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サラサーテの盤―内田百けん集成〈4〉 (ちくま文庫) 文庫 – 2003/1/8
内田 百けん
(著)
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サラサーテの盤
- 本の長さ325ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2003/1/8
- ISBN-104480037640
- ISBN-13978-4480037640
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対象商品: サラサーテの盤―内田百けん集成〈4〉 (ちくま文庫)
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2003/1/8)
- 発売日 : 2003/1/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 325ページ
- ISBN-10 : 4480037640
- ISBN-13 : 978-4480037640
- Amazon 売れ筋ランキング: - 159,599位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 33位個人全集の全集・選書
- - 645位ちくま文庫
- - 1,162位アート・建築・デザイン作品集
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容的には、落ち着いた構成かなとも思いましたけど、ファンの方からすれば如何なのか…。
2019年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいて面白いのですが、いろいろと考えさせられ、一度では理解ができず繰り返し読んでやっと理解出来ました。面白く何度でも読みたくなります。
2009年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鈴木清順監督の名画「ツィゴイネルワイゼン」の原作「サラサーテの盤」を表題作とする短編集。怪談・奇譚・巷談を高度な小説技法で語る作者の持ち味が存分に出ている。
例えば、23の小編から成る「東京物語」は、日常の中で起きる怪異譚を纏めたものだが、その内容はまさに昭和初期の風景や生活を正確無比に記したもので、その中に妖異が潜むのである。風・雷・地震と言った自然現象が多く引用され、それ自身生き物のようである。草木の描写の挟み方も巧み。狐や狸や幽霊も人間と同列に扱われている。そして、妖異と見えたものが実は主人公の幻覚であっても一向に差し支えない。不思議な芸術品である。「柳検校の小閑」は、盲目の琴の老先生の"老いらくの恋"をテーマにしたものだが、これを洗練された心理小説として描いている点に感心した。「南山寿」は老境の閑居と苦渋を映し出した好編。本編だけだは無いのだが、作品中に主人公が苦々しく思う相手が出て来る場合が多い。"ヨーヨーの法則"と呼ぶらしいが、自分が相手を迷惑と考えている場合は、逆も成り立つの意。「サラサーテの盤」では、主人公が迷惑と思う相手は、亡友の妻で、亡友の遺品を取り立てに来る。が、妻からすれば遺品を中々返してくれない主人公を迷惑と思っている筈で、この心理の反転の妙と全体を覆う雰囲気、「サラサーテの盤」に吹き込まれた謎の言葉が読者に深い印象を与える傑作。「とおぼえ」、「ゆうべの雲」、「油比駅」は人間と幽霊の区別が曖昧模糊とした怪談。"コワイのは自分"と言うテーマが怖い。「東海道線刈谷駅」は親友宮城道夫への哀悼の辞。
理知的な計算に基づき、日常生活に潜む幻想や奇譚を正確無比な筆致で描いた傑作短編集。
