橋本 治
1997
筑摩書房
ちくま文庫
p252
これは名著ではないでしょうか。
日本語の成立の経緯を、万葉集以来の古典を踏まえてこんなふうに分かりやすく説明してくれている本に初めて出合った。学校の授業では、こんな大事なことを教えてくれなかった。あるいはわたしが覚えていないだけだろうか。そんなことはないと思うが。
簡単にまとめると、
漢字だけの時代(奈良時代まで)
文字を持っていなかった古代の日本人は、朝鮮経由で日本に入ってきた漢字を、二つの方法で使うようになった。
○漢文=漢文漢字だけの文章を日本流の読み方で読む。「日本書紀」「古事記」
○万葉仮名=自分たちの言葉に合わせて、漢字を好き勝手に使う=万葉仮名 「万葉集」
ひらがな(平安時代)
○万葉仮名を崩して書くうちに、ひらがなが誕生。
ただし和歌と物語専用。感情を表すときに使う。
「源氏物語」「枕草子」「土佐日記」「古今和歌集」「竹取物語」
公文書は漢字で男性だけの世界。
漢文を読むための補助としてカタカナも発生。
和漢混交文(鎌倉時代)
○漢字+カタカナ 書き下し文。漢文の延長線上。「方丈記」
○漢字+ひらがな 現代文と同じ文章の誕生。 「徒然草」「平家物語」
和歌の解釈もわかりやすい。
これまでチンプンカンプンで縁遠いと思った和歌の世界がはじめてわかったと思えた。
長いけれどもその部分を引用。
《あしびきの山鳥の尾のしだり尾の
ながながし夜をひとりかも寝む》
柿本人麻呂の歌です。有名なこの歌を見ると、「ほんとになに言ってんだかな」という、いたって幸福な気分になります。「あしびきの」は、「山」にかかる「枕詞」で、「山鳥の尾のしだり尾の」は、「長い」にかかる「序詞」なんですね。つまり、「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の」には、なんの意味もない。「山鳥の尻尾は長くたれている—だから”長い“」、ただそれだけです。この歌の意味は、ただ「えんえんと長い夜を一人で寝るのか……」だけです。なんだかわけのわからない言葉をえんえんと読まされてきて、意味はそれだけ。「え、そんな楽な解釈でいいの?」と、わたしは高校生だった昔に、喜びました。あんまり勉強が好きじゃなかったからです。
「人間の感情を素直に歌い上げる」はずの「万葉集」の中に、こんな冗談みたいなものが入っているなんて、なんだかとても嬉しくなりました。「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の」だけで前半を終わらせてしまうなんて、「内容空疎の技巧本位の極み」みたいなもんでしょう? それが「日本文化を代表するようなものの一つ」って、なんだか嬉しくありません?
「かも寝む」の「かも」は、辞書や文法の本を見ると、ややこしいことがいろいろと書いてありますが、要は、「その下にくる言葉を強める」です。つまり、「かも寝む」とは、「寝るのかよォ」ですね。「こんなに長い夜を一人で寝るのかよォ」が、日本を代表する天才的歌人・柿本人麻呂の「有名な作品」です。
「ああ、やだやだ」という気持ちが強いんでしょうね—それだから「かも寝む」と強めてるんですね。夜の長さにうんざりしている。そうすりゃ、「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の」という、わけのわかんないつぶやきも出るでしょうね。だから、この歌は、「うんざりするような夜の長さを巧みに表現している」になりますね。きっと、誰もこんな“解釈”はしないでしょうけどね。
でも「(また)一人で寝るのかよォ=かも寝む」は、「そういうブツブツが出てくる気分」じゃないでしょうか? “表現”というのは、そういうものなんですね。「あしびきの—」以下の前半を「訳さないでいい」にしちゃうと、そうい「独り寝にまつわるうっとうしさとまぬけさ」が見えなくなっちゃいますね。「表現者」というものは、あんまり意味のないことはしないもんなんですよ。むずかしく言えば「無意味の中に意味がある」なんですが、自分の中にある「あーあ……、退屈だ」という気分を理解していたら、「よし、それをそのまんま歌にしよう」ということにはなるでしょう? この歌の前半は、「意味のない言葉をえんえんと並べるほど長く退屈だ」ということをちゃんと表現している、重要なものなんです。(p172-174)
この解釈がどこまでオーソドックスなものかは分からないが、学識の深い著者のこと、まずまちがいないはず。
和歌とはこうやって読むものなんだという方法の一端を教えてもらった。
「これで古典がよくわかるというタイトル」に嘘偽りはない。
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これで古典がよくわかる (ちくま文庫 は 6-8) 文庫 – 2001/12/1
橋本 治
(著)
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- ISBN-104480036903
- ISBN-13978-4480036902
- 出版社筑摩書房
- 発売日2001/12/1
- 言語日本語
- 本の長さ253ページ
