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思考の整理学 (ちくま文庫) 文庫 – 1986/4/24
購入オプションとあわせ買い
そう思わずにはいられませんでした。
――元・さわや書店 松本大介さん
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?
自らの体験に即し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。
考えることの楽しさを満喫させてくれる一冊。
■思考を深めるキーワード
朝の頭はそれだけ能率がいい >>p24
思考の整理法としては、寝させるほど大切なことはない >>p40
発想のもとは、個性である >>p58
いかにうまく忘れるか >>p127
とにかく書いてみる >>p134
■なぜ東大生が根強く支持するのか? 東大生の感想……外山滋比古講演会「思考の整理学を語る」より
・今の時代に必要なのは、情報を手に入れることよりも「捨てる」ことなのだ。
・他分野との接触、混在が新しい思考法を生み出すという考えがとても新鮮に思えた。
・大学やその先で求められている「学び」に対する姿勢が、少し分かった気がする。
・知識に偏った勉強をしてきたからこそ、それじゃいけないんだ、と思いを新たにした。
・考えがまとまらない時、くよくよするのがいちばんいけない。
・メモをとり、整理する癖がつきました!
・根底にある理念は自ら学べ、という点だと感じた。
・高校生の時は意味が良く分からなかったけれど、大学に入って文章を書くようになり、先生の仰っていたことの重要性が良く分かった。
・今の自分を肯定して考えることの楽しさを教えてくれます。
・時を経ても変わらない価値がある。
・この本を読んでいないなんて、人生の半分を損している。
【目次】
グライダー
不幸な逆説
朝飯前
醗酵
寝させる
カクテル
エディターシップ
触媒
アナロジー
セレンディピティ
情報の“メタ"化
スクラップ
カード・ノート
つんどく法
手帖とノート
メタ・ノート
整理
忘却のさまざま
時の試錬
すてる
とにかく書いてみる
テーマと題名
ホメテヤラネバ
しゃべる
談笑の間
垣根を越えて
三上・三中
知恵
ことわざの世界
第一次的表現
既知・未知
拡散と収斂
コンピューター
- ISBN-104480020470
- ISBN-13978-4480020475
- 出版社筑摩書房
- 発売日1986/4/24
- 言語日本語
- 寸法10.7 x 0.9 x 14.8 cm
- 本の長さ232ページ
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出版社より
東大生の感想より
ロングセラーのひみつ
『思考の整理学』は1983年「ちくまセミナー」というシリーズの1冊として刊行された本で、その後1986年に文庫化しました。もともと2007年までの21年間で16万部のロングセラーとなっていましたが、2007年に岩手県盛岡市のさわや書店で、店員だった松本大介さんが記した「もっと若いときに読んでいれば……」 という書店店頭のPOPをきっかけに再び注目を集め、2008年の東大(本郷書籍部)・京大生協の書籍販売ランキングで1位を獲得したことから、“東大・京大で1番読まれた本”のフレーズが生まれました。
2009年には累計発行部数が100万部を突破。2016年には30年目にして200万部を突破し、まさに時代を超えて読み継がれる異例のベスト&ロングセラーとなっています。大学生協文庫年間ランキングでは2018年、2019年、2020年と3年連続での1位を獲得しています。(大学生協事業連合調べ)
外山滋比古(とやま・しげひこ)
1923年生まれ。文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学英文科卒業。『英語青年』編集長を経て、東京教育大学、お茶の水女子大学などで教鞭を執る。専攻の英文学に始まり、テクスト、レトリック、エディターシップ、思考、日本語論の分野で、独創的な仕事を続けている。著書に『思考の整理学』『ことわざの論理』『「読み」の整理学』『知的生活習慣』『伝達の整理学』(筑摩書房)など多数。2020年、没
新版 思考の整理学 | ワイド新版 思考の整理学 | |
---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2
81
|
5つ星のうち4.5
4
|
価格 | ¥693¥693 | ¥1,760¥1,760 |
内容紹介 | 「東大・京大で1番読まれた本」として知られ、刊行以来40年以上読み継がれる〈知のバイブル〉の増補改訂版。2009年の東京大学での特別講義を新たに収録し、文字を大きく読みやすくしました。自分の頭で考え、アイディアを軽やかに離陸させ、思考をのびのびと飛行させる方法とは?――広い視野とシャープな論理で知られる著者が、自らの体験をもとに提示する恰好の「思考法」入門書。 | 文庫版よりも大きな活字で読みやすいワイド新版! 「東大・京大で1番読まれた本」で知られ、刊行以来40年以上読み継がれる〈知のバイブル〉の増補改訂版。 |
商品の説明
出版社からのコメント
そう思わずにはいられませんでした。
――元・さわや書店 松本大介さん
自分の頭で考え、自力で飛翔するためのヒントが詰まった学術エッセイ。
2008 年に東大(本郷書籍部)・京大生協の書籍販売ランキングで1 位を獲得して以来、14年の間に東大は7度の、京大は4連連続9度の売上1 位を獲得。(文庫版)
「東大・京大で一番読まれた本」として知名度を高め、新たな読者を増やし続けています。
大学生協文庫年間ランキングでは3年連続1位を獲得! 2018年1月~2020年12月 (大学生協事業連合調べ)
「〈依存〉のための知識より、〈自立〉のための知識を求めよ!