例えば、23の小編から成る「東京物語」は、日常の中で起きる怪異譚を纏めたものだが、その内容はまさに昭和初期の風景や生活を正確無比に記したもので、その中に妖異が潜むのである。風・雷・地震と言った自然現象が多く引用され、それ自身生き物のようである。草木の描写の挟み方も巧み。狐や狸や幽霊も人間と同列に扱われている。そして、妖異と見えたものが実は主人公の幻覚であっても一向に差し支えない。不思議な芸術品である。「柳検校の小閑」は、盲目の琴の老先生の"老いらくの恋"をテーマにしたものだが、これを洗練された心理小説として描いている点に感心した。「南山寿」は老境の閑居と苦渋を映し出した好編。本編だけだは無いのだが、作品中に主人公が苦々しく思う相手が出て来る場合が多い。"ヨーヨーの法則"と呼ぶらしいが、自分が相手を迷惑と考えている場合は、逆も成り立つの意。「サラサーテの盤」では、主人公が迷惑と思う相手は、亡友の妻で、亡友の遺品を取り立てに来る。が、妻からすれば遺品を中々返してくれない主人公を迷惑と思っている筈で、この心理の反転の妙と全体を覆う雰囲気、「サラサーテの盤」に吹き込まれた謎の言葉が読者に深い印象を与える傑作。「とおぼえ」、「ゆうべの雲」、「油比駅」は人間と幽霊の区別が曖昧模糊とした怪談。"コワイのは自分"と言うテーマが怖い。「東海道線刈谷駅」は親友宮城道夫への哀悼の辞。
理知的な計算に基づき、日常生活に潜む幻想や奇譚を正確無比な筆致で描いた傑作短編集。
2020年5月9日に日本でレビュー済み
"それは私にも覚えがある。吹込みの時の手違いか何かで演奏の中途に話し声が這入っている。それはサラサーテの声に違いないと思われるので、レコードとしては出来そこないかも知れないが、そう云う意味で却って貴重なものと云われる"2003年発刊の本書は映画化された表題作を含む稀代の文章家の魅力が凝縮された一冊。
くどいようだが、だがしかし。何度もくりかえすが【著者の大ファン】である事から、 ノラやとか特別阿房列車といったユーモア溢れる作品とはまた違う魅力をもっている本書を久しぶりに再読。
さて、そんな本書はいつも同じ時刻に夫の遺品を返して欲しいと友人の後妻が訪れてくる表題作ほか、東京の日々をスケッチの様に淡々と切り取った連作『東京物語』そして著者の琴の師匠であり親交の深かった宮城道雄氏の死を描く『東海道刈谷日記』など16作が収録されているのですが。
谷崎潤一郎の陰翳礼讃ではないが【明暗や日常と怪異の境界線が曖昧】でありながら、感情をおさえた洗練された文章の妙味は流石の一言でしかなく。近代化の名前と共に失われていった日本らしい精神や在り方が淡々と伝わってきて心に染み入ります。
また夏目漱石の直系の弟子にして、芥川龍之介も才能を絶賛した著者だが(私の周囲では)いまいち知名度が低く、また読んでいてもおかしみ溢れる『特別阿房列車』どまりである事が多いことから【そんな方々にぜひ本書を手にとってほしい】とあらためて心から思うのです。
ユーモア溢れる他作品とは【また違う著者の魅力】に触れたい人に猛烈にオススメ。
くどいようだが、だがしかし。何度もくりかえすが【著者の大ファン】である事から、 ノラやとか特別阿房列車といったユーモア溢れる作品とはまた違う魅力をもっている本書を久しぶりに再読。
さて、そんな本書はいつも同じ時刻に夫の遺品を返して欲しいと友人の後妻が訪れてくる表題作ほか、東京の日々をスケッチの様に淡々と切り取った連作『東京物語』そして著者の琴の師匠であり親交の深かった宮城道雄氏の死を描く『東海道刈谷日記』など16作が収録されているのですが。
谷崎潤一郎の陰翳礼讃ではないが【明暗や日常と怪異の境界線が曖昧】でありながら、感情をおさえた洗練された文章の妙味は流石の一言でしかなく。近代化の名前と共に失われていった日本らしい精神や在り方が淡々と伝わってきて心に染み入ります。
また夏目漱石の直系の弟子にして、芥川龍之介も才能を絶賛した著者だが(私の周囲では)いまいち知名度が低く、また読んでいてもおかしみ溢れる『特別阿房列車』どまりである事が多いことから【そんな方々にぜひ本書を手にとってほしい】とあらためて心から思うのです。
ユーモア溢れる他作品とは【また違う著者の魅力】に触れたい人に猛烈にオススメ。
2022年4月13日に日本でレビュー済み
