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三島由紀夫のフランス文学講座 (ちくま文庫 み 13-10) 文庫 – 1997/2/1

4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

商品の説明

商品説明

フランス文学は、「小説の方法」の宝庫である。小説の方法論を常に意識し、模索していた三島由紀夫は、フランス文学から多くのインスピレーションを受けてきた。本書は三島のフランス文学に関する著述を網羅している1冊である。編者の鹿島茂は、三島のフランス文学批評が、仏文学者からも国文学者からも軽視されてきたことに苛立ち、本書を編纂したのだという。なるほど、これほど明快に近現代のフランス文学を展望し、その本質をわかりやすくえぐり出した書物というのはほかに見あたらない。少年期に影響を受けたラディゲから、サド、プルースト、バタイユと、多分に「ミシマ的」なチョイスではあるが、批評家三島由紀夫の分析は鋭利かつ明快で、まさに「文学講座」という名にふさわしい本に仕上がっている。三島由紀夫解読の一助としても良いし、またフランス文学を読む手引きとしても役立つだろう。(三木秀則)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (1997/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1997/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480032479
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480032478
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

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三島 由紀夫
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(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威。

1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。

主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読される。

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

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