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- 出版社 : 筑摩書房 (2001/12/1)
- 発売日 : 2001/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 253ページ
- ISBN-10 : 4480036903
- ISBN-13 : 978-4480036902
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著者について
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1948年東京生まれ。東京大学在学中に駒場祭のポスターで話題を集めるが、イラストレーターから小説家に転身。小説・評論・戯曲・古典の現代語訳・エッ セイ・芝居の演出など、ジャンルにとらわれず精力的に活動。『双調平家物語』で第62回毎日出版文化賞を受けるなど受賞歴多数。小林秀雄賞選考委員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 桃尻娘 (ISBN-13: 978-4591117552 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年3月12日に日本でレビュー済み
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2019年3月17日に日本でレビュー済み
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そうしてたら、日本の古典にもっと親しめたのになー。
「桃尻語訳枕草子」とか、「窯変源氏物語」が世に出た頃、胡散臭いなーと思ってパスしてたけど、この本を読んで、古典に対する筆者の思い入れと、現代語訳するにあたって思い切った文体を選択した理由が、良く分かりました。
「分かるまで訳す」という姿勢が固い考えをする人たちに、どう受け止められるかを考えて、ああしたタイトルを選んだのでしょうね。
漢字かな混じりの表記ができるまでを辿りつつ、古典の中でも平安文学が高く評価される理由を明治政府による中央集権に求めるなど、驚きが満載。「たから古典ってこう読まれるべきなんだ」って分かります。古典同時代の人にキヤッチアップできる気分。
都の文化に憧れる青年源実頼の万葉調の力強い歌と、同時代の新古今和歌集の技巧的な歌を重ね合わせて、実頼の孤独を炙り出す常呂なんか、涙ものです。
「実は私は、この本で「受験生用のわかりやすい文学史」を書きたかったんです」と後書きでは書いてますが、なかなかどうして。受験生のはもったいない。改めて古典に向き合いたい者にこそ真価の分かる読み物です。分からない古典はわからないと言い切ってくれて、ふっと肩が軽くなる。更に古典に親しみたくなる、そんな一冊です。
「桃尻語訳枕草子」とか、「窯変源氏物語」が世に出た頃、胡散臭いなーと思ってパスしてたけど、この本を読んで、古典に対する筆者の思い入れと、現代語訳するにあたって思い切った文体を選択した理由が、良く分かりました。
「分かるまで訳す」という姿勢が固い考えをする人たちに、どう受け止められるかを考えて、ああしたタイトルを選んだのでしょうね。
漢字かな混じりの表記ができるまでを辿りつつ、古典の中でも平安文学が高く評価される理由を明治政府による中央集権に求めるなど、驚きが満載。「たから古典ってこう読まれるべきなんだ」って分かります。古典同時代の人にキヤッチアップできる気分。
都の文化に憧れる青年源実頼の万葉調の力強い歌と、同時代の新古今和歌集の技巧的な歌を重ね合わせて、実頼の孤独を炙り出す常呂なんか、涙ものです。
「実は私は、この本で「受験生用のわかりやすい文学史」を書きたかったんです」と後書きでは書いてますが、なかなかどうして。受験生のはもったいない。改めて古典に向き合いたい者にこそ真価の分かる読み物です。分からない古典はわからないと言い切ってくれて、ふっと肩が軽くなる。更に古典に親しみたくなる、そんな一冊です。
2019年5月25日に日本でレビュー済み
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世界価値観調査によると、日本人の世俗性は世界トップクラスです。
世俗性というのは、言い換えると、ミーハー(新しいモノ好き、古いものはダサいと思う)で、
また、物事に対して、損か得かの判断をとても重視するということです。
この特性からいうと、古典を学ぼう、学びなおそうという人は、
確実に少数派になります。
それでもなぜ学ぶのか?
①試験・受験に必要だから
②面白いから
③強制的に学ばされているから
毎年、何万点も書籍は出版されていますが、
その中で10年後、価値あると言われる本は1%もありません。
20年後、30年後になると、0.01%以下になります。
古典と呼ばれるものになると100年の経年数は余裕でありますから、
出版された出版物の中からすると、何千分の一の確率で生き残っているということになります。
つまり奇跡に近いものです。
では、1000年前になると、どうか?
本が生き残る条件は何か?