不可解なことがたくさん書いてあるが、百閒作品の場合、不可解なことを解明することが主なのではなく、不可解なことが起こることによる様々な関係性の変化を追うことが主なのだ。だから様々起こる不可解なことは、不可解なままでいい。女中が異様な顔で影から覗いていたり、地震だから子供を逃して!と妻が言っているのにボーっと表情なく佇んでいたり、それらは、なぜそんなことをしたのか、一切、なんにも解明されず、淡々と記述されていく。夢の不可解さにも似ているが基本的にリアリズムなので、そこがより不穏な現実を私たちにまざまざと見せつけるようで示唆的。なにを示唆しているのかはわからないが。
2020年5月31日に日本でレビュー済み
まるで自分が今、体験しているかのように、身体感覚を通して語られていく奇譚集。奇譚の定義すら覆すリアリティ、今更ながら文学の可能性を感じた。
今まで「阿房列車」や「ノラや」のみが著者の真骨頂と思っていたが、本作を読んで、ユーモアのみに依存しない著者の文学の深淵に触れられた気がした。既読の作品も再読してみたい。
今まで「阿房列車」や「ノラや」のみが著者の真骨頂と思っていたが、本作を読んで、ユーモアのみに依存しない著者の文学の深淵に触れられた気がした。既読の作品も再読してみたい。
2016年2月12日に日本でレビュー済み
珠玉の短編集。三島由紀夫が絶賛するのも宜なるかな。
黒澤明が『夢』に続いて百閒(けん)を題材にしたのもわかるような気がします。
漱石はほぼ全て読みましたが、今は百閒(けん)の抑制の効いた日本語の方が心地よく感じます。
弟子のうち末席の末席を占めている印象でしたが、今読むと素晴らしい。
いわゆる幻想文学として翻訳や澁澤龍彦氏の日本語に違和感を覚えてきたものとしては、
この短編集は極上の一冊でした。
失笑を買うことを承知の上で個人的な印象を記しておきますと、
なぜかG.K.Chestertonを想起させるものがあります。聞いたこともない珍説ですね。
百閒の(けん)は表示されないようですね…。
黒澤明が『夢』に続いて百閒(けん)を題材にしたのもわかるような気がします。
漱石はほぼ全て読みましたが、今は百閒(けん)の抑制の効いた日本語の方が心地よく感じます。
弟子のうち末席の末席を占めている印象でしたが、今読むと素晴らしい。
いわゆる幻想文学として翻訳や澁澤龍彦氏の日本語に違和感を覚えてきたものとしては、
この短編集は極上の一冊でした。
失笑を買うことを承知の上で個人的な印象を記しておきますと、
なぜかG.K.Chestertonを想起させるものがあります。聞いたこともない珍説ですね。
百閒の(けん)は表示されないようですね…。
2012年7月28日に日本でレビュー済み
内田百間の作品は、30年前 学生時代に
旺文社文庫「阿房列車」に出会い、
若読みながら凄さを感じました。
サラサーテの盤は恩地幸四郎さんの表紙の
小さな本を持っています。大事にしている一冊です。
表題短編「サラサーテの盤」は時を置いて
三度か四度読んでいます。
このサラサーテの盤を下敷きにした映画、
鈴木清順監督「ツィゴイネルワイゼン」
原田芳雄、藤田敏八、清楚で妖しい大谷直子さん。
大正デカダンスの漂う中、友人、その未亡人、
芸者と主人公との関係。原作と映画とのズレが、
影響を与えるのか 原作を読むたびに印象が
変わります。
この短編集には、吉行淳之介さんが百間作品で
印象の残るものとして挙げている「亀鳴くや」
「実説草平記」が入っています。
いずれも、百間先生の文章の真髄、、というと
おこがましいですがその妙に引き込まれます。
旺文社文庫「阿房列車」に出会い、
若読みながら凄さを感じました。
サラサーテの盤は恩地幸四郎さんの表紙の
小さな本を持っています。大事にしている一冊です。
表題短編「サラサーテの盤」は時を置いて
三度か四度読んでいます。
このサラサーテの盤を下敷きにした映画、
鈴木清順監督「ツィゴイネルワイゼン」
原田芳雄、藤田敏八、清楚で妖しい大谷直子さん。
大正デカダンスの漂う中、友人、その未亡人、
芸者と主人公との関係。原作と映画とのズレが、
影響を与えるのか 原作を読むたびに印象が
変わります。
この短編集には、吉行淳之介さんが百間作品で
印象の残るものとして挙げている「亀鳴くや」
「実説草平記」が入っています。
いずれも、百間先生の文章の真髄、、というと
おこがましいですがその妙に引き込まれます。