの。

無駄に資料をたくさん作って
疲弊しているコンサルが多い気がする。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年8月14日に日本でレビュー済み
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サラリーマン時代に読めていればいろいろ改善の手を打てたのかもしれない。
当時は、ここまで理論をもっていなかったが実行した方法は間違っていなかった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年4月14日に日本でレビュー済み
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コンサルが持ち込む様々な役にたたないツールを研修と称して社員に習得させ、実践させ、ますます労働時間を長くさせる大企業のアホな人事の皆様!
そろそろ、この本でも読んで目を覚ましましょう。貴方達のさせていることはブルシットジョブの量産、不幸せの量産そのものです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 私は全社BPRと経理・資材・設備保全一貫システム導入にあたり、コンサルタントファームと一緒に仕事をしたことがあります。
 彼らは有能でよく働きますが、本書の指摘したとおり、ほとんど役に立ちませんでした。
(残ったのは、換算すると1枚10万円!もするパワポの山だけでした)

また、BSCの導入検討もやりました。私は導入賛成派でしたが、結局つぶれました(つぶれてよかった)

本書を読み、当時のことを思い出し、腑に落ちることが多かったです。
これから、全社的に販売システムの抜本的見直しをする仕事に携わりますが、コンサルタントを導入する予定です。
本書を読んで彼らとの付き合い方を改めて考えてしまいました。

・戦略はそれ自体を考える過程が大事であり、戦略自体にはさほど意味が無い。コンサルに戦略を丸投げするのは☓(過去にやりました)
・ブレイングストームの重要性
・目標を設定すると社員はその目標達成のために他の部分を犠牲にする
・マネージャーとして主に部下に接する時に大事なこと
 ①気にかけていることを態度で示す
 ②伝わるように伝える
 ③臨機応変に、柔軟に素早く対応する
 ④先手を打つ
・マネジメントとは難しい理屈ではなく「人である」ということ

原書も読んでみたくなりました。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年4月6日に日本でレビュー済み
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リアルなコンサルティング闇が理解できます。中々鋭い指摘
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ざっくりと本書を要約すると、
・小難しい戦略、分析以前に大概のビジネスの問題は「人」である
・その人の問題の原因は「コミュニケーション不足」
・コンサルなんて小難しいこと言って危機感煽らないと仕事がない
そしてそのコンサルの分析や理論もうまくいくか疑わしい。

本書は、コンサル会社に30年携わった著者が見てきた職場崩壊の現場禄、と言えると思います。
タイトル通り著者が会社をつぶしたわけではなく、既存のコンサルの手法によりいかに現場をかき乱してきたか
を様々な事例で解説してくれています。
近年いろいろな横文字(なんとかマーケティングとか○○マネージメントとか)がどこからともなく生まれてきていますが、
うまくいくという保証はなく一部の事例に当てはまっただけにすぎないと警告しています。

例えて言うなら、毎年発表されるなんとかダイエット。
本当にそのダイエット方法に効き目があるなら次から次にと方法論でませんよね。
経営分析、効率化、様々な手法が溢れていますが著者の経験の中で一番うまくいったのが関係者を全員集めて
(サプライチェーンの)妥協案を話し合ってださせることだそうです。
理論うんぬんより直接のコミュニケーションの大切さを説いています。

また、マネージメントについても警笛を鳴らしています。
社員にA、B、Cランクなど評価しているヒマがあったら「なぜその評価なのか」ちゃんと話をする機会を持った方が
より建設的かつ社員のモチベーションも上がる。たとえ説明しても従業員のモチベーションが下がるのであれば評価すること自体が
無意味な作業である。社員を評価するマイナス点を指摘しつつ、ここでも直接会話するがいかに効果があるか説明しています。

アインシュタインもスティーブジョブズも大成するまでは完全なお荷物な存在であったが彼ら正しく評価できたであろうか。
むしろ「評価することの意味」をシステムとして評価せず目新しい専門用語や理論に飛びつくことがいかに浅はかであるか。
当たり前のような日常会話のコミュニケーションがどれほどモチベーションを上げることに機能しているか指摘しています。

マネージメントの成功例を事細かに分析している書がいくらあっても「いい人間関係が築けるのがマネージメントの極意」
とシンプルな結論づけとなっています。確かに成功例のマネージメントはほんの一例ですが、
マネージメントの根幹はやはり誰とでもいい人間関係が作れる能力と言って間違いないでしょう。

ただよくある話、これ一つの成功例として実践しようとしても難しいかと思います。
そもそもコミュニケーションが出来ないような企業では相応の理由が各企業、部署ごとにあるはずです(本書が指摘する「人」の問題で)。
失敗の「原因」は示唆してくれても「解決」となるマネージメント手法やコミュニケーションの取り方などに関しては
本書であまり深く触れていません。対照的に、著者によっては「問題を人に回帰するな」という方もいるので臭いものに蓋を
という答えが存在するのも、ある意味正解と言えるでしょう。
あくまで個人で考えていかなければならないビジネスマンの永遠の課題かもしれません。
決して暴露本などではなく、既存のマネージメントの失敗例や今後の企業の人事評価のあり方をふんだんに示してくれた良書です。
90人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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