それは、不特定多数の人が、その本に価値を認めたことになります。
自分が面白いと思っても、他人が面白くないと思ったら、
残らない可能性が高い。
また学術的価値が高いとか、芸術性とか、いろんな判断基準で、価値を測りますが、
古典というのは、「偉い」というのは間違いありません。
ただ、この「偉い」は、権威的にならざるを得ない宿命にあるのか、
わかりませんが、日本人は、特に権威を嫌います。
古典を忌避する理由の一つが、この権威性かもしれません。
また、「わからない」ということが、非常に怖く思ってしまう人が多い。
オトナになると、ますます、わからない、知らない、できないを、
認めたくならないように、なります。
著者の論の進め方は、非常に丁寧です。
古典を怖がらないでくださいと言っています。
古典=わからないもの、難しいものであることを認めた上で、
現在の私たちが、わかるもの(箇所)もたくさんあるとして、
多くの例を挙げてます。多くが、古典で出だしの部分です。
著者は、枕草子から、源氏物語、平家物語の逐語訳の名手です。
氏ほど、日本の古典から現代的な意味での知恵を引き出した人はいません。
それは、古代人も、現代人も、共通するものは、たくさんあるし、
また、新鮮味があるとしています。
日本人は、どこまでもいっても世俗的ですが、
新しいモノを、すぐに取り入れることに長けています。
ただ、今はその新しいモノが欠乏しています。
もう取り入れるモノがない、飽和状態になっています。
その時に、過去から学ぶことは、誰でも思いつくことですが、
できる人は、ほとんどいません。
しかし、やろうとしている人は、豊かな人生を手に入れたものと、
同義と言えるかもしれません。
著者は、既に故人となりました。
非常に残念ですが、膨大な量の書籍を私たちに残してくれました。
おそらく一生かかっても、著者の見識には到達できません、
現在の混迷な時代を生き抜く上で、著者の作品は、自分たちに、
多大なるヒントを与えてくれるのは、間違いないと思います。
世俗性というのは、言い換えると、ミーハー(新しいモノ好き、古いものはダサいと思う)で、
また、物事に対して、損か得かの判断をとても重視するということです。
この特性からいうと、古典を学ぼう、学びなおそうという人は、
確実に少数派になります。
それでもなぜ学ぶのか?
①試験・受験に必要だから
②面白いから
③強制的に学ばされているから
毎年、何万点も書籍は出版されていますが、
その中で10年後、価値あると言われる本は1%もありません。
20年後、30年後になると、0.01%以下になります。
古典と呼ばれるものになると100年の経年数は余裕でありますから、
出版された出版物の中からすると、何千分の一の確率で生き残っているということになります。
つまり奇跡に近いものです。
では、1000年前になると、どうか?
本が生き残る条件は何か?
それは、不特定多数の人が、その本に価値を認めたことになります。
自分が面白いと思っても、他人が面白くないと思ったら、
残らない可能性が高い。
また学術的価値が高いとか、芸術性とか、いろんな判断基準で、価値を測りますが、
古典というのは、「偉い」というのは間違いありません。
ただ、この「偉い」は、権威的にならざるを得ない宿命にあるのか、
わかりませんが、日本人は、特に権威を嫌います。
古典を忌避する理由の一つが、この権威性かもしれません。
また、「わからない」ということが、非常に怖く思ってしまう人が多い。
オトナになると、ますます、わからない、知らない、できないを、
認めたくならないように、なります。
著者の論の進め方は、非常に丁寧です。
古典を怖がらないでくださいと言っています。
古典=わからないもの、難しいものであることを認めた上で、
現在の私たちが、わかるもの(箇所)もたくさんあるとして、
多くの例を挙げてます。多くが、古典で出だしの部分です。
著者は、枕草子から、源氏物語、平家物語の逐語訳の名手です。
氏ほど、日本の古典から現代的な意味での知恵を引き出した人はいません。
それは、古代人も、現代人も、共通するものは、たくさんあるし、
また、新鮮味があるとしています。
日本人は、どこまでもいっても世俗的ですが、
新しいモノを、すぐに取り入れることに長けています。
ただ、今はその新しいモノが欠乏しています。
もう取り入れるモノがない、飽和状態になっています。
その時に、過去から学ぶことは、誰でも思いつくことですが、
できる人は、ほとんどいません。
しかし、やろうとしている人は、豊かな人生を手に入れたものと、
同義と言えるかもしれません。
著者は、既に故人となりました。
非常に残念ですが、膨大な量の書籍を私たちに残してくれました。
おそらく一生かかっても、著者の見識には到達できません、
現在の混迷な時代を生き抜く上で、著者の作品は、自分たちに、
多大なるヒントを与えてくれるのは、間違いないと思います。
2018年8月16日に日本でレビュー済み
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古典は取っつきにくい。そんな苦手意識がどこから生じているのか。古典の代表的作品の冒頭を取り上げながら解説する。
それぞれの作者がどのような背景・想いで、物語を編み、和歌を詠んだのか。今は古典でも当時は流行りの文化。その前提で眺めると異なる印象で、古典がぐっと身近に感じるようになる。
吉田兼好の一人言、鎌倉の悩める青年将軍など。著者独特の訳し文も面白く、楽しみながら学べる。
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2021年4月17日に日本でレビュー済み
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少し前に「古文漢文オワコン説」を声高に唱えた方がいて、その後、少し賛成派の著名人、反対派の著名人…が出てきて、話題になっていましたが。
オワコン派の人は、この本の角で頭打ってs…(自主規制)
第1章だけでいいから、現代の日本人に読んでもらいたい、そんな本。
オワコン派の人は、この本の角で頭打ってs…(自主規制)
第1章だけでいいから、現代の日本人に読んでもらいたい、そんな本。
2020年5月30日に日本でレビュー済み
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感覚が昭和?平成初期? 書かれた時代の匂いを持った文体で、古い感じがします。内容も軽め。