その言葉は、従来の枠組に留まるか否かを迷う今の我々にこそ響く」
――宮台真司(東京大学文学部卒)
「醗酵、触媒、メタ化、セレンディピティ、拡散と収斂。
みんな理系用語。文系と理系を鮮やかに橋渡しした名著。
でも朝食は抜かなくてよいと思う」
――福岡伸一(京都大学農学部卒)
著者について
1923年生まれ。文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学英文科卒業。『英語青年』編集長を経て、東京教育大学、お茶の水女子大学などで教鞭を執る。専攻の英文学に始まり、テクスト、レトリック、エディターシップ、思考、日本語論の分野で、独創的な仕事を続けている。著書に『思考の整理学』『ことわざの論理』『「読み」の整理学』『知的生活習慣』(筑摩書房)など多数。2020年、没。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1986/4/24)
- 発売日 : 1986/4/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 232ページ
- ISBN-10 : 4480020470
- ISBN-13 : 978-4480020475
- 寸法 : 10.7 x 0.9 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 3,439位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8位ちくま文庫
- - 137位心理学の読みもの
- - 158位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1923(大正12)年愛知県生れ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学英文学科卒業後、同大学特別研修生修了。’51(昭和 26)年より、雑誌「英語青年」(現・web英語青年)編集長となる。その後、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授を務め、’89(平成元)年、同大名誉教授。専門の英文学に始まり、思考、日本語論の分野で活躍を続ける。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 日本語の作法 (ISBN-13: 978-4101328317)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
もちろんなんとなく知っている思考方法をまとめてくれている。
実際の思考の整理術が書かれているわけではなく(とはいえスクラップブックの章は割とメソッドの説明のような側面もあったが)、思考というプロセスを抽象化し、その説明に興味深い具体事例を合わせて書いてくれるおかげで面白く読めた。かつこの本自体が、筆者の思考整理学の知見をもとに書かれている例として捉えられて、説得力が増す。
少し行ったり来たりでくどいような印象も受けたが、大昔に書かれたものとは思えない、現代で生きる我々にも刺さる良本(だと思った)。
想像していた難解な本では無かったが、読んでいてグッとこなかった。
印象に残った点。
・学校はグライダー人間を作っているだけ。
ただ飛ぶだけ。自分からは飛べない。
・産業革命により機械化されて人間は事務仕事となったが、
コンピューターが事務仕事をするようになる。
機械が出来ないことをしなければいけない。創造性。
→AI時代になり待ったなしだ!
卒業論文でとても苦しみまして
あの時の心境をまま文章化してあり
恥ずかしいやら懐かしいやらで
面白かったです
1986年に第一版が出版されたようなので、
内容や例え話等が古いので
これから大学にて卒論を書く人たちにとっては少しハードルを感じられるかもなと思いました
同じ内容で、
コンピューターをGenAI等に置き換えたり、
今の要素にしてリライトする人出てこないですかね笑
卒業論文でとても苦しみまして
あの時の心境をまま文章化してあり
恥ずかしいやら懐かしいやらで
面白かったです
1986年に第一版が出版されたようなので、
内容や例え話等が古いので
これから大学にて卒論を書く人たちにとっては少しハードルを感じられるかもなと思いました
同じ内容で、
コンピューターをGenAI等に置き換えたり、
今の要素にしてリライトする人出てこないですかね笑
内容は、社会人でそれなりに活躍している人にとっては、自ら培ったノウハウと重複する部分が多いと思う。他方、多くの大学生にとっては、大学での勉学への対処法として参考になる部分が随所にあるとは思う。
しかし、”東大生、京大生が根強く支持する”というキャッチフレーズには少し違和感を感じる。単に”読んだ”という事と”根強く支持する”事とは別である。(東大・京大で、この程度の内容で目から鱗の学生がそんなにたくさんいるとは思えないが、買いかぶりすぎだろうか)
とはいえ、自分が実践していたことを著名人といわれる人もすすめていると確認できれば、あらためて自身の行動の自信につながる。その意味で、あまり新しい発見がなくてもざっと一読してみる価値はあると思う。多分、そういった軽い気持ちで軽く読まれるのが”ベスト&ロングセラー”の理由なのだろう。いわゆる名著とは根本的に違うし、著者もそんなことは期待していないと思う。
結局、本書も一種のハウツー本にすぎず、参考程度に寝転がって短時間に読み飛ばす類の本で、何度も読み返すような本とは違う。気楽に自分の納得できる部分だけを取り入れればよいと思う。
なお、朝食前に一仕事をするのが良いなんて言う主張はお笑い草としても、冒頭の「グライダー人間」でなく「飛行機人間」を目指せなどという主張は軽々にすべきではない。この手の「自ら思考し、創造する人間を目指せ」というのは、まるで企業の人事部の言いぐさと同じく陳腐このうえない主張。
皆が皆、「飛行機人間」を目指す必要は全くない。もしも世の中が「飛行機人間」ばかりになったら、はたして世の中は円滑にまわるだろうか。「グライダー人間」は「グライダー人間」として堂々と生きていけばよい。そういう発想が欠けている点が、本書の最大の問題と言えよう。