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陽水の快楽: 井上陽水論 (ちくま文庫 た 32-2) 文庫 – 1999/3/1
竹田 青嗣
(著)
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1999/3/1
- ISBN-104480034587
- ISBN-13978-4480034588
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1999/3/1)
- 発売日 : 1999/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 230ページ
- ISBN-10 : 4480034587
- ISBN-13 : 978-4480034588
- Amazon 売れ筋ランキング: - 738,759位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 209位歌謡曲・演歌 (本)
- - 1,286位エンターテイメント音楽のJ-POP
- - 2,712位ちくま文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
竹田青嗣は私が最も愛読する思想家で、今までそのほとんどの著作に目を通してきたが、『陽水の快楽』は今まで何となく避けていた。現代思想家がポップスを論じることに抵抗はないが、井上陽水に対して、私の関心が薄いということがやはり一番の理由だったと思う。しかし、一読して驚いた。竹田は現代日本で、最も遠くまで行こうとしている、最も深くまで降りていこうとしている哲学者と私には思える。フッサールの現象学についても、難解なフッサールの哲学に手を焼き、定説が生まれない状況といってもよいのだが、その本質に最も迫る解釈を成し遂げようとしている。この著作は、竹田の最もはやく出た著書といってもよいだろう。しかし、フッサール・ハイデガー・キルケゴール・サルトルあるいはポストモダン思想の解釈にしても、もうこのときにその芯をがっちりつかんでいた。あるいは、これからさらに深めていこうとしている「欲望論」の哲学についても「芸術論」についても、もうこのときそのたいせつな思想はすでに紡ぎ出されようとしていたのだとということを感じさせられた。やはり、優れた思想家はこうなんだ。もっとも、陽水というポップスの魅力については、その音楽を知らない私にとっては、価値あるものとして私の中に入ってこなかったことは残念だった。
2021年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
陽水を「欲望」をキーワードに哲学的に考察したもので、興味深く読んだ。哲学論なので難解ではあるが、色々な哲学者の言説を筆者なりの言葉で解説しながら論が進むため、大変勉強になるし、わかるところはわかる、という感じ。音楽と他の芸術の違いについても考えさせられた。一点、「傘がない」について、数行しか言及がないのがちょっと物足りなかった。改めて陽水の天才と魅力を確信し、知らなかった曲も聴く機会となった。意外にも一番印象的だったのは、筆者の語り口に詩人的な抒情味あふれる表現が散見されたこと。難解だか、読み通したいと思わせる熱量が感じられたし、爽やかな読後の余韻がある。
2016年2月13日に日本でレビュー済み
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内容はおもしろそうなのですが、私には難しかったです…。いずれ再読したいです。
2015年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に問題はありません。あまりおもしろくありませんでした。がっかりしました。
2012年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が心酔している陽水のことでもあり、非常に興味深く読めました。陽水の曲のイメージしている部分をきちんと、説明されていて、なるほど、と思いました。ただし、使われてる用語が、結構難解なので、一回読んだだけでは、理解しにくいかとおもわれます、
2013年7月21日に日本でレビュー済み
難解な文章ですが、いろんな曲の考察を興味深く読みました。
個人的には「ゼンマイじかけのカブト虫」と「今夜」についての記述に「あぁ、なるほど」と感じながら繰り返し読みました。
井上陽水を聴いているとこの本を読みたくなってくることがあります。
この本を読んでいると井上陽水を聴きたくなってくることがあります。
ファンの方なら楽しめる本だと思います。
個人的には「ゼンマイじかけのカブト虫」と「今夜」についての記述に「あぁ、なるほど」と感じながら繰り返し読みました。
井上陽水を聴いているとこの本を読みたくなってくることがあります。
この本を読んでいると井上陽水を聴きたくなってくることがあります。
ファンの方なら楽しめる本だと思います。
2007年7月31日に日本でレビュー済み
批評には2つのタイプがあるように思う。
1つは、既存の言葉を組み替えて批評するタイプ。
もう1つは、未だ言葉になっていないものを言葉へと汲み上げるタイプである。
竹田は(少なくとも本書は)後者のタイプの批評に成功している例といえる。
1つは、既存の言葉を組み替えて批評するタイプ。
もう1つは、未だ言葉になっていないものを言葉へと汲み上げるタイプである。
竹田は(少なくとも本書は)後者のタイプの批評に成功している例といえる。
2013年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が難解で読破に苦労していますが、ファンにとっては面白いです。