¥1,760 税込
ポイント: 106pt  (6%)  詳細はこちら
無料配送5月29日 水曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 本日中にお届け(3 時間 6 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
残り1点(入荷予定あり) 在庫状況について
¥1,760 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥1,760
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon.co.jp
出荷元
Amazon.co.jp
販売元
販売元
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
支払い方法
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

デモのメディア論: 社会運動社会のゆくえ (筑摩選書 57) 単行本 – 2012/12/1

4.5 5つ星のうち4.5 4個の評価

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,760","priceAmount":1760.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,760","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"CMerh7KPpvzi2xGvQIcaqFaBj%2BIhMeHhaNywI5xhs19M9VQr4ZwCeumLGIkgCGc%2BQLCkX5L1B7%2FdafHJyXiN69SAOCq0Lur3XM6SDyWqW%2F6qkvgh1%2BziysTrJsm85DWtAIHnWTCfr0A%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}

購入オプションとあわせ買い

よく一緒に購入されている商品

¥1,760
最短で5月29日 水曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥924
最短で5月30日 木曜日のお届け予定です
残り10点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥3,300
最短で5月29日 水曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計: pt
詳細
追加されました
spCSRF_Control
これらの商品のうちのいくつかが他の商品より先に発送されます。
一緒に購入する商品を選択してください。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2012/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 270ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480015620
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480015624
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2021年8月11日に日本でレビュー済み
お祭り騒ぎに見えるサウンドデモや「オキュパイストリート」などの占拠デモといった昨今のデモは、そのスタイル自体がオルタナティブな社会の実践となっている「社会を創り出す運動」であることを深く読み解き、それらの運動の目に見えない部分でソーシャルメディアが運動の本体として用いられていることを論じる。いわゆるメディア論ではなくソーシャルメディア時代のデモ論。

第1部(第1~3章)では、日本で3.11後に行われたサウンドデモや海外での占拠デモ(オキュパイ運動)などに着目し、いずれも路上や公園を占拠してお祭り騒ぎを繰り広げるスタイル(お祭りデモ)によって共生空間、自治空間を一時的に自分たちの手で創り出していることを指摘する。
続けて、昨今のデモは「ソーシャルメディア革命」などと言われるが、ソーシャルメディアがデモの動員に決定的な役割を果たしたわけではなく、SNSは主として、漠然としたアイディアを企画へとまとめ上げていく計画の局面と、国内の様子を国外に発信する局面で利用されたことを述べる。人々はSNSによって計画と発信の局面への参加を楽しむようになったため、デモへの動員の重要性は縮小した。

第2部(第4~6章)では、従来の市民運動型のデモ(1960年代~70年代初頭にかけての学生運動や市民運動の流れにある形)ではシュプレヒコールを上げてメッセージを伝えることを主眼としているのに対し、サウンドデモ型(サウンドカーによる轟音、歌ったり踊ったりというはじけた振る舞い、遊び心に満ちたプラカード、奇抜な出で立ち、突飛なパフォーマンスなど)では訴えるメッセージではなくそのスタイルが重要であることを詳細に論じる。
サウンドデモ型では、そのスタイルを面白がることのできるセンスを共有することで結束するところに醍醐味がある。このような「お祭りデモ」やオキュパイ運動は、その形式自体がオルタナティブな社会の実践となっている「社会を創り出す運動」であって、現代の社会運動はその形式そのものが固有のメッセージとなっている。
その背後には、それぞれの社会の見方の違いがある。社会運動型のデモにとって、社会は強力な支配の脅威を持って揺るぎない姿で目の前に存在しており、デモは「国家と産業との複合体」による強力な支配から自分たちの生活を取り戻そうという、1960~70年代の社会運動の延長上に展開されている。それに対しサウンドデモ型などの「社会を創り出す運動」は、1987年ブラックマンデーからベルリンの壁崩壊、バブル経済崩壊、ソ連崩壊、を経て95年の阪神淡路大震災とオウム真理教事件などの経験から、政治や経済のシステムは不安定なものという認識の上に立っている。サウンドデモ型の参加者が見ているのは、「もはや無残なまでに壊れてしまった社会の姿であり、その跡地に茫漠と広がっている空虚な荒れ地の光景」である。だから、オキュパイ運動の参加者は、原野にテントを張って野営するように、ウォール街という荒れ地にテントを張ったのである。

第3部(第7章)では、こういった、日常の生活を離れる祭りやキャンプという方法によって新しい社会を一時的に創り出す運動は、人と人、組織と組織が結び付いて、新しい関係を創り出し、その先に新しい社会を創り出す「関係する運動」であることを論じる。
このような新しいスタイルのデモでは、水面下でソーシャルメディアによるコミュニケーションが定常的に続けられており、デモは一時的に水面上に現れた氷山の一角に過ぎない。水面下でのソーシャルメディアを介したコミュニケーションこそが運動の中心であり、そこで、様々な議論や意見交換、思考実験が繰り広げられ、新たな知見が編み上げられていく。デモはそれを目に見える形で確認し、強化する手段、つまり「一種の『オフ会』である」。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年11月4日に日本でレビュー済み
特定秘密保護法や安保法制反対のデモの前に書かれた本だが、SEALDsのような抗議体を含め、時代を先取りするようなデモ論が展開されている。これからデモは当たり前の風景となるだろう。その際に的外れな意見や解釈に惑わされないためにも、必読の書だと思う。最先端の議論を紹介しながらも具体例にあふれた平易な説明。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート