あのグイン・サーガの栗本薫(中島梓は別ペンネーム)御大が、70年代80年代の少女漫画やJUNEを中心に二次元、たまに三次元美少年について
コミカルな語り口で語り尽くしていらっしゃる痛快なエッセイです。
美少年とは何ぞやという話題から、美青年や美中年の話題にまで至る。
JUNE、ボーイズラブ好きには楽しめる内容となっています。
決しておカタイ真面目な本ではなくオタク向けの爆笑エッセイ。文体が会話文のようにコミカルで、おふざけ満載。
真面目に美少年について考察したい人、BLオタクのノリが理解できない人は足穂だとか三島だとか、オノレの真面目度に合ったもっと真面目な美少年本を読むべきです。
作者が大ファンだったらしい沢田研二の話題が多いが、青年時代ジュリーの美貌をご存知ない方はYouTubeなどで確認するべし。
内容を理解するためには読者側に70年代、80年代少女漫画の知識がかなり必要。最低限、竹宮惠子作品は読んでおく必要あり。
木原敏江、青池保子、魔夜峰央も知っていると更に良い。
辰巳出版「私たちがトキめいた美少年漫画」と合わせて読むと、もっと当時の少女漫画の美少年ワールドがよくわかる。
80年代に書かれた本のため、令和の視点で読むと差別的だと受け取られかねない発言が多々あることには注意。
昔の作品によくある「不適切な表現がございますが当時の時代背景うんぬん〜」というものである。
所謂なんでも許せる人向け。
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美少年学入門 (ちくま文庫 な 11-5) 文庫 – 1998/10/1
中島 梓
(著)
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- 本の長さ300ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1998/10/1
- ISBN-104480034269
- ISBN-13978-4480034267
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1998/10/1)
- 発売日 : 1998/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 300ページ
- ISBN-10 : 4480034269
- ISBN-13 : 978-4480034267
- Amazon 売れ筋ランキング: - 246,230位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,022位ちくま文庫
- - 4,275位近現代日本のエッセー・随筆
- - 10,501位評論・文学研究 (本)
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2022年1月1日に日本でレビュー済み
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2018年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間の心理学を学んでいます。こういうのに興味がある方の心理状況を知りたく推薦された本を購入しました。
2018年7月23日に日本でレビュー済み
僕にとって中島梓といえば、小学生のころ見ていたテレビ番組『象印クイズ ヒントでピント』の女性キャプテンである。それも「たくさん答えるんだけど、けっこうはずれる人」というイメージだ。対する男性キャプテンの浅井慎平は、むやみに回答しない割に正解率は高くて、すごいなあと思っていた。
その後、僕は中島梓が作家であることを知ったが(ついでに栗本薫というペンネームを持っていることも)、「クイズによくはずれていた人か」と思って、あまり読む気にはならなかった(そもそも読みたい作品もなかったわけですが…)。では、なぜ今さら本書を読もうと思ったのか。それは、たまたま本屋で見かけたタイトルと、竹宮惠子による表紙の絵が秀逸だったからである。
と、どうでもいいことを長々と書いてみましたが、あとは手っ取り早く結論を述べたい。タイトルは抜群によかったが、中身はひどかった。というわけで、★2つはタイトルに対する評価です。中身はあまりに70年代的な“やおいの与太話”に過ぎず、今の時代に読むにはつらいものがある。例えばジュリー(沢田研二)の素晴らしさを事あるごとに説かれても、「?」でしかない。
文体も、まあ時代の気分なのだろうが、僕にはなじめなかった。90年代になって書かれた「ちくま文庫のためのまえがき」と巻末の「反少年派宣言」も含めて、ちょっとダメだった。話の内容にもストレートな自慢や手の込んだ自慢が多くて、そんなのに付き合わさないでほしいと思った。付録の小説『遊戯』は悪くはないが、でもこれって森茉莉のエピゴーネンだよね? かくして僕の中島梓初体験は、“はずれ”に終わったのだった。
その後、僕は中島梓が作家であることを知ったが(ついでに栗本薫というペンネームを持っていることも)、「クイズによくはずれていた人か」と思って、あまり読む気にはならなかった(そもそも読みたい作品もなかったわけですが…)。では、なぜ今さら本書を読もうと思ったのか。それは、たまたま本屋で見かけたタイトルと、竹宮惠子による表紙の絵が秀逸だったからである。
と、どうでもいいことを長々と書いてみましたが、あとは手っ取り早く結論を述べたい。タイトルは抜群によかったが、中身はひどかった。というわけで、★2つはタイトルに対する評価です。中身はあまりに70年代的な“やおいの与太話”に過ぎず、今の時代に読むにはつらいものがある。例えばジュリー(沢田研二)の素晴らしさを事あるごとに説かれても、「?」でしかない。
文体も、まあ時代の気分なのだろうが、僕にはなじめなかった。90年代になって書かれた「ちくま文庫のためのまえがき」と巻末の「反少年派宣言」も含めて、ちょっとダメだった。話の内容にもストレートな自慢や手の込んだ自慢が多くて、そんなのに付き合わさないでほしいと思った。付録の小説『遊戯』は悪くはないが、でもこれって森茉莉のエピゴーネンだよね? かくして僕の中島梓初体験は、“はずれ”に終わったのだった。